この章では、Oracle WebCenterのユーザーが11.1.1.4.0のパッチ・セットを既存のOracle WebCenter 11.1.1.2.0または11.1.1.3.0のインストールに適用する場合の特別な手順について説明します。
次のトピックについて説明します。
この章の手順を実行する前に、第3.4項「Oracle Fusion Middlewareの最新パッチ・セットの適用を開始する前に」で概説している手順を必ず実行してください。また、WebCenterの一部の手順では、これ以外にもパッチ適用前の注意事項がある場合があります。
Oracle WebCenter環境へのパッチの適用を開始する前に、第3.4項「Oracle Fusion Middlewareの最新パッチ・セットの適用を開始する前に」で概説している手順を必ず実行してください。
OmniPortletおよびWebClippingカスタマイズを使用している場合は、第3.4.2項「Oracle PortalおよびOracle WebCenterのOmniPortletおよびWebClippingカスタマイズの保存」を必ず実行してから、パッチの適用を開始してください。パッチの適用後は、第3.8.8項「Oracle PortalおよびOracle WebCenterのOmniPortletおよびWebClippingカスタマイズのリストア」の手順を必ず実行してください。
WebCenter Spacesを使用している場合は、次のことを実行してから、WebCenterにパッチを適用する必要があります。
WebCenterのOracleホームからWLSTを起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin
./wlst.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME\common\bin
wlst.cmd
WLSTコマンドpurgeMetadata()
を実行します。たとえば、次のように入力します。
purgeMetadata('webcenter', 'WC_Spaces', 3060)
詳細は、Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスのpurgeMetadataに関する項を参照してください。
データベースの統計を再収集します。たとえば、SQLPlusを使用してWebCenterのMDS
スキーマに接続できます。
execute dbms_stats.gather_schema_stats(ownname=>null, options=>'GATHER AUTO');
詳細は、Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスのメタデータ・サービス(MDS)カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。
Oracle Universal Content Management 10gがインストールされている場合は、Release 11gにアップグレードしてからOracle WebCenterに最新バージョンへのパッチを適用し、すべての機能を使用できるようにする必要があります。アップグレードをしない場合は、一部の機能にのみアクセスできます(使用可能な機能の比較については、表5-1を参照してください)。
表5-1 Oracle Content Server 10.1.3.5.1および11gでサポートされるOracle WebCenterの機能
機能 | 説明 | OCS 10.1.3.5.1でサポートは利用可能? | OCS 11gでサポートは利用可能? |
---|---|---|---|
スペース/グループ・スペース |
スペース・フォルダの作成およびロール・マッピングで利用可能なサポート。 |
いいえ |
はい |
ホーム・スペース/個人用スペース |
ホーム・スペース・フォルダの自動作成で利用可能なサポート。 |
いいえ |
はい |
IFRAMEのサポート |
Oracle Content ServerのUIを直接WebCenterのアプリケーションで表示するためのサポート。このサポートは、コンテンツ・プロファイルの作成およびアイテムの拡張プロパティの編集にも利用できます。 |
いいえ |
はい(OHSがインストールされ、 |
Wikiドキュメント |
Wikiドキュメントを作成するためのサポート。新しいWikiドキュメントの作成には「新規Wikiドキュメント」オプションを使用できます。 |
いいえ |
はい |
拡張メタデータ編集 |
ユーザー・アクセス・リストやWebサイト・オブジェクトなどの、拡張メタデータ詳細の編集のサポート。プロパティが編集可能な場合は、「プロパティ」ペインに「編集」ボタンが表示されます。 |
いいえ |
はい(IFRAMEが有効な場合)。 |
サムネイル |
「プロパティ」ペインでドキュメントを表示するときには、サムネイルが上部に表示されます。複数バージョンのドキュメントが存在する場合は、各バージョンのサムネイルが表示されます。 |
いいえ |
はい |
プロファイルのアップロード |
ドキュメントをアップロードするときに、使用するプロファイルを選択できます。 |
いいえ |
はい(IFRAME機能が有効な場合)。 |
ドキュメント・プレビューア - Web表現 |
ドキュメントを表示するときに、Web表現がある場合は、それが表示されます。 Web表現は、Webで表示可能な形式(html、画像、またはPDF)のネイティブ・ファイルであり、OCSの場合はIBRによってファイルが作成されます(この場合は、PDFのみ)。 |
いいえ ドキュメントをクリックしたときに、スライド・プレビューアまたは表現(画像、.html、.txt)なしで表示可能なファイル・タイプのものでなければ、かわりにプロパティが表示されます。 |
はい OCS設定がWeb表現を持つように設定されていないと、ファイルのプロパティが表示されます。 |
ドキュメント・プレビューア - スライド・プレビューア |
ドキュメントを表示するときに、そのドキュメントのスライド・プレビューが表示されます。 |
いいえ |
はい(IFRAMEおよびDynamicConverterが有効になっており、Dynamic Converterのテンプレートが作成されている場合)。 |
アイテム・レベルのセキュリティ |
アイテムは、そのアイテムに固有の設定によってセキュリティが確保されるのであり、アイテムが存在するスペースのセキュリティを継承するわけではありません。 |
いいえ |
はい(次の場合)。
|
AutoVue |
Oracle AutoVueで使用可能なドキュメント・レビューおよびコラボレーション機能のサポート。 |
いいえ |
はい |
Wikiおよびブログのページ形式 |
ページの作成に使用可能なWikiおよびブログのページ形式。 |
いいえ |
はい(このドキュメント・サービスが有効なスペースまたはホーム・スペース内)。 |
Site Studioのコンポーネントの作成および編集 |
コンテンツ・プレゼンタ・ウィザード内から、およびコンテンツ・プレゼンタのコンテンツ・コントリビューション・モードからSite Studioのコンテンツを作成および編集する機能。 |
いいえ |
はい(Site StudioのコンポーネントがOracle Content Serverにインストールされている場合)。 |
Site Studioのリージョン・テンプレート |
Site Studioのリージョン・テンプレートを使用してSite Studioのコンテンツを表示する機能。 |
いいえ |
はい(Site StudioのコンポーネントがOracle Content Serverにインストールされており、選択されたコンテンツに対してリージョン・テンプレートが作成されている場合)。 |
コンテンツの編集 |
Site Studio以外のコンポーネントをコンテンツ・プレゼンタ・ウィザード内から編集する機能。 |
いいえ |
はい |
Oracle Content Management 10gを使用し続ける場合は、最新のUpdateBundle
コンポーネントおよびFolders_g
コンポーネントをインストールする必要があります。これらのコンポーネントは、My Oracle Support(以前のOracleMetaLink: https://support.oracle.com
)から入手可能です。
Oracle Universal Content Management 11gは、Oracle Enterprise Content Managementの一部として提供されます。インストールの手順は、Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Content Management Suiteインストレーション・ガイドを参照してください。
DOMAIN_HOME
/bin/setDomainEnv.sh
(UNIXオペレーティング・システムの場合)ファイルまたはDOMAIN_HOME
\bin\setDomainEnv.cmd
(Windowsオペレーティング・システムの場合)ファイルから次のエントリを削除した後で、Oracle WebCenterにパッチを適用する必要があります。
LD_LIBRARY_PATH="${WL_HOME}/server/native/linux/i686${CLASSPATHSEP}${LD_LIBRARY_PATH}" export LD_LIBRARY_PATH
Oracle WebCenterから11.1.1.4.0に更新する場合は、主に2通りの方法があります。以降の項の説明を参考にして、どちらの方法で更新を実行するかを決めてください。
Oracle WebCenterの中間層にパッチを適用するときには、他のFusion Middleware製品では必要のない手順も実行する必要があります。
次の更新オプションのいずれかを選択してください。
Oracle WebCenterを複数のマシンにインストールしてある場合は、WLSTのコマンド(第5.4.2項「WLSTのコマンドを使用したOracle WebCenterの更新」を参照)を使用してのみソフトウェアを更新できます。各マシンのWebCenterのOracleホーム・ディレクトリが更新されていることを確認してください。
ノード・マネージャを構成せずに自動スクリプトを使用する場合は、パッチ・セット・インストーラおよびパッチ・セット・アシスタントの実行後にWebLogic Scripting Tool(WLST)のコマンドを使用して中間層を更新できます。
パッチ・セット・インストーラを実行します。
詳細は、第3.5項「パッチ・セット・インストーラのダウンロードと起動」および第3.6項「パッチ・セット・インストーラの手順」を参照してください。
スキーマを更新します。
詳細は、第3.7項「パッチ・セット・アシスタントによるスキーマの更新」を参照してください。
WLSTのコマンドを使用して中間層にパッチを適用します。
この項の手順に従って、Oracle WebCenterソフトウェアにパッチを適用します。
第3.8.9項「新しいOWSM事前定義ポリシーの追加」の説明に従って、OWSMポリシーを更新します。
Oracle WebCenterソフトウェアとスキーマにパッチを適用した後(前述のステップ1および2)、この項に記載されているWLSTのコマンドを実行して、中間層の更新を完了する必要があります。これらのコマンドは、管理サーバーが実行されているマシンで実行する必要があります。
以降の手順に従って、Oracle WebCenterドメインのアップグレードを完了します。
管理サーバーも含めて、すべての管理対象サーバーを停止します。
WebCenterのOracleホームからWLSTを起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin
./wlst.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME\common\bin
wlst.cmd
外部LDAPサーバーが起動しているのを確認してから、オフライン・モードで(どのサーバーにも接続せずに)upgradeOpss
コマンドを実行します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
upgradeOpss(jpsConfig='DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/jps-config.xml', jaznData='MW_HOME/oracle_common/modules/oracle.jps_11.1.1/domain_config/system-jazn-data.xml')
Windowsオペレーティング・システムの場合:
upgradeOpss(jpsConfig='DOMAIN_HOME\config\fmwconfig\jps-config.xml', jaznData='MW_HOME\oracle_common\modules\oracle.jps_11.1.1\domain_config\system-jazn-data.xml')
注意: upgradeOpss() コマンドを再実行する必要がある場合は、現在のWLSTセッションを終了して新しいセッションを開始してからupgradeOpss() コマンドを再実行する必要があります。 |
upgradeWebCenterDomain
コマンドをオフライン・モードで実行します。
upgradeWebCenterDomain(domainDirName='DOMAIN_HOME', oracleHome='WebCenter_ORACLE_HOME, upgradeCustomSpaces=<TRUE|FALSE>')
DOMAIN_HOME
をドメイン・ホーム・ディレクトリのフルパスに置き換え、WebCenter_ORACLE_HOME
をWebCenterのOracleホーム・ディレクトリのフルパスに置き換えます。
共有ライブラリcustom.webcenter.spaces
を使用してWebCenter Spacesをカスタマイズしてある場合は、このコマンドを実行するときにupgradeCustomSpaces
パラメータをtrue
に設定する必要があります。例:
upgradeWebCenterDomain(domainDirName='/home/Oracle/Domains/wc_domain', oracleHome='/home/Oracle/Middleware/Oracle_WC1', upgradeCustomSpaces=true)
管理サーバーを起動します。
管理サーバーに接続します。
connect()
WebCenter Spacesの管理対象サーバーを実行しているドメインで、upgradeWebCenterPermissions
コマンドを実行します。
upgradeWebCenterPermissions()
注意: このコマンドの実行中に、次のメッセージが表示されることがあります。コマンドが失敗しました。理由: JPS-04204: 権限を取り消すことができません このメッセージは、無視しても問題ありません。 |
ドメイン内の複数のマシンで複数のサーバーが実行されている場合は、次の方法でドメインを圧縮または解凍する必要があります。
管理サーバーを圧縮します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./pack.sh -managed=true -domain=DOMAIN_HOME -template=wcdomaintemplate.jar -template_name=wc_domain_template
wcdomaintemplate.jar
を他のマシンのWebCenter_ORACLE_HOME
/common/bin
にコピーします。
他のマシンの古いドメイン・ディレクトリ(DOMAIN_HOME
およびAPPLICATION_HOME
)を削除または移動します。
他の各マシンのドメインを解凍します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./unpack.sh -domain=DOMAIN_HOME -template=wcdomaintemplate.jar
WebCenterの管理対象サーバーを起動します。
WC_Spaces
(WebCenter Spaces)
WC_Portlet
(Oracle Portlet Producers)
WC_Collaboration
(Oracle WebCenter Discussion Server)
WC_Spaces
サーバーが起動しているのを確認してから、次の手順に進みます。
管理サーバーから切断して、外部LDAPサーバーで定義され、埋め込みのOracle WebLogic Serverで管理ユーザーとして定義されている、Oracle WebCenterの管理者としてWC_Spaces
サーバーに接続します。
管理ユーザーは、外部LDAPディレクトリのユーザーかつ埋込みOracle WebLogic ServerのLDAPディレクトリの管理権限を持つユーザーとして定義されている必要があります。
必要に応じて、次の方法で、埋込みOracle WebLogic ServerのLDAPサーバーの管理グループにユーザーを追加できます。
WebLogic Serverコンソールにログインします。
「セキュリティ・レルム」をクリックして、myrealmリンクを選択します。
ロール/ポリシータブをクリックします。
「グローバル・ロール」を展開し、「ロール」を展開して、「管理」ロールの「ロール条件の表示」をクリックします。
「条件の追加」をクリックし、「述部リスト」フィールドから「ユーザー」を選択して、「次へ」をクリックします。
「ユーザー引数名」フィールドにユーザーを入力して、「追加」をクリックします。
「終了」をクリックします。先ほど入力したユーザーが管理者とともに表示されます。
変更を保存して終了します。
WebCenter Spaces管理対象サーバーが実行されているドメインで、upgradeWebCenterApplication
コマンドを実行します。
upgradeWebCenterApplication(appName='webcenter')
複数のサーバーがWebCenter Spacesとともにデプロイされているクラスタ環境の場合は、次のようにサーバー名を指定する必要があります。
upgradeWebCenterApplication(appName='webcenter', server="server_name")
信頼ストア・ファイルをOracleホーム・ディレクトリからOracle WebLogic Serverのドメイン・ディレクトリにコピーします。
例:
cp MW_HOME/oracle_common/modules/oracle.jps_11.1.1/jps-wls-trustprovider.jar DOMAIN_HOME/lib/mbeantypes/jps-wls-trustprovider.jar
ドメイン内の管理サーバーと管理対象サーバーを起動します。
Oracle WebCenterのパッチには、upgrade.py
と呼ばれるスクリプトが含まれています。このスクリプトは、すべての管理対象サーバーと管理サーバーを更新プロセスの開始時に停止し、更新プロセスの間にすべてのサーバーを起動します。
このスクリプトを使用できるのは、ノード・マネージャが適切に設定されており(第5.4.3.1項「ノード・マネージャの構成」を参照)、その構成が確認されている(第5.4.3.2項「ノード・マネージャの構成の確認」を参照)場合です。ノード・マネージャが適切に構成されていない場合は、このスクリプトではなくWLSTのコマンドを使用する必要があります(第5.4.2項「WLSTのコマンドを使用したOracle WebCenterの更新」を参照)。
upgrade.py
スクリプトを使用するには、ノード・マネージャを次のように構成する必要があります。
ドメイン内のすべてのサーバー(管理サーバーを含む)が、ノード・マネージャを使用するように構成されているマシンに関連付けられていることを確認します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』のノード・マネージャを使用するためのマシンの構成に関する項を参照してください。
デモ証明書(Oracle WebLogic Serverに付属の証明書)を使用している場合は、すべてのサーバーに対してホスト名の検証を無効にします。詳細は、次のURLの、ホスト名の検証に関する項を参照してください。
http://download.oracle.com/docs/cd/E12839_01/apirefs.1111/e13952/taskhelp/security/DisableHostNameVerification.html
nodemanager.properties
ファイルで、ノード・マネージャに対してStartScriptEnabled
プロパティがtrue
に設定されていることを確認します。これは、管理対象サーバーが適切なクラスパスとコマンド引数を受け取れるようにするためです。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』を参照してください。
WLSTでnmConnect
コマンドを使用してノード・マネージャに接続できることを確認します。本番環境の場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』の本番環境でのnmConnectの使用に関する項の指示に従う必要があります。
WLSTでnmStart
コマンドを使用して管理サーバーを起動できることを確認します。本番環境の場合は、管理サーバーを起動するためにユーザー名とパスワードが要求されますので、ノード・マネージャが確実に資格証明を持っている必要があります。
詳細は、Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスのnmstartに関する項、および『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャ管理者ガイド』のノード・マネージャによる管理サーバーの起動方法に関する項を参照してください。
ノード・マネージャが適切に構成されているかどうかは、次の方法で確認します。
ドメイン内のすべてのサーバーを停止します。
WLSTを起動し、nmConnect
を使用してノード・マネージャに接続します。たとえば、UNIXオペレーティング・システムでは、次のコマンドを実行します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./wlst.sh nmConnect(username = 'weblogic', password = 'examplepassword', host = 'localhost', port = '5556', domainDir = 'DOMAIN_HOME', nmType = 'ssl')
nmStart
を使用して管理サーバーを起動します。例:
nmStart('AdminServer')
WLSTで管理サーバーに接続して管理対象サーバーを起動します。例:
connect() start('WLS_Spaces')
管理対象サーバーとアプリケーションが実行されていることを確認します。たとえば、次のURLにアクセスしてログインします。
http://localhost:8888/webcenter
ノード・マネージャの構成を確認してから、次のことを実行します。
パッチ・セット・インストーラを実行して、ソフトウェアを更新します。第3.5項「パッチ・セット・インストーラのダウンロードと起動」および第3.6項「パッチ・セット・インストーラの手順」を参照してください。
パッチ・セット・アシスタントを実行してデータベース・スキーマを更新します。第3.7項「パッチ・セット・アシスタントによるスキーマの更新」を参照してください。
信頼ストア・ファイルをOracleホーム・ディレクトリからOracle WebLogic Serverのドメイン・ディレクトリにコピーします。
例:
cp MW_HOME/oracle_common/modules/oracle.jps_11.1.1/jps-wls-trustprovider.jar DOMAIN_HOME/lib/mbeantypes/jps-wls-trustprovider.jar
ドメイン内のノード・マネージャ、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。
第3.8.9項「新しいOWSM事前定義ポリシーの追加」の説明に従って、OWSMポリシーを更新します。
upgrade.py
スクリプトが管理サーバーと同じマシンで実行され、WebCenter_ORACLE_HOME
/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはWebCenter_ORACLE_HOME
\webcenter\scripts\upgrade_11.1.1.4
(Windowsオペレーティング・システムの場合)のいずれかのディレクトリに存在する必要があります。
スクリプトでは、次のようなオプションのコマンド・ライン・パラメータを指定できます。
アップグレード・プロパティ・ファイルへのパス
プロパティ・ファイルの詳細は、第5.4.3.4.5項「アップグレード・プロパティ・ファイルで設定可能なプロパティ」および第5.4.3.4.6項「プロパティ・ファイルのフォーマット」を参照してください。
管理サーバーの管理ユーザーのパスワード
ノード・マネージャのパスワード
コマンド・ラインの構文は、次のとおりです。
upgrade.py path_to_upgrade_properties_file administrator_password node_manager_password
Oracle WebCenterのスクリプトの実行方法の例については、以降の項を参照してください。
オプションのパラメータが何も指定されない場合、スクリプトではすべてのプロパティに対してデフォルトの値が使用されます。ただし、domain.directory
とパスワードは例外であり、これらの値については指定が必要になります。次に例を示します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./wlst.sh WebCenter_ORACLE_HOME/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4/upgrade.py
プロパティ・ファイルを指定して、そのプロパティ・ファイルでuser.config.file
プロパティの値を設定する場合、スクリプトはプロパティのデフォルト値をプロパティ・ファイルで指定された値でオーバーライドし、ユーザー構成ファイルに格納された資格証明を使用して管理サーバーとノード・マネージャに接続します。次に例を示します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./wlst.sh WebCenter_ORACLE_HOME/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4/upgrade.py ~/upgrade.properties
プロパティ・ファイルを指定して、そのプロパティ・ファイルでuser.config.file
プロパティの値を設定せず、いずれのパスワードもコマンドライン引数として渡さない場合は、プロパティのデフォルト値がプロパティ・ファイルで指定された値でオーバーライドされ、パスワードの指定が求められます。
プロパティ・ファイルとadministrator_passwordを指定する場合は、プロパティのデフォルト値がプロパティ・ファイルで指定された値でオーバーライドされ、指定されたパスワードが管理サーバーへの接続に使用されます。ノード・マネージャのユーザー名が管理ユーザー名と同じ場合も、ノード・マネージャのパスワードの指定が求められます。次に例を示します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./wlst.sh WebCenter_ORACLE_HOME/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4/upgrade.py ~/upgrade.properties example_admin_password
プロパティ・ファイル、administrator_passwordおよびnode_manager_passwordを指定する場合は、プロパティのデフォルト値がプロパティ・ファイルで指定された値でオーバーライドされ、指定されたパスワードが管理サーバーとノード・マネージャへの接続に使用されます。次に例を示します。
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin ./wlst.sh WebCenter_ORACLE_HOME/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4/upgrade.py ~/upgrade.properties example_admin_password example_nm_password
表5-2は、アップグレード・プロパティ・ファイルで設定可能なプロパティを示しています。
表5-2 アップグレード・プロパティ・ファイル
プロパティ | 説明 |
---|---|
|
ドメイン・ディレクトリへのパス(ドメイン・ホーム)。 |
|
WebCenter Oracleホーム・ディレクトリへのパス。 |
|
WebCenter Spacesに接続されたLDAPの一部であり、WLSの埋込みLDAPの管理権限を持つユーザーの名前。 WLSの埋込みLDAPにおける管理者権限をユーザーに付与するには:
|
|
管理サーバーへの接続に使用されるURL。 |
|
管理サーバーの名前。 |
|
ノード・マネージャのユーザー名 |
|
ノード・マネージャ・サーバーのホスト名。 |
|
ノード・マネージャ・サーバーのポート番号。 |
|
ノード・マネージャ・サーバーの接続タイプ。 |
|
WebCenter Spacesが共有ライブラリ この場合は、このプロパティを |
|
暗号化されたユーザー名とパスワードを含むユーザー構成ファイルの名前と場所。ユーザー構成ファイルを作成するときには、 注: このプロパティを設定する場合は、パスワードを渡す必要はなく、 ユーザー構成ファイルの作成方法の詳細は、WLSTの |
|
指定されたユーザー構成ファイルと関連付けられ、その復号化に使用されるキー・ファイルの名前と場所。 注: このプロパティは、 ユーザー構成ファイルの作成方法の詳細は、WLSTの |
サンプル・アップグレード・プロパティ(upgrade.properties
)ファイルは、WebCenter_ORACLE_HOME
/webcenter/scripts/upgrade_11.1.1.4
ディレクトリにあります。
プロパティ・ファイルでは値を適切にエスケープする必要があります。このことは、Windowsのパスを入力するときに特に重要になります。バックスラッシュはすべてバックスラッシュでエスケープする必要があるからです(つまり、Javaのプロパティ・ファイルでは、1個のバックスラッシュをバックスラッシュ2個で表します)。
詳細は、次のURLを参照してください。
http://java.sun.com/javase/6/docs/api/java/util/Properties.html#load%28java.io.Reader%29
次に示すのは、Windowsオペレーティング・システムの場合のサンプル・プロパティ・ファイルです。
domain.directory=C:\\Middleware\\domains\\domain_name oracle.home=C:\\Middleware\\Oracle_WC1 admin.user=weblogic admin.url=t3://examplehost:7001 admin.server=AdminServer nodemanager.user=node_manager_user nodemanager.host=localhost nodemanager.port=5556 nodemanager.type=ssl upgrade.custom.spaces=false
次に示すのは、UNIXオペレーティング・システムの場合のサンプル・プロパティ・ファイルです。
domain.directory=/home/Middleware/domains/domain_name oracle.home=/home/Middleware/Oracle_WC1 admin.user=weblogic admin.url=t3://examplehost:7001 admin.server=AdminServer nodemanager.user=node_manager_user nodemanager.host=localhost nodemanager.port=5556 nodemanager.type=ssl upgrade.custom.spaces=false
システムの環境によっては、Oracle WebCenterのパッチの適用時に次のいずれかのタスクが必要となります。
この項は次の各項に分かれています。これらの情報は、既存のWikiページやブログを新たにパッチを適用したOracle WebCenterドメインで使用できるよう移行するときに役立ちます。
Oracle Wikiをインストールしてある場合は、Wiki Migratorユーティリティを実行する必要があります。このユーティリティは、Oracle WebCenterのOracleホームの次のディレクトリにあります。
WEBCENTER_ORACLE_HOME/webcenter/archives/wiki-upgrade.jar
このユーティリティは、WikiページおよびブログをUCMのグループ・スペース固有のフォルダに移行します。それに伴い、Wikiおよびブログ用の既存のWebCenter Spacesのページも移行されます。
このプロセスにより添付ファイルも移行され、必要に応じてWikiページにそれらファイルへのリンクも示されます。Wikiページのコンテンツ内の他のWikiページへのリンクは、各リンクのURLにおけるWebCenter Spacesのルートが移行パラメータで指定されたとおりであれば、新しい場所をポイントするように更新されます。
移行プロセスでは、コメント、ディスカッション・スレッドおよびテンプレートは移行されず、他のWikiまたはブログのコンテンツが変更されることもありません。
このプロセスにおけるエラーはすべて出力ログに記録され、wiki-upgrade.jar
ファイルと同じディレクトリに保存されます。詳細は、第5.5.1.2項「Wiki移行時の問題のトラブルシューティング」を参照してください。
Wikiの移行を実行する前に、必ず次のことを実行してください。
Oracle Universal Content Management(UCM)がリリース11gにアップグレードされていることを確認します(第5.2項「タスク2: Oracle Universal Content Management 10gのアップグレード」を参照してください)。
ルート・フォルダPersonalSpaces
がUCMに存在することを確認します。このフォルダには、すべての個人用フォルダが作成されます。UCMにPersonalSpaces
フォルダが存在しないと、Wikiの移行は失敗する可能性があります。PersonalSpaces
フォルダは、WebCenter Spacesサーバーの起動時に作成されます。したがって、Wikiの移行を実行する前にWebCenter Spacesサーバーを起動しておくことをお薦めします。
UCMのフォルダの制限を次のように更新します。
UCMユーザー・インタフェースにログインし、「管理」→「フォルダ構成」を選択して、「仮想フォルダ当たりの最大フォルダ数」および「仮想フォルダ当たりの最大コンテンツ数」を1000に変更します。
孤立したデータが格納されるフォルダを作成します。ただし、これはルート・フォルダである必要はなく、管理ユーザーとしてルート・フォルダPersonalSpacesまたはSpacesの下位に作成できます。ルート・フォルダを作成する場合は、URL IdcService=COLLECTION_ADD
を使用するサービスを使用する必要があります。例:
http://host:port/idc/idcplg?IdcService=COLLECTION_ADD&dParentCollectionID=-1&hasParentCollectionID=true&force=true%20&xForceFolderSecurity=FALSE&ignoreMaxFolderLimit=true&hasMark=true&dCollectionName=PS3WikiMigration_Orphans&mark=PS3WikiMigration_Orphans&dDocAccount=PUBLIC&idcToken=1290338486670:A17C2CCCCE0C2FD2544E0A1B2F03DB67
UCMへのログイン・セッションからブラウザのページ・ソースを通じてidcToken
を取得できます。また、属性DisableAuthorizationTokenCheck
を、「管理」→「コンテンツ・サーバー」→「一般構成」→「追加の構成変数」→DisableAuthorizationTokenCheck=trueを選択してからサーバーを再起動して無効にすることができます。
Wiki移行ユーティリティで対応するグループ・スペースのないコンテンツを配置するために使用される、UCMの一時フォルダ・パスを作成します。
これらのタスクを終了したら、次のいずれかの方法でwiki-upgrade.jar
ファイルを実行します。
コマンドラインから引数を何も渡さず、次のように指定します。
> cd WEBCENTER_ORACLE_HOME/webcenter/archives > MW_HOME/jdk160_21/bin/java -jar wiki-upgrade.jar
表5-3に示す必要な引数をそれぞれ指定するように求められます。
プロパティ・ファイル(WikiMigrator.properties
)を引数として渡します。
MW_HOME/jdk160_21/bin/java -jar WebCenter_ORACLE_HOME/webcenter/archives/wiki-upgrade.jar WikiMigrator.properties
WikiMigrator.properties
は、wiki-upgrade.jar
と同じディレクトリに存在する必要があります。次に、サンプル・ファイルの内容を示します。
MDSConn = jdbc:oracle:thin:@exampleDB:1521:exampleSID
MDSUser = dbuser_example_mds
UCMConn = idc://examplehost:9444
UCMUser = sysadmin
UCMConnName = example_connection_name
UCMTempFolderPath = /RootFolder/.../TempFolder
wikiConn = jdbc:oracle:thin:@exampleDB:1521:exampleSID
wikiUser = example_wiki
SpacesRootURL = http://examplehost:port/webcenter
コマンドラインから次の入力を求められます。
MDSパスワードの入力:
UCMパスワードの入力:
Wikiパスワードの入力:
すべての引数をコマンドラインから渡します。
MW_HOME/jdk160_21/bin/java -jar wiki-upgrade.jar MDSConn MDSUser MDSPswd UCMConn UCMTempFolderPath UCMUser UCMPswd UCMConnName wikiConn wikiUser wikiPswd SpacesRootURL
例:
java -jar WikiMigrator.jar
jdbc:oracle:thin:@exampleDB:1521:exampleSID
dbuser_example_mds
example_mds_password
idc://examplehost:9444
sysadmin
example_ucm_password
example_ucm_connection_name
example_path_to_ucm_temporary_folder
jdbc:oracle:thin:@example:1521:exampleSID
example_wiki
example_wiki_password
http://examplehost:port/webcenter
表5-3 Wiki移行ユーティリティの引数の説明と例
引数 | 説明または例 |
---|---|
MDSスペースのデータソース接続 |
例: |
MDSスペースのデータソース・ユーザー |
これは、MDSデータソースへの接続に使用されるデータベース・ユーザーの名前です。 |
MDSスペースのデータソース・パスワード |
これは、MDSデータソースへの接続に使用されるデータベース・ユーザーのパスワードです。 |
UCM接続 |
例: |
UCMユーザー |
UCMユーザーとして |
UCMパスワード |
UCMユーザー・アカウントのパスワード |
UCM接続名 |
これは、Enterprise ManagerまたはWLSTでUCMへの接続の作成に使用される名前です。 |
UCM一時フォルダ |
例: |
Wikiデータソース接続 |
例: |
Wikiデータソース・ユーザー |
Wikiデータソースへの接続に使用されるデータベース・ユーザーの名前。 |
Wikiデータソース・パスワード |
Wikiデータソースへの接続に使用されるデータベース・ユーザーのパスワード |
スペースのルートURL |
例: |
10gユーザーに対する特別な注意事項
10g リリースまたはリリース1(11.1.1.1.0)のいずれかのバージョンのWikiから移行する場合は、移行後に次のことを実行する必要があります。
UCMにログインして、MigrationTempフォルダにsysadmin
(または、移行プログラムを実行しているUCMユーザー)として移動します。Wikiフォルダとブログ・フォルダを適切なグループ・スペース・フォルダに移動します。
グループ・スペースにログインして、新しいページを「Wiki」ページ・スタイルまたは「ブログ」ページ・スタイルで作成します。ページの名前をWikiフォルダまたはブログ・フォルダの名前と同じにして、Wikiとブログのコンテンツが適切に表示されるようにする必要があります。
Wiki移行時には、出力ログにいくつかのエラー・メッセージが記録される場合があります。その説明と考えられる回避策を次に示します。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [INFO] migrating to temp folder - there is no webcenter page information stored on the domain: domain_name
このメッセージは、ドメインをグループ・スペース・ページに接続するためのデータがそのドメインに指定されていないことを示しています(ドメインでwcURLが指定されていません)。
注意: 移行プログラムの最後の部分では、まだ移行されずにowc_wiki をポイントしたままのグループ・スペース・ページがすべて検出され、jzwiki ドメインと照合するために、ページのソースURLからドメイン情報の収集が試みられます。適切な情報が見つかった場合は、フォルダとコンテンツが移行用のtemp から適切なグループ・スペース・フォルダに移動されます。 |
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [INFO] migrating to temp folder - invalid group space that corresponds to the guid: group_space_guid
このメッセージは、ドメインにグループ・スペース情報が指定されていないか、指定されているグループ・スペースGUIDが無効である(wcURLで指定されているグループ・スペースGUIDが無効である)ことを示しています。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [INFO] migrating to temp folder - no group space that corresponds to the guid: group_space_guid
このメッセージは、ドメインのグループ・スペース情報が、現在は存在していないグループ・スペースをポイントしていることを示しています。グループ・スペースGUIDで検索を実行しても、対応するグループ・スペース名が見つかりません。おそらく、グループ・スペースが削除されています。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [ERROR] migrating to temp folder - no UCM folder for the groupspace exists: page_name, gsname: group_space_name
このメッセージは、スペース・ページがすでに移行されているものの、そのグループ・スペースに対するUCMフォルダが存在しないことを示しています。
この問題を修正するには、グループ・スペース・フォルダを作成した後(グループ・スペースでドキュメント・サービスをプロビジョニング)、フォルダを(ドメインと同じ名前で)移行用の一時フォルダからグループ・スペース・フォルダに移動します。その後、ドメイン・フォルダの名前を、ページと同じ名前に変更します。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [ERROR] migrating to temp folder - could not get UCM folder for the wiki domain, page: page_name, gsname: group_space_name
このメッセージは、スペース・ページがすでに移行されているものの、グループ・スペース・フォルダでドメインに対するUCMフォルダを作成できなかったことを示しています。
この問題を修正するには、フォルダを(ドメインと同じ名前で)移行用の一時フォルダからグループ・スペース・フォルダに移動します。その後、ドメイン・フォルダの名前を、ページと同じ名前に変更します。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [ERROR] migrating to temp folder - no UCM folder exists for the user: user_name, page: page_name
このメッセージは、スペース・ページがすでに移行されているものの、そのユーザーに対するUCMフォルダが存在しないことを示しています。
この問題を修正するには、ユーザーの個人フォルダを作成した後(このフォルダは、ユーザーがホーム・スペースからDocumentsにアクセスしたときに作成されます)、フォルダを(ドメインと同じ名前で)移行用の一時フォルダから個人フォルダに移動します。その後、ドメイン・フォルダの名前を、ページと同じ名前に変更します。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [ERROR] migrating to temp folder - could not get personal UCM folder for the user: user_name, page: page_name
このメッセージは、スペース・ページがすでに移行されているものの、ユーザーの個人フォルダでドメインに対するUCMフォルダを作成できなかったことを示しています。
この問題を修正するには、フォルダを(ドメインと同じ名前で)移行用の一時フォルダからユーザーの個人フォルダに移動します。その後、ドメイン・フォルダの名前を、ページと同じ名前に変更します。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [INFO] migrating to temp folder - default scope, but no user specified on page: page_name
このメッセージは、これが個人のWikiまたはブログであるが、ドメインに格納されている情報(スペース・ページから渡されたwcURL)がユーザーを示していないことを示しています。
[INFO] PROCESSING Domain: domain_name [INFO] sourceUrl: source_url [INFO] migrating to temp folder - the page source url is not pointing to the correct domain, page: page_name, wcURL: wcURL
このメッセージは、複数のドメインが同じグループ・スペースおよびページ情報をポイントしており、現在処理されているドメインがソースURLで示されているドメインと一致していないことを示しています。
[INFO] PROCESSING User Blog: blog_name [INFO] migrating to temp folder - could not get user UCM folder for the user: user_name
これは、ドメインに接続されていないjzwikiユーザー・ブログです。このメッセージは、そのユーザーのUCMフォルダが存在しないため、コンテンツをそこで移行できないことを示しています。
[INFO] PROCESSING User Blog: blog_name [INFO] migrating to temp folder - could not get UCM folder for the user: user_name
これは、ドメインに接続されていないjzwikiユーザー・ブログです。このメッセージは、そのユーザーの「ブログ」UCMフォルダが存在せず、作成できなかったため、コンテンツをそこで移行できないことを示しています。
ドメインにカスタム移行対象サーバーが存在する場合は、ソフトウェアをアップデート後に、そのサーバーをターゲットとする適切なライブラリがサーバーに存在していない可能性があります。
次の手順に従って、この問題を解決してください。
古いカスタム管理対象サーバーを削除します。
管理対象サーバーは、Oracle Fusion Middlewareの構成ウィザードを実行しているときに、「管理対象サーバーの構成」画面で削除できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』を参照してください。
構成ウィザードを実行して、既存のドメインを拡張し、カスタム・テンプレートを適用します。
「拡張ソースの選択」画面で、「既存の拡張テンプレートを使用してドメインを拡張する」を選択します。WebCenter_ORACLE_HOME
/common/templates/applications
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはWebCenter_ORACLE_HOME
\common\templates\applications
(Windowsオペレーティング・システムの場合)のいずれかのディレクトリにナビゲートして、次のテンプレートを見つけます。
oracle.wc_custom_portal_template_11.1.1.jar
(WebCenterカスタム・アプリケーションの場合)
oracle.wc_custom_services_producer_template_11.1.1.jar
(WebCenterカスタム・プロデューサの場合)
目的のテンプレートを選択して、ドメイン拡張プロセスを完了します。
カスタム管理対象サーバーを使用してカスタム・アプリケーションを再デプロイします。
オラクルでは、Oracle JDeveloperでプロジェクトを開いて、アプリケーションを最新バージョンに移行してから新しい管理対象サーバーにデプロイすることをお薦めします。
リリース11.1.1.3.0のアプリケーションでカスタム・テンプレートを開発した場合は、次の手順に従ってそれらのテンプレートをリリース11.1.1.4.0のアプリケーションに登録する必要があります。
リリース11.1.1.4.0のJDeveloperプロジェクトを開きます。
リリース11.1.1.3.0の.jsff
ファイルをWebコンテンツ・フォルダoracle/webcenter/portalapp
にコピーします。
右クリックしてサイト・リソースを作成し、以前のリリース11.1.1.3.0のアプリケーションにおけるテンプレートの登録方法と一致するテンプレートのプロパティを指定します。
WebCenter Spacesでこのテンプレートが使用された場合は、サイト・リソースを作成してファイルをエクスポートしてからもう一度右クリックします。
WebCenter Spacesへのログインと管理セクションへのナビゲート
「リソース」→「コンテンツ・プレゼンタ」を選択してテンプレートをアップロードします。
リリース11.1.1.2.0および11.1.1.3.0では、MW_HOME
/jdeveloper/jdev/extensions/oracle.webcenter.install/sql/oracle/wc_schema.sql
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME
\jdeveloper\jdev\extensions\oracle.webcenter.install\sql\oracle\wc_schema.sql
(Windowsオペレーティング・システムの場合)を使用して、カスタム管理対象サーバーにデプロイされたカスタムWebCenterアプリケーションで使用されるスキーマを作成できます。これらのスキーマは、スキーマ・バージョン・レジストリでは登録されないので、パッチ・セット・アシスタントを使用してそれらを更新することはできません。
これらのスキーマを更新するには、MW_HOME
/jdeveloper/jdev/extensions/oracle.webcenter.install/sql/oracle/11.1.1.4.0RR/wc_objects.sql
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME
\jdeveloper\jdev\extensions\oracle.webcenter.install\sql\oracle\11.1.1.4.0RR\wc_objects.sql
(Windowsオペレーティング・システムの場合)のいずれかのスクリプトを使用します。例:
sqlplus "exampleuser/examplepassword/@examplehost as sysdba" MW_HOME/jdeveloper/jdev/extensions/oracle.webcenter.install/sql/oracle/11.1.1.4.0RR/wc_objects.sql schemaname
WebCenter Representational State Transfer(REST)APIを使用する前に、この項で説明するサーバー側の構成を行う必要があります。次の2つの構成手順を実行します。
IDアサーション・プロバイダを構成して、資格証明ストア内の必要なエントリをシードする必要があります。それによって、RESTセキュリティ・トークンが適切に機能するようになります。
注意: この構成は、ナビゲーションREST APIまたはCMIS REST APIには不要です。 |
セキュリティ・トークンの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter開発者ガイドのCMIS REST APIのセキュリティの考慮事項に関する項を参照してください。
REST APIを使用する場合は、あらかじめIDアサーション・プロバイダを構成しておく必要があります。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのRESTサービスの構成に関する項を参照してください。
次のWLSTコマンドを実行して資格証明ストアを構成します。サーバーが起動されているときにこれらのコマンドを実行します。これらのコマンドの実行後にサーバーを再起動する必要はありません。
createCred(map="o.webcenter.jf.csf.map", key="keygen.algorithm", user="keygen.algorithm", password="AES") createCred(map="o.webcenter.jf.csf.map", key="cipher.transformation", user="cipher.transformation", password="AES/CBC/PKCS5Padding")
リリース11.1.1.3.0では、カレンダ・オーバレイ・スタイルの「完全」を使用して、複数のカレンダを一部のイベント・タスク・フローに対して有効にしたり、複数のスペース・カレンダを1つのイベント・タスク・フローに追加したりできました。リリース11.1.1.4.0にアップグレードすると、イベント・タスク・フローが複数のカレンダに表示されなくなります(現在のスペース・カレンダのみが表示されます)。
この問題を回避するには、ページ・エディタでカレンダ・オーバレイ・スタイルパラメータを見つけて、使用可能なオプションの一覧から「完全」を選択します。
この項には次のトピックが含まれます:
Oracle WebCenter環境をリリース11.1.1.4.0に更新した後に、以前に構成したグループ・スペース・ワークフローが存在している場合は、次の手順を実行して、グループ・スペース・ワークフローが適切に機能するようにする必要があります。
管理者としてログインします。
リリース11.1.1.4.0のバージョンのWebcenterWorklistDetailApp.ear
をデプロイします。
リリース11.1.1.4.0のバージョンのsca_CommunityWorkflows.jar
をデプロイします。
WebCenterアプリケーションのデプロイの方法は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのWebCenterアプリケーションのデプロイに関する項を参照してください。
リリース11.1.1.4.0より前では、WebCenter Spacesの管理者が個人用スペースとグループ・スペースのデフォルト・ページ・テンプレートを設定できました。リリース11.1.1.4.0では、後者のグループ・スペースのデフォルト・ページの設定オプションは使用できなくなりました。
リリース11.1.1.4.0でグループ・スペースのデフォルト・ページを設定するには:
管理者としてドキュメントをエクスポートします。
Weblogic Scripting Tool(WLST)を起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin
./wlst.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME\common\bin
./wlst.cmd
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのOracle WebLogic Scripting Tool(WLST)のコマンドの実行に関する項を参照してください。
WLSTのexportMetadata
コマンドを実行します。
exportMetadata(application, server, toLocation, docs, [restrictCustTo], [excludeAllCust], [excludeBaseDocs], [excludeExtendedMetadata], [fromLabel], [toLabel], [applicationVersion])
例:
exportMetadata(application='webcenter', server='WC_Spaces', toLocation='/tmp/myrepos', docs='/oracle/webcenter/webcenterapp/metadata/mdssys/cust/site/webcenter/webcenter-config.xml.xml')
詳細は、Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスのexportMetadataに関する項を参照してください。
エクスポートされたディレクトリ(例: UNIXオペレーティング・システムの場合は/tmp/repos
、Windowsオペレーティング・システムの場合はC:\TEMP\repos
)からwebcenter-config.xml
ファイルを編集し、<defaultGSSiteTemplateId>
パラメータを削除して、ファイルを保存します。
管理者としてドキュメントをインポートします。
Weblogic Scripting Tool(WLST)を起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME/common/bin
./wlst.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合:
cd WebCenter_ORACLE_HOME\common\bin
./wlst.cmd
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのOracle WebLogic Scripting Tool(WLST)のコマンドの実行に関する項を参照してください。
WLSTのimportMetadata
コマンドを実行します。
importMetadata(application, server, fromLocation, docs, [restrictCustTo], [excludeAllCust], [excludeBaseDocs], [excludeExtendedMetadata], [cancelOnException], [applicationVersion])
例:
importMetadata(application='webcenter', server='WC_Spaces', fromLocation='/tmp/myrepos', docs='/**')
詳細は、Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスのimportMetadataに関する項を参照してください。
システムのデフォルトとしてページ・テンプレートが管理者レベルでグループ・スペースに対して使用されるようになっていることを確認してください。
注意: WebCenter Spaces 11.1.1.4.0は、埋込みのスキンのFusion FX とWebCenter Spaces FX をサポートしています。リリース1.1.1.4.0より前では、WebCenter Spacesは、他にもMist 、DeepSea 、MistFX などの様々な埋込みスキンをサポートしていました。アップグレードされた個人用スペースやグループ・スペースでも、EL式の#{'old family name'} という形式を使用することにより、古いスキンを使用し続けることができます。ただし、WebCenter Spaces 11.1.1.4.0で作成された新しいスペースやホーム・スペースでは古いスキンを使用できません。 |
リリース11.1.1.2.0では、WebCenterスペースのタイムゾーン属性は、自由形式のテキスト・フィールドでした。リリース11.1.1.4.0では、この属性がドロップダウン・リストに変更されました。
WebCenter Spacesをリリース11.1.1.2.0からリリース11.1.1.4.0にアップグレードする場合、タイムゾーン属性は継承されず、適切なタイムゾーンをドロップダウン・リストから選択する必要があります。
WebCenterグループ・スペースをリリース11.1.1.2.0または11.1.1.3.0から最新バージョンにアップグレードする場合は、次の変更を行って、グループ・スペースが適切に表示されるようにする必要があります。
space.xml
ファイルを編集し、ファイル内の<shell-chrome-type>
タグを見つけます。このタグの値は、spaceMaximized
またはdefault
のいずれかです。例:
<shell-chrome-type>default</shell-chrome-type>
値がdefault
の場合は、次の手順を実行する必要があります。
グループ・スペースをエクスポートします。
space.xml
ファイルから<shell-chrome-type>
エントリ全体を削除します。
グループ・スペースをインポートします。
WebCenter Spacesを移行済の場合は、次のいずれかのシナリオを現在の環境に適用できるかどうかを確認してください。
デフォルトでは、WebCenter Spacesにログインするときに表示されるページは、最後にアクセスしたページです。この動作は、setDomainEnv
ドメインでシステム・プロパティoracle.webcenter.spaces.disableLastAccessPageBehavior
をfalse
設定することによってオーバーライドできます。
デフォルトの動作をオーバーライドしてある場合は、WebCenter Spacesの移行時にこの変更を再適用する必要があります。
スペースの拡張を通じでデプロイされたページ・スタイルの場合(custom.webcenter.spaces.war
):
各pageStyleで、次の記述を見つけます。
<af:pageTemplate
そして、その記述を次のように置き換えます。
<af:pageTemplate value="#{bindings.shellTemplateBinding.templateModel}" id="T"
各pageDefで、次の記述を見つけます。
<page>
そして、その記述を次のように置き換えます。
<page viewId="#{WCAppContext.application.siteTemplateManager.currentSiteTemplateViewId}" id="shellTemplateBinding" Refresh="ifNeeded" />
WebCenterドメインがOracle BPM Spacesテンプレートを使用して拡張され、Process Spacesがインストールされている場合は、Oracle BPMサーバーがダウンしていると、WebCenter Spacesのログイン試行時に必ず例外がスローされます。
この項には次のトピックが含まれます:
リリース11.1.1.4.0では、Oracle DiscussionsがDiscussionsとSpaces間でのWebサービスの相互作用に対するメッセージ保護なしで提供されるので、Discussionsを追加構成なしで使用できます。以前のバージョンのOracle Discussionsを使用していて、WebServiceコールがWS-Securityで保護されている場合は、リリース11.1.1.4.0へのアップグレード後にこの構成を再適用する必要があります。
そのためには、次の手順を実行します。
ドメイン・キーストアを構成します。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイドのWS-Securityの構成に関する項を参照してください。
ディスカッション・サーバーでのWS-Securityの設定
Enterprise Managerのコンソールを使用して、owc_discussions
アプリケーションにアクセスし、WebServicesセクションにナビゲートします。
エンド・ポイントOWCDiscussionsServiceAuthenticated
を選択し、oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_service_policy
ポリシーをアタッチします。
エンド・ポイントOWCDiscussionsServicePublic
を選択し、oracle/ wss11_message_protection_service_policy
ポリシーをアタッチします。
WC_Collaboration
管理対象サーバーを再起動します。
SpacesのForumConnectionを保護します。
WLSTを使用する場合:
ドメイン・サーバーに接続します。
ポリシーと受信者キーの別名を設定します。例:
setDiscussionForumConnection('webcenter', name='forum-con-name', policyURIForAuthAccess='oracle/wss11_saml_token_with_message_protection_client_policy', policyURIForPublicAccess='oracle/ wss11_message_protection_client_policy', recipientKeyAlias='orakey')
WC_Spaces
管理対象サーバーを再起動します。
Enterprise Managerを使用してこれを実行する場合は、前述のように、フォーラム接続を特定してポリシーと受信者キーの別名を指定します。
アップグレード後、Oracle Single Sign-on(OSSO) IDアサーション・プロバイダは認証プロバイダのリストに表示されません。Oracle WebCenter 11.1.1.4.0へのアップグレード後もOSSO 10gを使用し続けている場合は、DOMAIN_HOME
/bin/setDomainEnv.sh
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはDOMAIN_HOME
\bin\setDomainEnv.cmd
(Windowsオペレーティング・システムの場合)の次のエントリを置き換える必要があります。
ALT_TYPES_DIR="${ORACLE_HOME}/modules/oracle.ossoiap_11.1.1,${ORACLE_HOME}/modules/oracle.oamprovider_11.1.1
エントリを次のように置き換えます。
ALT_TYPES_DIR="${COMMON_COMPONENTS_HOME}/modules/oracle.ossoiap_11.1.1,${COMMON_COMPONENTS_HOME}/modules/oracle.oamprovider_11.1.1
注意: この変更を行った後、管理サーバーを再起動する必要があります。 |
この項は、次のトピックで構成されています。
第5.6.3項「パッチ適用済ドメインへのアクティビティ・グラフ、分析、ページレット・プロデューサおよびパーソナライズ・サーバーの追加」
第5.6.4項「ポータル・フレームワーク機能を追加するためのWebCenterカスタム・アプリケーションのアップグレード」
WebCenterドメインにプロセス・スペースBPM機能(WebCenterとBPM対応SOAドメイン間の統合)を追加する場合は、この手動の手順を実行する必要があります。ドメインがリリース11.1.1.3.0に更新された既存のリリース11.1.1.2.0ドメインであるか、リリース11.1.1.3.0の新規インストールで作成された新規のドメインであるかに関係なく、この手順を実行する必要があります。
プロセス・スペース機能の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Process Managementユーザーズ・ガイド』のOracle Business Process Managementのプロセス・スペースの概要に関する項を参照してください。
Oracle BPMスペースのテンプレートを使用して既存のOracle WebCenterのドメインを拡張します。
手順については、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』のグラフィカル・モードでのWebLogicドメインの拡張に関する項を参照してください。
WebCenter Oracleホームのcommon/bin
ディレクトリに移動して、構成ウィザードを起動します(UNIXオペレーティング・システムの場合はconfig.sh
、Windowsオペレーティング・システムの場合はconfig.cmd
)。
ドメインを拡張するには、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』のグラフィカル・モードでのWebLogicドメインの拡張に関する項の手順を参照してください。
「拡張ソースの選択」画面で、「次の追加製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張する」を選択して、使用可能な製品のリストから「Oracle BPM Spaces」を選択します。
ドメインの拡張が完了したら、構成ウィザードを閉じます。
SOA_ORACLE_HOME
/bpm/process_spaces
フォルダ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはSOA_ORACLE_HOME
\bpm\process_spaces
フォルダ(UNIXオペレーティング・システムの場合)を、SOA Oracleホーム・ディレクトリから、Webcenterインストールへの接続が可能な任意の場所にコピーします。
コピーしたprocess_spaces
フォルダのprocess-portal-install.properties
ファイルを編集し、必要なBPMプロパティおよびWebCenterプロパティを指定します。
セキュリティ上の目的から、パスワードを空のままにしておいて、後から求められたときに入力することができます。
注意: WebCenterサービスがWebcenterインストールの一部として構成されていない場合は、プロパティ・ファイルの構成サービスのフラグを使用して、WebCenterサービスを構成できます。 |
PATH
およびCLASSPATH
を構成してant
がインストールされていることを確認します。
process_spaces
フォルダにあるスクリプトinstall.xml
を実行します。
ant -f install.xml -DpromptForPasswords=true
process-portal-install.properties
で構成サービスがtrue
に設定されている場合は、次の手順を実行します。
WebCenterサーバーを再起動します。
次の ant コマンドを実行します。
ant -f install.xml post-install -DpiArgs -importGSOnly
Oracle BPMとWebCenterが別々のドメインに構成されている場合は、Oracle BPMとWebCenterの両方のドメインで信頼できるドメインの資格情報を構成します。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの保護』のWebLogic Serverドメイン間での信頼の有効化に関する項を参照してください。
既存のOracle WebCenterドメインを拡張してOracle WebCenterの分析コレクタを追加する場合は、次の手順を実行する必要があります。
DOMAIN_HOME
/bin/setDomainEnv.sh
(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはDOMAIN_HOME
\bin\setDomainEnv.cmd
(Windowsオペレーティング・システムの場合)のEXTRA_JAVA_PROPERTIES
からopenusage
プロパティを削除します。
具体的には、次の行を削除する必要があります。
EXTRA_JAVA_PROPERTIES="-Doracle.wc.openusage.clustername=localhost
-Doracle.wc.openusage.collectorport=port_number
-Doracle.wc.openusage.timeout=30
-Doracle.wc.openusage.unicast=true
-Doracle.wc.openusage.enabled=false
${EXTRA_JAVA_PROPERTIES}"
export EXTRA_JAVA_PROPERTIES
ドメイン内のすべてのサーバーを再起動します。
Oracle WebCenter 11.1.1.4.0では、次のような、Oracle WebCenter Spacesのいくつかの新機能が導入されています。
アクティビティ・グラフ: ユーザーが関心を寄せている可能性のある人物による提案を示します。
分析: WebCenter Spacesの使用状況を追跡および分析できるようにします。
ページレット・プロデューサ: ページレットの動的進化を促進するための一連の有用なツールと機能を提供します。
パーソナライズ・サーバー: ターゲット・コンテンツを提供します。
これらの機能およびOracle WebCenterの他のコンポーネントの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイドのWebCenterのコンポーネントを使い始めるときに必要な情報に関する項を参照してください。
これらの新機能を使用するには、Oracle WebCenter 11.1.1.4.0のパッチ・セットを適用してから、次の手順でOracle WebLogic Serverドメインを展開する必要があります。
実際の環境で使用する製品およびトポロジを決定します。
ご使用のシステムが最小要件を満たしているかどうかを確認するには、次のドキュメントを参照してください。
Oracle Fusion Middlewareシステム要件と仕様:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html
このドキュメントには、ハードウェアとソフトウェアの要件、最小ディスク領域とメモリーの要件、データベース・スキーマの要件、および必要なシステム・ライブラリ、パッケージまたはパッチに関する情報が記載されています。
Oracle Fusion Middlewareサポートされるシステム構成:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
このページには、現在リリースされている製品や以前にリリースされた製品の動作保証に関する様々なドキュメントがあります。Oracle Fusion Middleware 11gR1システム要件とサポートされるプラットフォームというドキュメントには、サポートされる32ビットおよび64ビット・オペレーティング・システム、データベース、Webサーバー、LDAPサーバー、アダプタ、IPv6、JDK、およびサード・パーティ製品の動作保証に関する情報が記載されています。
Oracle Fusion Middleware相互運用性および互換性ガイド
このドキュメントには、Oracle Fusion Middleware 11g製品のインストールまたはアップグレードで生じる可能性のある、互換性または相互運用性の問題について記載されています。
リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用して、必要なすべてのスキーマをインストールします。
Oracle WebCenter AnalyticsおよびOracle WebCenter Activity Graphでは、ACTIVITES
スキーマが必要です。Oracle WebCenter Pagelet ProducerまたはOracle WebCenter Personalization Serverでは、追加のスキーマは不要です。
必要なOracle WebCenterスキーマの詳細は、Oracle WebCenterスキーマに関する項を参照し、RCUによるスキーマのインストール方法の詳細は、リポジトリ作成ユーティリティの入手と実行に関する項を参照してください。これらのトピックは、どちらも『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』にあります。
構成ウィザードを実行します。
手順については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイドのOracle Fusion Middleware構成ウィザードの起動に関する項を参照してください。
構成ウィザードで、Oracle WebCenter Analytics、Oracle WebCenter Activity Graph、Oracle WebCenter Pagelet ProducerおよびOracle WebCenter Personalization Serverの各製品を選択してドメインを拡張します。
手順については、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイドの既存ドメインの拡張に関する項を参照してください。
クラスタ環境または分散環境の場合は、次を参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterエンタープライズ・デプロイメント・ガイド』
『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』のOracle ADFおよびWebCenterアプリケーションの高可用性の構成に関する項
WebCenterポータル・フレームワークは、ページ・ナビゲーションやページ階層などの様々な新機能をサポートしています。Oracle JDeveloperの自動移行機能を使用して11.1.1.4.0に移行された既存のWebCenter 11.1.1.3.0のカスタム・アプリケーションに、WebCenterポータル・フレームのファイル構造、コンポーネントおよび構成を手動で追加できます。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter開発者ガイドの付録「WebCenterポータル・アプリケーションの手動移行」を参照してください。