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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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37.2 既存のレポートを一括処理するための設定

この章のために、一括処理に使用できるRDFファイルがあらかじめ用意されています。この項では、繰返し枠を削除し、メイン・セクションの「繰返し」プロパティを設定してレポートを一括処理するように設定し、各倉庫IDのデータが一括処理されるようにします。このようにして、各倉庫のデータをレポートとして、該当する倉庫の電子メールIDに配布できます。


注意:

「繰返し」プロパティの詳細は、Oracle Reportsオンライン・ヘルプを参照してください。

レポートを一括処理するように設定するには:

  1. Reports Builderで、「ファイル」→「開く」を選択します。

  2. 作成例のソース・ファイルが置かれたディレクトリまでナビゲートし、ファイルinventory_report_dist.rdfを開きます。

    オブジェクト・ナビゲータにレポートが表示されます。

  3. オブジェクト・ナビゲータで、レポート名の下にある「ペーパー・レイアウト」ノードの横のビュー・アイコンをダブルクリックし、ペーパー・レイアウト・ビューを表示します。

  4. ペーパー・レイアウト・ビューで、最も外側にある繰返し枠(R_G_WAREHOUSE_ID)を選択し、これを削除します。

    図37-1 繰返し枠の削除

    図37-1の説明は次にあります。
    「図37-1 繰返し枠の削除」の説明


    関連項目

    枠および繰返し枠の詳細は、Oracle Reportsオンライン・ヘルプを参照してください。

  5. オブジェクト・ナビゲータで、「メイン・セクション」ノードを右クリックし、「プロパティ・インスペクタ」を選択して、メイン・セクションのプロパティ・インスペクタを表示します。

    • セクション」で、「繰返し」プロパティをG_WAREHOUSE_IDに設定します。

  6. レポートをinventoryreport_dist_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。

    これで、レポートを倉庫IDに基づいて一括処理するよう設定する処理が完了しました。