ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B55911-03
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

C.5 インストーラのコマンドライン・パラメータ

(不明な手順番号)は、インストーラの、サポートされているコマンドライン・パラメータの一覧とその説明です。

表C-1 インストーラのコマンドライン・パラメータ

パラメータ 説明

インストール・モード - 指定できるモードは1つのみです。

-i | -install

インストーラをGUIモードで起動します。これはデフォルトのモードで、コマンドラインでモードを指定しない場合に使用されます。

-silent

サイレント・モードでインストールします。インストーラに、レスポンス・ファイル、またはコマンドラインの変数-値ペアを渡す必要があります。

-d | -deinstall

削除のために、インストーラをGUIモードで起動します。

-p | -prerequisite

GUIモードでインストーラを起動しますが、前提条件のチェックのみ行います。ソフトウェアはインストールされません。

-v | -validate

GUIモードでインストーラを起動し、すべての前提条件チェックと妥当性チェックを実行しますが、ソフトウェアはインストールしません。

-sv | -silentvalidate

すべての前提条件チェックと妥当性チェックを、サイレント・モードで実行します。インストーラに、レスポンス・ファイル、またはコマンドラインの変数-値ペアを渡す必要があります。

インストール・オプション

-help | --help | --usage

runInstallerコマンドの使用方法のパラメータを表示します。

-invPtrLoc file

インベントリ場所ファイルへのポインタです。fileを、oraInst.locファイルのフルパスと名前に置き替えます。

-response file | -responseFile file

レスポンス・ファイルへのポインタです。fileを、レスポンス・ファイルのフルパスと名前に置き替えます。

-jreLoc location

Java Runtime Environment(JRE)がインストールされる場所へのポインタです。locationを、JREがインストールされるjreディレクトリへのフルパスに置き替えます。

-logLevel level

インストーラによって実行されるロギングのレベルを指定します。指定したレベルより優先順位が低いすべてのメッセージが記録されます。有効なレベルは次のとおりです。

  • severe

  • warning

  • info

  • config

  • fine

  • finer

  • finest

-debug

インストーラからデバッグ情報を入手します。

-force

空でないディレクトリでサイレント・インストールを続行できます。

-printdiskusage

ディスク使用量に関連するログ・デバッグ用情報です。

-printmemory

メモリー使用量に関連するログ・デバッグ用情報です。

-printtime

使用時間に関連するログ・デバッグ用情報です。このコマンドにより、timeTakentimestamp.logファイルが作成されます。

-waitforcompletion

Windowsのみ。インストーラは、Javaエンジンを生成して終了せず、完了を待機します。

-noconsole

メッセージをコンソール・ウィンドウに表示しません。

-ignoreSysPrereqs

システム前提条件チェックの結果を無視して、インストールを継続します。

-executeSysPrereqs

システム前提条件チェックのみ実行して、終了します。

-paramFile file

oraparam.iniファイルへのフルパスを指定します。このファイルは、インストーラのための初期化ファイルです。このファイルのデフォルトの場所は、Disk1/install/platformです。

-novalidation

インストーラが実行したすべての妥当性チェックを無効にします。

-nodefaultinput

GUIインストールの場合、いくつかの画面は、情報やデフォルト値が事前に入力されています。このオプションを指定するとその動作が無効になり、情報や値が事前に入力されません。

コマンドライン変数

インストーラ変数

インストーラ変数を指定するには、「varName=value」を使用します。例:

ORACLE_HOME=/scratch/install/Oracle_IDM1

セッション変数

セッション変数を指定するには、「session:varName=value」を使用します。