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Oracle XML Publisher管理および開発者ガイド
リリース12
E05659-01
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はじめに

対象読者

『Oracle XML Publisher管理および開発者ガイド, リリース12』へようこそ。

このマニュアルは、システム管理者および開発者を対象としています。管理トピックは、Oracle Applicationsのシステム管理に関する実務知識があることと、システム固有の実装を十分に理解していることを前提としています。開発者用トピックは、Javaプログラミング、XSLおよびXMLテクノロジの知識があることを前提としています。

Oracle Applicationsの製品情報の詳細は、「関連情報」を参照してください。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

アメリカ国内では、Oracleサポート・サービスへ24時間年中無休でテキスト電話(TTY)アクセスが提供されています。TTYサポートについては、(800)446-2398にお電話ください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

このマニュアルの構成

1  はじめに
2  テンプレート・マネージャの使用
3  カスタマイズ・レポートの生成
4  管理
5  データ・テンプレート
6  XMLパブリッシャAPIのコール
7  配信マネージャAPIの使用
8  アプリケーションへの文書ビューワの統合
A  XMLパブリッシャの設定
B  XMLパブリッシャ構成ファイル
C  E-Business Suiteインスタンス間でのテンプレートおよびデータ定義の移動
D  OracleレポートからXMLパブリッシャ・レポートへの移行

関連情報

このマニュアルは、リリース12のメディア・パックに同梱されているOracle Applications Documentation Libraryに含まれています。Oracle Technology Network(http://otn.oracle.co.jp/document)からマニュアルのソフト・コピー(PDFファイル)をダウンロードできます。Oracle Applications Release 12 Documentation Libraryには、以前のリリースから大幅に変更されたマニュアルを含む最新の情報が含まれています。このマニュアルに重要な変更が必要な場合は改訂版が作成されます。これはOracleMetaLink上の「仮想」ドキュメント・ライブラリから入手できます。

Oracle Applicationsリリース12のマニュアルの全リストは、Oracle Applicationsマニュアル・リソースのリリース12、およびOracleMetaLinkのドキュメント394692.1を参照してください。

このマニュアルで他のOracle Applicationsマニュアルに言及している場合は、リリース12のマニュアルのみを使用してください。

『Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsのユーザー・インタフェース(UI)を使用したナビゲーション、データ入力、問合せおよびレポート実行の方法が説明されています。また、ユーザー・プロファイルの設定と、コンカレント要求の実行および検討に関する情報も記載されています。

『Oracle Applications開発者ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applications開発スタッフが従う必要のあるコーディング標準が記載されています。Oracle Applicationsユーザー・インタフェース(『Oracle Applicationsフォーム・ベース製品のユーザー・インタフェース標準』で説明)の実装に必要なOracle Applications Object Libraryコンポーネントが説明されています。また、カスタムのOracle Forms Developerフォームを作成してOracle Applicationsに統合する場合に役立つ情報も記載されています。

『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』

このマニュアルには、Oracle Applications実装チームおよびOracle Applications製品データの導入後のメンテナンスの担当者を対象として、フレックスフィールドの計画、設定および参照に関する情報が記載されています。また、フレックスフィールド・データについてのカスタム・レポートを作成する方法も記載されています。

『Oracle Application Framework Developer's Guide』

このマニュアルには、Oracle Applicationフレームワークでアプリケーションを作成する際にOracle Applications開発スタッフが従う必要のあるコーディング標準が記載されています。PDF書式のマニュアルはOracleMetaLinkから、オンライン・マニュアルはJDeveloper 10g with Oracle Application Extensioから入手できます。

『Oracle Applications概要』

このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12の配布を計画中または構成の大幅な変更を検討中のすべてのユーザーを対象としています。Oracle Applicationsのアーキテクチャとテクノロジ・スタックを説明した後、戦略的なトピックに焦点を当て、特定の目標を達成するために必要な処理の概略を示します。また、実装および構成の選択肢についても紹介しています。

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』マニュアル・セット

このマニュアル・セットでは、Oracle Applicationsのシステム管理者向けに計画および参照情報が提供されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』には、コンカレント・プログラムおよびマネージャの定義、Oracle Applications Managerの機能の有効化およびプリンタとオンライン・ヘルプの設定などのシステム構成手順に関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』には、Oracle Applications Managerでのシステムのモニタリング、コンカレント・マネージャおよびレポートの管理、診断ユーティリティの使用、プロファイル・オプションの管理、アラートの使用など、頻繁なタスクに関する情報が記載されています。『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』には、ユーザー管理、データ・セキュリティ、機能セキュリティ、監査およびセキュリティ構成が記載されています。

『Oracle Applications Multiple Organizations Implementation Guide』

このマニュアルでは、Oracle Applicationsにおける複数組織の概念が説明されています。Oracle Applicationsで複数組織を設定し効果的に運用していくための情報が詳細に記載されています。

統合リポジトリ

Oracle統合リポジトリは、Oracle E-Business Suiteアプリケーションによって公開されているサービス・エンドポイントに関する情報をまとめたものです。これは、Oracle E-Business Suiteのビジネス・サービス・インタフェースの完全カタログを提供します。ツールを使用して任意のシステム、アプリケーションまたはビジネス・パートナとの統合のための適切なビジネス・サービス・インタフェースを簡単に検出して配置できます。

Oracle統合リポジトリは、E-Business Suiteの一部として出荷されます。インスタンスにパッチが適用される際、導入環境におけるインタフェースの正確な改訂に適した内容で、リポジトリが自動更新されます。

データベース・ツールによるOracle Applicationsデータの変更の禁止

特に指示のないかぎり、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用してOracle Applicationsデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースでの情報の作成、格納、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供しています。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle Applicationsデータを変更すると、データの整合性が損なわれたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle Applicationsの表は相互に関連付けられているので、Oracle Applicationsのフォームを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle Applicationsを使用せずにOracle Applicationsデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle Applicationsで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle Applicationsを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle Applicationsにより自動的にチェックされます。Oracle Applicationsは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。