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Oracle® Fail Safeエラー・メッセージ
リリース3.4.2 for Microsoft Windows
B63058-01
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2.6 FS-10250からFS-10299

FS-10250: この操作のために指定したデータベース名%sはパラメータ・ファイルで見つかったデータベース名%sと同じではありません。
原因: パラメータ・ファイルのデータベース名値がユーザーの入力値と異なります。
処置: 値の違いを解決し、この操作を再度実行します。
FS-10251: サービス名パラメータ%s(ネット・サービス名%sで見つかった)はパラメータ・ファイルで見つかった値%sと同じではありません。
原因: パラメータ・ファイルのサービス名パラメータ値が、ネット・サービス名のエントリと異なります。
処置: 値の違いを解決し、この操作を再度実行します。
FS-10252: パラメータ値の違いを解決するにはパラメータ・ファイル%sをチェックしてください。
原因: この操作におけるユーザーの入力とパラメータ・ファイルのパラメータ値に違いが見つかりました。
処置: 指定したパラメータ・ファイルを確認し、違いを解決します。
FS-10253: Oracle TNS Listener %sのリソース・タイプを変換できません。
原因: 指定されたOracle TNS Listenerリソースのリソース・タイプを、汎用サービスからOracle TNS Listenerリソース・タイプに変換できません。
処置: 副次的エラーを確認して、Oracle TNS Listenerリソース・タイプがMSCSに登録されていることを確認します。そうでない場合は「クラスタの検証」を実行してOracle TNS Listenerリソース・タイプを登録し、必要ならば、各クラスタ・ノードでクラスタ・サービスを再起動して新しいリソース・タイプを選択します。
FS-10254 システム上に古いリスナーがあるため、Oracle Database 10g TNSリスナーを構成できません。
原因: システム上に前のリリースのOracle DatabaseのTNSリスナーがあるため、Oracle Database 10gのTNSリスナーを構成できません。
処置: 次の手順に従って、既存のTNSリスナーをOracle Database 10gのTNSリスナーにアップグレードします。
  1. 既存のTNSリスナーを停止します。

  2. Oracle Database 10gホームにあるlistener.oraファイルに、既存のlistener.oraファイルのデフォルト・リスナーのエントリを移動します。

FS-10255: このノードに一意のデータベース・インスタンスの作成中にエラーが発生しました。削除してから再試行してください。
原因: サンプル・データベースはこのクラスタに一意のインスタンスを作成できません。
処置: 古いインスタンスを削除してから、再試行します。
FS-10256: データベース・パラメータ・ファイル%sが無効です。
原因: データベース・パラメータ・ファイルを解析しようとしているときに、エラーが発生しました。
処置: パラメータ・ファイル名を調べて、完全なファイル名を指定していることを確認します。
FS-10257: サンプル・ディスク・ドライブ%sの検査中にエラーが発生しました。
原因: 「サンプル・データベースの作成」操作で指定したディスク・ドライブが使用できませんでした。
処置: 副次的なエラーを調べてから、再試行します。
FS-10258: このシステムのネットワーク名の取得中にエラーが発生しました。
原因: GetComputerNameのコールが失敗しました。
処置: このシステムの名前が有効かどうかを調べてから、再試行します。
FS-10259: Oracle Netのデフォルト・ドメイン名の取得中にエラーが発生しました。
原因: デフォルトのドメイン名を入手するためのコールが失敗しました。
処置: 問題をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10260: スタンドアロンのサンプル・データベース%sを作成しようとしましたが、失敗しました。
原因: 「サンプル・データベースの作成」操作が、失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べてから、再試行します。
FS-10261: スタンドアロンのサンプル・データベース%sを削除しようとしましたが、失敗しました。
原因: 「サンプル・データベースの削除」操作が、失敗しました。
処置: 副次的なエラーを調べてから、再試行します。
FS-10262: サンプル・データベース作成のスクリプト・ファイル%sを開けません。
原因: サンプル・データベース作成のスクリプト・ファイルを開けません。
処置: 「サンプル・データベースの作成」スクリプト・ファイルがインストールされているかどうかを調べます。
FS-10263: Oracle Fail Safeで作成されたサンプル・データベースではないので、データベースを削除できません。
原因: Oracle Fail Safeサンプル・データベースではないデータベースを削除する選択をしました。
処置: 削除には、Oracle Fail Safeサンプル・データベースのみを選択してください。(Oracle Fail Safeサンプル・データベースとは、Oracle Fail Safe Managerの「データベース」メニューの「サンプル・データベースの作成」コマンドで作成されたデータベースです。)
FS-10264: スタンドアロン・データベースは、Oracle Fail Safeでサンプル・データベースとして作成されていません。
原因: サンプル・データベース情報をWindowsレジストリから読み取ることができません。
処置: 削除するデータベースがサンプル・データベースであることを確認します。また、データベースが常駐するノードのWindowsレジストリ項目が破損されていないことも確認します。レジストリ・ツリーは、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\Failsafe\SampleDBとなります。

前述のレジストリ・ツリーにある文字列の値は次のとおりです。

名前: FS_sid_DB

値: sid,service_name,database_name,parameter_file, disk_drive

この場合:

  • sidはデータベース・インスタンス(例: OFS1)、

  • service_nameはデータベースのサービス名(例: Sample.world)、

  • database_nameはデータベースの名前(例: OFS1DB)、

  • parameter_fileはデータベース・パラメータ・ファイルの名前(例: S:\OFSDB\OFS1\PARAM\FS_INIT.ORA)、

  • disk_driveはサンプル・データベースが使用するドライブ(例: S:)

FS-10265: サービス名%sを使ったサンプル・データベースは見つかりません。Windowsレジストリ内のエントリは削除されています。
原因: スタンドアロン・データベースのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\Failsafe\SampleDB内のサービス名エントリが無効です。
処置: レジストリ内のエントリは削除されています。処置は必要ありません。
FS-10266: ディスク%sのインスタンス%sにあるサンプル・データベースのディレクトリ・ツリーを削除できません。
原因: サンプル・データベースのディレクトリ・ツリーを削除しようとしたときに、エラーが発生しました。
処置: このデータベースのサンプル・データベース・ファイルが入っているディレクトリを手動で削除します(disk\ofsdb\instance\ . . .)。
FS-10267: サービス%sのサンプル・データベースWindowsレジストリ情報を削除できません。
原因: サンプル・データベースのWindowsレジストリ情報を削除しようとして、エラーが発生しました。
処置: HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWARE\ORACLE\FAILSAFE\SAMPLEDB\FS_INST_DBにある、サンプル・データベースのWindowsレジストリ情報を手動で削除します。
FS-10268: 無効なノード%sがサンプル・データベース%sに対して指定されました。tnsnames.oraファイル内のエントリをチェックしてください。
原因: サンプル・データベースを削除しようとしたときに、エラーが発生しました。指定したノードは、クラスタの有効なノードではありません。
処置: サンプル・データベース情報は、tnsnames.oraファイルから取得されます。エントリを調べて、データベースに正しいホスト名が指定されていることを確認します。
FS-10269: サンプル・データベース・ファイルを作成しようとしたときにエラーが発生しました。
原因: 「サンプル・データベースの作成」操作で、クラスタ・ディスク上にサンプル・データベースのディレクトリを作成してデータを移入しようとしたときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10270: Oracle Fail Safeサンプル・データベースのファイルがインストール・ディレクトリまたはCD-ROMに存在しません。
原因: インストール・ディレクトリOracle_Home\fs\fssvr\sampleまたはCD-ROM上に、サンプル・データベース・ファイルが見つかりません。
処置: Oracle Fail Safeのインストールを再実行して、必要なサンプル・データベース・ファイルをインストールするオプション、またはOracle Fail Safe CD-ROMをロードするオプションを選択します。
FS-10271: クラスタのスタンドアロン・データベースを一覧しようとしたときにエラーが発生しました。
原因: クラスタ内のスタンドアロン・データベースを一覧表示しようとしたときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10272: スタンドアロン・データベース・ファイル%sを%sにコピーするときにエラーが発生しました。
原因: スタンドアロン・データベースのイニシャル・ファイルをコピーするときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10273: クラスタ・ノード%sのデータベースSIDを一覧しようとしたときにエラーが発生しました。
原因: データベースSIDを一覧表示しようとしたときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10274: サンプル・データベース・スクリプトをコマンド - %sで実行しようとしたときにエラーが発生しました。
原因: サンプル・データベース・スクリプトを実行しようとしたときに、エラーが発生しました。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10275: ディスク%sはノード%sでオンラインではないため指定された操作には使用できません。
原因: クラスタ・ディスク・リソースは、現在のノード上でオフラインであるか、他のクラスタ・ノードにマウントされています。
処置: 目的のノードに対してディスクをオンライン化します。
FS-10276: サンプル・データベース%sの変数ファイルの作成に失敗しました。
原因: サンプル・データベースを作成するためにDBCAで使用される変数ファイルを作成できません。
処置: 副次的なエラーを調べます。
FS-10278: テンプレート・ディレクトリ%sが見つかりません。
原因: Oracle Fail Safeは、Database Configuration Assistantで使用されるテンプレート・ディレクトリを見つけることができません。
処置: Database Configuration Assistantが正しくインストールされていることを確認します。
FS-10280: リソースがオンラインになるまでの待機中にタイムアウトが発生しました。
原因: リソースがオンラインになるまでに、保留タイムアウト・パラメータで指定した時間を超過しました。
処置: グループ内のすべてのリソース(オンライン状態にしようとしたリソース)が最終的にオンラインになっているかどうかを検証します。
FS-10281: ノード%s上のグループを検証した結果、次の問題が見つかりました。問題の修正が要求されました。
原因: グループの検証中に問題が1つ以上見つかりました。このメッセージの次に、見つかった問題が一覧表示されます。問題の修復が要求されました。
処置: 修復に成功した場合は、処置は必要ありません。修復に失敗した場合は、手動で問題を解決してください。
FS-10282: ノード%s上のグループを検証した結果、次の問題が見つかりました。問題の修正は要求されませんでした。
原因: グループの検証中に問題が1つ以上見つかりました。このメッセージの次に、見つかった問題が一覧表示されます。問題の修正は要求されませんでした。
処置: 手動で問題を解決してください。
FS-10283: リスナー%sは%sでSID %sに定義されていますが古いようです。このWindowsサービスが見つかりません。リスナーを削除します。
原因: このSIDに対して複数のリスナーがあります。
処置: すべてのOracleホーム・ネットワーク構成ディレクトリにあるlistener.oraファイルを調べて、このSIDの古いリスナーを削除します。各リスナーのWindowsサービスも調べます。
FS-10284: リスナー%sは%sでSID %sに定義されていますが古いようです。このWindowsサービス%sが起動していません。リスナーを削除します。
原因: このSIDに対して複数のリスナーがあります。
処置: すべてのOracleホーム・ネットワーク構成ディレクトリにあるlistener.oraファイルを調べて、このSIDの古いリスナーを削除します。各リスナーのWindowsサービスも調べます。
FS-10285: リスナー%sは%sで定義されていますが古いようです。このWindowsサービスが見つかりません。リスナーを削除します。
原因: 使用できるリスナーが複数あります。
処置: すべてのOracleホーム・ネットワーク構成ディレクトリにあるlistener.oraファイルを調べて、このSIDの古いリスナーを削除します。各リスナーのWindowsサービスも調べます。
FS-10286: リスナー%sは%sで定義されていますが古いようです。このWindowsサービス%sが起動していません。リスナーを削除します。
原因: 使用できるリスナーが複数あります。
処置: すべてのOracleホーム・ネットワーク構成ディレクトリにあるlistener.oraファイルを調べて、このSIDの古いリスナーを削除します。各リスナーのWindowsサービスも調べます。
FS-10287: ディスク%sをグループから削除できません。リソース%sがディスクに依存しています。
原因: 他のリソースがそのディスクに依存しているため、指定したディスクをグループから削除できません。
処置: 処置は必要ありません。これは、単なる通知メッセージです。
FS-10288: パラメータ・ファイル%sがクラスタ・ディスク上に存在しません。
原因: データベース・パラメータ・ファイルがクラスタ・ディスク上にありません。データベースをオンライン化するには、全ノードの同じ場所でパラメータ・ファイルがアクセス可能である必要があります。
処置: パラメータ・ファイルを共有クラスタ・ディスクに移動するか、全ノードの同じ場所にパラメータ・ファイルをコピーします。
FS-10289: リモート・ディスク・ドライブがデータベースによってファイル%sに使用されています。
原因: データベース・ファイルによってリモート・ディスクが使用されています。データベースをオンライン化するには、全ノードでこのファイルがアクセス可能である必要があります。
処置: ファイルを共有ディスクに移動するか、全ノードでリモート・ディスクが使用可能であることを確認します。