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リリース・ノート
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchリリース・ノート
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 11g リリース1(11.1.1.2) 2011年7月
表1 改訂履歴
Oracle Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 11
g リリース1(11.1.1.2) インストレーション・ガイドの
サポート対象のプラットフォームに関する項 を変更。
Oracle Linux 5.5 (64-bit) on ExaLogic X2-2
Oracle Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 11
g リリース1(11.1.1.2) インストレーション・ガイドの
サポート対象のプラットフォームに関する項 を変更。
HP-UX 11i v2 (64-bit) on Itanium
Sun Microsystems Solaris 10 (64-bit) on SPARC
このトピックは、以下の項で構成されています。
このリリースについて
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchは、Oracle TuxedoにリホストされたIBMメインフレーム・アプリケーションをサポートします。それによって実現されるAPIとサービスの組合せは、OLTPおよびBatchメインフレーム・アプリケーションをそのままで実行することを可能にし、ビジネス・ロジックとデータに対する長年の投資を維持活用します。標準的な3270ターミナル・エミュレータをサポートすることによって、アプリケーションのユーザーにはなじみ深いインタフェースを提供し、開発者がメインフレーム・アプリケーションで使用するなじみ深いAPIと関数もそのまま利用できます。
結果として、レガシー・メインフレーム・アプリケーションを速やか(低リスクで、より柔軟に、かつ費用効果的)に、業界をリードするCOBOLやC/C++アプリケーション・サーバーを実行するオープン・システムに移行できるようになります。
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchの主要な機能は次のとおりです。
CICS Runtime
ソース・コードを前処理し、EXEC CICS文およびCICSキーワードをCICS Runtimeインタフェースに変換します。
変換されたCICSアプリケーションを実行するOracle Tuxedoに基づく堅牢な本番環境
Batch Runtime
JCLから変換された同等のKornシェル・スクリプトを実行する強力な実行エンジン
Oracle TuxedoをベースにしてMainframe JES2をエミュレートするジョブ・エンキューイング・サービス
新機能
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchのリリース11.1.1.2.2には、次の新機能と機能拡張があります。
コピーブックをTuxedo VIEW32定義に変換するツール
UDBのサポート
COBOL-ITのサポート
CICSリソース定義ファイルからOracle Tuxedo Application Runtimeリソース定義ファイルへの自動変換
SYSOUT SMTPバッチ・サポート
SYSOUT INTRDRバッチ・サポート
DDカード: LRECL/RECFM/KEYLEN/KEYOFF/RECORG、DCB、LIKE、DATACLASのバッチ・サポート
IDCAMS: DEFINE CLUSTER、DATACLASS、NUMBERED、MODEL、ALLOCATE DATASET、DELETE NONVSAMのバッチ・サポート
DSNTIAUL: EXEC SQL、UNLOAD DATAのサポート
DSNUTILB: EXEC SQL、LOAD DATA、UNLOAD DATAのサポート
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchのリリース11.1.1.2.1には、次の新機能と機能拡張があります。
マルチ・バイト文字セット(MBCS)のサポート
CICS Runtime
タスク・イニシエータまたはトリガー・モニター(CKTI)のサポート
DB2/UDBのサポート
複数ノード上でのARTCNXサーバー・デプロイメントのサポート
EXEC CICS QUERY SECURITYをサポートする認可フレームワーク
Batch Runtime
SYNCSORTのサポート
IEBCOPYのサポート
IDCAMS PRINT、REPROの拡張
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchのリリース11.1.1.2.0には、次の新機能と機能拡張があります。
次のコンポーネントのCICS Runtimeサポート
TDQ
RRDS
ファイル関連のCICSコマンドでのオプションREQIDとTOKEN
TSQの拡張
TN3270 ターミナル・エミュレータによるSSL接続
ASSIGN APPLID
WRITE OPERATOR
INQUIRE TRANCLASS
RESETBR DATASET
UNLOCK DATASET
SEND WAIT
START TRANSID PROTECT
GETMAINおよびFREEMAIN
次のコンポーネントのBatch Runtimeサポート
Oracle DBに移行されたz/OS QSAMファイルのソート
JOBカードCOND
7世代以上のGDG
JCL SYSINの拡張
ファイル連結の拡張
JCL OUTPUTおよびSYSOUT
JCL CURRENT_LABEL
IDCAMS PRINTおよびREPRO
ARTJESの拡張
ソフトウェア・コンポーネント
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchソフトウェアは、次のコンポーネントから構成されています。
CICS Runtime
CICS Runtimeは、CICSアプリケーションのランタイム環境です。次のサブ・コンポーネントを含みます。
プリプロセッサ
Oracle TuxedoベースのCICS Runtimeサーバー
ツールとユーティリティ
Batch Runtime
Batch Runtimeは、Batch JCLのランタイム環境です。次のサブ・コンポーネントを含みます。
バッチ実行エンジン
Tuxedo Job Enqueueing Service
インストールに関する注意
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 11g リリース1(11.1.1.2)のインストールは、Oracle Tuxedoのインストールを必要としませんが、Oracle Tuxedoはランタイムの前提条件です。
詳細情報は、 『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchインストレーション・ガイド』 を参照してください。
プラットフォーム・サポート
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batch 11g リリース1(11.1.1.2)のサポート対象プラットフォームのリストは、『Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchインストレーション・ガイド』 の 「サポート対象のプラットフォーム」 にあります。
アップグレードに関する考慮事項
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchを旧リリースから新リリースにアップグレードする場合、CICS COBOLプログラムに対してCICSプリプロセッサを戻してからCOBOLプログラムを再コンパイルする必要があります。
注意:
Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchの11.1.1.2.2リリースでは、 ARTADMサーバーはCICS Runtimeのために必須 です。
制限事項と既知の問題
次以降の項では、Oracle Tuxedo Application Runtime for CICS and Batchの制限事項と既知の問題について説明します。
制限
Batch Runtimeでは、IDCAMS LISTCATはサポートされません
Batch Runtimeでは、SYNCSORTはサポートされません
Batch Runtimeでは、MEMBERを伴うIEBGENER GENERATEは、サポートされません
Batch Runtimeでは、SORT操作でのシステム日付(たとえばDATE1)の比較はサポートされません
CICS Runtimeでは、VSAM ESDSファイルはサポートされません
CICS Runtimeでは、VSAM KSDSからISAMへの変換は読取り専用モードのサポートに限定されます
CICS Runtimeでは、ファイル関連の引数GENERIC、KEYLENGTH、UPDATE、NUMRECは、サポートされないか、部分的にサポートされません。
CICS Runtimeでは、BMSファイル名を、CICS SEND MAP
およびRECEIVE MAP
コマンドのMAPSET
名として使用できません
既知の問題
表2 に、既知の制限をリストします。
表2 既知の制限事項
CICS Runtime READPREVコマンド
VSAM
ファイルが
ISAM
ファイルに変換されている場合、CICS Runtime
READPREV
コマンドは良好に動作しません。
関連項目