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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E51906-01
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21 Discovererのレジストリ設定

この章では、Discovererのレジストリ設定について説明します。項目は次のとおりです。

21.1 Discovererのレジストリ設定

Discovererのレジストリ設定により、特定の条件下でのDiscovererの動作を制御します。Discovererのレジストリ設定には、次のものが含まれます。

デフォルトでは、各レジストリ設定は最も一般的に必要とされる値に設定されます。ただし、レジストリ設定の値を変更する場合もあります。

Discovererのレジストリ設定を行う場所は、使用中のDiscoverer製品によって異なります。

21.2 Discoverer PlusおよびDiscoverer Viewerのレジストリ設定

Discoverer PlusおよびDiscoverer Viewerは、.reg_key.dcというファイルに格納されるレジストリ設定を使用します。.reg_key.dcファイルは、中間層サーバー・マシンに配置され、pref.txtファイルに変更を適用することで、間接的に更新されます。

エンド・ユーザーがDiscoverer PlusまたはDiscoverer Viewerの設定項目を変更すると、Discovererにより、現行ユーザーに対するその変更が.reg_key.dcファイルに書き込まれます。

Discoverer PlusおよびDiscoverer Viewerのレジストリ設定の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer構成ガイド』を参照してください。

21.3 Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定

Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopでは、Windowsのレジストリに格納されたレジストリ設定が使用されます。

エンド・ユーザーがDiscoverer AdministratorまたはDiscoverer Desktopのユーザー設定項目を変更すると、Discovererにより、現行ユーザーに対するその変更が次のレジストリ・キーの下のWindowsレジストリに書き込まれます。

\\HKEY_CURRENT_USER\Software\Oracle\Discoverer 11\

Windowsのレジストリ設定を変更する場合は、次の点に注意してください。

21.4 Discoverer Desktopのパフォーマンスを向上させるレジストリ設定

次のレジストリ設定は、Discoverer Desktopのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

これらの設定の詳細は、「Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の詳細」の該当する説明を参照してください。

21.5 Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の詳細

次の表は、変更が必要な場合のWindowsレジストリにおけるDiscoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定を示しています。

ヒント: レジストリ設定の値を変更するか、Windowsのレジストリ・エディタで表示できないレジストリ設定を追加するには、「Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の編集方法」を参照してください。次の表は、Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定を示しています。

レジストリ設定の名前 ディレクトリ 説明 デフォルト値 有効な値
AggregationBehavior Application この設定により、Desktopの「オプション」ダイアログの「集計」タブで、Discoverer Desktopユーザーが「デフォルトの集計動作を使用します。」チェック・ボックスを選択したときの(すべてのDiscoverer Desktopワークシートに適用される)デフォルトの集計動作が決定します。

このレジストリ設定の値を0 (ゼロ)に設定してあるときに、Desktopの「オプション」ダイアログの「集計」タブで、Discoverer Desktopユーザーが「デフォルトの集計動作を使用します。」チェック・ボックスを選択した場合、Discoverer Desktopは、Desktopの「オプション」ダイアログの「フォーマット」タブにある「集計できない値オプションの表示」フィールドで選択した値を使用します。

このレジストリ設定の値を1に設定してあるときに、Desktopの「オプション」ダイアログの「集計」タブで、Discoverer Desktopユーザーが「デフォルトの集計動作を使用します。」チェック・ボックスを選択した場合、Discoverer Desktopは、コントリビュート・セルに表示されている値の合計を表示します。

注意: Desktopの「オプション」ダイアログの「集計」タブで、Discoverer Desktopユーザーが「デフォルトの集計動作を使用します。」チェック・ボックスの選択を解除すると、このレジストリ設定による現在のワークブックへの影響はなくなります。かわりに、現在のワークシートの集計動作は、ユーザーが選択するオプションによって決定します(詳細は、Discoverer Desktopのヘルプを参照)。

注意: AggregationBehaviorレジストリ設定は、Discoverer Plusには適用されません。Discoverer Plusに対してデフォルトの集計動作を指定する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド』を参照してください。

0 0: Discoverer Desktopは、Desktopの「オプション」ダイアログの「フォーマット」タブにある「集計できない値オプションの表示」で選択された値を表示

1: Discoverer Desktopは、コントリビュート・セルに表示された値の合計を表示

ArchiveCacheFlushInterval Database この設定により、EEXファイルのエクスポートおよびインポート時のEULキャッシュ・フラッシュ間隔を制御できます。大規模なアーカイブのエクスポートまたはインポート時の過度なメモリー使用量を防ぐために使用します。 1000 >=0: EEXファイルのインポートおよびエクスポート時のEULキャッシュ・フラッシュ間に処理されるオブジェクトの数
AutogenNameOnCreate Database この設定により、次のアイテムに対する「名前の自動生成」プロパティのデフォルト値が決定されます。
  • 新しくロードされた2次要素

  • 新しく作成された2次要素

  • Oracle Business Intelligence Discovererのコマンドライン・インタフェース(またはOracle Business Intelligence Discoverer EUL Command Line for Javaインタフェース)と/auto_gen_nameコマンド修飾子を使用してインポートされたEEXファイル

詳細は、「EULアイテム名の自動生成および自動更新」を参照してください。

0 0: 2次要素の名前を生成しない

1: 2次要素の名前を生成する

BusinessAreaFastFetchLevel Database この設定により、ビジネスエリアがフェッチされるたびにフォルダおよびアイテムに対して行われる事前キャッシュの量を制御できます。

一般に、この値が低いほど、各種ダイアログにすぐに表示されるフォルダおよびアイテムの数が少なくなります。

1 0: 高速フェッチなし

1: 各ビジネスエリア内のフォルダを高速フェッチ

2: Discoverer Desktopのみで各ビジネスエリア内のフォルダおよびアイテムを高速フェッチ

3: Discoverer Administratorのみで各ビジネスエリア内のフォルダおよびアイテムを高速フェッチ

4: 各ビジネスエリア内のフォルダおよびアイテムを高速フェッチ

CreateJoinInOtherBAs Administrator この設定により、フォルダのロードまたはリフレッシュ時にDiscoverer Administratorが生成する結合の範囲を制御できます。デフォルトでは、同じビジネスエリア内のフォルダ間でのみ結合が自動生成されます。ただし、異なるビジネスエリア間で結合を自動生成するように指定することもできます。

この設定により、このオプションを制御できます。

0 0: 現行ビジネスエリア外のフォルダへ結合を生成および確認をしない

>0: 現行ビジネスエリア外のフォルダへの結合を生成および確認する

DefaultPreserveDisplayPropertyForRefresh Database リフレッシュ時に、更新されたアイテムの説明を破棄して元の説明に置き換えるか、または更新された説明を保持するかを指定します。 0 0: 更新された説明を使用する

1: 元の説明を使用する

DisableAlternateSortOptimisation
この設定により、最適化された代替ソート・クエリーをDiscovererで書き込むかどうかを指定します。

ヒント: 外部で登録されたサマリーを使用する場合のみ1を設定します。

0 0: 最適化された代替ソート・クエリーを書き込まない

1: 最適化された代替ソート・クエリーを書き込む

DisableAutoOuterJoinsOnFilters Database この設定により、1つまたは複数の条件が適用された外部結合を含むクエリーの実行時におけるDiscovererの動作を切り替えることができます。この設定の影響は、第10章「結合の作成とメンテナンス」で例をあげて説明されています。 0 0: フィルタへの外部結合を無効にしない

1: フィルタへの外部結合を無効にする

DisableMultiJoinDetection Database この設定により、Discoverer Desktopでのワークシートの作成時における複数の結合パスの検出を切り替えることができます。

1に設定すると、ワークシート作成時にDiscoverer Desktopですべての結合オプションが選択されます。

設定値が0で、複数の結合が存在する場合、Discoverer Desktopにより「フォルダの結合」ダイアログが表示されます。ここで、ワークシートで使用する結合(1つまたは複数)を選択します。注意: Discovererで正確な結果データを表示できるように、使用可能なすべての結合をDiscoverer Desktopユーザーが選択することをお薦めします。

0 1: 複数の結合の検出を無効にする

0: 複数の結合の検出を無効にしない

EnableTriggers Database データベース・トリガーを無効にするかどうかを指定します。

たとえば、Discovererでは、リフレッシュ時に検索されたすべての新しい列に対してデータベースのコールが試行されます。この値を0 (ゼロ)に設定した場合、Discovererによるデータベースのコールはありません。

0 0: データベース・トリガーを無効にする

1: データベース・トリガーを有効にする

EULUpgradeForceCommitForAllSteps Database この設定によりコミット処理が影響を受けるため、以前のEULをアップグレードするときのロールバック領域使用量も影響を受けます。ロールバック領域が制限されているためにEULのアップグレードに問題がある場合、この設定を使用すればより頻繁なコミットが可能になります。 0
EULUpgradeRollbackSegment Database この設定を定義すると、その値が、アップグレード中に使用するロールバック・セグメントの名前になります。つまり、Large_RB1と設定すると、"SET TRANSACTION USE ROLLBACK SEGMENT Large_RB1"という文が発行されます。 デフォルトなし
ExportJoinFromMaster Database ビジネスエリアのエクスポート時に、マスター・フォルダからの結合もエクスポートするかどうかを指定します。 0 0: マスター・フォルダからの結合をエクスポートする

0 (ゼロ)以外の任意の値: マスター・フォルダからの結合をエクスポートしない

FormatXML Database XMLエクスポート・ファイルにスペースを入れて読みやすくする場合は1に設定してください。ただし、ファイルのサイズが大きくなります。

0に設定したり、エントリが存在しない場合は、エクスポート・ファイルでインデントが使用されなくなるため、ファイルのサイズが小さくなります。

0 0: インデントを使用しない

1: スペースを含む

MaxNumberJoinPredicates Database バルク・ロード時に、主キーまたは外部キーではなく列名に基づいて自動結合を作成することもできます。同じテーブルをすでにロードしている場合、そのテーブル内のすべての列に一致する結合が作成されます。バルク・ロード時に一致する列名を使用して1つの結合内の述語の最大数を指定すれば、これらの結合の作成を中止できます。 20
ObjectsAlwaysAccessible Database 基礎となるデータベース・テーブルが存在しない(またはなんらかの理由でアクセスできない)場合でも、ビジネスエリア・オブジェクトおよびアイテムを表示するかどうかを(Discoverer Desktopで)指定します。

この確認を無効にすると、ビジネスエリア・オブジェクトおよびアイテムの表示速度が向上します。ユーザーによるクエリーの実行時、データベース・オブジェクトが存在しないか、ユーザーがデータベース・オブジェクトへのアクセス権を持たない場合にこの値を1に設定すると、Discoverer Desktopによりエラー・メッセージ(例: ORA-00942「テーブルまたはビューが存在しません。」)が表示されます。

1 0=verify1: 確認せず、オブジェクトおよびアイテムが存在すると仮定する
QPPCBOEnforced Database 1に設定すると、コストベースのオプティマイザが使用されます。0に設定すると、デフォルトのオプティマイザが使用されます。

コストを取得する文をクエリー予測で解析する必要があります。コストベースのオプティマイザで解析している場合にのみコストを取得できます(ルールベースのオプティマイザによる解析時にはコストは生成されません)。Discovererでは、これらの文の解析時にデフォルトでコストベースのオプティマイザが強制的に使用されます。

このレジストリ設定を0に設定すると、データベースおよびクエリーに含まれるテーブルに対してデフォルトのオプティマイザが使用されます。つまり、ルールベースのオプティマイザがデフォルトであり、テーブルが分析されていない場合、クエリー予測が使用できなくなります。

1 0: デフォルトのクエリーオプティマイザを使用

1: コストベースのオプティマイザを使用

QPPCreateNewStats Database 1に設定すると新規統計を記録します。これらの統計は、クエリー予測で使用されます。

0に設定すると、クエリー予測用の新規統計は作成されません。

1 0: FALSE

1: TRUE

QPPEnable Database クエリー予測を有効化または無効化できます。

1に設定すると、クエリー予測(QPP)が使用されます。

1 0: FALSE

1: TRUE

RdbFastSQLOff Database この設定は、RDBに対して実行されるDiscovererにのみ適用されます。1に設定すると、RDBサーバー上で"fast sql"が無効になります。

Oracle RDBに対してエラーが検出された場合のみこのレジストリ設定を使用してください。これにより、一部の問題を回避できることがあります。Oracle Rdbのサポートの詳細は、第23章「Oracle以外のデータベースおよびOracle RDBに対するDiscovererサポート」を参照してください。

1 0: FALSE

1: TRUE

SetNULLItemHeadingOnBulkLoad Database バルク・ロードの実行時に、アイテムのヘッダーをアイテムの表示名と同じ値に設定するか、またはNULLに設定するかを指定します。 0 0: アイテムのヘッダーをアイテムの表示名に設定する

1: アイテムのヘッダーをNULLに設定する

ShowReadOnlyPrompt Application ファイル・ベースのワークブックを読取り専用にするようにオペレーティング・システム権限を設定できます。この例では、ユーザーがワークブックを開くとき、「読取りまたは書込み用にこのワークブックを開くことができないため、変更は別のワークブックに保存してください」という警告メッセージが表示されます。このレジストリ設定により、警告メッセージを表示しないようにできます。 0 0: FALSE

1: TRUE

SQLFlatten Database DiscovererでSQLをフラット化して、クエリーSQL内のインライン・ビューの使用を最小限にするかどうかを制御します。 1 1: 有効

0: 無効

SQLItemTrim Database 無関係あるいは使用しないアイテムについて、DiscovererでSQLをトリミングするかどうかを制御します。 1 1: 有効

0: 無効

SQLJoinTrim Database DiscovererでSQLから結合を削除するかどうかを制御します(詳細は、「クエリー結果およびクエリーのパフォーマンスに結合が与える影響」を参照)。 1 1: 有効

0: 無効

SqlTrace Database Oracleサーバー・トレース・ファイルが作成され、データベース・サーバーに送信されたすべてのDiscoverer SQL文がこのトレース・ファイルに書き込まれます。

サーバー・トレース・ファイル(拡張子trc)のデフォルトの場所は次のとおりです。

<ORACLE_HOME>\rdbms\trace (Windowsの場合)

$ORACLE_HOME/log (UNIXの場合)

注意: トレース・ファイルが作成され、必要なSQL文がトレース・ファイルに書き込まれた後は、SqlTraceの値を数値ゼロ (0)にリセットして、それ以上のSQL文がファイルに書き込まれないようにする必要があります。SqlTraceの値をゼロ (0)にリセットすることにより、トレース・ファイルが書き込まれた後で不要な処理が行われるのを防止できます。

注意: この設定が有効になっているDiscovererをデータベース・ユーザーが使用するには、DBA権限が必要です。

詳細は、第26章「SQLファイルおよびトレース・ファイルの使用」を参照してください。

0 1: 有効
SQLType Database 「SQLインスペクタ」ダイアログでのSQLの表示方法を決定します。

詳細は、「Discovererで「SQLインスペクタ」ダイアログにSQLを表示する方法の構成」を参照してください。

0 0: フラット化されたSQL (Oracleの標準フォーマット)

2: ネイティブなSQL (インライン・ビューとともにカーネルに送られるDiscoverer SQL)

3: オブジェクトの別名がないフラット化されたSQL (Oracleの標準フォーマット)

SummariesAlwaysAccessible Database 「サマリー」タブからのサマリー・フォルダを迅速に表示し、実際にアクセス可能かどうかにかかわらず、これらのサマリー・フォルダをすべてアクセス可能と表示します。この設定により、時間がかかる可能性のある検証および確認を回避して、サマリー・フォルダの表示または変更を迅速に行うことができます。この設定を使用する必要があるのは、サマリー・フォルダの数が多い場合の設定のみです。

注意: この設定を有効にすると、実際にはアクセスできないサマリー・フォルダがUIではアクセス可能と表示され、この設定を無効にするまで、UIには実際のアクセス可能性が反映されません。このため、Discovererマネージャが必要な処置を見落とす可能性があります。

「サマリー」タブからのサマリー・フォルダを迅速に表示するには、1に設定してください。

「サマリー」タブで表示する前にサマリー・フォルダを検証するには、0に設定してください。

0 0: FALSE

1: TRUE

MaxNumListRows Administrator 表示するユーザー/ロールの最大数を指定します。たとえば、システムに100万人のユーザーがいる場合、すべてのユーザーを表示するには時間がかかり、大量のメモリーを使用することになります。

このレジストリ設定で指定した制限を超えた場合、Discovererでは、最大の結果数が取り出されたことを通知するエラー・メッセージが表示されます。さらに多くの結果をDiscovererで表示するには、このレジストリ設定で指定する行数を増やす必要があります。

注意: このレジストリ設定をUserRoleFilterレジストリ設定とともに使用すると、表示されるユーザーまたはロールのリストを詳細化できます。

設定しない場合、結果の制限は100,000行にデフォルト設定される
UserRoleFilter Administrator この設定に使用された値で始まるユーザーおよびロールのみが、Discoverer Administratorに表示されます。この設定では大文字と小文字が区別されます。

この設定を有効にすると、Discovererの「権限」ダイアログや「セキュリティ」ダイアログでデータベース・ユーザーやロールの非常に長いリストが表示される時間を短縮できます。たとえば、この値をSYSに設定すると、DiscovererではSYSという文字で始まるユーザーおよびロールのみが表示されます(SYS、SYSMAN、SYSTEMなど)。

変更を有効にするために、Discoverer Administratorを再起動する必要はありません。「セキュリティ」ダイアログまたは「権限」ダイアログを閉じ、レジストリを更新し、再びダイアログを表示するだけで変更が有効になります。この設定に値がない場合(デフォルト)、Discovererではすべてのユーザーとロールが表示されます。

注意: この設定は、権限を付与されているユーザーおよびロール、あるいはPUBLICユーザーの表示には影響を与えません(設定にかかわらず表示されます)。

注意: このレジストリ設定をMaxNumListRowsレジストリ設定とともに使用すると、表示されるユーザーまたはロールのリストを詳細化できます。

デフォルトなし

21.6 Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の編集方法

Windowsレジストリ・エディタを使用して、Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定を編集します。

レジストリ・エディタの起動方法とレジストリ設定の編集方法は、使用中の環境によって異なります。

Windows環境でレジストリ・エディタを起動し、Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定を編集する手順は、次のとおりです。

  1. Windowsの「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選択します。

  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログで、「regedt32」と入力し、「OK」をクリックします。

  3. \\HKEY_CURRENT_USER\Software\Oracle\Discoverer 10\レジストリ・キーを開いて、Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定を参照します。

  4. レジストリ・エディタに表示されているDiscoverer AdministratorまたはDiscoverer Desktopのレジストリ設定の値を編集する場合は、次の操作を行います。

    1. レジストリ・エディタの右側のペインに表示されているレジストリ設定をダブルクリックして、DWORDエディタ・ダイアログを表示します。

    2. レジストリ設定の既存の値を新しい値で置き換え、「OK」をクリックします。

  5. レジストリ・エディタに現在表示されていないDiscoverer AdministratorまたはDiscoverer Desktopのレジストリ設定の値を編集する場合は、次の操作を行います。

    1. レジストリ設定の上に表示されているキー名をクリックします。

      たとえば、QPPEnableを0 (ゼロ)に設定するときに、レジストリ・エディタにQPPEnableが表示されていない場合は、\\HKEY_CURRENT_USER\Software\Oracle\Discoverer 10\Database\ keyをクリックして選択します。特定のレジストリ設定のレジストリ・キーの詳細は、「Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の詳細」を参照してください。

    2. 「編集」→「値の追加」を選択すると、「値の追加」ダイアログを表示されます。

    3. 追加するDiscovererのレジストリ設定の名前(例: QPPEnable)を入力し、「OK」をクリックします。

      「文字列エディタ」ダイアログが表示されます。

      注意: Discoverer Administratorのレジストリ設定は、「Discoverer AdministratorおよびDiscoverer Desktopのレジストリ設定の詳細」の表に指定された事例に限定する必要があります。

    4. Discovererのレジストリ設定の値(1など)を入力し、「OK」をクリックします。

      レジストリ・エディタに、指定した値のレジストリ設定が表示されます。

  6. 「レジストリ」→「レジストリ エディタの終了」を選択して、レジストリ・エディタを閉じます。