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Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  C コンパイラの紹介

2.  C コンパイラ実装に固有の情報

3.  C コードの並列化

4.  lint ソースコード検査プログラム

5.  型に基づく別名解析

6.  ISO C への移行

7.  64 ビット環境に対応するアプリケーションへの変換

8.  cscope: 対話的な C プログラムの検査

A.  機能別コンパイラオプション

B.  C コンパイラオプションリファレンス

C.  ISO/IEC C 99 の処理系定義の動作

D.  C99 でサポートされている機能

E.  ISO/IEC C90 の処理系定義の動作

F.  ISO C データ表現

G.  パフォーマンスチューニング

G.1 libfast.a Library (SPARC)

H.  K&R Solaris Studio C と Solaris Studio ISO C の違い

索引

G.1 libfast.a Library (SPARC)

libfast.a は、C 標準ライブラリのうち、32 ビットの SPARC 固有バージョンであり、シングルスレッドの単体で実行可能なアプリケーション用に最適化されたメモリー割り当てを実現します。これはオプションであるため、標準 C ライブラリでは使用できないようなアルゴリズムやデータ表現を使用することができ、ほとんどのアプリケーションのパフォーマンスを改善することができます。

次のチェックリストを参考にして、自分のアプリケーションのパフォーマンスが libfast.a によって向上するかどうかを判断してください。その際、プロファイリングを使用します。

アプリケーションをリンクする際には、cc コマンドの後ろに -lfast オプションを加えてください。cc コマンドは標準の C ライブラリよりも先に libfast.a にあるルーチンをリンクします。