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Oracle® Fusion Middleware Oracle Content Serverユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B65038-01
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6 ファイルのチェックイン

この章では、Oracle Content Serverへのファイルのチェックイン方法について説明します。内容は次のとおりです。

6.1 手動のファイル・チェックインについて

手動のファイル・チェックインは、ファイルをコンテンツ・サーバー・リポジトリに送信するプロセスです。ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインするには、適切な権限が必要です。権限は、システム管理者によってユーザーに割り当てられます。チェックイン・プロセス時に、ドリルダウンまたは検索でコンテンツ・アイテムを検出できるように、ファイルのメタデータを指定します。Desktop Integration Suiteを使用すると、デスクトップ・アプリケーションでファイルをチェックインし、自動的にメタデータを適用させることができます。詳細は、Oracle Fusion Middleware Desktop Integration Suiteユーザーズ・ガイドのフォームベースのチェックイン用に保存するメタデータの設定に関する説明を参照してください。


重要:

メタデータを入力する前に、組織の標準について理解しておくことが非常に重要です。メタデータはコンテンツ・アイテムを検出するときに有用であり、メタデータによってコンテンツ・サーバーのファイル格納場所が決まります。

6.2 プライマリ・ファイルと代替ファイル

ファイルをチェックインすると、ネイティブ・ファイルがプライマリ・ファイルになります。次のような代替ファイルを指定することもできます。

たとえば、複数のグラフィックが含まれるWordドキュメントをチェックインする場合、Wordファイルと元のすべてのグラフィックをZIPファイルに圧縮してから、そのZIPファイルをプライマリ・ファイルとしてチェックインできます。代替ファイルとしては、(Oracle Content ServerでPDFに変換可能な)Wordドキュメント、ZIPファイルのコンテンツについて説明するテキスト・ファイルまたは手動で作成したPDFファイルを指定できます。


注意:

代替ファイルのファイル拡張子(ピリオドの後)を、プライマリ・ファイルの拡張子と同じにすることはできません(たとえば、両方のファイルの末尾を.docにすることはできません)

6.3 ウォーターマークとファイル・チェックイン

この項の内容は次のとおりです。

6.3.1 PDFウォーターマークについて

PDFウォーターマークは、Oracle Content Serverとともに自動的にインストールされるオプション・コンポーネントです。このコンポーネントが有効になっている場合、Oracle Inbound Refinery (Oracle IBR)のPDFConverterコンポーネントで生成されたPDFファイルや、weblayoutディレクトリ内のネイティブPDFコンテンツに、ウォーターマークを適用できます。

ウォーターマークには、静的と動的の2つのタイプがあります。コンテンツ・チェックイン時に、Oracle IBR変換への追加手順として、静的ウォーターマークがPDFファイルに付加されます。Oracle IBRでPDFに変換されるドキュメントにのみ、静的ウォーターマークを付加できます。ドキュメントにウォーターマークが付加されると、ドキュメントのすべてのビューアで同じウォーターマークが表示されます。

動的ウォーターマークは、ユーザーが表示またはダウンロードするドキュメントを要求したときに、必要に応じて生成され、様々な情報(ユーザー名、日付、ダウンロード時間など)を含めることができます。要求されたコンテンツに動的ウォーターマークを付加するかどうかを決定するルールの定義と特定条件の設定は、システム管理者が行います。ユーザーごとに、同一のコンテンツがそれぞれ異なるウォーターマークを付けて表示される場合があります。

6.3.2 ウォーターマーク・テンプレート

PDFドキュメントに適用されるウォーターマークの外観は、特殊なテンプレートで決定されます。ウォーターマーク・テンプレートは、ウォーターマークに使用されるテキスト・フィールドおよびイメージと、各フィールドおよびイメージを適用できるページを定義します。ウォーターマークが付加されたコンテンツの表示または印刷にパスワードを要求するなど、テンプレートで特定のセキュリティ手段を講じる場合もあります。ウォーターマーク・テンプレートは、システム管理者によって作成および管理されます。

6.3.3 コンテンツ・チェックイン・フォーム

特定のドキュメント・フォーマットをシステムにチェックインすると、そのフォーマットが、Webで表示できるように自動的にPDFに変換される場合があります。このような場合、静的ウォーターマークの適用に使用するテンプレートを指定できます。

ドキュメントに静的ウォーターマークを付加するよう要求するには、使用するテンプレートのコンテンツIDを入力します。使用可能なテンプレートおよび使用に適したテンプレートのリストは、システム管理者から提供されます。

6.4 単一ファイルのチェックイン

この項の内容は次のとおりです。

6.4.1 新規ファイルのチェックイン

新規ファイルをチェックインするには、次の手順を実行します。

  1. 「新規チェックイン」リンクをクリックします。

  2. 「コンテンツ・チェックイン・フォーム」が開きます。

  3. 適用可能な場合は、「コンテンツID」フィールドに一意の名前を入力します。システム管理者がコンテンツIDの自動生成機能を有効にしている場合、コンテンツIDの値はコンテンツ・サーバーによって自動的に生成されます。ただし、新しい値を入力することによって、自動生成されたコンテンツIDを上書きできます。


    注意:

    コンテンツ・サーバーでOracleデータベースを使用している場合は、すべてのコンテンツIDが自動的に大文字に変換されます。

  4. 「タイプ」リストから、ファイルを最も適切に説明しているオプションを選択します。

  5. 「タイトル」フィールドに、説明的なタイトルを入力します。タイトルは249文字以下で入力する必要があります。

  6. 「セキュリティ・グループ」リストから、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループを選択します。このコンテンツ・アイテムを使用できるのは、指定したセキュリティ・グループへの権限を持つユーザーであることに注意してください。

  7. システムでアカウントが有効になっている場合は、「アカウント」リストからオプションを選択するか、または新しいアカウント名を入力します。このコンテンツ・アイテムを使用できるのは、指定したアカウントへの権限を持つユーザーであることに注意してください。

  8. 次のいずれかの方法で、プライマリ・ファイルを指定します。

    • 「プライマリ・ファイル」フィールドの横の「参照」をクリックします。ネイティブ・ファイルにナビゲートして選択し、「開く」をクリックします。

    • 「プライマリ・ファイル」フィールドに、ネイティブ・ファイルの完全パス名およびファイル名を入力します(c:/My Documents/ABC Project/MyFile.docなど)。


      ヒント:

      「プライマリ・ファイル」フィールドに無効なパスを入力することによって、プライマリ・ファイルを指定しないで、メタデータ・プレースホルダをチェックインできます。たとえば、placeholderという単語を「プライマリ・ファイル」フィールドに入力すると、Oracle Content Server内に、指定されたメタデータを含むが、索引付けされたプライマリ・ファイルを持たないコンテンツ・アイテムが作成されます。これは、ワークフローを開始したり、メタデータを検索およびディスカッションに使用できるようにするために役立ちます。


      注意:

      Service Pack 2がインストールされているWindows XPオペレーティング・システムでInternet Explorerバージョン6.0を使用してプレースホルダをチェックインする場合、「プライマリ・ファイル」フィールドで使用するパスは有効なパス名である必要がありますが、最後は無効なファイル名で終わっている必要があります。次の例の場合、c:/は有効なドライブですが、placeholderは無効なファイルです。
      c:/placeholder
      

      有効なドライブを指定しなかった場合、エラー・メッセージが表示されます。


  9. 「プライマリ・ファイル」フィールドの下に「フォーマット」フィールドが表示されている場合は、ファイルの変換フォーマットを選択します。

    • 「デフォルトの使用」オプションを選択した場合、Oracle Content Serverはファイル名拡張子に基づいてファイル・フォーマットを変換します。

    • 他のオプションを選択した場合、Oracle Content Serverはファイル拡張子を無視し、選択されたフォーマットを使用してファイルの変換方法を決定します。

  10. (オプション)パス名およびファイル名を参照または入力して、代替ファイルを指定します。

    • 代替ファイルのファイル拡張子は、プライマリ・ファイルとは異っている必要があります。

    • 通常、代替ファイルは、Web表示可能フォーマットか、Web表示可能ファイルに変換可能なフォーマット(.pdf.txt.docなど)です。

  11. 「代替ファイル」フィールドの下に「フォーマット」フィールドが表示された場合は、代替ファイルを指定するときに、ファイルの変換フォーマットを選択します。

    • 「デフォルトの使用」オプションを選択した場合、Oracle Content Serverはファイル名拡張子に基づいてファイル・フォーマットを変換します。

    • 他のオプションを選択した場合、Oracle Content Serverはファイル拡張子を無視し、選択されたフォーマットを使用してファイルの変換方法を決定します。

  12. 「リビジョン」フィールドに表示されているデフォルトのリビジョンをそのまま使用します。(特別な理由がある場合を除いて、リビジョンは変更しないでください。)

  13. 「コメント」フィールドに、ファイルに関する注釈を入力します。

  14. デフォルトのリリース日を使用するか、または将来のリリース日を「リリース日」フィールドに入力します。

  15. 特定の日にコンテンツ・サーバーでファイルを使用できなくなるようにするには、「有効期限」フィールドに日付を入力します。

  16. 適用可能な場合は、組織のカスタム・メタデータ・フィールドに入力します。

  17. 適切なメタデータ値をすべて入力し終わったら、「チェックイン」をクリックします。

    チェックインが正常に実行されると、チェックインの確認ページが開きます。


    注意:

    チェックインしたファイルのタイプおよびシステムの構成方法によっては、ファイルの変換および索引付けが実行されて、検索またはドリルダウンに使用できるようになるまでに、数分かかる場合があります。

6.4.2 類似ファイルのチェックイン

チェックインする新規ファイルに既存のコンテンツ・アイテムと類似したメタデータが含まれる場合、既存のコンテンツ・アイテムを新規ファイルのモデルとして使用できます。コンテンツ・チェックイン・フォームのメタデータ・フィールドに、モデルとなるコンテンツ・アイテムの値があらかじめ入力されます。

類似ファイルをチェックインするには、次の手順を実行します。

  1. 既存のコンテンツ・アイテムのチェックインの確認ページまたはコンテンツ情報ページから、「類似をチェックイン」をクリックします。

    「コンテンツ・チェックイン・フォーム」が開きます。メタデータ・フィールドの大部分に、既存のコンテンツ・アイテムに割り当てた値と同じ値が表示されます。

  2. 「新規ファイルのチェックイン」の手順3から続行し、必要に応じてメタデータ値およびメンバー権限を変更または追加します。

6.4.3 改訂済ファイルのチェックイン

改訂済ファイルをチェックインするには、次の手順を実行します。

  1. 「コンテンツ・サーバー」トレイをクリックします。

  2. 「チェックアウト・コンテンツ」をクリックします。

    [ユーザー]のチェックアウト・コンテンツ・ページが開きます。

  3. 適切なコンテンツ・アイテムの「アクション」アイコンをクリックして、コンテキスト・メニューを表示し、「チェックイン」を選択します。これで、改訂済ファイルをチェックインできます。詳細は、6.4.1項「新規ファイルのチェックイン」を参照してください。

次の事項に注意してください。

  • 元のファイルに割り当てられていたコンテンツIDは変更できません。

  • 元のファイルの名前が参照用に表示されますが、チェックインする改訂済ファイルの名前が同じである必要はありません。

  • リビジョンは1ずつ増分されます。

6.5 複数ファイルのチェックイン

この項の内容は次のとおりです。

6.5.1 複数ファイルのチェックインについて

複数のファイルを、単一のコンテンツ・アイテムとして保存された圧縮ZIPファイルとしてチェックインできます。複数ファイルのチェックインは、次のような様々な状況で役立ちます。

  • FrameMakerなどのパブリッシング・ソフトウェア: 複数の章を含むブック全体をチェックインできます。

  • QuarkXpressなどのページ・レイアウト・ソフトウェア: Quarkファイルおよびそのすべてのサポート・ファイル(フォント、ピクチャなど)をチェックインできます。

  • SolidworksなどのCADソフトウェア: 複数のファイルで構成されたアセンブリをチェックインできます。

  • 関連ファイル: WebサイトのJPGファイルのセットなど、関連ファイルのグループをチェックインできます。

複数ファイルをチェックインする方法は2つあります。

6.5.2 アップロード・アプレットの要件

アップロード・アプレットを使用した複数ファイルのチェックインは、次のすべての条件を満たしている場合にのみ可能です。

  • システム管理者が、コンテンツ・サーバーでアップロード・アプレットを有効にしている。

  • ユーザー・プロファイル・ページ「アップロード・アプレットを有効にする」チェック・ボックスを選択している。

  • Javaを実行するWebブラウザを使用している。

アップロード・アプレットには、ローカル・ドライブへのアクセス権限が必要です。このアプレットを有効にした後、初めて「コンテンツ・チェックイン・フォーム」にアクセスしたときに、Javaのセキュリティ警告が表示される場合があります。

  • このメッセージ・ボックスが表示されたときに、システムでSun Javaプラグインが実行されている場合は、「実行」をクリックします。このメッセージ・ボックスが再度表示されないようにするには、「この発行者からのコンテンツを常に信頼します。」を選択してから、「実行」をクリックします。

  • システムでInternet Explorer用のMicrosoftプラグインが実行されている場合は、「はい」をクリックして、完全な権限を付与します。このメッセージ・ボックスが再度表示されないようにするには、「Oracleからの内容を常に信頼」を選択して、「はい」をクリックします。

6.5.3 アップロードを使用した複数ファイルのチェックイン

アップロード・アプレットを使用して、複数ファイルを圧縮ZIPフォーマットの単一コンテンツ・アイテムとしてチェックインするには、次の手順を実行します。


注意:

WinZipやPKZIPなどの圧縮プログラムを使用して、Oracle Content Serverの外部で圧縮ZIPファイルを作成してから、このZIPファイルを単一ファイルとしてチェックインする方法でも、複数ファイルをチェックインできます。詳細は、6.4.1項「新規ファイルのチェックイン」を参照してください。

  1. ユーザー・プロファイルでアップロード・アプレットを有効にします。詳細は、3.7.2項「ユーザー・プロファイルの編集」を参照してください。

  2. 「新規ファイルのチェックイン」「類似ファイルのチェックイン」または「改訂済ファイルのチェックイン」の一般的な手順に従います。

  3. プライマリ・ファイルまたは代替ファイルを指定する前に、対応する「複数ファイルのアップロード」チェック・ボックスを選択します。

  4. 対応する「参照」ボタンをクリックします。

    「ファイルのアップロード」ウィンドウが開きます。

  5. (オプション)デフォルトの「ZIPファイル名」の値を、より説明的なファイル名に変更します。.zip拡張子を含めます。

  6. チェックインするファイルを選択します。

    ファイルを1つずつ選択するには、次の手順を実行します。

    1. 「ファイルの選択」をクリックします。

      「ファイルの選択」ウィンドウが開きます。

    2. 追加するファイルにナビゲートして、「開く」をクリックします。

      「アップロードするファイル」リストにファイルが表示されます。

    3. 必要に応じて、前述の2つの手順を繰り返して、個々のファイルを選択します。

    複数のファイルを一度に選択するには、次の手順を実行します。

    1. 「複数ファイルの選択」をクリックします。

      「複数ファイルの選択」ウィンドウが開きます。

    2. ファイルが格納されているドライブを選択するには、「ドライブの変更」をクリックし、「ドライブの変更」ウィンドウでドライブを選択して、「OK」をクリックします。

    3. ディレクトリまたは追加するファイルにナビゲートします。「サブディレクトリ」リストに、現在参照しているディレクトリの内容が表示されます。親ディレクトリにナビゲートするには、「サブディレクトリ」リストの「..」エントリをダブルクリックします。

    4. 「ファイル」リストで複数のファイルを選択するには、次の手順を実行します。

      • 連続していない複数のファイルを選択するには、[Ctrl]キーを押しながら各ファイル名をクリックします。

      • 連続している複数のファイルを選択するには、[Shift]キーを押しながら最初のファイル名と最後のファイル名をクリックします。

    5. ファイルの選択肢を絞るには、「ファイル・フィルタ」フィールドを使用します。たとえば、フィルタとして*.docを指定すると、.doc拡張子を持つすべてのファイルが選択されます。

    6. 現在のディレクトリにあるすべてのサブディレクトリ内のすべてのファイルを選択するには、「サブディレクトリの内容をすべて調べる」チェック・ボックスを選択します。

    7. 追加するファイルとともに(親フォルダからの)パス情報を格納するには、「ファイル・パスに親フォルダを含める」チェック・ボックスを選択します。

    8. 選択に適したボタン(「選択項目の追加」または「フィルタを使用して追加」)をクリックします。

    9. 選択したファイルが「アップロードするファイル」リストに表示されます。

    10. 必要に応じて、これらの手順を繰り返して、他のディレクトリまたはドライブからファイルを追加します。

  7. 適切なファイルが「アップロードするファイル」リストに表示されていることを確認して、「OK」をクリックします。

    「プライマリ・ファイル」フィールドまたは「代替ファイル」フィールドにZIPファイル名が表示されます。

  8. 一般的なチェックイン手順に従って、チェックインを完了します。詳細は、6.4.1項「新規ファイルのチェックイン」を参照してください。

    チャンク機能が有効になっている場合、アップロード時に、メッセージのアップロード画面に進行状況バーが表示されます。

6.6 重要な考慮事項

この項の内容は次のとおりです。

6.6.1 マルチバイト・キャラクタ

Oracle Content Serverをマルチバイト環境で使用する場合でも、コンテンツIDおよびコンテンツ・タイプにマルチバイト・キャラクタ(日本語や韓国語など)は使用しないでください。これらのフィールドの値はコンテンツ・アイテムのURLに含まれ、現在のWebテクノロジの制約では、Webサーバーおよびブラウザでマルチバイト・キャラクタを含むURLを正しく処理できません。

コンテンツID、コンテンツ・タイプまたはその両方でマルチバイト・キャラクタを使用するには、コンテンツ・サーバーのシステム管理者に問い合せて、コンテンツ・サーバー環境全体(すべてのサーバーおよびすべてのクライアント)が、マルチバイト言語(Microsoft Windowsの日本語版または韓国語版など)をサポートするオペレーティング・システムで実行されているかどうかを確認する必要があります。そうでない場合、コンテンツ・アイテムのPDFレンディションへのリンクが機能しない、またはDynamic Converterがコンテンツ・アイテムの検索に失敗するなどのエラーが発生することがあります。

6.6.2 コンテンツ・プロファイル

コンテンツ・プロファイルはシステム管理者によって定義され、システム管理者が作成したルールに基づいて、表示されるメタデータ・フィールドや、関連付けられたチェックイン、検索および情報ページでのメタデータ・フィールドのグループ化およびタイトル付けの方法を決定します。デフォルトでは、すべてのコンテンツ・プロファイルが、ツールバー「検索」リストおよび「新規チェックイン」リストの両方にリンクとして表示されます。

図6-1 ツールバーの「検索」リストおよび「新規チェックイン」リストにあるコンテンツ・プロファイル・リンク

図6-1については周囲のテキストで説明しています。

コンテンツ・プロファイル・リンクを使用して検索ページまたはチェックイン・ページにアクセスした場合、検索またはコンテンツ・アイテムのチェックイン時に使用可能なすべてのメタデータ・フィールドにアクセスできないことがあります。また、システム管理者が作成した条件を満たすコンテンツ・アイテムのコンテンツ情報・ページにアクセスした場合、表示される最初の情報が使用可能な完全な情報ではないことがあります。

図6-2 コンテンツ・プロファイルによって簡素化されたコンテンツ情報・ページ

図6-2については周囲のテキストで説明しています。