用途
OB_DEVICE
パラメータは、バックアップに使用するテープ・デバイスを定義する場合に使用します。
制限と使用方法
Recovery Manager(RMAN)ジョブにOB_DEVICE[_
n
]
を指定する場合は、次の点に留意してください。
このパラメータはリストア・ジョブに影響しません。
チャネルはテープ・ドライブのみに制限でき、テープ・ライブラリには制限できません。
表C-1では、RMANバックアップ・ジョブ用にメディア・ファミリおよびテープ・デバイスを選択する際にOracle Secure Backupで使用される基準について説明しています。
構文
OB_DEVICE[_n][=]{drive_name | [drive_name]@hostname}
意味
二重化バックアップのコピー番号を指定します。二重化バックアップでは、最初のコピーにはOB_DEVICE_1
、2番目のコピーにはOB_DEVICE_2
、というように指定します。
バックアップの制限先となるテープ・ドライブの名前を指定します。
バックアップの制限先となるホストの名前を指定します。
drive_name
@
host_name
を指定した場合、Oracle Secure Backupは、指定されたテープ・デバイスと指定されたホストを使用します。@
host_name
を指定した場合、Oracle Secure Backupは、名前がhost_name
のホストに接続された任意のテープ・デバイスを使用します。
例