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Oracle® iPlanet Web Server リリースノート
Release 6.1 SP16
E23160-03
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3 製品マニュアル

Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP12 は、Oracle iPlanet Web Server 6.1 のドキュメントセット全体が更新された最新のリリースです。6.1 SP12 リリースのあとで 6.1 のマニュアルに加えられた更新と修正は、このリリースノートに記載されています。Section 3.1, "6.1 SP12 のマニュアルに対する修正と更新."を参照してください。

Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP12 のマニュアルは、次の場所から PDF および HTML の形式でオンラインで入手できます。

http://download.oracle.com/docs/cd/E19857-01/index.html

Table 3-1 Oracle iPlanet Web Server 6.1 マニュアルのロードマップ

項目 参照先

ソフトウェアと文書に関する最新情報

Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP16 リリース ノート』(このマニュアル)

Web Server 6.1 FastCGI プラグインに関する情報。サーバーアプリケーション機能 (SAF)、インストール、構成、テクニカルノート、およびその他のリソースの場所に関する情報を含みます。

FastCGI Plug-in Release Notes

Web Server 6.1 逆プロキシプラグインに関する情報。サーバーアプリケーション機能 (SAF)、インストール、構成、テクニカルノート、およびその他のリソースの場所に関する情報を含みます。

Reverse Proxy Plug-in Release Notes

Web Server 入門。サーバーの基本と機能を紹介する実習を含む (はじめて使用するユーザーに推奨)

Getting Started Guide

以下のインストールおよび移行作業の実行

  • Web Server とその多様なコンポーネントのインストール、サポートするプラットフォーム、および環境

  • Sun ONE Web Server 4.1 または 6.0 から Web Server 6.1 への移行

『Installation and Migration Guide』

注: Sun Java Enterprise System 1 がインストールされているシステムで、Sun Java Enterprise System 1 の一部である Oracle iPlanet Web Server 6.1 を Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP16 にアップグレードする場合、Java Enterprise System (JES) インストーラを使用してアップグレードする必要があります。Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP16 に付属の、独立したコンポーネントインストーラは使用しないでください。

以下の管理作業の実行

  • 管理およびコマンド行インタフェースの使用

  • サーバー環境の設定

  • サーバーインスタンスの使用

  • サーバーアクティビティーの監視およびログ

  • サーバー保護のための証明書および公開鍵暗号の使用

  • サーバー保護のためのアクセス制御の設定

  • Java 2 Platform, Standard Edition (J2SE プラットフォーム) のセキュリティー機能の使用

  • アプリケーションの配備

  • 仮想サーバーの管理

  • パフォーマンスニーズに合わせたサーバー作業負荷の定義およびシステムのサイズ決定

  • サーバードキュメントのコンテンツと属性の検索、およびテキスト検索インタフェースの作成

  • コンテンツ圧縮のためのサーバー設定

  • WebDAV を使用した Web 発行およびコンテンツオーサリングのためのサーバー設定

Administrator's Guide

以下を実行するためのプログラミングテクノロジおよび API の使用

  • Web Server の拡張および変更

  • クライアントの要求に応じたコンテンツの動的生成

  • サーバーのコンテンツの変更

Programmer's Guide

カスタム NSAPI (Netscape Server Application Programmer's Interface) プラグインの作成

NSAPI Programmer's Guide

Web Server におけるサーブレットおよび JavaServer Pages (JSP) テクノロジの実装

Programmer's Guide to Web Applications

設定ファイルの編集

Administrator's Configuration File Reference

パフォーマンス最適化のための Web Server のチューニング

『Performance Tuning, Sizing, and Scaling Guide』


3.1 6.1 SP12 のマニュアルに対する修正と更新

次の節では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP12 のマニュアルに加えられた修正と更新について説明します。

3.1.1 HTTP ヘッダー名での大文字と小文字の区別に関する新しい情報

HTTP/1.1 規格 (http://www.ietf.org/rfc/rfc2616.txt) の 4.2 節には、HTTP ヘッダー名で大文字と小文字は区別されないと述べられています。ヘッダー名を処理するとき、Web Server 6.1 は名前をすべて小文字に変換します。

3.1.2 「Setting Access Rights」の無関係な情報

Setting Access Rights」(『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator's Guide』内) に次のような不正確な注があります。この注は無視してください


注:

次のメソッドはコード内には存在しますが、上記のマニュアルには含まれていません。revloggetattributegetattributenamegetpropertiesstartrevstoprevedituneditsavesetattributerevaddrevlabel、および destroy

3.1.3 net_read() の戻り値に関する誤った情報

net_read」(『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 NSAPI Programmer's Guide』内) の、net_read() 関数の戻り値に関する情報が誤っています。正しい情報は次のとおりです。

戻り値

読み取られたバイト数。最大サイズ sz を超えることはありません。エラーが発生した場合は負の値が返されます。この場合、操作が完了する前に timeout 秒が経過したときは、errno は定数 ETIMEDOUT に設定されます。

読み取られたバイト数。最大サイズ sz を超えることはありません。エラーが発生した場合は負の値が返されます。この場合、errno は次のいずれかの定数に設定されます。

  • 読み取り操作が完了する前に timeout 秒が経過した場合は ETIMEDOUT

  • ソケット記述子で非ブロック入出力が有効になっているときに、ソケットが一時的に使用不可であった場合は EAGAIN

  • ソケット記述子で非ブロック入出力が有効になっているときに、読み取り操作がブロックしたであろう場合は EWOULDBLOCK

3.1.4 PathCheck フロー制御に関する誤った情報

「PathCheck」(『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 NSAPI Programmer's Guide』内) に誤った情報が含まれています。

誤:

NameTrans 指令によって割り当てられた名前または生成された物理パス名が、別のオブジェクトの name 属性または ppath 属性に一致する場合、サーバーはデフォルトオブジェクトの指令を適用する前に、まず一致しているオブジェクトの PathCheck 指令を適用します。

正:

NameTrans 指令によって割り当てられた名前または生成された物理パス名が、別のオブジェクトの name 属性または ppath 属性に一致する場合、サーバーは一致しているオブジェクトの指令を適用する前に、まずデフォルトオブジェクトの PathCheck 指令を適用します。

3.1.5 schedulerd 制御デーモンの停止に関する誤った指示

「Using Schedulerd Control-based Log Rotation (UNIX/Linux)」(『Sun Java System Web Server 6.1 SP12 Administrator's Guide』内) に、schedulerd 制御デーモンの停止に関する誤った情報が含まれています

誤:
export PID_FILE=/opt/SUNWwbsvr/https-admserv/logs/scheduler.pid
kill -9 -`cat $PID_FILE`
    - rm $PID_FILE
正:
export PID_FILE=/opt/SUNWwbsvr/https-admserv/logs/scheduler.pid
kill -9 `cat $PID_FILE`
     rm $PID_FILE

3.2 ドキュメント、サポート、およびトレーニング

Oracle Web サイトには、次の追加リソースに関する情報が用意されています。