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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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46.3 レポート・ウィザードを使用したレポートの作成

レポートは、レポート・ウィザードを使用して作成するか、または独自に作成できます。この例の単純なレポートを作成する場合は、レポート・ウィザードを使用できます。

テキスト・プラッガブル・データ・ソースを使用する前に、テキスト・ファイルの内容を調べる必要がある場合があります。メモ帳などのテキスト・エディタでcensus_csv.txtファイルを開き、この例で使用するデータを確認できます。

簡単なレポートを作成するには:

  1. textpds.confファイルは更新済なので、Reports Builderを起動します。


    ヒント:

    textpds.confファイルを変更するときにReports Builderが起動していた場合は、Reports Builderを一度シャットダウンしてから再起動すると、テキスト・ファイルが有効なデータ・ソースとして認識されるようになります。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページで、レポートのタイトルを入力してから「グループ上」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、Text Queryをクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページで「問合せ定義」をクリックし、「テキスト問合せの定義」ダイアログ・ボックスを表示します。

    「テキスト問合せの定義」ダイアログ・ボックスが表示されずにエラー・メッセージが表示される場合は、構成ファイル(textpds.conf)に追加したコードに間違いがないか確認します。

  8. データ定義」で、リストの「CensusCSV」書式をクリックします。


    注意:

    CensusCSV書式がこのリストに表示されるのは、この書式をtextpds.confファイルに追加したためです。

  9. データ・ソース」で、「参照」ダイアログ・ボックスのファイルの種類リストでTXTファイルを選択したかどうかを確認します。

  10. このファイルをクリックし、「開く」をクリックします。

  11. 位置」フィールドにcensus_csv.txtファイルが表示されたら、「OK」をクリックします。

    レポート・ウィザードでは、データ・ソース定義が「データ・ソース定義」フィールドに表示されます。

  12. 次へ」をクリックします。

  13. 「グループ」ページで、「使用可能フィールド」リストの「CATEGORY」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「グループ・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  14. 「フィールド」ページで、「>>」ボタンをクリックして、すべての使用可能フィールドを「表示フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  15. 「合計」ページで「次へ」をクリックします。

  16. 「ラベル」ページで「次へ」をクリックします。

  17. 「テンプレート」ページで、「事前定義テンプレート」を選択し、「Beige」をクリックします。次に「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。必要な変更を加えます。レポートは次のようになります。

    図46-3 テキストPDSレポートのペーパー・デザイン・ビュー

    図46-3の説明は次にあります
    「図46-3 テキストPDSレポートのペーパー・デザイン・ビュー」の説明

  18. レポートをcensus_report_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。


    注意:

    作成結果を、サンプル用のディレクトリにある提供されているサンプル・レポートと比較できます。ただし、レポートの実行前に次の手順を実行する必要があります。
    • データ・モデル・ビューで、問合せを右クリックして「データ・ウィザード」を選択します。

    • 「データ」ページで「問合せ定義」をクリックします。

    • census_csv.txtの場所を、ローカル・ドライブ上のこのファイルの場所に更新します。