用途
場所オブジェクトを作成します。
前提条件
mkloc
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
mkloc::=
mkloc [ --inputcomment/-i | --comment/-c comment ] [ --mailto/-m email-target[,email-target]... ] [ --customerid/-I customerid ] [ --notification/-n ntype ] [ --recalltime/-R duration ] locationname...
意味
場所に対するコメントの入力(オプション)を可能にします。mkloc --inputcomment
を実行すると、コメントの入力を要求するプロンプトが表示されます。コメントを終了するには、その行にピリオド(.
)を付けます。
場所についての説明的なコメントを指定します。
カスタマIDの文字列。注意: 保管場所に対してのみ有効です。
ここで指定した電子メール・アドレスでは、指定の場所にあるボリュームなどのメディアの移動に関する選択または配布レポートを受信します。この機能を使用するには、管理サーバー上で電子メール・システムが動作している必要があります。複数のエントリを指定する場合はカンマで区切ります。
--notification ntype
オプションを使用すると、保管場所に対するメディアの移動が発生する際に、オフサイト保管ベンダーに送信する電子通知タイプを指定できます。ntype
値は、none
またはimftp
(Iron Mountain FTPファイル)です。
--recalltime
オプションを使用すると、この保管場所からデータ・センターにボリュームをリコールするのに必要な時間を指定できます。この設定は、アクティブな場所に対して使用できず、オフサイトの保管場所に対してのみ有効です。この設定は、Recovery Manager(RMAN)によって開始された、指定のリソース待機期間内に供給できなかったテープ・ボリュームを使用する必要があるリストア・リクエストが失敗したかどうかを判断する場合に使用できます。また、このパラメータは、複数のオフサイトの場所で複数のコピーを使用できる場合に、リストア操作のためにリコールするボリュームを特定するために、ボリューム・クローニング機能で使用することも可能です。
保管場所の名前。
注意: all は予約語であるため、場所の名前として使用できません。 |