Skip Headers
Oracle® iPlanet Web Server リリース・ノート
6.1 SP17
E23160-04
  目次に移動
コンテンツ

前
 
次
 

A Oracle iPlanet Web Server 6.1の以前のリリースの機能と拡張機能

Oracle iPlanet Web Server 6.1のSP12より前のサービス・パック・リリースで提供された機能および拡張機能については、各リリースに固有のリリース・ノートで説明されています。これらは次の場所から入手できます。

http://docs.oracle.com/cd/E19857-01/index.html

この章では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP12以降のリリースの機能および拡張機能を一覧表示します。次の項が含まれています:

A.1 6.1 SP16の機能および拡張機能

この項では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP16で提供される機能および拡張機能を一覧表示します。

A.2 6.1 SP15の機能および拡張機能

この項では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP15で提供される機能および拡張機能を一覧表示します。

A.3 6.1 SP14の機能および拡張機能

この項では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP14で提供される機能および拡張機能を一覧表示します。

A.3.1 JDKが1.6.0_24に更新

Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP14では、製品とともにパッケージ化されているJDK 6のバージョンがJDK 6 update 24に変更されています。この変更は、セキュリティの脆弱性CVE-2010-4476(2.2250738585072012e-308をバイナリ浮動小数点数に変換すると、Java Runtime Environmentがハングアップする)に対応するためです。

セキュリティの脆弱性CVE-2010-4476の詳細は、次のOracleセキュリティ・アラートを参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/topics/security/alert-cve-2010-4476-305811.html

A.3.2 NSSが3.12.8に更新

Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP14にはNSSバージョン3.12.8が統合されています。

このバージョンでの変更点の詳細は、次のNSS 3.12.8リリース・ノートを参照してください。

https://developer.mozilla.org/en/NSS_3.12.8_release_notes

A.4 6.1 SP13の機能および拡張機能

この項では、Oracle iPlanet Web Server 6.1 SP13で提供される機能および拡張機能を一覧表示します。

A.4.1 NSSおよびNSPRのバージョン更新によるSSL/TLSの脆弱性の解決

Web Server 6.1 SP12にはNSS 3.12.5が含まれていましたが、これはSSL/TLS再ネゴシエーション脆弱性(http://web.nvd.nist.gov/view/vuln/detail?vulnId=CVE-2009-3555)を軽減しましたが、解消するまでには至りませんでした。また、Web Server 6.1 SP12では、Web Serverを攻撃から保護するためにSSL/TLS再ネゴシエーションのすべての使用が無効になっていました。クライアントまたはWeb Serverのどちらかが既存のSSL/TLSセッションで再ネゴシエーションをトリガーしようとすると、接続は失敗しました。

Web Server 6.1 SP13にはNSS 3.12.7が含まれており、これが安全なSSL/TLS再ネゴシエーションを実現し、CVE-2009-3555を解消します。この結果、Web Server 6.1 SP13ではSSL/TLS再ネゴシエーションを再び使用できるようになります。Web Server 6.1 SP13でのNSSおよびNSPRのサポートの詳細は、を参照してください。

A.4.2 HTTPレスポンス分割およびXSSの脆弱性の解決

問題6957507で報告されたとおり、以前のWeb Server 6.1バージョンにはHTTPレスポンス分割およびXSSの脆弱性が発見されていました。Web Server 6.1 SP13ではこの脆弱性が修正されています。

A.4.3 JDKのバージョン更新

Web Server 6.1 SP13にはJDK 1.6.0_21が含まれています。

A.4.4 CSRでの2048ビット・キー・サイズのサポート

問題6951364への対応として、Web Server 6.1 SP13の管理GUIでは、「セキュリティ」⇒証明書のリクエストを使用してCSR (Certificate Signing Request)を生成するときに2048ビットのキー・サイズを指定できます。

A.4.5 CSRの暗号化モジュールがデフォルトで「内部」に設定される

問題6922063への対応として、Web Server 6.1 SP13では、管理GUIで「セキュリティ」⇒証明書のリクエストを選択したときに、暗号化モジュールのデフォルト値が「内部」に設定されます。また、NSS汎用暗号化サービス・オプションは除去されています。

A.4.6 管理GUIのVerisign証明書オプションの除去

問題6972686への対応として、管理GUIの「セキュリティ」タブからVerisign証明書のリクエスト・コマンドとVerisign証明書のインストール・コマンドが除去されています。

A.4.7 ドキュメントの修正と更新

次に示すドキュメントの問題に対処するために、が更新されました。

問題ID 説明
6938886 「アクセス権の設定」で、使用可能なメソッドに関する誤った情報を除去する必要がある
6940796 net_readは、タイムアウトしたときにerrnoにEAGAINを設定できます。
6966631 PathCheckの文が正しくありません。
6973013 Web 6.1ドキュメント・バグ: コマンドラインからのschedulerdの停止に関して「- rm $PID_FILE」の「-」を除去する必要がある
6977268 Web 6.1および7.0ドキュメントRFE: すべてのリクエスト・ヘッダー名が小文字で返される

A.5 6.1 SP12の機能および拡張機能