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Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュール Windows オペレーティングシステムインストールガイド
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

概要

Windows Server 2008 R2 オペレーティングシステムのインストール

インストール後の作業

サーバー固有のデバイスドライバのインストール

サーバー固有デバイスドライバのインストール方法

追加ソフトウェアのインストール

追加ソフトウェアのインストール方法

WIM イメージにドライバを追加する方法

索引

WIM イメージにドライバを追加する方法

1GbE システムの WIM イメージにドライバを追加するには、この手順を使用します。


注 - 10GbE システムの場合は、WIM イメージにドライバを追加できません。 代わりに、OS がインストールされるまで待機し、Tools and Drivers CD/DVD ISO イメージの .msi ツールを使用して手動でドライバをインストールする必要があります。


  1. Windows Server 2008 R2 DriverPack_x_x_x.zip の内容を、ディレクトリ構造を維持したまま、ネットワーク共有 (例: \\yourshare\share\DriverPack) に展開します。
  2. 更新するサービスイメージを選択して、イメージをエクスポートします。
    1. 「Start (スタート)」をクリックし、「Administrative Tools (管理ツール)」をクリックして、「Windows Deployment Services (Windows 展開サービス)」をクリックします。
    2. サービスのイメージを見つけます。イメージを右クリックして、「Disable (無効にする)」をクリックします。
    3. イメージを右クリックし、「Export Image (イメージのエクスポート)」をクリックします。ウィザードの指示に従って、イメージを適当な場所にエクスポートします。
  3. 上の手順でエクスポートした Windows イメージをマウントします。例:

    imagex /mountrw C:\windows_distribution\sources\install.wim 1 C:\win_mount

    Install.wim ファイル内の最初の Windows イメージが C:\wim_mount にマウントされます。

  4. Windows システムイメージマネージャー (Windows System Image Manager、Windows SIM) を使用して、インストールするデバイスドライバのパスが含まれる応答ファイルを作成します。

    Windows SIM アプリケーションの起動方法の詳細については、Windows 自動インストールキット (Windows Automated Installation Kit、AIK) の Microsoft のドキュメントを参照してください。

  5. Microsoft-Windows-PnpCustomizationsNonWinPE コンポーネントを offlineServicing パスにある応答ファイルに追加します。
  6. 応答ファイルの Microsoft-Windows-PnpCustomizationsNonWinPE ノードを展開します。DevicePaths を右クリックし、「Insert New PathAndCredentials (新しい PathAndCredentials を挿入)」をクリックします。

    新しい PathAndCredentials リスト項目が表示されます。

  7. Microsoft-Windows-PnpCustomizationsNonWinPE コンポーネントで、ネットワーク共有上の DriverPack フォルダ内のアーキテクチャーフォルダへのパスと、ネットワーク共有へのアクセスに使用する資格情報を指定します。

    たとえば、64 ビットイメージの場合のパスと資格情報は次のようになります。

    <PATH>\\yourshare\share\DriverPack\64bit/</Path>
    <Credentials>
    <Domain>MyDomain</Domain>
    <Username>MyUserName</Username>
    <Password>MyPassword</Password>
    </Credentials>
  8. 応答ファイルを保存し、Windows SIM を終了します。応答ファイルは、次のサンプルのようになります。このサンプルでは、アーキテクチャーが 64 ビットであると想定しています。
    <?xml version="1.0" ?>
    <unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v3" 
    xmlns:wcm="http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State">
       <settings pass="offlineServicing">
          <component name="Microsoft-Windows-PnpCustomizationsNonWinPE" 
            processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" 
            language="neutral" versionScope="nonSxS">
             <DriverPaths>
                <PathAndCredentials wcm:keyValue="1">
                   <Path>\\yourshare\share\DriverPack\64bit</Path>
                   <Credentials>
                      <Domain>MyDomain</Domain>
                      <Username>MyUserName</Username>
                      <Password>MyPassword</Password>
                   </Credentials>
                </PathAndCredentials>
             </DriverPaths>
          </component>
       </settings>
    </unattend>
  9. マウントした Windows イメージにパッケージマネージャーを使用して自動インストール用の応答ファイルを適用します。ログファイルを作成する場所を指定します。例:
    pkgmgr /o:"C:\wim_mount\;C:\wim_mount\Windows" /n:"C:\
    unattend.xml" /l:"C:\pkgmgrlogs\logfile.txt"

    応答ファイル内のパスで参照される .inf ファイルが Windows イメージに追加されます。ログファイルは、ディレクトリ C:\Pkgmgrlogs\ に作成されます。

    パッケージマネージャーの使用方法については、Microsoft Windows AIK のドキュメントを参照してください。

  10. マウントされた Windows イメージ内の %WINDIR%\Inf\ ディレクトリの内容を確認し、.inf ファイルがインストールされていることを確認します。

    Windows イメージに追加されたドライバには、oem*.inf という名前が付けられます。これは、コンピュータに追加される新しいドライバの名前が一意になるようにするためです。たとえば、MyDriver1.inf および MyDriver2.inf というファイルは、oem0.inf および oem1.inf という名前に変更されます。

  11. .wim ファイルのマウントを解除し、変更内容をコミットします。例:

    imagex /unmount /commit C:\wim_mount

  12. サービスイメージを置換してイメージを有効にします。
    1. Windows 展開サービススナップインが動作していない場合は、「Start (スタート)」をクリックし、「Administrative Tools (管理ツール)」をクリックして、「Windows Deployment Services (Windows 展開サービス)」をクリックします。
    2. サービスのイメージを見つけます。イメージを右クリックし、「Replace Image (イメージの置換)」をクリックします。ウィザードの指示に従って、このサービスイメージを更新された Windows イメージに置き換えます。
    3. サービスイメージを右クリックし、「Enable (有効にする)」をクリックします。

    サービスのイメージが使用できるようになり、サーバー固有のすべてのドライバがイメージに追加されます。