この章では、Oracle WebLogic Server インストーラを使用してサーバをインストールする方法について説明します。この章は以下の節で構成されています。
以降のインストール手順では、UNIX の構文を使用しており、bash シェルが想定されています。UNIX では、使用するシェルに合わせたインストールを行うことができます。また、Microsoft Windows でのインストールの場合は、対応する Microsoft Windows コマンドを使用できます。
Oracle WebLogic Server と SIP サーブレット コンテナをオールインワン管理サーバとしてインストールするには、次の手順に従います。
インストーラ ファイルに対する実行可能なパーミッションを付与します (必要な場合)。
使用しているオペレーティング システムに応じて、次のどちらかのコマンドを実行します。次に例を示します。
Linux : ./owlcs10310_linux32.bin
Windows : owlcs10310_win32.exe
インストール ファイルが展開され、[ようこそ] 画面が表示されます。
[ようこそ] 画面で、[次へ] をクリックします。[Choose Middleware Home Directory] 画面が表示されます。
注意 : ミドルウェア ホーム ディレクトリは、OWLCS 基本プラットフォームのインストール用のルート ディレクトリです。このガイドでは、ミドルウェア ホーム ディレクトリを MW_HOME と表記します。MW_HOME または $MW_HOME と表記されている場合は、ミドルウェア ホーム ディレクトリの絶対パスを表します。 |
[Choose Middleware Home Directory] 画面で、[Create a New Middleware Home] を選択します。
ミドルウェア ホームの絶対パスを入力します。
[次へ] をクリックします。[Register for Security Updates] 画面が表示されます。
[Register for Security Updates] 画面では、必要に応じて以下の情報を入力できます。
セキュリティの問題に関する更新を受信するための電子メール アドレス (推奨)。
My Oracle Support からセキュリティの更新を受信するには、チェック ボックスを選択して My Oracle Support のパスワードを入力します。詳細については、http://www.oracle.com/support/policies.html
を参照してください。
[次へ] をクリックします。[Choose Install Types] 画面が表示されます。
[Choose Install Types] 画面で、[Typical] を選択します。[次へ] をクリックします。[Choose Product Installation Directories] 画面が表示されます。
インストール先を変更することはできますが、Oracle Corporation では、可能なかぎりデフォルトのインストール先を使用することをお勧めします。[次へ] をクリックします。
Windows オペレーティング システムの場合は、[Choose Shortcut Location] 画面が表示されます。この場所を選択する場合は、All Users スタート メニュー フォルダを選択し、[次へ] をクリックします。[Installation Summary] 画面が表示されます。
[Installation Summary] 画面で、[次へ] をクリックします。
[Installation Complete] 画面で、[次へ] をクリックします。
これでインストールは完了です。第 4 章「Oracle WebLogic Communication Services のインストール」に記載されている手順を実行してください。