「Preboot」メニューコマンドの概要
「Preboot」メニューには次のコマンドがあります。
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boot |
ILOM をブートします。「Preboot」メニューが終了し、ILOM がブートします。
注 - このコマンドにより、変更された起動処理が実行されます。このとき、診断レベルを選択したり、起動処理に割り込んで「Preboot」メニューに戻ったりすることはできません。通常の起動処理を実行するには、代わりに reset warm コマンドを使用してください。
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vers |
ハードウェアのタイプ、ボードのリビジョン、ILOM のバージョン、PBSW のリビジョン、復旧 U-Boot などのバージョン情報を表示します。イメージのチェックサム整合性、および冗長イメージの設定を表示します。 |
help |
コマンドおよびパラメータのリストを表示します。 |
show[show] |
SP の設定のリストを表示します。 |
edit |
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diag |
マニュアルモードで U-Boot 診断テストを実行します。U-Boot 診断テストの詳細は、『x86 サーバー診断ガイド』を参照してください。 |
host |
ホストに関連するさまざまな処理を開始します。
clearcmos – CMOS および BIOS のパスワードを消去します。
console – SP コンソールをホストシリアルコンソールに接続します。
注 - 終了するには、Ctrl \ q と入力します。
show – ホストの状態に関する情報を表示します。
enable-on – フロントパネルの電源ボタンを有効にします。このボタンは通常、ILOM が起動するまでは無効になっています。
| 注意 - ILOM がオフのときにホストを起動した場合、BIOS はエラーイベントまたは電源メッセージを SP に送信しません。この場合、すべてのサーバーモジュールの電源供給が失われる可能性があります。
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hard-off – ホストの電源を切ります。
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net |
{ config | dhcp | ping | flash }
config – ILOM のネットワーク設定を変更できるダイアログを開始します。
dhcp – ネットワークアドレス指定を静的指定から dhcp に変更します。
注 - 最初に net config コマンドを使用して ipdiscovery = dhcp に設定する必要があります。
ping – ping を送信します。
flash – ILOM ファームウェアイメージをダウンロードします。「SP ファームウェアイメージの復元」を参照してください。 help net コマンドを入力すると、これらのコマンドの詳細を確認できます。
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reset |
{[ warm ]| cold }. SP およびホストをリセットします。
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unconfig |
{ users | ilom_conf | most | all }ILOM の設定情報を消去し、次回の ILOM ブート時にデフォルト値に戻します。
users – 設定されているすべてのユーザー情報をリセットします。
password – ILOM root パスワードをデフォルトにリセットします。詳細は、「root パスワードを出荷時のデフォルトにリセットする方法」を参照してください。
ilom_conf – 構成設定をリセットします。ただし、SP ネットワーク、baudrate、preferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。
most – SP のデータ記憶領域をリセットします。ただし、SP ネットワーク、baudrate、preferred、および check_physical_presence の設定は維持されます。
all – SP のすべてのデータ記憶領域および設定をリセットします。 ILOM をブートするとその他のデフォルト値が復元されます。
注 - これらのオプションを指定することによって、動的 FRU PROM の内容が消去されることはありません。
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関連項目