用途
rensched
コマンドは、スケジュールの名前を変更する場合に使用します。スケジュールの名前を表示するには、lsschedコマンドを実行します。
前提条件
rensched
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
rensched::=
rensched [ --nq ] { old-schedulename new-schedulename }...
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のスケジュールの名前を指定します。
スケジュールold-schedulename
に対する名前を指定します。スケジュール名は大/小文字が区別され、英数字で始める必要があります。使用できるのは文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドのみです(空白は不可)。最大127文字までです。
例
例2-110 バックアップ・スケジュールの名前の変更
例2-110では、スケジュールfull_backup
の名前をweekday_sunday_backup
に変更します。
ob> lssched full_backup sundays, weekdays fullbackup.ds ob> rensched --nq full_backup weekday_sunday_backup ob> lssched weekday_sunday_backup sundays, weekdays fullbackup.ds