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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

ILOM 補足マニュアルの概要

Oracle ILOM の概要

電力使用状態の管理と消費電力の監視

サーバーの電源の再投入ポリシーの設定

SP とホストコンソール間のシリアルポート出力の切り替え

ファームウェアの更新

ILOM の「Preboot」メニューの使用

「Preboot」メニューへのアクセス

「Preboot」メニューへのアクセス方法

「Preboot」メニューコマンドの概要

edit コマンドの使用および遠隔アクセス用の「Preboot」メニューの構成

edit コマンドの使用および遠隔アクセス用の「Preboot」メニューの構成方法

出荷時のデフォルトへのパスワードのリセット

root パスワードを出荷時のデフォルトにリセットする方法

シリアルコンソールへの ILOM アクセスの復元

「Preboot」メニューを使用したシリアルコンソールへのアクセスの復元方法

SP ファームウェアイメージの復元

SP ファームウェアイメージを復元する方法

インジケータ、センサー、およびトラップ

索引

「Preboot」メニューコマンドの概要

「Preboot」メニューには次のコマンドがあります。

コマンド
説明
boot
ILOM をブートします。「Preboot」メニューが終了し、ILOM がブートします。

注 - このコマンドにより、変更された起動処理が実行されます。このとき、診断レベルを選択したり、起動処理に割り込んで「Preboot」メニューに戻ったりすることはできません。通常の起動処理を実行するには、代わりに reset warm コマンドを使用してください。


vers
ハードウェアのタイプ、ボードのリビジョン、ILOM のバージョン、PBSW のリビジョン、復旧 U-Boot などのバージョン情報を表示します。イメージのチェックサム整合性、および冗長イメージの設定を表示します。
help
コマンドおよびパラメータのリストを表示します。
show[show]
SP の設定のリストを表示します。
edit
対話型のダイアログが開始して、設定のプロンプトが表示され、設定を 1 つずつ変更できます。詳細は、edit コマンドの使用および遠隔アクセス用の「Preboot」メニューの構成」を参照してください。
diag
マニュアルモードで U-Boot 診断テストを実行します。U-Boot 診断テストの詳細は、『x86 サーバー診断ガイド』を参照してください。
host
ホストに関連するさまざまな処理を開始します。
  • clearcmos – CMOS および BIOS のパスワードを消去します。

  • console – SP コンソールをホストシリアルコンソールに接続します。


    注 - 終了するには、Ctrl \ q と入力します。


  • show – ホストの状態に関する情報を表示します。

  • enable-on – フロントパネルの電源ボタンを有効にします。このボタンは通常、ILOM が起動するまでは無効になっています。


    注意

    注意 - ILOM がオフのときにホストを起動した場合、BIOS はエラーイベントまたは電源メッセージを SP に送信しません。この場合、すべてのサーバーモジュールの電源供給が失われる可能性があります。


  • hard-off – ホストの電源を切ります。

net
{ config | dhcp | ping | flash }
  • config – ILOM のネットワーク設定を変更できるダイアログを開始します。

  • dhcp – ネットワークアドレス指定を静的指定から dhcp に変更します。


    注 - 最初に net config コマンドを使用して ipdiscovery = dhcp に設定する必要があります。


  • ping – ping を送信します。

  • flash – ILOM ファームウェアイメージをダウンロードします。「SP ファームウェアイメージの復元」を参照してください。

    help net コマンドを入力すると、これらのコマンドの詳細を確認できます。

reset
{[ warm ]| cold }. SP およびホストをリセットします。
  • warm – SP をリセットします。実行中のホストへの影響はありません。

  • cold – SP とホストをリセットします。この影響として、サーバーモジュールの電源が切れます。

unconfig
{ users | ilom_conf | most | all }

ILOM の設定情報を消去し、次回の ILOM ブート時にデフォルト値に戻します。

  • users – 設定されているすべてのユーザー情報をリセットします。

  • password – ILOM root パスワードをデフォルトにリセットします。詳細は、「root パスワードを出荷時のデフォルトにリセットする方法」を参照してください。

  • ilom_conf – 構成設定をリセットします。ただし、SP ネットワーク、baudratepreferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。

  • most – SP のデータ記憶領域をリセットします。ただし、SP ネットワーク、baudrate、preferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。

  • all – SP のすべてのデータ記憶領域および設定をリセットします。

    ILOM をブートするとその他のデフォルト値が復元されます。


    注 - これらのオプションを指定することによって、動的 FRU PROM の内容が消去されることはありません。


関連項目