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用語集
あ
- アクセス・レベル(Access Level)
- 0から1000の数値。各ワークフロー・ユーザーは固有のアクセス・レベルで操作します。アクセス・レベルにより、そのユーザーが特定のワークフロー・データを変更できるかどうかが定義されます。変更できるのは、自分のアクセス・レベル以上のレベルで保護されているデータのみです。
- アクティビティ(Activity)
- ビジネス・プロセス中に実行される1単位の作業。
- アクティビティ属性(Activity Attribute)
- 関数アクティビティの動作を制御するために、その関数アクティビティの外部で定義されているパラメータ。アクティビティ属性を定義するには、「アクティビティ」ウィンドウでアクティビティの「属性」プロパティ画面を表示します。アクティビティ属性に値を割り当てるには、「プロセス」ウィンドウで、そのアクティビティ・ノードの「属性値」プロパティ画面を表示します。
- イベント(Event)
- システム内の他のオブジェクトまたは外部エージェントに関連付けられた、インターネットまたはイントラネット内の状態変化。
- イベント・アクティビティ(Event Activity)
- ワークフロー・プロセスに組み込めるように、アクティビティとしてモデル化されたビジネス・イベント。
- イベント・キー(Event Key)
- イベントのインスタンスを一意に識別する文字列。イベント名、イベント・キーおよびイベント・データは、イベント内で発生したすべてのアクティビティと対話します。
- イベント・サブスクリプション(Event Subscription)
- 特定のイベントと特定のシステムの関連を指定し、イベントのトリガーが発生したときに実行する処理を指定すること。サブスクリプション処理には、カスタム・コードのコール、ワークフロー・プロセスへのイベント・メッセージの送信、またはエージェントへのイベント・メッセージの送信を指定できます。
- イベント・データ(Event Data)
- イベントを説明する一連の追加詳細情報。イベント・データはXML文書として作成できます。イベント名、イベント・キーおよびイベント・データは、イベント内で発生したすべてのアクティビティと対話します。
- イベント・メッセージ(Event Message)
- データ型WF_EVENT_Tによって定義された、ビジネス・イベントを伝達する標準ワークフロー構造。イベント・メッセージは、イベント・データ以外にも、イベント名、イベント・キー、アドレッシング属性およびエラー情報など、いくつかのヘッダー・プロパティで構成されます。
- エージェント(Agent)
- システム内の通信の名前付きポイント。
- エージェント・リスナー(Agent Listener)
- インバウンド・エージェントでイベント・メッセージを処理するサービス・コンポーネントの一種。
か
- 外部関数(External Functions)
- Oracle Databaseの外部で実行されるプログラム。
- 関数(Function)
- ビジネス・ルールの定義、アプリケーション内で自動化されるタスクの実行、またはアプリケーション情報の取出しができるPL/SQLストアド・プロシージャ。ストアド・プロシージャは、標準引数を受け入れて完了結果を戻します。
- 関数アクティビティ(Function Activity)
- PL/SQLストアド・プロシージャで定義され、自動化される1単位の作業。
- 結果コード(Result Code)
- 結果タイプにより定義される、結果値の内部名。
- 結果タイプ(Result Type)
- アクティビティの結果値の候補を含む選択肢タイプの名前。
- 結果値(Result Value)
- 完了したアクティビティから戻される値。
- 項目(Item)
- ワークフロー・プロセスにより管理される特定のプロセス、文書または取引。
- 項目属性(Item Attribute)
- 「項目タイプ属性(Item Type Attribute)」を参照。
- 項目タイプ(Item Type)
- 同じ項目属性セットを共有する特定カテゴリの全項目のグループ。項目タイプは、プロセスを上位レベルでグループ化する手段としても使用されます。
- 項目タイプ属性(Item Type Attribute)
- 特定の項目タイプに関連付けられている機能。「項目属性」と同義。項目タイプ属性は、その項目を保存するアプリケーションで値を検索して設定できる変数として定義されます。項目タイプ属性とその値は、プロセスのすべてのアクティビティに使用可能です。
- コスト(Cost)
- アクティビティの完了までに必要な処理量をワークフロー・エンジンに通知するために、関数アクティビティまたは通知アクティビティに割当て可能な相対値。大きいコストを割り当てるほど、アクティビティは複雑になり、完了までの所要時間が長くなります。ワークフロー・エンジンは、コストのしきい値で動作するように設定できます。ワークフロー・エンジンのコストのしきい値を超えるアクティビティは、「DEFERRED」に設定され、処理されません。バックグラウンド・エンジンは、延期されたアクティビティをチェックして処理するように設定できます。
- コンカレント・キュー(Concurrent Queue)
- コンカレント・マネージャによる完了を待機中のコンカレント要求のリスト。コンカレント・マネージャごとに、実行をインラインで待機している要求のキューが存在します。システム管理者が同時キューイングを使用するようにOracle Applicationsを設定している場合、要求は複数のキュー内で実行を待機できます。
- コンカレント・プログラム(Concurrent Program)
- 仕訳の転記やレポートの生成など、特定のタスクを実行する実行可能ファイル。
- コンカレント・プロセス(Concurrent Process)
- 非対話型のデータ依存関数をオンライン操作と同時に実行するインスタンス。要求を発行するたびに、コンカレント・マネージャにより要求が処理され、コンカレント・プロセスが開始されてコンカレント・プログラムが実行されます。
- コンカレント・マネージャ
- 要求のキューイングとコンカレント・プログラムの操作を管理するOracle Applicationsコンポーネント。
さ
- サービス・コンポーネント(Service Component)
- 汎用サービス・コンポーネント・フレームワークで管理できるように、このフレームワーク標準に従って定義されたJavaプログラムのインスタンス。
- サービス・コンポーネント・コンテナ(Service Component Container)
- 所有する個々のサービス・コンポーネントの実行を管理するサービスまたはサーブレットのインスタンス。コンテナは、そのコンポーネントのステータスをモニターし、コンテナ自体とそのコンポーネントの制御イベントを処理します。
- サブスクリプション(Subscription)
- 「イベント・サブスクリプション(Event Subscription)」を参照。
- システム(System)
- ホスト・マシンやデータベース・インスタンスなどの論理的に孤立したソフトウェア環境。
- 実行者(Performer)
- 手動でアクティビティ(通知)を実行するように割り当てられているユーザーまたはロール。プロセスに含まれている通知アクティビティは、実行者に割り当てる必要があります。
- 選択肢コード(Lookup Code)
- 選択肢タイプに定義されている値の内部名。
- 選択肢タイプ(Lookup Type)
- 事前定義済の値リスト。選択肢タイプのそれぞれの値には、内部名と表示名が付いています。
- 属性(Attribute)
- 「アクティビティ属性(Activity Attribute)」、「項目タイプ属性(Item Type Attribute)」または「メッセージ属性(Message Attribute)」を参照。
た
- タイムアウト(Timeout)
- ワークフロー・エンジンがエラー・プロセスまたは代替アクティビティ(定義されている場合)に進む前に、通知アクティビティを実行する必要のある期間。
- 通知(Notification)
- ユーザーに配信されるメッセージのインスタンス。
- 通知アクティビティ(Notification Activity)
- ユーザーによる操作を必要とする1単位の作業。通知アクティビティは、作業の完了に必要な情報を含むメッセージをユーザーに送信します。
- 通知メーラー(Notification Mailer)
- ユーザーに対してメール・アプリケーションを介してEメール通知を送信し、Eメールによる応答を処理するサービス・コンポーネントの一種。
- 通知ワークリスト(Notification Worklist)
- ワークフロー通知の問合せや応答のためにアクセスできるWebページ。
- ディレクトリ・サービス(Directory Service)
- Oracle Workflowのユーザーおよびロールと、サイトのディレクトリ・リポジトリとのマッピング。
- トランジション(Transition)
- あるアクティビティの完了とプロセス内の別のアクティビティのアクティブ化を定義する関連。プロセス・ダイアグラムでは、2つのアクティビティを結ぶ矢印がトランジションを表します。
な
- ノード(Node)
- 「プロセス」ウィンドウに表示されるプロセス・ダイアグラム内のアクティビティのインスタンス。
は
- バックグラウンド・エンジン(Background Engines)
- 延期されたアクティビティ、タイムアウトになったアクティビティまたは停止しているプロセスを処理する補助的なワークフロー・エンジン。
- 汎用サービス・コンポーネント・フレームワーク(Generic Service Component Framework)
- バックグラウンドJavaサービスの管理の簡略化と自動化に役立つ機能。
- ビジネス・イベント(Business Event)
- 「イベント(Event)」を参照。
- プロセス(Process)
- ビジネス目標を達成するために実行する必要があるアクティビティのセット。
- プロセス・アクティビティ(Process Activity)
- 他のプロセスで参照できるように、アクティビティとしてモデル化されているプロセス。
- プロセス定義(Process Definition)
- Oracle Workflow Builderで定義済で、フラット・ファイルとして保存したりデータベースに保存できるワークフロー・プロセス。
- 保護レベル(Protection Level)
- データ変更が禁止されているユーザーを表す0から1000の数値。ワークフロー・データを定義するときに、誰でも変更できることを示すカスタマイズ可能(1000)に設定するか、そのデータを定義中のユーザーのアクセス・レベルと同じ保護レベルを割り当てることができます。後者の場合、データを変更できるのは、そのデータの保護レベル以下のアクセス・レベルで操作するユーザーのみです。
ま
- メッセージ(Message)
- 通知アクティビティにより送信される情報。メッセージは、通知アクティビティに関連付ける前に定義する必要があります。メッセージには、件名、優先度、本文が含まれ、1つ以上のメッセージ属性を含む場合があります。
- メッセージ属性(Message Attribute)
- メッセージが通知で送信されるときに、情報を提供したり応答プロンプトを表示するために、特定のメッセージに対して定義する変数。事前定義済の項目タイプ属性をメッセージ属性として使用できます。「送信」ソースとして定義されたメッセージ属性は、メッセージの送信時にランタイム値で置き換えられます。「応答」ソースとして定義されたメッセージ属性では、メッセージの送信時に応答を求めるプロンプトが表示されます。
ら
- ロール(Role)
- 共通の職責または職階別にグループ化された1人以上のユーザー。
わ
- ワークフロー・エンジン(Workflow Engine)
- ワークフロー・プロセス定義を実装するOracle Workflowコンポーネント。ワークフロー・エンジンにより、項目のすべてのアクティビティのステータスが管理され、関数が自動的に実行されて通知が送信され、完了したアクティビティの履歴が保存され、エラー条件が検出されて、エラー・プロセスが開始されます。ワークフロー・エンジンはサーバーのPL/SQLに実装され、エンジンAPIのコール時にアクティブ化されます。
- ワークフロー定義ローダー(Workflow Definitions Loader)
- フラット・ファイルとデータベース間でワークフロー定義をアップロードおよびダウンロードするコンカレント・プログラム。

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