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Oracle® Complex Event Processing CQL言語リファレンス
11g リリース1(11.1.1.4.0)
B61613-02
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10 Colt単一行関数

Oracle CQLには、Coltオープン・ソース・ライブラリに基づいた、高性能な科学技術計算のための様々な組込みの単一行関数が用意されています。

詳細は、1.1.11項「関数」を参照してください。

10.1 Oracle CQLの組込みの単一行Colt関数の概要

表10-1は、Oracle CQLに用意されている組込みの単一行Colt関数を示しています。

表10-1 Oracle CQLの組込みの単一行Coltベースの関数

Coltパッケージ 関数

cern.jet.math.Arithmetic

一連の基本的な多項関数、丸め関数および計算関数です。


cern.jet.math.Bessel

一連のベッセル関数です。


cern.jet.random.engine.RandomSeedTable

疑似乱数ジェネレータに適したシードを含む表です。この表内の各シーケンスの周期は10**9です。


cern.jet.stat.Gamma

一連のガンマ関数とベータ関数です。


cern.jet.stat.Probability

一連の確率分布です。


cern.colt.bitvector.QuickBitVector

一連の非多相関数、非境界チェック関数、下位ビットベクタ関数です。


cern.colt.map.HashFunctions

一連のハッシュ関数です。




注意:

組込み関数名では大文字と小文字が区別されるため、表示されている方(小文字)を使用してください。


注意:

ストリーム入力の例で、hで始まる行(h 3800など)はハートビート入力タプルです。これは、ハートビート値よりも小さいタイムスタンプを持つこれ以上の入力がないことをOracle CEPに通知します。

詳細は、以下を参照してください。


beta

構文

beta.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

betaは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。入力引数のベータ関数(図10-1を参照)をdoubleとして返します。

図10-1 cern.jet.stat.Gamma beta

図10-1については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#beta(double,%20double)を参照してください。

例10-1は問合せqColt28を示しています。例10-2はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-3に示すリレーションを返します。

例10-1 beta関数の問合せ

<query id="qColt28"><![CDATA[ 
    select beta(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-2 beta関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-3 beta関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           3.1415927
1000:       +           1.899038
1200:       +           1.251922
2000:       +           4.226169

beta1

構文

beta1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

beta1は、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ベータ密度関数(図10-2を参照)で示す領域P(x)(0からx)をdoubleとして返します。

図10-2 cern.jet.stat.Probability beta1

図10-2については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#beta(double,%20double,%20double)を参照してください。

例10-4は問合せqColt35を示しています。例10-5はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-6に示すリレーションを返します。

例10-4 beta1関数の問合せ

<query id="qColt35"><![CDATA[ 
    select beta1(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-5 beta1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-6 beta1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5       
1000:       +           0.66235894
1200:       +           0.873397  
2000:       +           0.44519535

betaComplemented

構文

betacomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

betaComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ベータ密度関数(図10-2を参照)の右側の尾(xから無限大)で示す領域をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、以下を参照してください。

例10-7は問合せqColt37を示しています。例10-8はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-9に示すリレーションを返します。

例10-7 betaComplemented関数の問合せ

<query id="qColt37"><![CDATA[ 
    select betaComplemented(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-8 betaComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-9 betaComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5       
1000:       +           0.66235894
1200:       +           0.873397  
2000:       +           0.44519535

binomial

構文

binomial.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

binomialは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。kを超える二項係数n(図10-3を参照)をdoubleとして返します。

図10-3 二項係数の定義

図10-3については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

表10-2は、様々なkの値に対応するbinomial関数の戻り値を示しています。

表10-2 cern.jet.math.Arithmetic binomialの戻り値

引数 戻り値

k < 0

0

k = 0

1

k = 1

n

上記以外のkの値

図10-3で計算される二項係数。


詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#binomial(double,%20long)を参照してください。

例10-10は問合せqColt6を示しています。例10-11はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 long)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-12に示すリレーションを返します。

例10-10 binomial関数の問合せ

<query id="qColt6"><![CDATA[ 
    select binomial(c2,c3) from SColtFunc
]]></query>

例10-11 binomial関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-12 binomial関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           -0.013092041 
1000:       +           -0.012374863 
1200:       +           -0.0010145549
2000:       +           -0.0416      

binomial1

構文

binomial1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

binomial1は、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。kを超える二項係数n(図10-3を参照)をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

表10-3は、様々なkの値に対応するBINOMIAL関数の戻り値を示しています。

表10-3 cern.jet.math.Arithmetic Binomial1の戻り値

引数 戻り値

k < 0

0

k = 0 || k = n

1

k = 1 || k = n-1

n

上記以外のkの値

図10-3で計算される二項係数。


詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#binomial(long,%20long)を参照してください。

例10-13は問合せqColt7を示しています。例10-14はスキーマ(c1 integer, c2 float, c3 long)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-15に示すリレーションを返します。

例10-13 binomial1関数の問合せ

<query id="qColt7"><![CDATA[ 
    select binomial1(c3,c3) from SColtFunc
]]></query>

例10-14 binomial1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-15 binomial1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.0
1000:       +           1.0
1200:       +           1.0
2000:       +           1.0

binomial2

構文

binomial2.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

binomial2は、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。二項確率密度(図10-4を参照)の項0からkの合計をdoubleとして返します。

図10-4 cern.jet.stat.Probability binomial2

図10-4については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#binomial(int,%20int,%20double)を参照してください。

例10-16は問合せqColt34を示しています。例10-17はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-18に示すリレーションを返します。

例10-16 binomial2関数の問合せ

<query id="qColt34"><![CDATA[ 
    select binomial2(c1,c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-17 binomial2関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-18 binomial2関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.0
1000:       +           1.0
1200:       +           1.0
2000:       +           1.0

binomialComplemented

構文

binomialcomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

binomialComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。二項確率密度(図10-5を参照)の項k+1からnの合計をdoubleとして返します。

図10-5 cern.jet.stat.Probability binomialComplemented

図10-5については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#binomialComplemented(int,%20int,%20double)を参照してください。

例10-19は問合せqColt38を示しています。例10-20はスキーマ(integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-21に示すリレーションを返します。

例10-19 binomialComplemented関数の問合せ

<query id="qColt38"><![CDATA[ 
    select binomialComplemented(c1,c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-20 binomialComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-21 binomialComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.0
1000:       +           0.0
1200:       +           0.0
2000:       +           0.0

bitMaskWithBitsSetFromTo

構文

bitmaskwithbitssetfromto.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

bitMaskWithBitsSetFromToは、cern.colt.bitvector.QuickBitVectorに基づいています。64ビット幅のビット・マスクを、指定の範囲のビットが1に設定され、その他のすべてのビットが0に設定されたlongとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

必要条件(チェックなし): to - from + 1 >= 0 && to - from + 1 <= 64。

to - from + 1 = 0の場合は、すべてのビットが0に設定されたビット・マスクを返します。

詳細は、以下を参照してください。

例10-22は問合せqColt53を示しています。例10-23はスキーマ(c1 integer, c2 float, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-24に示すリレーションを返します。

例10-22 bitMaskWithBitsSetFromTo関数の問合せ

<query id="qColt53"><![CDATA[ 
    select bitMaskWithBitsSetFromTo(c1,c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-23 bitMaskWithBitsSetFromTo関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-24 bitMaskWithBitsSetFromTo関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           2  
1000:       +           16 
1200:       +           8  
2000:       +           256

ceil

構文

ceil.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

ceilは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。doubleの引数以上の最小のlongを返します。

丸めエラーが発生する可能性があるため、このメソッドは(float) java.lang.Math.ceil(long)を使用する場合よりも安全です。

詳細は、以下を参照してください。

例10-25は問合せqColt1を示しています。例10-26はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-27に示すリレーションを返します。

例10-25 ceil関数の問合せ

<query id="qColt1"><![CDATA[ 
    select ceil(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-26 ceil関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-27 ceil関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1
1000:       +           1
1200:       +           1
2000:       +           1

chiSquare

構文

chisquare.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

chiSquareは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。自由度がvのカイ2乗確率密度関数(図10-6を参照)の左側の尾(0からx)で示す領域をdoubleとして返します。

図10-6 cern.jet.stat.Probability chiSquare

図10-6については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#chiSquare(double,%20double)を参照してください。

例10-28は問合せqColt39を示しています。例10-29はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-30に示すリレーションを返します。

例10-28 chiSquare関数の問合せ

<query id="qColt39"><![CDATA[ 
    select chiSquare(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-29 chiSquare関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-30 chiSquare関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.0
1000:       +           0.0
1200:       +           0.0
2000:       +           0.0

chiSquareComplemented

構文

chisquarecomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

chiSquareComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。自由度がvのカイ2乗確率密度関数(図10-6を参照)の右側の尾(xから無限大)で示す領域をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します(すべての引数は正の値であることが必要です)。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#chiSquareComplemented(double,%20double)を参照してください。

例10-31は問合せqColt40を示しています。例10-32はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-33に示すリレーションを返します。

例10-31 chiSquareComplemented関数の問合せ

<query id="qColt40"><![CDATA[ 
    select chiSquareComplemented(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-32 chiSquareComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-33 chiSquareComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.0
1000:       +           0.0
1200:       +           0.0
2000:       +           0.0

errorFunction

構文

errorfunction.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

errorFunctionは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。図10-7に示す積分を使用して、doubleの引数の正規分布のエラー関数をdoubleとして返します。

図10-7 cern.jet.stat.Probability errorFunction

図10-7については周囲のテキストで説明しています。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#errorFunction(double)を参照してください。

例10-34は問合せqColt41を示しています。例10-35はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-36に示すリレーションを返します。

例10-34 errorFunction関数の問合せ

<query id="qColt41"><![CDATA[ 
    select errorFunction(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-35 errorFunction関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-36 errorFunction関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5204999 
1000:       +           0.6778012 
1200:       +           0.79184324
2000:       +           0.42839235

errorFunctionComplemented

構文

errorfunctioncomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

errorFunctionComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。図10-8に示す積分を使用して、doubleの引数の正規分布の相補エラー関数をdoubleとして返します。

図10-8 cern.jet.stat.Probability errorfunctioncompelemented

図10-8については周囲のテキストで説明しています。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#errorFunctionComplemented(double)を参照してください。

例10-37は問合せqColt42を示しています。例10-38はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-39に示すリレーションを返します。

例10-37 errorFunctionComplemented関数の問合せ

<query id="qColt42"><![CDATA[ 
    select errorFunctionComplemented(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-38 errorFunctionComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-39 errorFunctionComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.47950011
1000:       +           0.3221988 
1200:       +           0.20815676
2000:       +           0.57160765

factorial

構文

factorial.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

factorialは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。integerの正の引数の階乗をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#factorial(int)を参照してください。

例10-40は問合せqColt8を示しています。例10-41はスキーマ(c1 integer, c2 float, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-42に示すリレーションを返します。

例10-40 factorial関数の問合せ

<query id="qColt8"><![CDATA[ 
    select factorial(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-41 factorial関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-42 factorial関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +               1.0
1000:       +              24.0
1200:       +               6.0
2000:       +           40320.0

floor

構文

floor.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

floorは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。doubleの引数以下の最大のlongの値を返します。

丸めエラーが発生する可能性があるため、このメソッドは(double) java.lang.Math.floor(double)を使用する場合よりも安全です。

詳細は、以下を参照してください。

例10-43は問合せqColt2を示しています。例10-44はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-45に示すリレーションを返します。

例10-43 floor関数の問合せ

<query id="qColt2"><![CDATA[ 
    select floor(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-44 floor関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-45 floor関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0
1000:       +           0
1200:       +           0
2000:       +           0

gamma

構文

gamma.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

gammaは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。doubleの引数のガンマ関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#gamma(double)を参照してください。

例10-46は問合せqColt29を示しています。例10-47はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-48に示すリレーションを返します。

例10-46 gamma関数の問合せ

<query id="qColt29"><![CDATA[ 
    select gamma(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-47 gamma関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-48 gamma関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.7724539
1000:       +           1.2980554
1200:       +           1.0768307
2000:       +           2.2181594

gamma1

構文

gamma1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

gamma1は、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ガンマ確率密度関数(図10-9を参照)の積分(0からx)をdoubleとして返します。

図10-9 cern.jet.stat.Probability gamma1

図10-9については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#gamma(double,%20double,%20double)を参照してください。

例10-49は問合せqColt36を示しています。例10-50はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-51に示すリレーションを返します。

例10-49 gamma1関数の問合せ

<query id="qColt36"><![CDATA[ 
    select gamma1(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-50 gamma1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-51 gamma1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5204999 
1000:       +           0.55171627
1200:       +           0.59975785
2000:       +           0.51785487

gammaComplemented

構文

gammacomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

gammaComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ガンマ確率密度関数(図10-10を参照)の積分(xから無限大)をdoubleとして返します。

図10-10 cern.jet.stat.Probability gammaComplemented

前後の本文で図10-10を説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#gammaComplemented(double,%20double,%20double)を参照してください。

例10-52は問合せqColt43を示しています。例10-53はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-54に示すリレーションを返します。

例10-52 gammaComplemented関数の問合せ

<query id="qColt43"><![CDATA[ 
    select gammaComplemented(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-53 gammaComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-54 gammaComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.47950011
1000:       +           0.44828376
1200:       +           0.40024218
2000:       +           0.48214513

getSeedAtRowColumn

構文

getseedatrowcolumn.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

getSeedAtRowColumnは、cern.jet.random.engine.RandomSeedTableに基づいています。あらかじめ定義されているシードの(外見上は膨大な)マトリックスから決定論的なシードをintegerとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/random/engine/RandomSeedTable.html#getSeedAtRowColumn(int,%20int)を参照してください。

例10-55は問合せqColt27を示しています。例10-56はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-57に示すリレーションを返します。

例10-55 getSeedAtRowColumn関数の問合せ

<query id="qColt27"><![CDATA[ 
    select getSeedAtRowColumn(c1,c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-56 getSeedAtRowColumn関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-57 getSeedAtRowColumn関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           253987020 
1000:       +           1289741558
1200:       +           417696270 
2000:       +           350557787 

hash

構文

hash.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

hashは、cern.colt.map.HashFunctionsに基づいています。指定されたdoubleの値に対してintegerのハッシュコードを返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(double)を参照してください。

例10-58は問合せqColt56を示しています。例10-59はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-60に示すリレーションを返します。

例10-58 hash関数の問合せ

<query id="qColt56"><![CDATA[ 
    select hash(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-59 hash関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-60 hash関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +            1071644672
1000:       +            1608935014
1200:       +            2146204385
2000:       +           -1613129319

hash1

構文

hash1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

hash1は、cern.colt.map.HashFunctionsに基づいています。指定されたfloatの値に対してintegerのハッシュコードを返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(float)を参照してください。

例10-61は問合せqColt57を示しています。例10-62はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-63に示すリレーションを返します。

例10-61 hash1関数の問合せ

<query id="qColt57"><![CDATA[ 
    select hash1(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-62 hash1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-63 hash1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1302214522
1000:       +           1306362078
1200:       +           1309462552
2000:       +           1300047248

hash2

構文

hash2.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

hash2は、cern.colt.map.HashFunctionsに基づいています。指定されたintegerの値に対してintegerのハッシュコードを返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(int)を参照してください。

例10-64は問合せqColt58を示しています。例10-65はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-66に示すリレーションを返します。

例10-64 hash2関数の問合せ

<query id="qColt58"><![CDATA[ 
    select hash2(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-65 hash2関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-66 hash2関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1
1000:       +           4
1200:       +           3
2000:       +           8

hash3

構文

hash3.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

hash3は、cern.colt.map.HashFunctionsに基づいています。指定されたlongの値に対してintegerのハッシュコードを返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/colt/map/HashFunctions.html#hash(long)を参照してください。

例10-67は問合せqColt59を示しています。例10-68はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-69に示すリレーションを返します。

例10-67 hash3関数の問合せ

<query id="qColt59"><![CDATA[ 
    select hash3(c3) from SColtFunc
]]></query>

例10-68 hash3関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-69 hash3関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           8
1000:       +           6
1200:       +           12
2000:       +           4

i0

構文

i0.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

i0は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数0の変更済のベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は、i0(x) = j0(ix)と定義されます。

範囲は[0,8](8,infinity)の2つの区間に分けられます。

詳細は、以下を参照してください。

例10-70は問合せqColt12を示しています。例10-71はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-72に示すリレーションを返します。

例10-70 i0関数の問合せ

<query id="qColt12"><![CDATA[ 
    select i0(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-71 i0関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-72 i0関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.0634834
1000:       +           1.126303 
1200:       +           1.2080469
2000:       +           1.0404018

i0e

構文

i0e.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

i0eは、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数0の指数スケールが適用された変更済のベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は、i0e(x) = exp(-|x|) j0(ix)と定義されます。

詳細は、以下を参照してください。

例10-73は問合せqColt13を示しています。例10-74はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-75に示すリレーションを返します。

例10-73 i0e関数の問合せ

<query id="qColt13"><![CDATA[ 
    select i0e(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-74 i0e関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-75 i0e関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.64503527
1000:       +           0.55930555
1200:       +           0.4960914 
2000:       +           0.6974022 

i1

構文

i1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

i1は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数1の変更済のベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は、i1(x) = -i j1(ix)と定義されます。

範囲は[0,8](8,infinity)の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。

詳細は、以下を参照してください。

例10-76は問合せqColt14を示しています。例10-77はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-78に示すリレーションを返します。

例10-76 i1関数の問合せ

<query id="qColt14"><![CDATA[ 
    select i1(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-77 i1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-78 i1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.2578943 
1000:       +           0.37187967
1200:       +           0.49053898
2000:       +           0.20402676

i1e

構文

i1e.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

i1eは、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数1の指数スケールが適用された変更済のベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は、i1(x) = -i exp(-|x|) j1(ix)と定義されます。

詳細は、以下を参照してください。

例10-79は問合せqColt15を示しています。例10-80はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-81に示すリレーションを返します。

例10-79 i1e関数の問合せ

<query id="qColt15"><![CDATA[ 
    select i1e(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-80 i1e関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-81 i1e関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.1564208 
1000:       +           0.18466999
1200:       +           0.20144266
2000:       +           0.13676323

incompleteBeta

構文

incompletebeta.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

incompleteBetaは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。0からxまで評価される不完全ベータ関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteBeta(double,%20double,%20double)を参照してください。

例10-82は問合せqColt30を示しています。例10-83はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-84に示すリレーションを返します。

例10-82 incompleteBeta関数の問合せ

<query id="qColt30"><![CDATA[ 
    select incompleteBeta(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-83 incompleteBeta関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-84 incompleteBeta関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5       
1000:       +           0.66235894
1200:       +           0.873397  
2000:       +           0.44519535

incompleteGamma

構文

incompletegamma.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

incompleteGammaは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。引数の不完全ガンマ関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteGamma(double,%20double)を参照してください。

例10-85は問合せqColt31を示しています。例10-86はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-87に示すリレーションを返します。

例10-85 incompleteGamma関数の問合せ

<query id="qColt31"><![CDATA[ 
    select incompleteGamma(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-86 incompleteGamma関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-87 incompleteGamma関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.6826895
1000:       +           0.6565891
1200:       +           0.6397422
2000:       +           0.7014413

incompleteGammaComplement

構文

incompletegammacomplement.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

incompleteGammaComplementは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。引数の補足の不完全ガンマ関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#incompleteGammaComplement(double,%20double)を参照してください。

例10-88は問合せqColt32を示しています。例10-89はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-90に示すリレーションを返します。

例10-88 incompleteGammaComplement関数の問合せ

<query id="qColt32"><![CDATA[ 
    select incompleteGammaComplement(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-89 incompleteGammaComplement関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-90 incompleteGammaComplement関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.3173105 
1000:       +           0.34341094
1200:       +           0.3602578 
2000:       +           0.29855874

j0

構文

j0.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

j0は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数0の第1種ベッセル関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#j0(double)を参照してください。

例10-91は問合せqColt16を示しています。例10-92はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-93に示すリレーションを返します。

例10-91 j0関数の問合せ

<query id="qColt16"><![CDATA[ 
    select j0(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-92 j0関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-93 j0関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.9384698
1000:       +           0.8812009
1200:       +           0.8115654
2000:       +           0.9603982

j1

構文

j1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

j1は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数1の第1種ベッセル関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#j1(double)を参照してください。

例10-94は問合せqColt17を示しています。例10-95はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-96に示すリレーションを返します。

例10-94 j1関数の問合せ

<query id="qColt17"><![CDATA[ 
    select j1(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-95 j1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-96 j1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.24226846
1000:       +           0.32899573
1200:       +           0.40236986
2000:       +           0.19602658

jn

構文

jn.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

jnは、cern.jet.math.Besselに基づいています。引数の階数nの第1種ベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#jn(int,%20double)を参照してください。

例10-97は問合せqColt18を示しています。例10-98はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-99に示すリレーションを返します。

例10-97 jn関数の問合せ

<query id="qColt18"><![CDATA[ 
    select jn(c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-98 jn関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-99 jn関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.24226846  
1000:       +           6.1009696E-4
1200:       +           0.0139740035
2000:       +           6.321045E-11

k0

構文

k0.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

k0は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数0の変更済の第3種ベッセル関数をdoubleとして返します。

範囲は[0,8](8, infinity)の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k0(double)を参照してください。

例10-100は問合せqColt19を示しています。例10-101はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-102に示すリレーションを返します。

例10-100 k0関数の問合せ

<query id="qColt19"><![CDATA[ 
    select k0(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-101 k0関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-102 k0関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.92441905
1000:       +           0.6605199 
1200:       +           0.49396032
2000:       +           1.1145291 

k0e

構文

k0e.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

k0eは、cern.jet.math.Besselに基づいていますdoubleの引数の階数0の指数スケールが適用された変更済の第3種ベッセル関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k0e(double)を参照してください。

例10-103は問合せqColt20を示しています。例10-104はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-105に示すリレーションを返します。

例10-103 k0e関数の問合せ

<query id="qColt20"><![CDATA[ 
    select k0e(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-104 k0e関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-105 k0e関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.5241094
1000:       +           1.3301237
1200:       +           1.2028574
2000:       +           1.662682 

k1

構文

k1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

k1は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数1の変更済の第3種ベッセル関数をdoubleとして返します。

範囲は[0,2](2, infinity)の2つの区間に分けられます。各区間では、チェビシェフ多項式展開が使用されます。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#k1(double)を参照してください。

例10-106は問合せqColt21を示しています。例10-107はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-108に示すリレーションを返します。

例10-106 k1関数の問合せ

<query id="qColt21"><![CDATA[ 
    select k1(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-107 k1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-108 k1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.6564411
1000:       +           1.0502836
1200:       +           0.7295154
2000:       +           2.1843543

k1e

構文

k1e.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

k1eは、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数1の指数スケールが適用された変更済の第3種ベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は、k1e(x) = exp(x) * k1(x)と定義されます。

詳細は、以下を参照してください。

例10-109は問合せqColt22を示しています。例10-110はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-111に示すリレーションを返します。

例10-109 k1e関数の問合せ

<query id="qColt22"><![CDATA[ 
    select k1e(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-110 k1e関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-111 k1e関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           2.7310097
1000:       +           2.1150115
1200:       +           1.7764645
2000:       +           3.258674 

kn

構文

kn.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

knは、cern.jet.math.Besselに基づいています。引数の階数nの変更済の第3種ベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

範囲は[0,9.55](9.55, infinity)の2つの区間に分けられます。低域では昇べき級数が使用され、高域では漸近展開が使用されます。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#kn(int,%20double)を参照してください。

例10-112は問合せqColt23を示しています。例10-113はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-114に示すリレーションを返します。

例10-112 kn関数の問合せ

<query id="qColt23"><![CDATA[ 
    select kn(c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-113 kn関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-114 kn関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +             1.6564411  
1000:       +           191.99422    
1200:       +            10.317473   
2000:       +             9.7876858E8

leastSignificantBit

構文

leastsignificantbit.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

leastSignificantBitは、cern.colt.bitvector.QuickBitVectorに基づいています。integerの引数の状態がtrueの最下位ビットの索引を(integerとして)返します。状態がtrueのビットがない場合は、32を返します。

詳細は、以下を参照してください。

例10-115問合せqColt54を示しています。例10-116はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-117に示すリレーションを返します。

例10-115 leastSignificantBit関数の問合せ

<query id="qColt54"><![CDATA[ 
    select leastSignificantBit(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-116 leastSignificantBit関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-117 leastSignificantBit関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0
1000:       +           2
1200:       +           0
2000:       +           3

log

構文

log.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

logは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。図10-1に示す計算の結果をdoubleとして返します。

図10-11 cern.jet.math.Arithmetic log

図10-11については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log(double,%20double)を参照してください。

例10-118は問合せqColt3を示しています。例10-119はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-120に示すリレーションを返します。

例10-118 log関数の問合せ

<query id="qColt3"><![CDATA[ 
    select log(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-119 log関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-120 log関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.0
1000:       +           1.0
1200:       +           1.0
2000:       +           1.0

log10

構文

log10.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

log10は、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。doubleの値の10を底とする対数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log10(double)を参照してください。

例10-121は問合せqColt4を示しています。例10-122はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-123に示すリレーションを返します。

例10-121 log10関数の問合せ

<query id="qColt4"><![CDATA[ 
    select log10(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-122 log10関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-123 log10関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           -0.30103    
1000:       +           -0.15490197 
1200:       +           -0.050610002
2000:       +           -0.39794    

log2

構文

log2.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

log2は、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。doubleの値の2を底とする対数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#log2(double)を参照してください。

例10-124は問合せqColt9を示しています。例10-125はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-126に示すリレーションを返します。

例10-124 log2関数の問合せ

<query id="qColt9"><![CDATA[ 
    select log2(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-125 log2関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-126 log2関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           -1.0       
1000:       +           -0.5145732 
1200:       +           -0.16812278
2000:       +           -1.321928  

logFactorial

構文

logfactorial.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

logFactorialは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。integerの引数の階乗の自然対数(底はe)をdoubleとして返します。

引数の値がk<30の場合、この関数はO(1)の表内の結果をルックアップします。引数の値がk>=30の場合、この関数はスターリングの近似を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#logFactorial(int)を参照してください。

例10-127は問合せqColt10を示しています。例10-128はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-129に示すリレーションを返します。

例10-127 logFactorial関数の問合せ

<query id="qColt10"><![CDATA[ 
    select logFactorial(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-128 logFactorial関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-129 logFactorial関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +            0.0      
1000:       +            3.1780539
1200:       +            1.7917595
2000:       +           10.604603 

logGamma

構文

loggamma.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

logGammaは、cern.jet.stat.Gammaに基づいています。doubleの引数のガンマ関数の自然対数(底はe)をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Gamma.html#logGamma(double)を参照してください。

例10-130は問合せqColt33を示しています。例10-131はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-132に示すリレーションを返します。

例10-130 logGamma関数の問合せ

<query id="qColt33"><![CDATA[ 
    select logGamma(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-131 logGamma関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-132 logGamma関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5723649 
1000:       +           0.26086727
1200:       +           0.07402218
2000:       +           0.7966778 

longFactorial

構文

longfactorial.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

longFactorialは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。integerの引数(範囲はk >= 0 && k < 21)の階乗をlongとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#longFactorial(int)を参照してください。

例10-133は問合せqColt11を示しています。例10-134はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-135に示すリレーションを返します。

例10-133 longFactorial関数の問合せ

<query id="qColt11"><![CDATA[ 
    select longFactorial(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-134 longFactorial関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-135 longFactorial関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1
1000:       +           24
1200:       +           6
2000:       +           40320

mostSignificantBit

構文

mostsignificantbit.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

mostSignificantBitは、cern.colt.bitvector.QuickBitVectorに基づいています。integerの引数の状態がtrueの最上位ビットの索引を(integerとして)返します。状態がtrueのビットがない場合は、-1を返します。

詳細は、以下を参照してください。

例10-136は問合せqColt55を示しています。例10-137はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-138に示すリレーションを返します。

例10-136 mostSignificantBit関数の問合せ

<query id="qColt55"><![CDATA[ 
    select mostSignificantBit(c1) from SColtFunc
]]></view>

例10-137 mostSignificantBit関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-138 mostSignificantBit関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0
1000:       +           2
1200:       +           1
2000:       +           3

negativeBinomial

構文

negativebinomial.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

negativeBinomialは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の二項分布の項0からkの合計(図10-12を参照)をdoubleとして返します。

図10-12 cern.jet.stat.Probability negativeBinomial

図10-12については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#negativeBinomial(int,%20int,%20double)を参照してください。

例10-139は問合せqColt44を示しています。例10-140はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-141に示すリレーションを返します。

例10-139 negativeBinomial関数の問合せ

<query id="qColt44"><![CDATA[ 
    select negativeBinomial(c1,c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-140 negativeBinomial関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-141 negativeBinomial関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.75      
1000:       +           0.94203234
1200:       +           0.99817264
2000:       +           0.28393665

negativeBinomialComplemented

構文

negatievbinomialcompl.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

negativeBinomialComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の二項分布の項k+1から無限大までの合計(図10-13を参照)をdoubleとして返します。

図10-13 cern.jet.stat.Probability negativeBinomialComplemented

図10-13については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#negativeBinomialComplemented(int,%20int,%20double)を参照してください。

例10-142は問合せqColt45を示しています。例10-143はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-144に示すリレーションを返します。

例10-142 negativeBinomialComplemented関数の問合せ

<query id="qColt45"><![CDATA[ 
    select negativeBinomialComplemented(c1,c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-143 negativeBinomialComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-144 negativeBinomialComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.25        
1000:       +           0.05796766  
1200:       +           0.0018273441
2000:       +           0.7160633   

normal

構文

normal.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

normalは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の無限大からdoubleの引数xに積分される、正規(ガウス)確率密度関数(図10-14を参照)で示す領域をdoubleとして返します。

図10-14 cern.jet.stat.Probability normal

図10-14については周囲のテキストで説明しています。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normal(double)を参照してください。

例10-145は問合せqColt46を示しています。例10-146はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-147に示すリレーションを返します。

例10-145 normal関数の問合せ

<query id="qColt46"><![CDATA[ 
    select normal(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-146 normal関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-147 normal関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.69146246
1000:       +           0.7580363 
1200:       +           0.81326705
2000:       +           0.65542173

normal1

構文

normal1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

normal1は、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の無限大からxに積分される、正規(ガウス)確率密度関数(図10-15を参照)で示す領域をdoubleとして返します。

図10-15 cern.jet.stat.Probability normal1

図10-15については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normal(double,%20double,%20double)を参照してください。

例10-148は問合せqColt47を示しています。例10-149はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-150に示すリレーションを返します。

例10-148 normal1関数の問合せ

<query id="qColt47"><![CDATA[ 
    select normal1(c2,c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-149 normal1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-150 normal1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.5
1000:       +           0.5
1200:       +           0.5
2000:       +           0.5

normalInverse

構文

normalinverse.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

normalInversecern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の無限大からxに積分される、正規(ガウス)確率密度関数で示す領域がdoubleの引数yに等しい場合のdoubleの値xを返します(平均が0、分散が1であることを前提としています)。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#normalInverse(double)を参照してください。

例10-151は問合せqColt48を示しています。例10-152はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-153に示すリレーションを返します。

例10-151 normalInverse関数の問合せ

<query id="qColt48"><![CDATA[ 
    select normalInverse(c2) from SColtFunc
]]></view>

例10-152 normalInverse関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-153 normalInverse関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.0      
1000:       +           0.5244005
1200:       +           1.226528 
2000:       +           0.2533471

poisson

構文

poisson.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

poissonは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ポアソン分布の初項kの合計(図10-16を参照)をdoubleとして返します。

図10-16 cern.jet.stat.Probability poisson

図10-16については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#poisson(int,%20double)を参照してください。

例10-154は問合せqColt49を示しています。例10-155はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-156に示すリレーションを返します。

例10-154 poisson関数の問合せ

<query id="qColt49"><![CDATA[ 
    select poisson(c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-155 poisson関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-156 poisson関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.909796 
1000:       +           0.9992145
1200:       +           0.9870295
2000:       +           1.0      

poissonComplemented

構文

poissoncomplemented.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

poissonComplementedは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。ポアソン分布の項k+1から無限大までの合計(図10-17を参照)をdoubleとして返します。

図10-17 cern.jet.stat.Probability poissonComplemented

図10-17については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#poissonComplemented(int,%20double)を参照してください。

例10-157は問合せqColt50を示しています。例10-158はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-159に示すリレーションを返します。

例10-157 poissonComplemented関数の問合せ

<query id="qColt50"><![CDATA[ 
    select poissonComplemented(c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-158 poissonComplemented関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-159 poissonComplemented関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.09020401  
1000:       +           7.855354E-4 
1200:       +           0.012970487 
2000:       +           5.043364E-10

stirlingCorrection

構文

stirlingcorrection.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

stirlingCorrectionは、cern.jet.math.Arithmeticに基づいています。integerの引数の階乗の自然対数(底はe)のスターリングの近似の補正項(図10-18を参照)をdoubleとして返します。

図10-18 cern.jet.math.Arithmetic stirlingCorrection

図10-18については周囲のテキストで説明しています。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Arithmetic.html#stirlingCorrection(int)を参照してください。

例10-160は問合せqColt5を示しています。例10-161はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-162に示すリレーションを返します。

例10-160 stirlingCorrection関数の問合せ

<query id="qColt5"><![CDATA[ 
    select stirlingCorrection(c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-161 stirlingCorrection関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-162 stirlingCorrection関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.08106147 
1000:       +           0.020790672
1200:       +           0.027677925
2000:       +           0.010411265

studentT

構文

studentt.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

studentTは、cern.jet.stat.Probabilityに基づいています。自由度がk > 0のスチューデントのt分布の負の無限大からtへの積分(図10-19を参照)をdoubleとして返します。

図10-19 cern.jet.stat.Probability studentT

図10-19については周囲のテキストで説明しています。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/stat/Probability.html#studentT(double,%20double)を参照してください。

例10-163は問合せqColt51を示しています。例10-164はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-165に示すリレーションを返します。

例10-163 studentT関数の問合せ

<query id="qColt51"><![CDATA[ 
    select studentT(c2,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-164 studentT関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-165 studentT関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           0.621341  
1000:       +           0.67624015
1200:       +           0.7243568 
2000:       +           0.5930112 

studentTInverse

構文

studenttinverse.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

studentTInversecern.jet.stat.Probabilityに基づいています。負の無限大からtに積分される、スチューデントのt確率密度関数で示す領域が1-alpha/2に等しい場合のdoubleの値tを返します。返される値は、talpha[size]の通常のスチューデントのt分布のルックアップ表に相当します。この関数では、studentt関数を使用して、繰り返し戻り値を確認します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、以下を参照してください。

例10-166は問合せqColt55を示しています。例10-167はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-168に示すリレーションを返します。

例10-166 studentTInverse関数の問合せ

<query id="qColt52"><![CDATA[ 
    select studentTInverse(c2,c1) from SColtFunc
]]></query>

例10-167 studentTInverse関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-168 studentTInverse関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           1.0       
1000:       +           0.4141633 
1200:       +           0.15038916
2000:       +           0.8888911 

y0

構文

y0.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

y0は、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数0の第2種ベッセル関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#y0(double)を参照してください。

例10-169は問合せqColt24を示しています。例10-170はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-171に示すリレーションを返します。

例10-169 y0関数の問合せ

<query id="qColt24"><![CDATA[ 
    select y0(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-170 y0関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-171 y0関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           -0.44451874  
1000:       +           -0.19066493  
1200:       +           -0.0031519707
2000:       +           -0.60602456  

y1

構文

y1.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

y1は、cern.jet.math.Besselに基づいています。floatの引数の階数1の第2種ベッセル関数をdoubleとして返します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#y1(double)を参照してください。

例10-172は問合せqColt25を示しています。例10-173はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-174に示すリレーションを返します。

例10-172 y1関数の問合せ

<query id="qColt25"><![CDATA[ 
    select y1(c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-173 y1関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-174 y1関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +           -1.4714724 
1000:       +           -1.1032499 
1200:       +           -0.88294965
2000:       +           -1.780872  

yn

構文

yn.pngについては周囲のテキストで説明しています。

目的

ynは、cern.jet.math.Besselに基づいています。doubleの引数の階数nの第2種ベッセル関数をdoubleとして返します。

この関数は次の引数を使用します。

詳細は、http://dsd.lbl.gov/~hoschek/colt/api/cern/jet/math/Bessel.html#yn(int,%20double)を参照してください。

例10-175は問合せqColt26を示しています。例10-176はスキーマ(c1 integer, c2 double, c3 bigint)を持つデータ・ストリームSColtFuncを示しており、この問合せは例10-177に示すリレーションを返します。

例10-175 yn関数の問合せ

<query id="qColt26"><![CDATA[ 
    select yn(c1,c2) from SColtFunc
]]></query>

例10-176 yn関数のストリーム入力

Timestamp   Tuple
  10        1,0.5,8
1000        4,0.7,6
1200        3,0.89,12
2000        8,0.4,4

例10-177 yn関数のリレーション出力

Timestamp   Tuple Kind  Tuple
  10:       +             -1.4714724  
1000:       +           -132.63406    
1200:       +             -8.020442   
2000:       +             -6.3026547E8