インストレーション・ガイド

     前  次    新規ウィンドウで目次を開く  新規ウィンドウで索引を開く  PDFとして表示 - 新規ウィンドウ  Adobe Readerを取得 - 新規ウィンドウ
コンテンツはここから始まります

サイレント・モードでのOracle SALTのインストール

次の項では、WindowsおよびUNIXシステム上で、サイレント・モードを使用してOracle SALTをインストールする方法について説明します。

 


サイレント・モードのインストールの準備

Oracle SALTをインストールする前に、次の作業を完了してください。

 


サイレント・モードのインストールのテンプレート・ファイルの作成

サイレント・インストール・プロセスで使用するテンプレート・ファイルを作成するには、表4-1に示すキーワードを使用する必要があります。

表4-1 テンプレート・ファイルのキーワード
キーワード. .
入力する値. .
INSTALLER_UI=
(UNIXとWindows)
インストール・モード。 デフォルト値はsilentです。この値を変更しないこと。
ORACLEHOME=
(UNIXとWindows)
Oracleホーム・ディレクトリの完全パス名。
OVERWRITE=yes|no
(UNIXとWindows)
Oracle SALTの既存のバージョンを上書きしてサイレント・モードのインストールを実行する場合は、テンプレートにこの行を追加する必要があります。
このキーワードは大文字と小文字を区別します。値は小文字で入力する必要があります。 「yes」以外の値を入力した場合は、既存のOracle SALTのバージョンは上書きされず、インストールは取り消されます。
CHOSEN_INSTALL_SET=ClientServer|ClientServerSamples|Client
(UNIXとWindows)
「インストール・セットの選択」画面。 デフォルト値はClientServer。

UNIXテンプレートのサンプル

INSTALLER_UI=silent
ORACLEHOME=/home/user/oracle
USER_INSTALL_DIR=/home/user/oracle/Tuxedo11gR1
OVERWRITE={yes|no}
CHOSEN_INSTALL_SET={ClientServer|ClientServerSamples|Client}

Windowsテンプレートのサンプル

INSTALLER_UI=silent
ORACLEHOME=C:/oracle
USER_INSTALL_DIR=C:/home/user/oracle/Tuxedo11gR1
OVERWRITE={yes|no}
CHOSEN_INSTALL_SET={ClientServer|ClientServerSamples|Client}

 


UNIXでのOracle SALTのインストール

UNIXシステムでサイレント・インストールを実行するには、次の手順に従います。

 


WindowsでのOracle SALTのインストール

Windowsシステムでサイレント・インストールを実行するには、次の手順に従います。

サイレント・モードでのインストールの所要時間は、対話モードでファイルをコピーするのにかかる時間とほぼ同じです。サイレント・インストールの場合は、すぐにレスポンスが返され、インストールがバックグラウンドで実行されて数分で完了します。

 


サイレント・モードのインストールの確認

サイレント・モードを正常にインストールされたことを確認するには、TUXDIRディレクトリを参照して、すべてのSALTバイナリが表示されていることを確認します。

サイレント・モードのインストールが失敗した場合、次のログ・ファイルを確認してください。

Windowsの場合:

%USERPROFILE%\Salt_silent_install.log

UNIXの場合:

$HOME/Salt_silent_install.log

 


関連項目

「Oracle SALTのインストール後の作業」


  先頭に戻る       前  次