Oracle® Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B65038-01 |
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この章では、Oracle Content Serverのファイルを操作する方法について説明します。内容は次のとおりです。
この項の内容は次のとおりです。
この項では、Oracle Content Serverにおいて、ファイルがコンテンツ・アイテム・リビジョンになるまでに通過するプロセスについて説明します。これと同じプロセスが、ユーザーが新しいファイルをチェックインしたときや、既存のコンテンツ・アイテムに対するリビジョンをチェックインしたときに行われます。
コントリビュータが、WebブラウザからOracle Content Serverにログインしてチェックイン・ウィンドウを表示します。このユーザーは、通常、コンテンツ・アイテムの作成者です。
作成者はファイル名を指定し、そのファイルに関する情報(メタデータ)を入力し、セキュリティ情報(有効化されている場合は、セキュリティ・グループとアカウント)を指定します。
チェックインすると、ネイティブ・ファイル・リポジトリにネイティブ・ファイルのコピーが格納され、コンテンツ情報データベースにファイルのメタデータが格納されます。
指定されたファイル・フォーマットについて変換製品が設定されている場合は、それによりファイルがWeb表示可能フォーマット(たとえばPDF)に変換されます。ファイルを変換できない場合は、そのままの状態で「パススルー」されます(つまり、変換されません)。
ファイルが変換された場合は、Web表示可能ファイル・リポジトリに変換済ファイルが格納されます。ファイルが未変換の形式でパススルーされた場合は、Web表示可能ファイル・リポジトリにネイティブ・ファイルのコピーが格納されます。
ファイルのメタデータが、有効化済ワークフローの条件を満たしている場合は、そのワークフロー・プロセスに従ってファイルが処理されます。
ファイルが次の条件をすべて満たしている場合は、ファイルのコンテンツまたはファイルのメタデータのみがWeb表示可能リポジトリ内で索引作成されます。
ファイルが正常に変換されるか、パススルーされました。
ファイルがワークフローのすべてのステップ(存在する場合)で承認されました。
ファイルのリリース日が到来しました。
コンテンツ・アイテムのリリース日に、ファイルはコンテンツ・サーバー内で使用可能になります。
このコンテンツ・アイテムを見つけるには、定義済の階層リンク構造(ライブラリ)を介して参照するか、メタデータまたは特定のテキストを検索します。
ユーザーがこのコンテンツ・アイテムを表示するときは、Web表示可能ファイル、ネイティブ・ファイルまたはメタデータのいずれか、またはこれらの任意の組合せを取得できます。
コンテンツ・アイテム・リビジョンは、そのライフ・サイクルにおいて様々なステータスを経ます。
コンテンツ・アイテムのステータスを特定するには、次の手順を実行します。
ポータル・ナビゲーション・バーの「コンテンツ管理」トレイをクリックします。
「処理中コンテンツ」をクリックします。
処理中コンテンツ・ページが開きます。
探しているコンテンツ・アイテムがリストにある場合、ステータスはコンテンツIDの横に表示されます。
探しているコンテンツ・アイテムがリストにない場合は、リリース済(「リリース」ステータス)になっているか、ワークフロー内にある可能性があります。コンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページを表示します。リビジョン・ステータスは、「ステータス」フィールドに表示されます。
コンテンツ情報ページを使用して、特定のコンテンツ・アイテムに関するメタデータやその他の情報を表示します。
コンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページを表示するには、次のいずれかの手順を実行します。
検索結果ページで、「情報」アイコンをクリックしてそのファイルのコンテンツ情報ページを表示します。
検索結果ページで、「アクション」列の「アクション」アイコンをクリックしてコンテキスト・メニューを開き、「コンテンツ情報」を選択します。
チェックインの確認ページで、「コンテンツ情報」リンクをクリックし、チェックインしたファイルのコンテンツ情報ページを表示します。
ユーザーがファイルをチェックアウトして再びチェックインするたびに、Oracle Content Serverによってそのファイルの新しいリビジョンが作成されます。この新しいリビジョンは、以前のリビジョンと同じコンテンツIDが付けられますが、ネイティブ・ファイルおよびメタデータは同一のことも、異なることもあります。システムによってファイルの以前のバージョンが保存されるので、ユーザーは必要に応じて以前のバージョンをレビューできます。
この項の内容は次のとおりです。
コンテンツ・アイテムのリビジョン履歴を表示するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページで、ページの最下部までスクロールすると「リビジョン履歴」セクションがあります。
特定のリビジョンをコンテンツ・サーバーから削除するには、次の手順を実行します。
注意: リビジョンを削除するには、コンテンツ・アイテムの削除権限が必要です。 |
コンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページを表示します。
「リビジョン履歴」セクションで、削除するリビジョンの「削除」ボタンをクリックします。
削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
「OK」をクリックすると、そのリビジョンが削除されます。
そのリビジョンは即座にコンテンツ・サーバー内で使用不可になり、システムからは次の索引作成サイクルで完全に削除されます。
この項の内容は次のとおりです。
既存のコンテンツ・アイテムのメタデータを変更するには、次の2つの方法があります。
ファイルに対するリビジョンをチェックインするときに、メタデータを変更します。詳細は、6.4.3項「改訂済ファイルのチェックイン」を参照してください。
新しいコンテンツ・アイテム・リビジョンを作成せずに、メタデータを更新します。詳細は、5.4.1項「メタデータの更新」を参照してください。
コンテンツ・アイテムのメタデータを更新するには、次の手順を実行します。
更新するリビジョンのコンテンツ情報ページを表示します。
「コンテンツ・アクション」メニューから「更新」を選択します。
「情報更新フォーム」が開きます。
メタデータのフィールドを必要に応じて変更します。
注意: コンテンツIDおよびリリース日は変更できません。作成者を変更できるのは、そのコンテンツ・アイテムの管理者権限が付与されているユーザーのみです。 |
「更新の送信」をクリックします。
注意: 「リセット」ボタンをクリックすると、フィールドの値が元に戻ります。 |
Content Categorizerが有効化されているときは、このコンポーネントを使用して、Oracle Content Serverにチェックインするドキュメントの推奨メタデータ値を得たり、Oracle Content Server内にあるドキュメントのメタデータを再分類できます。メタデータ値は、システム管理者が指定した検索ルールに従って決定されます。
ドキュメントを分類または再分類するために、Content Categorizerは対話モードで動作できるようになっています。このモードでは、Content CategorizerはOracle Content Serverのコンテンツ・チェックイン・フォームに統合されます。ユーザーは、いずれかのフォームで「分類」ボタンをクリックし、Content Categorizerを単一のコンテンツ・アイテムに対して実行できます。Content Categorizerから返される値は推奨値であり、コントリビュータは返された値を編集または置き換えることができます。
この項の内容は次のとおりです。
ファイルが見つかったら、元のファイル・フォーマット、システムの変換設定、ユーザーのWebブラウザの構成などに応じて様々な方法でそのファイルを表示できます。ファイルのWeb表示可能HTMLレンディションは、Webブラウザでヘルパー・アプリケーションまたはプラグインを使用して、あるいはファイルのネイティブ・アプリケーションで表示できます。ユーザーのアクセス権限によっては、ネイティブ・ファイルを開いたりコピーを取得することもできる場合があります。
ファイルのWeb可能レンディションを表示するには、適切なヘルパー・アプリケーションまたはWebブラウザ・プラグインがインストールされている必要があります。たとえば、ファイルのPDFバージョンを表示するには、Adobe Acrobatプラグインが必要です。
Web表示可能ファイルを表示するには、次の方法があります。
コンテンツ情報ページの「Webロケーション」リンクをクリックします。
検索結果ページで、「ID」列(ヘッドライン表示)または「説明」列(クラシック表示)の「コンテンツID」リンクをクリックするか、サムネイル(クラシック表示とサムネイル表示)をクリックします。
Web表示可能ファイルが存在しない場合や、適切なヘルパー・アプリケーションまたはプラグインがインストールされていない場合は、ファイルを保存するかネイティブ・アプリケーションで開くかを尋ねる画面が表示されます。詳細は、5.5.3項「ネイティブ・ファイルの表示」を参照してください。
コンテンツ・アイテムのネイティブ・ファイルを表示するときは、ファイルのコピーを保存するかネイティブ・アプリケーションで開くかを尋ねる画面が表示されます。ファイルを開くことを選択すると、実際には、ネイティブ・ファイルのコピー(ハード・ドライブ上の一時的な場所に格納されます)を開くことになります。コンテンツ・サーバー・リポジトリに格納されているネイティブ・ファイルを開くのではありません。
ネイティブ・ファイルにアクセスするには、次の方法があります。
コンテンツ情報ページの「ネイティブ・ファイル」リンクをクリックします。
チェックアウトの確認ページの「native file
のダウンロード」ボタンをクリックします。
「ワークフロー・レビューの通知」メッセージの「ワークフロー・アイテムのレビュー」リンクをクリックしてワークフロー・レビュー・ページを開き、「レンディション」の下の「ネイティブ・ファイル」リンクをクリックします。
Oracle Content Serverには、ThreadedDiscussionsコンポーネントが付属しています。このコンポーネントが有効化されている場合は、コントリビュータはコンテンツ・アイテムに関連付けられたディスカッションを作成でき、ユーザーはこの中で、複数のリビジョンにわたってコンテンツ・アイテムに関する質問やコメントを投稿できます。この機能を使用するには、このコンポーネントがシステム管理者によってインストールおよび有効化されている必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
スレッド・ディスカッションを使用すると、コンテンツがワークフロー内にあるときに、ユーザーが考えを追跡したり、コンテンツの変更の内容と理由を記録したり、メモを残すことができます。スレッド・ディスカッションの投稿は、コンテンツが複数のリビジョンにわたって関連付けられたままとなり、コメントがどのリビジョンに対するものかが明示されるので、スレッド・ディスカッションは、コントリビュータがコンテンツに対する改善のリクエストや将来の変更に対するその他の推奨事項を常に把握するのに役立ちます。ディスカッションの投稿にはそれぞれ、その投稿が参照するコンテンツのリビジョン番号が表示されるので、ユーザーがディスカッション・アイテムを投稿するときに過去のリビジョンのコンテンツ情報を表示する必要はありません。
コンテンツ・サーバー内の他のコンテンツ・アイテムとは異なり、ディスカッションを編集してもディスカッション・コンテンツ自体の新しいリビジョンが作成されることはありません。かわりに、ディスカッションが格納されている.hscpフォームに変更が加えられます。特定のコンテンツ・アイテムに関するディスカッション・スレッドをユーザーが開始すると、そのディスカッションの.hscpフォームが作成され、コンテンツと同じIDの末尾に_d
を付加したものが付与され、コンテンツ・アイテムに関連付けられて、自動的にOracle Content Serverにチェックインされます。ディスカッション・コンテンツの「リビジョン履歴」は、常に「リビジョン1」となります。ディスカッション・コンテンツの場合は、リビジョン番号が増分することはありません。投稿の番号は、コメントが投稿された時間的な順序を表すものです。
図5-2の最上位レベルの投稿は、それぞれ1つのスレッドを表しています。投稿番号1(#1)と投稿番号2(#2)はいずれもスレッドです。スレッド番号2への返信(#3)は、スレッド内の投稿を表しています。
図5-3には、投稿#1、#2、#3および#4が表示されています。「Change to Introduction (#1)」への返信である「RE: Change to Introduction (#3)」が作成されたのは、「Change to Conclusion (#2)」よりも後です。
チェックインしようとしているコンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページからディスカッションを開始するには、次の手順を実行します。
メイン・メニューから「新規チェックイン」を選択します。「コンテンツ・チェックイン・フォーム」が開きます。
コンテンツ・アイテムを関連付けられた条件とともにチェックインします。チェックインの確認ページの「コンテンツ情報」リンクをクリックします。コンテンツ情報ページが開きます。
注意: ドキュメント名の長さがデータベース記憶域の上限(デフォルトでは30)と比較して1文字以内のコンテンツ・アイテムがある場合は、そのコンテンツ・アイテムにスレッド・ディスカッションを作成できません。 |
「リンク」領域の「ディスカッションの作成」リンクをクリックします。「コメントの投稿」フォームが開きます。
投稿の件名を「件名」ボックスに入力します。
ディスカッションの内容をコメント・テキスト・ボックスに入力します。
「新規投稿」をクリックします。「コメントの投稿」フォーム(簡単なコンテンツ情報ページ)に、新しい投稿が表示されます。
「コンテンツ・アクション」メニューにアクセスできる検索結果ビューを使用する必要があります(ヘッドライン表示、サムネイル表示など)。サムネイル表示を使用している場合は、ディスカッション・アイコンをクリックするとディスカッションにアクセスできます。
検索結果ページからディスカッションを開始したり、進行中のディスカッションに参加するには、次の手順を実行します。
メイン・メニューから「検索」を選択します。拡張検索ページが開きます。
検索を絞り込むための任意の検索メタデータ・フィールドに入力して、「検索」をクリックします。たとえば、「ディスカッション・タイプ」で「該当なし」を選択すると、ディスカッションであるコンテンツ・アイテムは検索結果から除外されます。検索結果が表示されます。
ディスカッションの対象であるコンテンツの「コンテンツ・アクション」メニューの、「ディスカッションの作成」リンクをクリックします。「コメントの投稿」フォームが開きます。
投稿の件名を「件名」ボックスに入力します。
ディスカッションの内容をコメント・テキスト・ボックスに入力します。
「新規投稿」をクリックします。「コメントの投稿」フォーム(簡単なコンテンツ情報ページ)に、新しい投稿が表示されます。
この手順は、ワークフロー内のコンテンツに関するディスカッションを開始するときに使用します。ディスカッションをワークフロー・レビュー・ページから開始します。
ワークフロー・ドキュメントに関するディスカッションを開始するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverトレイを開いて「ワークフロー割当て」リンクをクリックします。キュー内のワークフロー・ページが開きます。
「アクション」列の「ワークフロー・レビュー」アイコンをクリックします。ワークフロー・レビュー・ページが開きます。
「リンク」リストの「ディスカッションの作成」リンクをクリックします。「コメントの投稿」フォームが開きます。
投稿の件名を「件名」ボックスに入力します。
ディスカッションの内容をコメント・テキスト・ボックスに入力します。
「新規投稿」をクリックします。「コメントの投稿」フォーム(簡単なコンテンツ情報ページ)に、新しい投稿が表示されます。
読取り権限を持つユーザーは、スレッド・ディスカッションの中のメッセージを表示できますが、メッセージを投稿できるのはコンテンツの編集権限を持つユーザーのみです。既存のディスカッションには、次のリンクからアクセスできます。
コンテンツ情報ページの、ディスカッション対象コンテンツ・アイテムのIDリンク
ワークフロー・レビュー・ページまたは検索結果ページの、このアイテムのディスカッション・リンク
ディスカッション情報ページの「Webロケーション」リンク
検索結果ページの「コンテンツID」リンク
ディスカッション・リンクには、そのドキュメントに対してこれまでに作成されたディスカッション投稿の数が表示されます。「ディスカッション件数」というカスタム情報フィールドに、アイテムの数が示されます。
ディスカッション・スレッドを表示するには、次の手順を実行します。
ナビゲーション・バーの「検索」をクリックします。拡張検索ページが開きます。
ディスカッションを表示する対象となるコンテンツを検索します。「ディスカッション・タイプ」フィールドで、「該当なし」を選択します。「検索」をクリックします。検索結果が表示されます。
表示するコンテンツの行の、「コンテンツ情報」リンクまたはアイコンをクリックします。コンテンツ情報ページが表示されます。
「リンク」領域の「ディスカッションへ移動」リンクをクリックします。「簡単なコンテンツ情報」画面が開きます。
この手順は、スレッド・ディスカッション内の投稿に返信するときに使用します。投稿に返信すると、返信対象として選択した投稿のすぐ下に新しい投稿が作成されます。
投稿に返信するには、次の手順を実行します。
ナビゲーション・バーの「検索」をクリックします。拡張検索ページが開きます。
スレッドでディスカッションするコンテンツを検索します。「ディスカッション・タイプ」フィールドで、「該当なし」を選択します。「検索」をクリックします。
「コンテンツ情報」リンクまたはアイコンをクリックします。「ディスカッション」フィールドのあるコンテンツ情報ページが開きます。
「リンク」領域の「ディスカッションへ移動」リンクをクリックします。「簡単なコンテンツ情報」画面が開きます。
参加する投稿スレッドの「返信」リンクをクリックします。
返信をコメント・テキスト・ボックスに入力して「返信の投稿」をクリックします。投稿がディスカッションに追加されます。
この手順は、スレッド・ディスカッションを削除するときに使用します。ディスカッションを削除するには、コンテンツの削除権限が必要です。
ディスカッションを削除するには、次の手順を実行します。
検索結果ページで、削除するディスカッションの「コンテンツ・アイテム情報」リンクをクリックします。ディスカッション情報ページが開きます。
「OK」をクリックします。リビジョンが正常にOracle Content Serverから削除されたことを示すメッセージが表示されます。
「ディスカッション・タイプ」メタデータ・フィールドを使用すると、ドキュメントを検索するときの検索条件を絞り込むことができます。「ディスカッション・タイプ」検索フィールドを使用すると、ディスカッションが関連付けられているコンテンツの検索条件を詳細に指定できます。ディスカッション・タイプのオプションは次のとおりです。
該当なし: ディスカッションが関連付けられていないものも含めて、すべてのドキュメントが検索の対象となります。検索結果として返されるコンテンツには、ディスカッションが関連付けられているものも、そうでないものもありますが、ディスカッションそのものであるコンテンツは返されません。つまり、コンテンツIDに「_d」が付いているものは検索から除外されます。
単一コンテンツ: 単一のコンテンツ・アイテムを対象とするディスカッションが関連付けられているドキュメントが検索されます。このオプションを使用して検索を実行すると、ディスカッション・コンテンツそのものが返されます(ディスカッションであるコンテンツのみが返されます)。コンテンツIDに「_d」が付いているもののみが検索結果に含まれます。
注意: 「ディスカッション・タイプ」で何も条件を選択しなかった場合は、ディスカッションが関連付けられているかどうかにかかわらずすべてのコンテンツが表示され、これにはディスカッション・コンテンツそのものも含まれます。 |
この手順は、単一のコンテンツ・アイテムが関連付けられたディスカッションであるコンテンツのみを検索するときに使用します。結果として返されるコンテンツは、ディスカッションそのものです。ディスカッション・スレッド・コンテンツは、コンテンツIDに_d
が接尾辞として付加されます。
ディスカッションであるコンテンツを検索するには、次の手順を実行します。
検索ページの「ディスカッション・タイプ」フィールドで「単一コンテンツ」を選択します。
「検索」をクリックします。結果には、ディスカッション・コンテンツのみが含まれます。
この手順は、ディスカッションが関連付けられているかどうかにかかわらずコンテンツを検索するときに使用します。この検索では、ディスカッション・コンテンツ(コンテンツIDに「_d」という接尾辞が付加されているコンテンツ)は返されません。
ディスカッションではないコンテンツを検索するには、次の手順を実行します。
検索ページの「ディスカッション・タイプ」フィールドで「該当なし」を選択します。
「検索」をクリックします。結果に含まれるコンテンツには、ディスカッションが関連付けられているものも、そうでないものもありますが、ディスカッションであるコンテンツは含まれません。
この項の内容は次のとおりです。
サブスクリプションとは、コンテンツ・アイテムが改訂されたときに自動的にユーザーに通知する機能です。サブスクリプションには、次の2つのタイプがあります。
条件サブスクリプション: システム管理者が、1つ以上のメタデータ・フィールドに基づいてサブスクリプションを設定します。ユーザーが条件サブスクリプションをサブスクライブすると、そのメタデータ・フィールドの特定の値に一致するすべてのコンテンツ・アイテムを自動的にサブスクライブしたことになります。
たとえば、システム管理者が設定した条件サブスクリプションで「作成者」の値が条件として指定されているとします。ユーザーは、コンテンツ情報ページを表示しているときに、現在のコンテンツ・アイテムの作成者によってチェックインされたすべてのコンテンツをサブスクライブできます。
システム管理者は、ユーザーに特定のコンテンツ・アイテムのサブスクリプションを指定したり、条件サブスクリプションを指定できますが、ユーザーはそのサブスクリプションを解除できます。
コンテンツ・アイテムをサブスクライブするには、次の手順を実行します。
サブスクライブするコンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページを表示します。
「コンテンツ・アクション」メニューから「サブスクライブ」を選択します。このアイテムが条件グループの一部である場合は、"アイテム"のサブスクライブ・ページが開きます。
「このアイテムのサブスクライブ」セクションの「サブスクライブ」をクリックします。
ユーザー・プロファイル・ページで電子メール・アドレスが指定されていない場合は、このサブスクリプション用の電子メール・アドレスを入力するための画面が表示されます。電子メール・アドレスを入力して「OK」をクリックします。
自分の現在のサブスクリプションを表示するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverトレイを開いて「サブスクリプション」をクリックします。
サブスクリプション・ページに、自分の現在のサブスクリプションがすべて表示されます。
ファイルのサブスクライブを解除するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverトレイを開いて「サブスクリプション」をクリックします。
サブスクリプション・ページに、自分の現在のサブスクリプションがすべて表示されます。
「サブスクリプション・アイテム」の下の「アクション」メニューから「サブスクライブ解除」を選択します。
ファイルのサブスクライブを解除するには、次の手順を実行します。
Oracle Content Serverトレイを開いて「サブスクリプション」をクリックします。
サブスクリプション・ページに、自分の現在のサブスクリプションがすべて表示されます。
「サブスクリプション・グループ」の下の「アクション」メニューから「サブスクライブ解除」を選択します。