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Oracle Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド |
6. Oracle RAC 用サポート のトラブルシューティング
グローバルクラスタでの Oracle 10g または 11g の構成例
ゾーンクラスタでの Oracle 10g または 11g の構成例
Oracle 9i と Oracle 10g または 11g のソフトウェアアーキテクチャーは異なります。 これらの違いにより、Oracle RAC 用サポート のリソースおよびリソースグループの構成は、使用している Oracle のバージョンに依存します。 また、このデータサービスがサポートする Oracle のバージョンごとに、リソースおよびリソースグループの構成は、Oracle ファイル用に使用しているストレージ管理方式の組み合わせにも依存します。
次の節では、グローバルクラスタとゾーンクラスタの両方について、SPARC プラットフォームでの Oracle 9i と Oracle 10g または 11g のストレージ管理方式の典型的な組み合わせ用のリソースおよびリソースグループの構成を示します。 x86 プラットフォームでは、Oracle UDLM リソースは不要です。
注 - 次の図は、必要に応じて、複数所有者ボリュームマネージャーフレームワーク SUNW.vucmm_framework の使用を反映しています。 このフレームワークは、ボリュームマネージャーリソース (Oracle RAC 構成で使用する場合) を格納するために Sun Cluster 3.2 11/09 リリースで導入されたものであり、RAC フレームワークリソースグループの使用に代わるものです。
RAC フレームワーク SUNW.rac_framework でボリュームマネージャーリソースを構成する Oracle RAC 構成は、このリリースで引き続きサポートされます。 SUNW.rac_framework を使用してボリュームマネージャーリソースを格納する方法は、Oracle Solaris Cluster の将来のリリースで非推奨になる可能性があります。 ボリュームマネージャーリソース用に SUNW.vucmm_framework ではなく SUNW.rac_framework を使用するすべての図については、「レガシー構成」 を参照してください。