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Oracle Fusion Middleware Oracle TopLink開発者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B56246-01
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73 EISプロジェクトの構成

この章では、EISプロジェクトを使用するために構成する必要のある様々なコンポーネントについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

複数のプロジェクト・タイプに共通のTopLinkプロジェクトのオプションを構成する方法の詳細は、第117章「プロジェクトの構成」を参照してください。

表73-1は、EISプロジェクトの構成可能オプションを示します。

73.1 EISプロジェクト構成の概要

表73-1は、EISプロジェクトの構成可能オプションを示します。

表73-1 EISプロジェクトの構成可能オプション

構成オプション Oracle JDeveloper
TopLink Workbench Java

プロジェクトの保存場所(117.2項「プロジェクトの保存場所の構成」を参照)

サポートされていない
サポートされている
サポートされていない

永続性タイプ(117.5項「永続性タイプの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

プロジェクト・クラスパス(117.3項「プロジェクト・クラスパスの構成」を参照)

サポートされていない
サポートされている
サポートされていない

コメント(117.14項「プロジェクト・コメントの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

メソッドまたは直接フィールド・アクセス(117.4項「プロジェクト・レベルでのメソッドまたは直接フィールド・アクセスの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

デフォルト・ディスクリプタのアドパンスト・プロパティ(117.6項「デフォルト・ディスクリプタのアドバンスト・プロパティの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

存在チェック(117.7項「プロジェクト・レベルでの存在チェックの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされている

プロジェクト・デプロイXMLのオプション(117.8項「プロジェクト・デプロイXMLのオプションの構成」を参照)

サポートされていない
サポートされている
サポートされていない

モデルJavaソース・コードのオプション(117.9項「モデルJavaソース・コードのオプションの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

EISデータ・ソース・プラットフォーム(73.2項「プロジェクト・レベルでのEISデータ・ソース・プラットフォームの構成」を参照)

サポートされていない
サポートされている
サポートされている

EIS接続仕様オプション(73.3項「プロジェクト・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」を参照)

サポートされていない
サポートされている
サポートされている

XMLパーサー・プラットフォーム(8.2.2.1項「XMLパーサー・プラットフォームの構成」を参照)

サポートされていない
サポートされていない
サポートされている

XMLスキーマのインポート(5.6.3項「XMLスキーマのインポート方法」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

XMLスキーマ・ネームスペース(5.6.5項「XMLスキーマ・ネームスペースの構成方法」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされている

キャッシュ・タイプとサイズ(117.10項「プロジェクト・レベルでのキャッシュ・タイプとサイズの構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされている

キャッシュ分離(117.11項「プロジェクト・レベルでのキャッシュ分離機能の構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされている

キャッシュ・コーディネーション変更伝播(117.12項「プロジェクト・レベルでのキャッシュ・コーディネーション変更伝播の構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされている

キャッシュの有効期限(117.13項「プロジェクト・レベルでのキャッシュの有効期限の構成」を参照)

サポートされている
サポートされている
サポートされていない

詳細は、第71章「EISプロジェクトの概要」を参照してください。

73.2 プロジェクト・レベルでのEISデータ・ソース・プラットフォームの構成

各EISプロジェクトに対して、これから使用するJCAデータ・ソース・プラットフォームを次の中から指定する必要があります。

このプラットフォーム構成は、セッション・ログインによりオーバーライドされます(構成されている場合)。

詳細は、次を参照してください。

73.2.1 TopLink Workbenchを使用したプロジェクト・レベルでのEISデータ・ソース・プラットフォームの構成方法

EISプロジェクトのデータ・ソース・プラットフォームを指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、EISプロジェクト・オブジェクトを選択します。

  2. エディタ「接続仕様」タブを選択します。「接続仕様」タブが表示されます。

  3. 「接続」タブをクリックします。「接続」タブが表示されます。

    図73-1 「接続」タブ、「プラットフォーム」オプション

    図73-1の説明が続きます
    「図73-1 「接続」タブ、「プラットフォーム」オプション」の説明

オプションのリストから、このプロジェクトのEISプラットフォームを選択します。詳細は、96.1.3項「データ・ソース・プラットフォームのタイプ」を参照してください。

73.3 プロジェクト・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成

EISアプリケーションについては接続情報をプロジェクト・レベルで構成できます。この情報は、project.xmlファイルに格納されます。Oracle TopLinkランタイムでは、Java EEアプリケーション・サーバーへのデプロイ時にEISアプリケーションが永続性操作を実行する場合は常にデプロイ・ログインとしてこの情報を使用します。

この接続構成は、セッション・レベルで接続情報によってオーバーライドされます(構成されている場合)。セッション・レベルの構成の詳細は、99.3項「セッション・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」を参照してください。

73.3.1 TopLink Workbenchを使用したプロジェクト・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成方法

EISプロジェクトの接続情報を指定するには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータで、EISプロジェクト・オブジェクトを選択します。

  2. エディタ「接続仕様」タブを選択します。「接続仕様」タブが表示されます。

  3. 「接続」タブをクリックします。「接続」タブが表示されます。

    図73-2 「接続」タブ、接続仕様のオプション

    図73-2の説明が続きます
    「図73-2 「接続」タブ、接続仕様のオプション」の説明

次の表を使用して、各フィールドにデータを入力して接続仕様オプションを構成します。

フィールド 説明
接続仕様クラス 選択したプラットフォームに適切な接続仕様クラスを指定します。TopLinkクラスパスのすべてのクラスから選択する場合、「参照」をクリックします。(たとえば、「プラットフォーム」oracle.toplink.eis.aq.AQPlatformである場合、oracle.toplink.eis.aq.AQEISConnectionSpecを使用します。)

プラットフォーム構成の詳細は、99.2項「セッション・レベルでのEISデータ・ソース・プラットフォームの構成」を参照してください。

コネクション・ファクトリURL 選択した「接続仕様クラス」にJava EE JNDI名として適したコネクション・ファクトリURLを指定します(例: java:comp/env/eis/attuntiy)。
ユーザー名 データ・ソースへのログインに必要な名前を指定します。
パスワード データ・ソースへのログインに必要なパスワードを指定します。

注意: JavaソースおよびデプロイXMLをエクスポートする際(116.3項「プロジェクト情報のエクスポート」を参照)、TopLink Workbenchは、JCE暗号化を使用して(JDK 1.4を使用する場合)、データベース・パスワードを書き込みます(該当する場合)。パスワード暗号化オプションの指定方法の詳細は、97.3項「パスワード暗号化の構成」を参照してください。