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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
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OB_RESOURCE_WAIT_TIME

用途

OB_RESOURCE_WAIT_TIMEパラメータは、必要なリソースが使用可能になるまでに、バックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブが待機する期間を指定する場合に使用します。

制限と使用方法

Recovery Manager(RMAN)のリソース待機時間は次の各場所で指定できますが、先に示された場所よりも後に示された場所の方が優先されます。

  1. rmanresourcewaittimeポリシー

  2. RMANバックアップ・ジョブに対応するデータベース・バックアップ記憶域セレクタwaittime属性

  3. RMANチャネル構成パラメータOB_RESOURCE_WAIT_TIME

構文

OB_RESOURCE_WAIT_TIME::=
OB_RESOURCE_WAIT_TIME=duration

意味

duration

リソースとしてのテープが使用可能になるまでOracle Secure Backupが待機する時間を指定します。durationプレースホルダの有効な値は、「duration」を参照してください。

例C-7 SENDコマンドによるSBTリストア

この例では、SENDコマンドを使用して、リソースとしてのテープが使用可能になるまで、リストア・ジョブが最大10分間待機するように指定しています。パラメータOB_RESOURCE_WAIT_TIMEと値の間に等号が挿入されていないことに注意してください。

RUN
{
  ALLOCATE CHANNEL c1 DEVICE TYPE sbt;
  SEND 'OB_RESOURCE_WAIT_TIME 1minute';
  RESTORE ARCHIVELOG ALL;
}

例C-8 ENVパラメータによるSBTリストア

この例では、ENVパラメータを使用して、構成されたチャネルでの待機時間を指定しています。パラメータOB_RESOURCE_WAIT_TIMEと値の間に等号が挿入されていることに注意してください。

CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE sbt PARMS
  'ENV=(OB_RESOURCE_WAIT_TIME=1minute)';
RESTORE ARCHIVELOG ALL;