Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールには、全電力モードとスタンバイ電源モードの 2 つの電源モードがあります。
全電力モードは、サーバーの通常の操作モードです。サーバーが全電力モードに入ると、電源はすべてのサーバーコンポーネントに供給され、サーバーが起動し、オペレーティングシステム (OS) が機能します。サーバーがスタンバイ電源モードの場合に、サーバー前面の電源ボタンを押すと、全電力モードを利用できます。サーバーが全電力モードで動作すると、電源 OK LED が点灯したままになります (点滅しません)。
スタンバイ電源モードは、非操作モードです。つまり、サーバーは低電力状態または電源切断可能になっており、ブートしたり OS を開始したりできません。スタンバイ電源モードでは、LOM に必要なコンポーネントにのみ、最小限の電力が供給されます。スタンバイ電源にするには、サーバーを AC 電源に接続します。スタンバイ電源モードでは、電力はサービスプロセッサ (SP) に供給され、これにより SP を起動できます。スタンバイ電源モードを維持するには、フロントパネルの電源ボタンを押さないでください。電源切断方法のいずれかを使用して操作モードからサーバーの電源を切断することにより、スタンバイ電源モードを利用することもできます。サーバーがスタンバイ電源モードのときは、フロントパネルの電源 OK LED が点滅します。
関連項目: