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Oracle Solaris Studio 12.2 インストールガイド
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  インストールの準備

2.  Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアのインストール

3.  Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアのアンインストール

4.  トラブルシューティング

A.  インストーラ、アンインストーラ、install_patches ユーティリティーのコマンド行オプション

B.  スワップ空間の追加

スワップ空間の追加

Solaris システムでのスワップ空間の追加

Linux システムでのスワップ空間の追加

C.  Oracle Solaris 12.2 のコンポーネントとパッケージ

D.  パッチの識別番号と説明

E.  Oracle Solaris Studio 12.2 コンポーネントのバージョン番号

索引

Solaris システムでのスワップ空間の追加

  1. 次のように入力し、スーパーユーザー (root) になります。
    % su
    Password: root-password
  2. スワップ空間を追加するために、次のコマンドで特定のディレクトリにファイルを作成します。
    mkfile number[m|k|b] /directory/swap-file-name

    ここで、number にはスワップ空間の容量を指定し、これに続けて容量の単位 (M バイトの場合は m、K バイトの場合は k、ブロックの場合は b) を入力します。directory には、スワップ空間の追加権限が与えられているディレクトリを指定します。swap-file-name には、作成するスワップファイルの名前を指定します。

    たとえば、foo ディレクトリに 16mswap という名前の 16M バイトのスワップファイルを作成するには、次のようにします。

    mkfile 16m /foo/16mswap

    詳細は、mkfile(1M) のマニュアルページを参照してください。

  3. 次のように入力し、ファイルが作成されたかどうか確認します。
    ls -l /directory/swap-file-name

    新しいファイルがディレクトリに表示されます。次に例を示します。

    ls -l /foo/16mswap
    -rw------T   1 root     other    16777216 Dec 12 14:24 /foo/16mswap
  4. 追加のスワップ空間を指定する場合は、次のように swap コマンドを入力して実行します。
    swap -a /directory/swap-file-name
  5. 次のように入力し、スワップ空間が追加されたかどうか確認します。
    swap -s

    出力には、割り当てられたスワップ空間が表示されます。次に例を示します。

    swap -s
    total: 289336k bytes allocated + 27008k reserved = 316344k used, 298336k available