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Oracle XML Publisher管理および開発者ガイド
リリース12
E05659-01
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XMLパブリッシャの設定

概要

次の表に、XMLパブリッシャの必須およびオプションの設定手順を示します。これらの手順のいくつかは、インストール時またはアップグレード時に既に完了している場合があります。

タスク 必須/オプション
管理権限を必要とするユーザーへの「XMLパブリッシャ」職責の割当て 必須
一時ディレクトリの指定 必須
XMLパブリッシャ・デスクトップ・コンポーネントのインストール レポート・デザイナの場合に推奨
Oracle ApplicationsでのPDFファイル印刷の有効化 必須

ユーザーへの「XMLパブリッシャ」職責の割当て

「テンプレート・マネージャ」および「管理」ページにアクセスする必要のあるユーザーに、「XMLパブリッシャ管理者」職責(キー: XDO_ADMINISTRATION)を割り当てます。

ユーザーへの職責割当ての詳細は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』を参照してください。

一時ディレクトリの指定

管理インタフェースを使用してサイト・レベルの一時ディレクトリを割り当てます。「管理」、「構成」、「一般プロパティ」の順に選択して、「XMLパブリッシャ管理者」職責からナビゲートします。

XMLパブリッシャが複数の中間層マシンで実行されている場合は、各マシンのサーバー・レベルに一時ディレクトリを設定します。サーバー・レベルに一時ディレクトリを設定するには、構成ファイルで指定する必要があります。XMLパブリッシャの構成ファイルの設定詳細は、構成ファイルの設定に関する項を参照してください。

XMLパブリッシャ・デスクトップ・コンポーネントのインストール

XMLパブリッシャ・デスクトップ・コンポーネントは、その他のOracle Applicationsデスクトップ・コンポーネントと同様、Oracle Applicationsリリース12メディア・パックに同梱されているStart Hereディスクから入手できます。これらのツールは、RTFテンプレートの設計担当者にお薦めします。

XMLパブリッシャでは、生産性の向上に役立つ2つのデスクトップ・ツールが提供されます。Oracle Business Intelligence Publisher Template Builder for Word Add-inは、Microsoft Wordの拡張機能であり、RTFテンプレートの開発を簡略化します。このツールにより、テンプレート作成手順の多くが自動化されます。

テンプレート・ビューワは、テンプレートの作成時に、完了したレポートとしてテンプレートを表示できる拡張プレビュー機能を提供します。

Oracle ApplicationsでのPDFファイル印刷の有効化

「PDFパブリッシャ」印刷形式およびPASTA_PDFプリンタ・ドライバにより、サードパーティのユーティリティを使用したPDFファイルの印刷機能が提供されます。この印刷形式とドライバを使用して、生成されたPDFを印刷できます。--Pasta Universal Printerタイプは、使いやすいようにこの形式とドライバにあらかじめ関連付けられています。詳細は、Oracle MetaLinkの『Pasta User's Guide 3.0』を参照してください。