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Oracle Solaris Studio 12.2: スレッドアナライザユーザーズガイド
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  スレッドアナライザとその機能について

2.  データの競合チュートリアル

3.  デッドロックのチュートリアル

A.  スレッドアナライザで認識される API

B.  役に立つヒント

はじめに

スレッドアナライザユーザーズガイド』は、スレッドアナライザの紹介と 2 つの詳細なチュートリアルで構成されています。一つはデータの競合の検出を扱い、もう一方はデッドロックの検出を扱います。また、スレッドアナライザで認識される API と役立つヒントが、付録に収録されています。

対象読者

このマニュアルは、Fortran、C、C++、Java のいずれかのプログラミング言語に関する実用的な知識を持つマルチスレッドアプリケーション開発者を対象にしています。スレッドアナライザのユーザーは、マルチスレッドプログラミング、Oracle Solaris オペレーティングシステム、または Linux オペレーティングシステムと、UNIX® オペレーティングシステムのコマンドを理解している必要があります。パフォーマンス解析についての知識があると役立ちますが、ツールを使用する上では必須ではありません。

サポートされるプラットフォーム

この Oracle Solaris Studio のリリースは、SPARC および x86 ファミリ (UltraSPARC、SPARC64、AMD64、Pentium、Xeon EM64T) プロセッサアーキテクチャーを使用するシステムをサポートしています。使用の Solaris オペレーティングシステムのバージョンに対するシステムのサポート状況は、ハードウェア互換性リスト (http://www.sun.com/bigadmin/hcl) を参照してください。ここには、すべてのプラットフォームごとの実装の違いについて説明されています。

このドキュメントでは、x86 関連の用語は次のものを指します。

サポートされるシステムについては、ハードウェアの互換性に関するリストを参照してください。

関連ドキュメント

パフォーマンスアナライザと collect コマンドについては、『Oracle Solaris Studio 12.2: パフォーマンスアナライザ』のマニュアルを参照してください。

関連するサードパーティの Web サイトリファレンス

このマニュアルには、詳細な関連情報を提供するサードパーティの URL が記載されています。


注 - このマニュアルで紹介するサードパーティ Web サイトが使用可能かどうかについては、Oracle は責任を負いません。このようなサイトやリソース上、またはこれらを経由して利用できるコンテンツ、広告、製品、またはその他の資料についても、Oracle は保証しておらず、法的責任を負いません。また、このようなサイトやリソースから直接あるいは経由することで利用できるコンテンツ、商品、サービスの使用または依存が直接のあるいは関連する要因となり実際に発生した、あるいは発生するとされる損害や損失についても、Oracle は一切の法的責任を負いません。


Oracle Solaris Studio のドキュメントへのアクセス

ドキュメントには、次の場所からアクセスできます。

アクセシブルな製品ドキュメント

ドキュメントは、技術的な補足をすることで、ご不自由なユーザーの方々にとって読みやすい形式のドキュメントを提供しております。アクセシブルなドキュメントは次の表に示す場所から参照することができます。ソフトウェアが /opt ディレクトリにインストールされていない場合は、システム上でこのディレクトリに相当するパスをシステム管理者に問い合わせてください。

ドキュメントの種類
アクセシブルな形式と格納場所
マニュアル
HTML 形式。docs.sun.com にある Oracle Solaris Studio 12.2 Collection - Japanese から選択
Oracle Solaris Studio 12.2 リリースの新機能』(以前のリリースのコンポーネント Readme に含まれていた情報)
HTML 形式。docs.sun.com にある Oracle Solaris Studio 12.2 Collection - Japanese から選択
マニュアルページ
インストール済みの製品で man コマンドで表示できます。
オンラインヘルプ
HTML 形式。IDE、dbxtool、DLight、パフォーマンスアナライザを使用時に「ヘルプ」メニュー、「ヘルプ」ボタン、および F1 キーを使用して表示
リリースノート
HTML 形式。『Oracle Solaris Studio 12.2 リリースノート』を参照します。

ドキュメント、サポート、およびトレーニング

追加リソースについては次の Web サイトを参照してください。

ご意見の送付先e

ドキュメントの品質や使いやすさに関するご意見やご提案をお待ちしています。間違いやその他の改善すべき箇所がありましたら、http://docs.sun.com で「Feedback」をクリックしてお知らせください。ドキュメント名とドキュメントの Part No.、および、可能な場合は章、節、ページ番号を記載してください。返答が必要な場合はお知らせください。

Oracle 技術ネットワーク では、Oracle ソフトウェアに関するさまざまなリソースを提供しています。

表記上の規則

このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。

表 P-1 表記上の規則

字体または記号
意味
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

system%

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
system% su

password:

AaBbCc123
変数を示します。実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するには、rm filename と入力します。
『 』
参照する書名を示します。
『コードマネージャ・ユーザーズガイド』を参照してください。
「 」
参照する章、節、ボタンやメニュー名、強調する単語を示します。
第 5 章「衝突の回避」を参照してください。

この操作ができるのは、「スーパーユーザー」だけです。

\
枠で囲まれたコード例で、テキストがページ行幅を超える場合に、継続を示します。
sun% grep `^#define \

 XV_VERSION_STRING'

コード例は次のように表示されます。

[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。

| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。

キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。

ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-DControl キーを押したまま D キーを押すことを意味します。