ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
  ドキュメント・ライブラリへ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

8 マスター/マスター・レポートの作成

この章では、マスター/マスター・レポートについて学習します。この章の手順に従うと、図8-1に示すレポート出力を生成できます。

図8-1 マスター/マスター・レポートの出力

図8-1の説明は次にあります
「図8-1 マスター/マスター・レポートの出力」の説明

図8-2 マスター/マスター・レポートの出力

図8-2の説明は次にあります
「図8-2 マスター/マスター・レポートの出力」の説明

概要

マスター/マスター・レポートでは、直接関連していないデータが2セット以上表示されます。つまり、データを構成しているレコードが2つ以上の個別の問合せを使用してフェッチされます。マスター/マスター・レポート(親/親レポートとも呼ばれます)には、複数の問合せがリンク(親子リレーションシップ)なしで含まれています。

データ・リレーションシップ

データが概念的に関連している場合でも、問合せではフェッチによるデータの関連付けを試行しません。マスター/マスター・レポートのデータを選択するには、関連のない複数の問合せを作成します。Reports Builderでは、その他の必要なデータ・オブジェクトがデフォルトですべて作成されます。

レイアウト

このレポートでは、表形式のレイアウト・スタイルをデフォルトで使用します。2番目の問合せに関連付けられているレイアウト・オブジェクトを移動し、2つの問合せによってフェッチされた情報の間にさらにスペースを空けて、レポートを読みやすくします。

使用例

この例では、部門の名称、番号および位置を一覧表示するマスター・レイアウトを作成し、その後、全従業員をその職種、肩書き、給与とともにすべて一覧表示する別のマスター・レイアウトを作成します。

このサンプル・レポートの作成過程では、次を行います。

マスター/マスター・レポートのサンプルを表示するには、サンプル・フォルダmasterbを開き、Oracle Reportsのサンプルmasterb.rdfを開きます。アクセス方法の詳細は、「はじめに」の「サンプル・レポートへのアクセス」を参照してください。