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Oracle® JRockitフライト・レコーダ・ラン・タイム・ガイド
リリースR28
B61448-03
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5 トラブルシューティングおよびセキュリティ

この章では、JRockitフライト・レコーダのトラブルシューティングおよびセキュリティ対策について説明します。

次のセクションが含まれます:

5.1 トラブルシューティング

Oracle JRockit JVMを起動する際に-Xverbose:jfrコマンドライン・オプションを指定すると、JRockitフライト・レコーダで豊富な診断情報を得ることができます。さらに多くの情報を含めるには、-Xverbose:jfr=debugおよび-Xverbose:jfr=traceを使用します。-Xverboseの詳細は、Oracle Technology NetworkのOracle JRockitコマンドライン・リファレンスを参照してください。

5.2 セキュリティ

記録ファイルにセキュリティ情報が含まれる可能性があります(ユーザー名やパスワードなどをコマンドラインに指定した場合)。取扱いには十分な注意が必要です。

コマンドライン、診断コマンドまたはJRockit Mission Controlのいずれかを使用してのみ記録を開始できます。これらの方法が提供するセキュリティを表5-1に示します。

表5-1 セキュリティ権限

手法 セキュリティ

コマンドライン

信頼されたユーザーのみがJRockitプロセスのコマンドラインにアクセスできます。

診断コマンド

JRockitプロセスの所有者のみがjrcmdを使用してプロセスを制御できます。

JRockit Mission Control Client

JRockit Mission Control ClientはJMXを使用してJRockitにアクセスします。