37.4 レポートの実行

Webブラウザを使用してレポートを配布できます。次のコマンドをブラウザの「位置」フィールドに入力します。

http://host:port/reports/rwservlet?REPORT=your_path/inventory_report_dist_your_
initials.rdf&USERID=your_login_ID&SERVER=your_server_name&DISTRIBUTE=YES&
DESTINATION=your_path/distribution.xml

意味は次のとおりです。

your_pathはRDFファイルとdistribution.xmlファイルがある場所です。your_login_IDは、サンプルRDFで使用したサンプル・スキーマのログイン情報です。

SMTPメール・サーバーはインストール・プロセスで設定されます。インストール時にサーバーを指定しなかった場合は、電子メールの宛先へレポートを配布する前に、手動でメール・サーバーを設定できます。送信メール・サーバーは、サーバー構成ファイルのpluginParamを使用して指定します。

EXAMPLE:
<pluginParam name="mailServer">smtp01.mycorp.com</pluginParam>

メール・サーバーの設定の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド』の「Oracle Reports Servicesの構成」を参照してください。

レポートを実行すると、倉庫IDに基づいて倉庫ごとにファイルが作成され、指定のディレクトリに配置されます。レポートが配布されるときは、これらのファイルすべてが添付された1通の電子メールが1つのアドレスに送信されます。

distribution.xmlファイルに複数の電子メール・アドレスを設定した場合は、各倉庫（つまり各電子メール・アドレス）にその倉庫のレポートを含むファイルが1つ添付された電子メールが1つ送信されます。