Skip Headers
Oracle® iPlanet Web Server リリースノート
7.0.12
E25457-01
  Go To Table Of Contents
Contents

Previous
Previous
 
 

B 以前の Web Server リリースにおいて解決済みの問題

次の節では、以前のリリースで修正された重要な問題を一覧表示します。

B.1 7.0.11 において解決済みの問題

この節では、Web Server 7.0.11 で解決された重要な問題を一覧表示します。

問題 ID 説明
7007933 7.0u2 以降から 7.0.10 へのアップグレードが失敗する
7018896 Oracle iPlanet Web Server 7.0.11 にバンドルされた JDK 6 update 24
7022621 WS7 でサポートされている JDK のバージョン

参照先 Section 1.3.3, "サポートされる JDK."


B.2 7.0.10 で修正された問題

この節では、Web Server 7.0.10 で解決された重要な問題を一覧表示します。

問題 ID 説明
6908578 管理用 GUI で、検索時に 2 つの異なるサーバーのスケジュールが結合される
6939452 WS7.0 の移行後の設定で、コレクションエントリを検索するための定期保守が設定されていない
6953631 HTTP2228: 応答内容の長さが一致せずリファラのヘッダーで問題が発生する
6960107 サーバーが稼働しているときに一時ディレクトリを変更しようとすると失敗する
6962650 管理 GUI で「AT&T CAs」のように証明書ニックネームに「&」が含まれる CA を表示できない
6965425 Kerberos: Kerberos Auth-db が使用されているときは「rq->vars」pblock で「auth-user」を設定する必要がある
6968390 htaccess : グループファイルに 1024 バイトを超える長い行があると認証の問題が発生する
6968626 Kerberos : gssapi.cpp はリソースの Plist ではなく件名の Plist からユーザーを削除すべきである
6968996 Kerberos: get_auth_user_gssapi 関数の戻り値が常に存在すべきである
6971888 Solaris x86 で xerces ライブラリのリンクが正しくないため Web Server の起動が失敗する
6972007 管理ノードのホスト名が小文字でないと ADMIN3763 エラーが発生する
6978321 サーブレットキャッシュが有効な状態で顧客の Java コードが例外をスローすると Web 7 がハングアップする可能性がある
6981086 proxyerror_agent_errorf) を起点とする log_error_v の内部で逆プロキシがクラッシュする
6982551 管理 GUI で ACL を正しく削除できない
6987881 セキュリティーバージョン 3.12.8 を統合
6993394 最新の JDK update 22 をバンドル

B.3 7.0.9 において解決済みの問題

この節では、Oracle iPlanet Web Server 7.0.9 で解決された重要な問題を一覧表示します。

バグ ID 説明
6611067 ファイルシステム SELinux のセキュリティーが有効な場合、Red Hat Enterprise Linux インスタンスの開始に失敗する。

新しい Linux ディストリビューションには、SELinux プロジェクトから有効な新しいカーネルセキュリティーの拡張機能があります。これらの拡張機能を使用すると、システムセキュリティーをより詳細に制御できます。ただし、SELinux では共有ライブラリのロードなどのデフォルトシステムの動作の一部も変更されているため、他社のプログラムにとって問題となる可能性があります。Web Server 管理サーバーまたはインスタンスの開始時に、「Cannot restore segment prot after reloc: Permission denied」というメッセージを受信した場合は、システムで SELinux が有効であることを表します。

回避方法

  1. 次のコマンドを実行して、Web Server でロードされたライブラリのデフォルトセキュリティーコンテキストを変更します。

    chcon -t texrel_shlib_t $WS_DIR/lib/*.so
    chcon -t texrel_shlib_t $WS_DIR/jdk/jre/lib/i386/server/*.so
    
  2. /etc/sysconfig/selinux ファイルに次の行を追加して、SELinux を無効化します。

    SELINUX=disabled
    
6837680 逆プロキシの範囲ヘッダーが複数の値を取りません
6885216 パスワードファイルが正しくないときに、WS7.0u6:wadm がエラーを出力しません
6896709 Web Server 7.0 が、インストールパス外に配備された Web アプリケーションを正しく処理しません
6899047 低待ち時間モードで、conn->elapsed が新しい ka 要求に対して更新されません (要求ヘッダータイムアウト)。
6901051 o または ou にコンマが含まれる場合、証明書をインストールできません
6911225 PAM 認証 : パスワードのエイジングにより、webservd が free_resp 関数でコアダンプします
6911277 サーバーが /j_security_check -ending URL で 404 を返します
6913746 ホスト名の最初の文字が数字である場合、サーバーを起動できません
6914493 回帰: wadm reset-admin-password コマンドが Web Server 7.0 U6 および U7 で失敗します
6917800 大量のメモリー消費を引き起こす可能性がある、Web Server 7 の自動チューニングに関するドキュメントバグ
6920807 日本語版 Windows オペレーティングシステムで、管理 GUI「認証局タブ」と wadm「list-certs」にエラーが表示されました
6927134 Web 7u8 - 管理 GUI が <virtual-server>-obj.conf に IF/ELSEIF を追加します
6928578 htaccess config により、RHEL & SUSE Linux のインストールで Web サーバーがクラッシュします
6928808 要求送信を行う Java リソースでの HEAD 要求に対する ClassCast 例外
6931166 AIX 5.3/6.1 JDK6SR7 認証に合わせて LIBPATH を修正する必要があります
6933187 ロードバランサのオフラインサーバーチェック間隔が設定できる必要があります
6940796 net_read は、タイムアウトしたときに errno に EAGAIN を設定できます。
6944895 Web 7 RPP に jsessionid がありません
6947057 Web7 RPP ドキュメント - retries パラメータをドキュメントに追加します
6955691 WS7: max-xml-request-body-size を無制限に設定すると、webdav がクラッシュします
6958053 Web 7: war ファイル内のファイル名にコンマを含んだファイルによって、管理 GUI に「配備停止」と表示されます
6960564 WS7U8 を IBM AIX 6.1 にインストールしようとすると、エラーメッセージが生成されるが、インストールは成功します。
12354092 CR#6947733 が修正されました。

B.4 7.0 Update 8 において解決済みの問題

この節では、Sun Java System Web Server 7.0 Update 8 で解決済みの問題を一覧表示します。

バグ ID 説明
6916391 ダイジェスト認証のバッファーオーバーフロー。
6916392 TRACE のヒープオーバーフロー。
6916390 WebDAV 形式文字列のバグ。
6916389 WebDAV のスタックオーバーフロー。
6917879 ヘッダー名が空の TRACE 要求が原因で不正な形式の応答が生成される可能性があります。
6930175 Web Server 7.0 Update 8 は、Windows 2008 Standard Edition Service Pack 2 32-bit(x86) をサポートします。

B.5 7.0 Update 7 において解決済みの問題

この節では、Sun Java System Web Server 7.0 Update 7 で解決済みの問題を一覧表示します。

問題 ID 説明
6888100 Web Server 7.0 Update 5 から Update 6 に移行する間、パスワード確認後に再バインドが行われないことにより LDAP 認証が失敗します。
6898371 TLS/SSL プロトコルに重大な脆弱性があります。NSS のアップグレードが必要です。
6811286 サイズの大きい Web アプリケーションが配備されたときに管理 GUI が応答しなくなります。
6849009 Web Server 7.0 Update 4 および Web Server 7.0 Update 5 の管理 GUI または CLI で CertificateMgrUtil を使用して証明書を一覧表示するとき、一覧表示の実行に 60 秒以上の時間がかかることがあります。
6855262 128 個以上の vcpu 使用時に Web Server が FILE を使い切ってしまいます。
6855513 Web Server 7.0 Update 7 で、thread-pool 自動設定アルゴリズムが壊れています。
6857815 Kerberos/SPNEGO のサポートが追加されました。
6867192 Web Server 7.0 Update 7 のドキュメントには、max-threadsthread-pool queue-size、および keep alive max-connections を設定するための自動設定機能に関する記述が含まれています。
6869991 Xerces C ライブラリに脆弱性があります。
6880214 JDK 5 はサービス終了 (EOSL) の過程にあるため、Web Server 7.0 には JDK 5 の代わりに JDK 6 が含まれる必要があります。
6881339 async 要求がキープアライブスレッドによって中止されるとサーバーがクラッシュします (統計が有効な場合)。
6882830 FORM 認証が行われるアプリケーションのシングルサインオン (SSO) で、JSESSIONIDSSO Cookie が設定されません。
6887782 PR_GetSockName が失敗した場合に Connection::create がエラーを返し、未使用キューと準備完了キューの両方に接続が追加されます。
6741844 Web Server 7.0 で「Invalid Sequence Number」例外がスローされたあとにセッションフェイルオーバーが発生しません。
6763470 ユーザー名に「,」が含まれる場合に Microsoft Active Directory からの LDAP グループ認証が失敗します。
6815996 .htaccess ファイルを含むディレクトリ内のファイルにアクセスしたときに Web Server 7.0 Update 4 (64 ビット) がクラッシュします。
6830258 Web Server が、キープアライブタイムアウトの期限よりもずっと早くキープアライブ接続を閉じます (Linux 向け Specweb で低 QoS)。
6841548 flexlog.cpp コードが最適化されています。
6849198 サーバー側インクルードファイルの URL が、「/」が付加されたあとに正しく機能します。
6857790 CMT システムで、管理サーバーによるスレッドの自動チューニングが大量のリソースを消費します。
6873985 Web Server 7.0 Update 7 のドキュメントには、サポート対象外であり、インデックス作成と検索が不可能なファイル形式の一覧が含まれます。
6875450 Web Server 7.0 Update 4 コアパッチ (SPARC、x86) の SUNW_REQUIRES フィールドにローカリゼーションパッチ「126332-06」が含まれます。
6877764 メッセージ本文がないときに Web Server 7.0 Update 7 が Content-type: text/html を返しません。
6878259 Sun Web Server 7.0 Update 7 で Webstack PHP がサポートされます。
6885643 Web Server 7.0 で classdebuginfo を false に設定しても JDK6 に対して機能しません。
6897071 外部 JDK がインストールされている場合に、Web Server 7.0 Update 6 の管理 GUI でノード部分に何も表示されません。
6567720 Kerberos 認証の有効化をサポートするように管理フレームワークが強化されています。
6853924 Web Server 7.0 Update 7 では、証明書の更新時にキーサイズの変更が可能であるとしています。
6854885 Web Server 7.0 で、管理 GUI を使用して作成された CA 署名付きの証明書が、証明書をリスナーと関連付けていません。

B.6 7.0 Update 6 において解決済みの問題

この節では、Sun Java System Web Server 7.0 Update 6 で解決済みの問題を一覧表示します。

問題 ID 説明
6854841 Web Server 7 で sun-web.xml の「classdebuginfo /Emphasis>」を設定しようとしても、そうした試みがすべて無視されるようです。
6813426 検索コレクションへの PDF ドキュメントの追加が失敗した際に詳細エラーメッセージがログに記録されるようにすべきです。
6801517 「名前」または「ホスト」フィールドの末尾に空白があると、仮想サーバーの作成が失敗します。
6809090 自己署名付き証明書では、署名アルゴリズムとして SHA1 が使用されるべきです。
6856484 Sun Metaslot 内の証明書の更新中にエラーが発生します。
6847901 Web Server には最新の SASL をバンドルすべきです。
6707244 ロガーを含む Web アプリケーションの配備時に、JVM で競合状態が発生します。
6856472 <request-header-timeout> のデフォルト値を –1 から 30 に変更すべきです。
6826625 checkinstall スクリプト内のローカライズ版パッケージ/パッチ依存関係チェックを削除します。
6781962 Internet Explorer 7 で Favicon が正しく表示されません。
6749879 匿名認証が false に設定された Directory Proxy Server で、LDAP 認証が失敗します。
6806858 (ダイナミックグループ使用時に現れる) ACL の脆弱性により、非正規ユーザーのログインが可能となります。
6811110 LDAP が Directory Server コンシューマになっていると、管理 GUI で LDAP 更新が失敗します。
6832878 管理コンソールで、新しい設定ウィザードのテキストを改善する必要があります。
6801700 要求制限のエラーコードを設定する際に、有効な値に関する説明が何も表示されません。
6814138 PROPFIND で最終更新日付と作成日付が正しく表示されません。
6856456 インストールログファイルの最終行がそのファイル自体を指しています。ログファイルの末尾に、詳細情報の取得先として、同じファイルへの参照があります。
6834762 特定のシナリオで、管理サーバーから「Unable to connect to the node host」エラーが出力されます。
6848803 add-webapps の CLI ページと、管理者ガイドの「Deploying Java Web Applications」というタイトルのページを更新すべきです。
6828720 use-responseCT-for-headers のドキュメントを作成すべきです。
6827940 RHEL5.0 上の Web Server 7.0 での FastCGI suid

B.7 7.0 Update において解決済みの問題

この節では、Sun Java System Web Server 7.0 Update 5 で解決済みの問題を一覧表示します。

問題 ID 説明
6732548 app-args の値が “a=b” または “c=d” と指定されている場合、create-fastcgi-handler が期待したとおりに動作しない。
6750707 管理 CLI は、マルチバイト文字を含む文字列を受け付けない。
6723824 以前のバージョンの Web Server から Web Server 7.0 Update 3 に移行すると、インスタンスの移行には成功するが、異常な移行ログファイルが生成される。
6764940 obj-https-INSTANCE.conf obj.conf と異なる。

管理サーバーの GUI または CLI からはじめて obj.conf に変更を加えるときに、<https-instance>-obj.conf が作成されます。この状況は、管理サーバーからインスタンス構成に対してはじめて変更が加えられる前に、Client タグが追加された場合にのみ発生します。一度 <https-instance>-obj.conf が作成されたあとは、同じ手順を行なってもこの現象は起きません。

6765451 管理サーバーが check-request-limits 関数を obj.conf 内の不正な場所に追加する。

check-request-limits 関数を obj.conf に構成するときは、必ず find-index 関数の前に挿入するようにしてください。

6769410 変数が server.xml から削除されている。

移行済みのインスタンスの CGI 変数名が Null 値の場合は、管理 GUI では保存できません。したがって、server.xml から削除されています。

6772188 Java が無効になっている場合、Web Server 7.0 の管理 GUI で「BreadCrumbsModel: index out of bounds 1」というエラーがスローされる。
6709085 管理サーバーの起動に失敗する。

管理ツールではデフォルトの言語を zh_cn に設定できますが、そのあとサーバーが起動されず、次のエラーがスローされます。

config:CONF1104:File /sun/webserver7/https-agc184.PRC.Sun.COM/config/server.xml 
line 98: Invalid <default-language> value:zh_cn
6759756 管理 GUI を使用して .war ファイルをアップロードしているときに、アクセス権エラーが発生する。
6762245 管理 GUI を使用して新しい構成を作成しているときに空白文字を使用すると、エラーがスローされる。
6777195 NodeMBeansetNodeProperties は常に server-farm.xml を上書きする。上書き中に、ノードのホスト名エントリが小文字に変換される。
6772231 起動、構成の一覧表示、またはインスタンスやノードに直接存在しないアクティビティーの最中に管理サーバーがハングアップする。
6780377 Web Server 7.0 管理サーバーで、send-error SAF の reason パラメータの認識に失敗する。
6793862 管理サーバーで、EV SSL (Extended Validation SSL Server) 証明書の認識に失敗する。
6798954 Web Server はバイナリロギングをサポートするべきである。
6542360 管理サーバーの java-home 設定で、スクリプトを管理する設定が伝播されない。
6781234 Web Server 7.0 で、JSTL tlds および jaxp の使用中に問題が発生する。
6790392 Web Server 7.0 Update 3 で、maxSessions への応答としてエラー応答の代わりに空の画面が表示される。
6768357 HTTP 以外の内部要求に対して vs_get_mime_type などの NSAPI 関数を実行すると、Web Server がクラッシュする。
6776108 MaxKeepAliveThread 制限を 128 から 256 に増加させる。
6781976 アクセスロギングはパフォーマンスに影響を与えるため、バイナリロギングが必要である。
6806781 %Req->reqpb.clf-request.protocol.version% がバイナリモードで正常に設定されないため、binlog でエラーがスローされる。
6707017 ドキュメントルートにローカライズされたディレクトリが指定されると、Web Server の設定が失敗する。
6753741 特定の状況において、Web Server のインストーラで「PatchListener-Solaris-detectPatches-Failed」というエラーがスローされる。
6774822 AIX の場合、unconfigureServer プロセス中に「WARNING: ADMIN2028: Error removing init scripts」という警告メッセージが表示される。
6775953 Netbeans 6.5 で動作するように Web Server プラグインを更新する。
6722375 パッチ 125437–14 および 125438–14 が代替ルートに準拠していない。
6779166 Apache と比較すると、Web Server 7.0 Update 3 は Windows 上での拡張性が十分でない。
6781147 Web Server 7.0 Update 3 で、日本語エンコーディングで検索イベントを作成しようとするとエラーがスローされる。
6761027 Web Server 7.0 で、ACL 用のワイルドカードによるパターンマッチングが、IP アドレスを使用すると正常に機能しない。
6775403 REQUEST_HEADERS:'/ regular expression /' が正常に機能しない。
6773327 JSP アプリケーション向けに sendfilev を有効にすると、サーバー応答に失敗する可能性がある。
6775948 nsapi.h 内に include ファイルが存在しない場合、一部の NSAPI モジュールのコンパイル中に警告メッセージがスローされる。

回避方法:

nsapi.h の前に include <netdb.h> を追加します。


B.8 7.0 Update 4 において解決済みの問題

次の表に、 Sun Java System Web Server 7.0 Update 4 で解決済みの問題の一覧を示します。

問題 ID 説明
6708647 CGI および FastCGI サブシステムで、環境変数 REQUEST_URI および SCRIPT_FILENAME を設定する。
6715164 プラグインの初期化に時間のかかるサーバーインスタンスを開始すると、管理サーバーのプロセスが CPU に高い負荷をかける。
6740996 Reuters IFP との非互換性のために、サーバーがクラッシュする。
6747181 構成の配備および再起動後に、更新された証明書または新しい証明書が使用されない。
6620166 配備されたノードで 2 つの NIC がアクティブであると、セッションフェイルオーバーの動作が不正になる。
6663982 default-sun-web.xml が参照されない。
6707017 ドキュメントルートにローカライズされたディレクトリが指定されると、設定が失敗する。
6708894 新しい仮想サーバーウィザードで ASCII 以外の文字を使用できない。
6712479 ベース DN に UTF8 文字を含む LDAP 認証データベースの使用時に、次のようなエラーが発生する。
ADMIN3143: Base DN 'ou=k?v?nok,dc=red,dc=iplanet,dc=com' does not exist
6713238 ドキュメントルートディレクトリ名の末尾が .war の場合、Web Server 7.0 Update 2 の起動時にエラーが表示される。
6713786 Web Server 7.0 Update 2 から Update 3 にアップグレードすると、不要となった一部のファイルが削除されずに残る。
6714230 Solaris でファイル記述子を解放すると、CgiStub の動作が不安定になる。
6716553 証明書の作成時に特定の国を選択すると、エラーが報告される。
6717187 新しいサーバーの構成時に、状態が正しく参照されない場合がある。
6717328 設定の登録ページに表示されるテキストフィールドが非常に小さい。
6718752 https-<instancename> という名前のファイルが存在する場合、以前の Update リリースからのアップグレードが失敗する。
6721107 新しい Java Enterprise System のインストール時に、サーバーが起動しない。
6721193 管理 GUI を使用して Web アプリケーションを配備する際、ファイルがサーバー上に存在すると、ターゲットディレクトリが無視される。
6722701 CONFIGURE_LATER が true に設定されている場合、サイレントインストールが失敗する。
CONFIGURE_LATER=true
6722702 サーバーが、後で設定するモードで構成されている場合、unconfigureServer が必要になる。
6722727 管理 GUI でサービスを作成する場合、そのサービスがすでに存在する場合でも作成できる。
6724246 「Forward Parameters」を保存する際、管理 GUI に次の不正なエラーメッセージが表示される。
Child 'from_hidden' does not have a registered descriptor
 in 'editReverseProxyPS1'
6728160 htaccess を使用するとサーバーがクラッシュする可能性がある。
6729296 /tmp/admin-server-xxx/configname/extracted/config/server.xml ファイルがある管理サーバー /tmp/admin-server-xxx の一時ディレクトリが、./admin-server/bin/stopserv の間に削除されない。
6731124 要求がサーブレットまたはフィルタによりラップされて、静的リソースに転送される場合、不正なエラー HTTP 405 が返される。
6740786 <If> 文のために管理サーバー内の obj.conf ファイルが破壊されることがある。
6714929 SNMP が、Solaris 10 のデフォルトの tcp_hiwat 設定と互換性がない。
6741649 Update 2 では、get-perfdump の出力にキープアライブモードのセッションを含めるべきでない。
6743019 フランス語ロケールで管理 GUI を使用する場合、次のエラーメッセージが表示されるが、メッセージに配備時のノード名が含まれない。
The administration server has detected that you have modified some of the
 instance configuration files on the following nodes: <b>\{0\}</b>.
6751264 フランス語および日本語ロケールの管理 GUI で、登録用の Sun Online アカウントサインアップフォームが正しく表示されない。
6760687 管理サーバーにより、必ずしも最新の証明書が常に表示されない。
6765564 オンラインインストーラのヘルプに、インストーラコンポーネントパネルから削除された言語パックが正しく反映されない。
6766109 CGI Enabled as File Type で新しい構成を作成すると、障害が発生する。
6629611 一部の管理サーバーテーブルの切り替え状態が不正になる。
6633333 リンク先がローカライズされた sun.com サイトにならない。
6608135 HTML ドキュメントのタイトルに A&B のような文字が含まれる場合、エラーが発生して検索エンジンが失敗する。
|6705752 管理 GUI でサーバーヘッダーを非表示にできない。
6708548 ドイツ語ロケールで、一貫していない翻訳が提供される。
6709378 説明内のボタンとボタンのラベルが一貫していない。
6709427 logviewer 内の表タイトルの一部が壊れている。
6711035 Web Server パラメータページのフランス語翻訳の一部が削除されている。
6711518 フランス語ロケールでの「Core Server」の翻訳が一貫していない。
6712045 ボタンラベルとメッセージ文字列の翻訳は一貫しているべきである。
6723559 パスワードと再入力したパスワードが同じでなくても、登録が許可される。
6733189 wadm cli により、Web アプリケーションのパスが表示されない。
6754078 日本語の管理 GUI に文字化けしたメッセージが表示される。
6762559 「Reverse-proxy」の翻訳が一貫していない。
6763094 フランス語ロケールでの「fancy」という語の翻訳が不正である。
6715350 日本語ロケールで、OLH に無効な文字が含まれる。

B.9 7.0 Update 3 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Server 7.0 Update 3 で解決済みの問題の一覧を示します。

問題 ID 説明
6387762 wadm からシェル変数またはシステム変数にアクセスできない。
4793938 ディレクトリインデックスの代わりに、ユーザーとパスワードの入力ダイアログが表示される。

デフォルトでは、ユーザーが認証されないかぎり、Web Server 7.0 はディレクトリインデックスを送信しません。あるディレクトリにアクセスしようとすると、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。これは、Web Server 7.0 のデフォルトのアクセス制御リスト (ACL) が、認証済みユーザーだけにリストアクセス権を許可するためです。

6426116 管理コンソールの「バージョン」ボタンをクリックすると、「ファイルが見つかりません」という警告が管理エラーログに書き込まれる。
6446206 グループ内のある単一ユーザーが削除されたときに、不正なメッセージ「グループは正常に保存されました」が表示される。
6431984 Web Server の PID ファイルと UNIX ドメインソケットは、/tmp にではなく /var/run に格納されるべきである。
6475536 管理サーバーのパスワードをリセットするための明確な手段が存在しない。
6489727 [JESMF CONFORM] CP は停止時には、MfManagedElementServer_stop() を呼び出すべきである。
6493971 サーバーインスタンスの再起動が応答しない場合に管理サーバーがタイムアウトしない。

restart-instance コマンドの実行時に、UNIX システム上の管理サーバーは、サーバーインスタンスが再起動されるまで待ちます。インスタンスが正常に再起動されない場合、管理サーバーは要求に応答しません。

6515745 Web Server で SNMP マスターエージェントプロセスが起動に失敗する
6545779 Windows で、system32 ディレクトリに古いバージョンの libnspr4.dll があると wdeploy コマンドが失敗する。
6606243 Web Server インストーラが、管理自己署名付き証明書を IE 証明書タブにインポートする必要がある。

ブラウザを使用して管理コンソールにアクセスすると、信頼される認証局で証明書が発行されないことを示すポップアップ (IE6 および Mozilla/Firefox の場合) または警告ページ (IE7 の場合) が表示される場合があります。この原因は、管理サーバーが自己署名付き証明書を使用していることにあります。「管理 GUI ログイン」ページに移動するには、次の手順を実行します。

  • Mozilla/Firefox の場合、ポップアップウィンドウの「OK」をクリックします。

  • Internet Explorer 6 の場合、ポップアップウィンドウの「はい」をクリックします。

  • Internet Explorer 7 の場合、ページの「このサイトの閲覧を続行する」リンクをクリックします。

この手順では、そのブラウザセッション用の証明書が一時的に許可されます。

証明書を永続的に許可するには、次の手順を実行します。

  • Firefox/Mozilla の場合:

    ポップアップウィンドウの「今後この証明書を受け入れる」ラジオボタンを選択して、「OK」をクリックします。

  • Internet Explorer 6.0 の場合:

    1. ポップアップウィンドウの「証明書の表示」ボタンをクリックします。

      別のポップアップウィンドウが表示されます。

    2. 「証明のパス」タブを選択して、admin-ca-cert を選択します。

    3. 「証明書の表示」ボタン、「証明書のインストール...」ボタンの順にクリックします。

      証明書インポートウィザードが起動されます。これを使用すると、信頼できるルート証明書データベースに管理 CA 証明書をインポートできます。

  • Internet Explorer 7 の場合:

    1. 警告ページの「このサイトの閲覧を続行する」リンクをクリックします。

      ログインページが表示されます。

    2. アドレスバーの横にある「証明書のエラー」リンクをクリックします。

      警告ウィンドウが表示されます。「証明書の表示」リンクをクリックします。

    3. 「Internet Explorer 6 の場合」の項で説明した手順 1 から 3 に従って、信頼できるルート証明書データベースに管理 CA 証明書をインポートします。

6606132 「Sun Metaslot」ピンが設定されていない場合、自己署名付き証明書の作成に失敗する
6709477 IE6 上で GUI 登録リマインダが正しく表示されない

IE6 の select 要素は、階層構造の動作に必要な z インデックスをサポートしません。したがって、ドロップダウン (config および vs) にオーバーラップする登録リマインダが 1 つの階層として存在していても、そのドロップダウンが可視状態のままになります。

6639402 最大ファイル記述子数が 1024 の場合、サーバーで設定された接続キューのサイズが小さすぎる (128)

Web Server では、さまざまなコンポーネント用にファイル記述子が予約されています。接続プールキューのサイズ、ファイルキャッシュの最大オープンファイル数、および最大キープアライブ接続数が設定されていない場合、その他のコンポーネント用にファイル記述子を予約したあとに、Web Server によって使用可能な記述子が 3 つの値の間で分割されます。最大ファイル記述子数のデフォルト値が小さいシステム (Solaris 8 や RHEL など) では、接続プールのサイズが小さい値に設定される場合があります。たとえば、RHEL の場合、最大ファイル記述子数のデフォルト値は 1024 です。接続キューのサイズが割り当てられていない場合、Web Server は 128 個の接続を接続キューに割り当てます。稼動が多いシステムでは、この値が小さすぎることがあります。接続のタイムアウトが開始した場合、ユーザーは最大ファイル記述子数をより高い値に設定する必要があります。

6644322 Fastcgistub のメモリーリークにより、Fastcgi サブシステムがハングアップする
6474037 Ubuntu に Web Server をインストールする際の例外。

Linux Ubuntu の場合、/bin/domainname が含まれるパッケージはデフォルトで使用できません。Web Server を正常にインストールするには、これらのパッケージをインストールする必要があります。

パッケージをインストールするには、次のコマンドを入力します。

sudo apt-get install nis

6414481 compat-libstdc++ をインストールしないと Web Server をインストールできない。
6641672 compat-libstdc++-33-3* (64 ビット) バージョンがあると、REDHAT ES4.0 Linux 64 ビットのインストールに失敗する
6472668 Windows の場合、Web Server のインストールで -Xrs JVM オプションがデフォルトで使用される

回避方法: Oracle iPlanet Web Server 管理ガイドを参照してください。

6559918 CLI と管理サーバーにバージョンの互換性がない場合、エラーメッセージが不明瞭である。

Web Server 7.0 インストールを Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードする際には、設定 CLI 全体、管理サーバー、およびすべての管理ノードも必ず Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードしてください。これは、Web Server 7.0 管理インタフェースと Web Server 7.0 Update 2 管理インタフェースとの連携動作が正しく行われないからです。

6595795 管理コンソールで、移行したインスタンスに必要な機能が obj.conf ファイルに追加されない。

JVM が無効な Web Server 6.0 インスタンスを Web Server 7.0 に移行し、移行したインスタンスを管理コンソールを使用して JVM オプション付きで有効化した場合、そのプロセスでは次の必要な行が obj.conf ファイルに追加されません。

NameTrans fn="ntrans-j2ee" name="j2ee"
PathCheck fn="find-index-j2ee"
ObjectType fn="type-j2ee"
Error fn="error-j2ee"
6641844 Windows の場合、パッチを使用して Java ES 5 リリースの一部である Web Server 7 から Web Server 7.0 Update 2 リリースにアップグレードしたあとに、サーバーの起動に失敗する。
6644314 セキュリティーパッチ 121656-16 は、Java ES 5/U1 における Sun Java System Web Server 7.0 Update 2 Linux パッチに対する必須条件です。

ただし、このセキュリティーパッチでは循環依存関係が示されるため、いずれのパッチも適用できません。

6640206 既存のインストール内にサンプルアプリケーションが存在しない場合、U2 へのアップグレード時にアップグレードが失敗する。

Windows 以外 (Solaris、Linux、HP-UX) で、サンプルアプリケーションを使用せずに Web Server 7.0 または 7.0 Update 1 をインストールしており、Web Server 7.0 Update 2 にアップグレードする場合は、次のエラーメッセージが表示されます。

アップグレード中に問題が発生しました。問題のトラブルシューティングを行うには、<install-dir>/setup/Sun_Java_System_Web_Server_install.log のインストールログを確認してください

注: このエラーはアップグレードに影響しません。

6559735 サンプルアプリケーションのマニュアルで、プロパティーファイルのクラスパスに jar ファイルを追加することを説明する必要がある。

install-dir/samples/java/webapps/security/jdbcrealm/docs/index.html の「Compiling and Assembling the Application」の節で、jdbcrealm.build.properties ファイルのクラスパスサフィックスに JDBC ドライバ jar ファイルを追加することを説明する必要があります。

6413058 server.xml が、検索を変換して組み込むための全部のファイルパターンを格納しない。

スキーマは、このバージョンの Web Server に含まれる管理コンソールと検索管理ツールの両方が許可する全部のファイルパターンを格納しません。また、これは、以前のバージョンの Web Server からの移行を必要とする可能性のある全部のファイルパターンを表現する手段も持ちません。

6632936 Red Hat Linux Enterprise Linux 5 で、検索機能が正常に機能しない。

Red Hat Enterprise Linux マシンに compat-libstdc++ ライブラリがインストールされている場合、インストールされている rpm を削除し、compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2.i386.rpm をダウンロードしてインストールする必要があります。

x86 32 ビットおよび 64 ビットの場合は、compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2.i386.rpm をダウンロードしてインストールします。

注: 信頼できない場所から rpm をダウンロードおよびインストールしないでください。セキュリティーの脆弱性を招く場合があります。

6602075 Web Server で Sun crypto 1000 を使用するには、Solaris 10 パッチ 125465-02 (SPARC) および 125466-02 (x86) が必要である。
6432870 統計情報が有効化された要素が server.xml ファイル内で false に設定されたときに、サーブレットコンテナはその統計情報を収集する。
6567124 Web Server 7.0 で実行している JSF Web アプリケーションを Web Server 7.0 Update 1 で実行すると中断する場合がある。

Web Server 7.0 Update 1 には JavaServer Faces 1.2 テクノロジが付属しています。すべての JavaServer Faces Web アプリケーションは、何の変更を加えなくても Web Server 7.0 Update 1 と連動するはずです。ただし、JavaServer Faces 1.2 には互換性にいくつかの既知の問題があり、それらの非互換性に対処するためにアプリケーションに変更を加えることが必要になる場合もあります。この非互換性については、https://javaserverfaces.dev.java.net/rlnotes/1.2_04/issues.html の JavaServer Faces リリースノートで説明されています。

Java ES 5 Portal Server ユーザーは、Java ES 5 Update 1 がリリースされるまで Web Server 7.0 Update 1 へのアップグレードを延期することをお勧めします。

6549619 Windows 2003 で、CLI からコマンドを実行すると、メッセージが正しくエンコードされない。
6630841 FastCGI ハンドラの新規ロールが、常に「英語」名で作成される。
6632818 CGI 設定ページにローカライズされていない文字列が表示される。
6628910 ローカリゼーションロケールの CLI インストーラ「Enter your option」が英語である。
6484181 Portal Server は、Web Server 7.0 64 ビット起動時の JVM スタックサイズを 128K に設定するが、これは小さすぎる。

Web Server 7.0 がすでに 64 ビットモードで設定された状態で Portal Server のインストールを開始した場合、Portal Server の構成ではスタックサイズは 128K に設定されません。これに対し、Portal Server と Web Server がどちらもすでに 32 ビットモードでインストールおよび設定されている場合に 64 ビットモードに切り替えるには、「回避方法」のセクションで説明する一連の手動手順が必要となります。

6487041 Java ES Web Server インストールでは schemagen/xjc/wsgen/wsimport スクリプトが存在しない。

schemagen/xjc/wsgen/wsimport スクリプトが存在する場所は、Web Server の Java ES インストールとスタンドアロンインストールとで異なります。

6550622 Java ES 5 ソフトウェアを Java ES 5 Update 1 にアップグレードするときに、Portal Server をアップグレードせずに Web Server のみをアップグレードした場合、Portal Server サンプルが JSF 例外で失敗する。

詳細については、"互換性の問題"を参照してください。

6643821 SMF コマンドを実行すると、startserv および stopserv スクリプトから Java ES 環境が削除される (Solaris 10 のみ)。
6549580 Windows で実行中の Web Server にサービスに関する説明が含まれておらず、Java ES Update 1 パッチの適用後も説明が更新されない。
6641175 POST を使って 2G バイトを超えるデータをサーバーにストリーミングすると、問題が発生する。request.getInputStream().read() が -1 を返す
6576542 WS 7.0 に付属する、セッションレプリケーション機能を試すためのサンプルを使用できない
6600183 本文を FastCGI Perl に送信後に Transfer-encoding ヘッダーが送信される。
6613414 iWS7.0U1 - Page-encoding が大文字と小文字の区別 (たとえば utf-8 と UTF-8 の区別) をしない
6613865 Cookie の符号化/復号化のサーブレットコンテナ実装が SJSWS6.1 以降から変更された
6641175 POST を使って 2G バイトを超えるデータをサーバーにストリーミングすると、問題が発生する。request.getInputStream().read() が -1 を返す
6641231 2M バイトを超えるファイルのアップロードが Java Web コンテナに制限される。
6658609 web 7.0 u2 の JDBC リソース設定の待ち時間およびアイドルタイムアウトの最大値に -1 を指定できない
6660297 RDB を再起動すると web70 の JDBC リソースプールが予期どおりに動作しない。
6671260 標準エラー出力メッセージを FastCGI からエラーログにリダイレクトできない。

FastCGI から標準エラー出力に送信されるデータは、エラーログに記録されません。

6671957 ファイル圧縮機能のマニュアルがない (SJSWS7.0)
6671992 Web Server マニュアルで、フィルタの適用範囲と内容についてより具体的に記述する必要がある
6680376 特定の htaccess 構成でサーバーがループに陥る
6681681 /context-root (コンテキストのルート) と指定して Web アプリケーションの開始ファイルリストをアクセスすると、フィルタが 2 回適用される

開始ファイルを /context-root としてアクセスすると、現在のフィルタが 2 回適用されます。

6708333 web 7.0 u2 patch 125437-13 は前提条件として nss patch 3.11.8 以降が必要であることをドキュメント化すべきである
6697002 pull-config を実行すると、config/ ディレクトリ内のバイナリファイルが、トークン化が原因で文字化けする (SJSWS7.0u2)
6701520 インストール中にユーザーが特定の umask 設定をしている場合、インスタンスが起動しない
6710993 es、fr - OLH がスローされた例外を表示しない
6641109 NFS マウントされた docroot ディレクトリを使って設定された Web Server がクラッシュする

NFS を使用していて MediumFileSizeLimit>0 の場合に NFS ファイルが削除または置換されると、Web Server がクラッシュします。したがって、ドキュメントルートが NFS 上にマウントされている場合は、MediumFileSizeLimit>0 を使用しないようにしてください。

回避方法:

NFS クライアントのように、Web Server のドキュメントが NFS マウント上に存在している場合には、nsfc.conf 内で MediumFileSizeLimit を 0 に設定します。


B.10 7.0 Update 2 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Server 7.0 Update 2 で解決済みの問題の一覧を示します。

問題 ID 説明
6467621 「Sun Software PKCS#11 softtoken」使用時にサーバーへの要求が失敗する。
6564797 接続キュー、キープアライブサブシステム、およびファイルキャッシュのサイズ変更は、サーバーが自動的に行うべきである。
6493271 Web Server 7.0 における Java ガベージコレクタのアクティビティーが、Web Server 6.1 の場合と比較して高い。

Web Server 7.0 のサーブレットコンテナは、多数の Java オブジェクトを作成します。

6497803 部分要求と welcome ファイルによって形成された要求 URI にサーブレットがマップされた場合、その動作が正しくない。

Web コンテナは、有効な部分要求を受け取ると、配備記述子内に定義された welcome ファイルリストを調べる必要があります。welcome ファイルリストとは、先頭や末尾に / が付いていない部分 URL の、順序付けされたリストのことです。Web Server は、各 welcome ファイルを配備記述子内で指定された順番で部分要求の末尾に追加し、静的リソースまたは WAR ファイル内のサーブレットがその要求 URI にマップされているかどうかをチェックする必要があります。Web コンテナは、WAR 内で最初に一致したリソースに、その要求を送信する必要があります。

6316881 req.getHeader() でヘッダー内の複数バイト文字を取得できない。

request.getHeader() の呼び出し時に、文字が正しく解析されません。

6554326 ハードコードされたメッセージ "ADMIN 3594: Configuration changes require a server restart" がローカライズされていない。
6565615 日本語ロケールのオンラインヘルプで、「認証データベースの編集 (Editing Authentication Databases)」の PAM に関する説明で Directory Server の名前が誤って記述されている。

正しい説明は次のようになります。 「認証データベースの編集」PAM -- PAM は Sun Java System Web Server 7.0 によってサポートされる新しい認証データベースです。

6563951 先頭にスラッシュが付いた検索コレクションサブディレクトリが原因で、紛らわしいエラーが発生する。

検索コレクションを作成し、先頭にスラッシュが付いたドキュメントルートサブディレクトリを設定しようとすると、先頭にスラッシュが必要であることを誤って通知するエラーメッセージが表示されます。

6571208 ディレクトリ一覧表示タイプに一貫性のない表現がある。

「インデックス作成が「なし」のときに使用するエラー応答ファイル」という一文を、「一覧表示が「なし」のときに使用するエラー応答ファイル (Error response file to use when listing is None)」に変更するべきです。

6549584 国名一覧の中で「Other」という単語が翻訳されていない。
6556225 「ドキュメントの追加」ウィンドウで、サブディレクトリの「含める」チェックボックスが翻訳されていない。
6565615 日本語ヘルプ: 「認証データベースの編集 (Editing Authentication Databases)」の PAM に関する説明が誤っている。
6628918 日本語の管理 GUI メッセージの翻訳に問題がある。
6628917 GUI インストーラ OLH の翻訳に問題がある。
6604075 Java ES で、Web Server 7.0 起動時に Access Manager で null ポインタ例外が表示される。
6479062 Solaris SPARC、Linux、および HP-UX プラットフォームで HTTP リスナープロトコルファミリを nca に設定すると、Web Server が起動しない。

EditHTTPListener ウィザードで Protocol-Family プロパティーを nca に設定すると、Web Server インスタンスは再起動しません。

6464953 set-authdb-prop CLI を使用して digestauthstate プロパティーを設定すると、値の検証が行われず、このプロパティーにとって無意味な値が許可されてしまう。
6504050 管理コンソールのすべてのウィザードの「結果」ページで、位置合わせを適切に行うべきである。
6473376 デフォルトの server.xml に <stack-size> 要素を含めるべきである。
6367751 create-instance コマンドがリモートノード上で断続的に失敗し、HTTP 400 エラーがログに記録される。
6547264 あるリモートノードの起動直後に create-instance コマンドを実行すると、そのリモートノード上でそのコマンドが失敗する。
6468132 ニックネームにコロンが含まれる証明書は、list-cert コマンドを実行しても表示されない。
6437577 <pkcs11> 要素は、子要素が存在しなくても server.xml から削除されない。
6473589 トークン PIN を設定すると、<pkcs11/> が server.xml に追加される。
6534202 管理コンソール経由で WebDAV コレクションプロパティーを編集できない。

同じ構成が複数のノードに配備されている場合には、共用の場所として lockdb パスをすべてのノードで同じパスにマウントする必要があります。また、管理コンソールから lockdb 内のロックをリストしたり失効させたりするには、この同じパスに対して管理サーバーを書き込み可能にしてください。

6554691 add-webapp コマンドに JSP プリコンパイルオプションを指定して実行すると、コマンドは以前にプリコンパイルした JSP ファイルを削除しない。
6556820 管理コンソールまたは管理 CLI は、管理サーバーへの CA 証明書の追加をサポートしていない。
6489269 引用符で囲まれたパスを含む「external」式関数が、動作しない。
6432375 HP-UX 上で、一部の OID 値に対して SNMP が失敗する。
6483212 HP-UX 11.11 上で、最大ヒープサイズが 2048M バイト以上である場合に Web Server の起動が失敗する。
6474011 basic-search.html の説明が不明瞭である。
4988156 スタンドアロン製品を既存の Java ES インストール上にインストールすること、およびその逆がサポートされていない。
6610103 Windows で Java を無効化したあとに、構成を配備して起動することができない
6856484 接続キュー、キープアライブサブシステム、およびファイルキャッシュのサイズ変更は、サーバーが自動的に行うべきである。

B.11 7.0 Update 1 において解決済みの問題

次の表に、Sun Java System Web Server 7.0 Update 1 で解決済みの問題の一覧を示します。

バグ ID 説明
6390112 Java LDAP 接続プールの相互作用の問題 - 初期接続がタイムアウトしない。

server.xml ファイル内で JVM オプションを使って Java LDAP 接続プールを指定し、このプールを Web Server 起動時に外部 JNDI リソースを使って参照すると、プールされた LDAP 接続が作成されます。この接続があると、プールは常にビジーとして指定され、この接続の有効期限が切れることはありません。

6472223 「mail-resource」サブ要素の値がメールセッションオブジェクトに設定されない。
6487083 NSAPIRequest.setupRequestFields が低速である。

com.sun.webserver.connector.nsapi.NSAPIRequest.setupRequestFields が低速です。その主な原因は、Cookie ヘッダー解析時に、文字列からバイトおよびバイトから文字列への変換が過剰にあるためです。

6501785 サーブレットコンテナが、RequestDispatcher インクルードの処理時にアクセラレータキャッシュを使用しない。
6500647 Windows 上で JSP の動的再読み込みを行うと、不正な出力が生成される。
6433752 ssl-check が NSAPI ベースのプラグインと連携動作しない。
"PathCheck fn="ssl-check" secret-keysize=128 bong file="xxxxx.yyy.html" 

静的ファイルの要求に対し、クライアントの secret-keysize がサーバーによって指定されたサイズよりも小さく、かつ bong ファイルが存在しているならば、その bong ファイルは応答として送り返されます。ところが、動的コンテンツ (JSP ファイルなど) が要求された場合には、bong ファイルではなく、実際に要求されたオブジェクト (たとえば、JSP ファイル) が返されます。

6421617 サーバーにより解析される HTML (ParseHTML) と「restricted by group」オプションを含む .htaccess で問題が発生する。

shtml インクルードエントリを含み、「restricted by group」オプションが有効化された .htaccess 経由で認証されるように設定された HTML ファイルを解析すると、認証が成功します。グループユーザーが認証されても、結果ページは shtml インクルードエントリを取得しません。ただしこれは、「restricted by user」オプションを含む .htaccess ファイル内のユーザーとは正常に連携動作します。

6489913 SSL のセッションキャッシュを無効にできない。

セッションキャッシュはデフォルトで有効になっています。セッションキャッシュが無効になった状態で HTTPs プロトコル経由で URL にアクセスすると、URL の処理は完了せず、サーバーログには、session-cache なしでは SSL を設定できないことを示すエラーメッセージが表示されます。

6302983 サンプルが「Sun Java System」ではなく「Sun ONE」を参照している。

Web Server 7.0 に同梱されているサーブレットサンプル LocaleCharsetServlet.java は、「Sun Java System」ではなく「SunONE」を参照しています。

6495588 sampleapps/java/webapps/simple ドキュメントが無効である。

単純なサンプルアプリケーションのドキュメントに、不正なパス名が記載されています。パスは、install-dir/samples/java/webapps/simple/src ではなく install-dir/plugins/java/samples/webapps/simple/src にしてください。

6347905 FastCGI を設定するための CLI サポートがない。obj.conf または magnus.conf ファイルを手動で編集して、FastCGI を設定する必要がある。
6504587 FastCGI にメモリーリークが見つかった。
6479045 管理コンソールのオンラインヘルプを更新する必要がある。

オンラインヘルプは、次の理由のために更新する必要があります。

  1. コンテキストベースのヘルプを提供すべきである。

  2. すべての画面について、対応するヘルプページを用意する必要がある。

  3. GUI の変更をヘルプページに反映させる必要がある。

  4. GUI とオンラインヘルプとの間で、用語の使用法に一貫性がない。

  5. 文法上の間違いを修正する。

  6. いくつかのトピックについて詳しく説明する。

6482764 オンラインヘルプと管理コンソールとの間に不一致がある。
6498477 トークン設定ページにヘルプファイルが存在しない。

「共通操作」>「構成を編集」>「証明書」>「PKCS11 トークン」の画面にヘルプファイルがありません。

6479062 HTTP リスナーファミリを動的に再設定できない。プロトコルファミリを nca に設定すると、インスタンスが起動しない。
6482536 <listen-queue-size> の上限が 65535 に設定されているが、これでは小さすぎる。<listen-queue-size> の上限を引き上げる必要がある。
6500715 新しい cgi ディレクトリの作成時に不正な ObjectType fn="force_type" が object.conf に追加される。

新しい cgi ディレクトリの作成時に、不正なオブジェクトタイプ force_typeobj.conf ファイルに追加されます。

6479247 Windows 上で、配備後にインスタンスを再起動すると、トークンパスワードの入力ダイアログボックスが表示される。この動作はほかのプラットフォームでは見られない。
6425144 Windows の場合、クラスパスにセミコロン (;) が含まれていると、wadm がクラスパスを正しく更新しない

tcl 内のセミコロンはコマンドターミネータとして解釈され、単一行中の複数のコマンドを分類するために使用されます。Windows では、セミコロンはパス区切り文字として使用されます。

6292582 「iwsFractionSysMemUsage」の SNMP 管理情報ベース (MIB) が正しい結果を表示しない

SNMP マネージャーユーティリティーがクエリーを発行したときに、iws.mib の一部である、SNMP MIB の「システムメモリー中のプロセスメモリーの一部」が間違った結果を出力します。

6471744 設定値を指定せずに list-tokens コマンドを実行すると、不正なエラーメッセージが表示される。
6471754 認証データベース値を指定せずに list-authdb-userprops コマンドを実行すると、不正なエラーメッセージが表示される。
6472210 無効な http-listener 値を指定して get-ssl-prop コマンドを実行した場合、エラーメッセージが表示されない。
6476111 管理コンソールを使って MIME タイプを編集できない。
6478601 存在しないインスタンスを停止させると、不適切なメッセージが表示される。

存在しないインスタンスを停止しようとすると、エラーメッセージ「サーバーインスタンスは正常に停止しました。」が表示されます。

6480523 wadm によって、負のポート番号を含む設定が許可される。
6489765 無効な key-size 値を指定して create-cert-request コマンドを実行した場合、不正なエラーメッセージが表示される。
6489777 delete-group コマンドで無効なグループ値を指定すると、不正なエラーメッセージが表示される。
6489779 無効な group-ID 値を指定して list-group-members コマンドを実行した場合、エラーメッセージが表示されない。
6490728 set-reverse-proxy-prop コマンドを使って rewrite-location プロパティーを設定できない。

-rewrite-location プロパティーを false に設定することはできません。-rewrite-location に指定された値は検証されません。たとえば、i-rewrite-location オプションに = 記号を指定すると、obj.conf ファイルが破壊され、パーサーエラーが発生します。

6492315 set-token-prop コマンドでトークン PIN を指定していなくても、server.xml ファイル内に間違ったパスワードが設定される。
6492469 LDAP ユーザー作成の失敗時に不正なエラーメッセージが表示される。
6494353 インスタンスの削除中に無効なノード名を指定すると、不正なエラーメッセージが表示される。
6494950 register-node コマンドは、シェルモードでのみ、非 SSL ポートで正常に実行される。

シェルモードでは、-no-ssl オプション付きで register-node コマンドを入力すると、ノードが正常に登録されます。なぜなら、コマンドが間違って SSL モードで実行されるからです。

6405018 シェルモードでエコーが有効なときに、get-jvm-prop コマンドによってこのコマンドが出力されない。
6499507 list-locks および expire-lock コマンドの実行時に不正なエラーメッセージが表示される。
6499510 設定名を指定せずに list-instances、list-crls、list-tokens、および list-certs コマンドを実行すると、「null」メッセージが表示される。
6499512 list-url-redirects コマンドのエラーメッセージがローカライズされていない。
6500119 ある既存の証明書を削除しようとしているときに無効な設定名を指定した場合、wadm によってトークン PIN の入力が求められる。
6500146 CLI を使用して HTTP リスナーを作成するときに、名前として null 値を持つリスナーが create-http-listener コマンドによって作成される。
6500150 list-dav-collections コマンドの実行時に仮想サーバーを指定しなかった場合、不正なエラーメッセージが表示される。
6500151 list-users、list-org-units、list-groups、および list-group-members コマンドの実行時に認証データベースを指定しなかった場合、不正なエラーメッセージが表示される。
6500152 list-uri-patterns コマンドの実行時に仮想サーバーを指定しなかった場合、不正なエラーメッセージが表示される。
6500154 list-userprops CLI で不正なメッセージが発生する。

list-jdbc-resource-userprops、list-soap-auth-provider-userprops、list-auth-realm-userprops、list-external-jndi-resource-userprops、list-custom-resource-userprops コマンドの実行時に、JNDI 名を指定しなかったか無効な JNDI 名を指定した場合、不正なエラーメッセージが表示される。

6503350 無効な wadm コマンドを入力したときに表示されるエラーメッセージが誤解を招く恐れがある。

無効なコマンドを入力すると、エラーメッセージ「無効なコマンド <コマンド名>。 有効なコマンドのリストを表示するには、「help」コマンドを使用してください。」が表示されます。help のマニュアルページには、有効なコマンドのリストは含まれていません。したがって、このエラーメッセージは誤解を招く恐れがあります。

6503944 LDAP 認証データベースに対する create-user コマンドの使用法があいまいである。
6504095 set-cert-trust-prop コマンドによって不正なプロパティーが受諾され、適切なエラーメッセージが表示されない。
6443845 指定されたトークンのパスワードの長さと機構のサポートが、管理サーバーによって検証されない。
6449506 既存の証明書と同じサーバー名を持つ証明書を、同じニックネームで作成できない。
6461553 「仮想サーバーの Web アプリケーション」ページのタイトルのヘルプが正しくない。
6473518 インスタンス起動時にトークン PIN を入力するプロンプトは、設定が配備されていない場合には表示されないようにすべきである。
6476095 ドキュメントディレクトリおよび CGI レコードを編集するオプションが、管理コンソールに用意されていない。
6476736 仮想サーバーレベルで MIME マッピングを追加および編集するためのタブを、管理コンソールに用意すべきである。
6478090 「ノード」->「管理サーバーを選択」->「証明書」->「トークンパスワード管理」ページの「現在のパスワード」フィールドは、管理者のトークンパスワードが設定されていない場合は無効化すべきである。
6490705 管理コンソールを使って URI パターンに固有の設定を行えない。
6496545 管理 CLI 経由でカスタム認証データベースユーザープロパティーを作成すると、管理コンソールに無効なプロパティーが表示される。
6502303 管理コンソールの「移行」ウィザードで「完了」ボタンを複数回クリックすると、複数の設定が作成される。
6504495 管理コンソールには 508 コンプライアンスの問題がある。
6504951 「共通操作」->「仮想サーバーを編集」->「WebDAV」->「新規」ページのユーザー選択プロセスで、検証を行う必要がある。
6360666 インストールされた CRL は、意味のある名前を持つべきである。
6364821 管理 CLI は、URI、URI プレフィックス、URI ワイルドカードパターン、および URI 正規表現を、URI 空間で動作するすべてのコマンドに対してサポートすべきである。
6366956 スケジュールイベントの検索機能が、管理コンソールから正しく機能しない。
6378612 64 ビットのインスタンスが 32 ビットのリモートノード上で起動しない。
6423391 DER 形式以外のデータを含むサーバー証明書をインストールするときに、不正なエラーメッセージが表示される。
6439132 「証明書インストール」ウィザードの例外が不明瞭である。
6468676 「Java ホーム」フィールドの検証機能が存在しない。無効なデータが受諾されてしまう。
6474668 「HTTP リスナー」フィールドに空白文字を含む名前が受諾される。これは無効である。
6476111 管理コンソールまたは CLI のいずれを使っても MIME タイプを編集できない。
6483365 GUI と CLI で、移行用の Web Server 7.0 のサーバールートが受諾されてしまう

管理コンソールと CLI では移行時に、Web Server 6.1 や Web Server 6.0 のパスの代わりに Web Server 7.0 のパスが受諾されます。Web Server 7.0 のパスは、migrate-server コマンドの server-root プロパティーの有効なパスではありません。

6492176 管理コンソールを使って新しい設定を作成および保存するときに、デフォルト値や null 値が obj.conf 内に格納される。

管理サーバーは、管理コンソールから渡された値を、何の検証も行わずに obj.conf ファイル内に格納します。

6497004 set-authdb-prop 実行時に CLI 上に SaveConfigException が表示される。

set-authdb-prop コマンドを使用して存在しないファイルパスを keyfile authdbpath プロパティーに指定した場合、File does not exist というメッセージの代わりに、SaveConfigException が発生します。

管理サーバーのエラーログを参照してください。

6497143 stop-admin コマンドの実行時に、管理サーバーが実際に実行中であるのに「管理サーバーは停止中です」というメッセージが表示される場合がある。
6498411 get-cert-prop では、<displayproperties> 要素内に記載されたプロパティーだけが表示されない。
6500715 cgi-bin ディレクトリ内のファイルにアクセスしようとすると、サーバーエラーが発生する。
6364702 wadm コマンドの成功時または失敗時に、有効なエラーコード [0-125] が返されない。
6370032 RequestDispatcher インクルード呼び出しを使用すると、セッションフェイルオーバーが実行されない。

1 つのクラスタ上に 2 つの Web アプリケーションを配備し、一方のアプリケーションが他方のアプリケーションを RequestDispatcher() インクルード呼び出しを使用して呼び出すようにした場合、RequestDispatcher ()invoke() メソッドの実行中に持続性バルブが呼び出されないため、セッションレプリケーションが実行されません。

6381950 BaseCache に不正な負荷係数が設定される。

セッションレプリケーションは 3 つ以上の Web アプリケーションをサポートしません。

6381954 RequestDispatcher に関連する複数の Web アプリケーションでは、不正なシーケンスが原因でセッションレプリケーションの実行が失敗する。
6383313 SR-intanceId Cookie に不正なパスが設定される。

SR-instanceId Cookie には、サーブレットのパスではなく Web アプリケーションのパスが設定されるべきです。

6450360 create-authdb コマンドで、認証データベース (authdb) の作成時に URL が検証されない。create-authdb コマンドを実行すると、間違った URL を持つ認証データベースが正常に作成される。
6450800 get-error-log および get-access-log コマンドで、雑然とした不適切なメッセージが表示される。
6459106 wadm deploy によるクラスタ設定の配備が失敗する。

手動またはその他の手段によってインスタンスの設定ファイルに何らかの変更が加えられた場合、deploy-config コマンドによって、インスタンスが変更されたことを知らせるエラーメッセージが表示されます。

6462891 Web アプリケーションをユーザー固有の場所に配備するための管理コンソールが存在しない。
6439577 wadm コマンドプロンプトから間違ったトークン PIN を使ってインスタンスが起動されたときに、トークンパスワードが求められない。
6465470 「グループ設定」ページのテキストが間違っている。

テキストは「このページから、選択した認証データベース内のユーザーグループを追加/削除します。」ではなく、「このページから、選択した認証データベース内のユーザーグループを追加/削除できます。」とすべきです。

6465480 JVM プロファイラを削除するときのメッセージが不正である。

メッセージは「プロファイラが正常に保存されました」ではなく「プロファイラが正常に削除されました」とすべきです。

6466409 Web アプリケーションの追加時に間違ったパスを指定すると、不正なエラーメッセージが表示される。
6467164 管理コンソールウィザードのウィンドウタイトルに一貫性がない。
6467785 無効な Directory Server 設定値を入力すると、管理コンソールに不正なエラーメッセージが表示される。
6470585 ドキュメントディレクトリの URI プレフィックスが「\」を含まない値を受諾してしまう。
6471737 list-instances コマンドで、設定値を指定しなくてもインスタンスが一覧表示される。
6472385 CLI 経由で行なったトークンパスワードの変更が GUI に反映されない。ブラウザを再描画する必要がある。
6467665 migrate-jks-keycert コマンドを使って無効なファイルパスを持つ証明書を移行しようとすると、keystore-password と key-password の入力を求められる。
6469104 create-selfsigned-cert コマンドでサーバー証明書を作成するときに、不適切な有効期間を定義できてしまう。
6469109 delete-cert コマンドでは、トークン「Sun Software PKCS#11 softtoken」を使って作成された証明書が削除されない。
6471649 list-events コマンドの出力が正しく位置合わせされていない。
6474584 dayofweek が「*」をオプションとして受け取らない。

たとえば、ACL を次のように設定します。

acl "uri=/"; 
deny (all) dayofweek="*"; 
allow (all) dayofweek="Sat,Sun";

このプログラムでは、土曜日と日曜日を除いたすべての曜日のアクセスを制限しようとしています。このプログラムは正しく機能しません。なぜなら、月曜日にこの ACL に正常にアクセスできるからです。

6477840 クラスパスのプレフィックス、クラスパスのサフィックス、およびネイティブライブラリパスのプレフィックスを入力するための広いテキスト領域を、管理コンソールに用意すべきである。
6478165 「CRL をインストール」ページでは、サーバー上の CRL ファイルへの不正なファイルパスが入力されたあとのユーザビリティーに問題がある。
6478229 「インスタンス」->「新規」ページのタイトルが正しくない。
6478292 「共通操作」->「構成を選択」->「仮想サーバーの選択」->「仮想サーバーを編集」->「WebDAV」->「新規」ページに「ユーザー」の入力フィールドが表示されるのは、認証データベースが PAM の場合だけにすべきである。
6478303 管理コンソールでは、ACL のユーザー情報またはグループ情報を入力しなくても ACE を作成できる。認証データベースが PAM かどうかのチェックが行われない。
6478612 「要求ヘッダータイムアウト」テキストフィールドに受諾される値の範囲に関するインラインヘルプが間違っている。
6500228 ある MIME タイプの重複するレコードを作成すると、管理コンソールに例外が表示される。
6501807 管理コンソールを使用して新しい Web アプリケーションを配備すると、既存のすべての Web アプリケーションのセッションが終了する。
6504748 インスタンス削除オプションを使うと、アンインストーラは、シンボリックリンクを削除する代わりにシンボリックリンクからファイルを削除する。
6505994 URI パターンが空のままプロパティーを作成するとクラッシュが検出される
6510486 htaccess 規則がメモリー内で破壊される可能性がある。

単一の .htaccess ファイルに 6 つ以上の許可規則または拒否規則が含まれている場合、いくつかの規則がメモリー内で破壊される可能性があります。この問題が発生すると、いくつかの規則の処理が無視される可能性があります。

6506936 インスタンスの webapps ディレクトリ内で JSP またはその他のファイルを変更すると、deploy-config が失敗する。

管理コンソールまたは CLI から pull-config を使うと、instance-dir/config ディレクトリの中身だけが config-store に取り込まれます。 Web Server 7.0 では、pull-config を使うと、中身は instance-dir/configinstance-dir/lib、および instance-dir/web-app ディレクトリに取り込まれていました。

6492407 フロントエンドファイルのアクセラレータキャッシュ。

ACL および obj.conf の設定によっては、フロントエンドアクセラレータキャッシュは、NSAPI を使って以前に処理された URI に対する静的ファイル要求を処理できます。アクセラレータキャッシュはデフォルト設定で実行する必要があります。

6498928 0 バイトのファイルに対して、出力指令が呼び出されない。

応答の長さが 0 の場合は、protocol_start_response() が呼び出されないかぎり、出力指令は呼び出されません。send-fileprotocol_start_response() 関数を呼び出しません。0 バイトのファイルを送信しても、出力指令は呼び出されません。

6502258 出力バッファーが大きいとサーバーがクラッシュする。

出力ストリームバッファーサイズが入力バッファーサイズよりも大きい場合、サーバーが無効なアドレスにデータをバッファリングしようとする可能性があります。デフォルトの入力バッファーサイズは、8192 バイトです。

6504755 デフォルトサーバーインスタンスでアクセスロギングを無効にできない。

server.xml ファイル内では、<access-log> <enabled> 要素の値が無視されます。

6505390 アクセラレータキャッシュが ssl-unclean-shutdown プロパティーを処理しない。

アクセラレータキャッシュが、デフォルト設定内の AuthTrans fn="match-browser" browser="*MSIE*" 指令と正しく相互に作用しません。そのような指令が存在する場合、アクセラレータキャッシュは、使用するブラウザの種類にかかわらず、「クリーンでないシャットダウン」設定をすべての接続に適用します。

6432375 HP-UX 上で、一部の OID 値に対して SNMP が失敗する。

回避方法

HP-UX API のサポートの欠如およびその複雑さのために、ネットワークの入出力トラフィック統計情報が実装されていません。トラフィック統計情報を監視するには、HP のツールを使用してください。

6430293 管理コンソールに表示される AdminException メッセージがローカライズされていない。
6508299 英語以外のロケールで、オンラインヘルプの左パネルに、検索結果が文字化けして表示される。
6507819 ローカライズ版のオンラインヘルプのコンテンツが、英語版と一部異なっている。
6536820 Tinderbox 上で QA 回帰テストの実行時に、断続的に deploy-config が失敗する。
6486480 <replacement>false</replacement> を指定すると、service-nsfc-dump のエントリヒット数が 0 になる。

server.xml ファイル内で <replacement>false</replacement> を指定すると、service-nsfc-dump 出力のエントリヒット数が 0 と表示されます。ただし、キャッシュヒット数は正しく表示されます。


6809081 サンプルアプリケーションのドキュメントで、ant の配備を成功させるには管理サーバーを起動する必要がある旨の説明を追加する必要があります。
6860680 Windows の脆弱性 — ファイル拡張子の末尾に「::$DATA」を追加すると、JSP ページの内容が公開されてしまいます。
6841507 『Sun Java System Web Server 7.0 U5 Administrator's Configuration File Reference Guide』でのドキュメントの誤字。
6834770 virtual-server-name_obj.conf に関する情報が、ドキュメントにほとんど記述されていません。
6839431 Sun MetaSlot 内の証明書の更新中に ADMIN4159 エラーが発生します。
6842383 FastCGI suid 環境を動作させるために必要な設定に関するドキュメントを、さまざまなオペレーティングシステムのプラットフォームに対して作成します。
6841454 CA 署名付き証明書の更新中に生成される CSR が、GUI でフォーマットを必要とします。 /Para>