ページ・プロパティを編集して、名前および表示名、ページ・キャッシュおよび収集のルールなどの基本ページ情報を修正します。
ページ・プロパティを編集するには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
「構築」タブをクリックして、前面に表示します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストから、編集するページを所有するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「レイアウトと外観」セクションの「ページ」で、該当するページの名前をクリックします。
ページが標準タイプのページの場合は、ページが編集モードで開きます。ページ上部のツールバーにある「ページ: プロパティ」リンクをクリックします。
他のタイプのページの場合は、「ページの編集」ページに直接移動します。
注意: 「ページ・グループ」ポートレットに表示されるページの中に該当するページが含まれていない場合は、リストの最後に表示される「追加ページ」リンクをクリックします。ページがサブページの場合、該当するページが表示されるまで、表示されたページのリストをドリルダウンします。そのページの横の「プロパティ」リンクをクリックして、この処理の次の手順をスキップします。 |
必要に応じて、タブ間を移動し、プロパティを編集します。
メイン: ページの名前または表示名の変更、説明の追加、ページ・キャッシュ・オプションの選択、ページ・アセンブリ・タイムアウトの指定。
「名前」属性は、Oracle Portalでの使用方法においても、設定に使用できる文字の制限規則においても、「表示名」属性とは異なります。Oracle Portalでは、名前はパスベースのURLの生成に使用されます。また、Oracle Portalを使用せずにページが表示されるとき(WebDAVクライアントを介して表示されるときなど)に、インスタンスで使用されます。
「名前」フィールドのデフォルト値は、ページが作成されたときに指定した表示名から取得されます。この値は、60文字に切り捨てられ、特殊文字は破棄されます。破棄される文字は次のとおりです。
& # % \ / : * ? < > | , "
たとえば、表示名がResearch & Development
の場合、名前はResearch Development
となります。
「名前」では、大文字と小文字が区別されます。ページ・グループ内のすべてのページ、サブページおよび第1レベルのタブにおいて重複しない必要があります。Oracle Portalでは、「名前」フィールドの値が重複しないことをチェックし、ページ・グループのページ階層で同じレベルの他のオブジェクトと名前が同じ場合は、番号を付加します。
ページおよび他のポータル・オブジェクトに適用される命名規則の詳細は、付録D「Oracle Portalのオブジェクト命名規則」を参照してください。
ページ・キャッシュ・オプションおよびページ・アセンブリ・タイムアウト・オプションの詳細は、第21章「ページ生成のパフォーマンスの向上」を参照してください。
URL: URLページで参照されるURLの変更。
PL/SQL: PL/SQLページのPL/SQLコードの変更。
JSPソース: JSPページのJSPファイルの変更。
テンプレート: 別のテンプレートの選択。詳細は、12.2.1.2項「ページ用Portalテンプレートの適用」または12.3.1.2項「HTMLページ・スキンの適用」を参照してください。
スタイル: ページで使用する色やフォントを定義するスタイルの選択。詳細は、11.8.1項「ページへのスタイルの適用」を参照してください。
アクセス: ページにアクセスできるユーザー、およびユーザーがページに対して持つ制御レベルの定義。詳細は、17.5項「ページの保護」を参照してください。
アイテム: アイテムのバージョニング・レベル、Portalテンプレートの割当て、WebDAVデフォルト・アイテム・タイプ、コンテンツ配置のためのデフォルト・リージョンの指定。詳細は、次の項を参照してください。
オプション: ポートレットとしてのページの公開と、ページ連絡先、カテゴリ、キーワード、パースペクティブ、イメージおよびサブページ表示詳細の指定。詳細は、8.5.1項「ポートレットとしてのページの公開」および第7章「ページ情報の定義と表示」を参照してください。
パラメータ: ページのパラメータの設定。詳細は、第22章「パラメータとイベントの使用」を参照してください。
イベント: ページのイベントの設定。詳細は、第22章「パラメータとイベントの使用」を参照してください。
承認: ページの承認プロセスの設定。詳細は、第20章「承認チェーンの設定」を参照してください。
編集が終了したら「OK」をクリックします。