用途
renssel
コマンドは、データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を変更する場合に使用します。
前提条件
renssel
コマンドを使用するには、管理ドメインの構成の変更(modify administrative domain's configuration)権を備えている必要があります。
構文
renssel::=
renssel [ --nq ] { old-sselname new-sselname }...
意味
確認メッセージを表示しません。このオプションを指定しない場合、コマンドは確認メッセージを表示します。確認メッセージについては、「対話型モードでのコマンド実行」を参照してください。
既存のデータベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。
データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前を指定します。
例
例2-112 データベース・バックアップ記憶域セレクタの名前の変更
この例では、mksselコマンドを使用して記憶域セレクタを作成し、contentをfullに指定します。chsselコマンドを使用してセレクタのコンテンツにアーカイブ・ログを追加し、次に、セレクタの名前をssel_full
からssel_full_arch
に変更します。
ob> mkssel --dbid 1557615826 --host brhost2 --content full --family f1 ssel_full ob> chssel --addcontent archivelog ssel_full ob> renssel ssel_full ssel_full_arch rename ssel ssel_full? (a, n, q, y, ?) [y]: y ob> lsssel --short ssel_full_arch