CICSユーザー・ガイド

     前  次    新規ウィンドウで目次を開く  新規ウィンドウで索引を開く  PDFとして表示 - 新規ウィンドウ  Adobe Readerを取得 - 新規ウィンドウ
コンテンツはここから始まります

Oracle TMA TCP for CICSの構成および管理

構成ファイルの設定はOracle Tuxedo管理者の責任ですが、Oracle Tuxedoアプリケーション開発者とCICSプログラマとの密接な連携が欠かせません。

次の項ではOracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (CICS)(以後TMA TCP for CICSと呼ぶ)のメンテナンス・システムについて説明します。Oracle TMA TCP for CICSのメンテナンス・システムは、TMA TCP for CICSゲートウェイの構成、維持および管理に使用するオンラインのCICSアプリケーションです。次のトピックで、このメンテナンス・システムについて説明します。

管理システムを起動するには、インストール手順でCICSに定義した内容に従ってトランザクション・コードを入力します。インストール時に名前を変更していなかった場合、トランザクションの名前はBEAMです。

 


メニュー・ナビゲーション

次に示すように、接続、リクエスタ、発信サービス、ユーザー接続アカウント、着信サービスおよびハンドラ構成を維持管理するためにアクセスできるメニューのグループが6つ用意されています。次の表に、各グループのメニューの使用方法を示します。

表4-1 メニュー・グループ
メニューのタイプ
用途
接続
構成済の接続とアクティブな接続の監視および制御
リクエスタ
リモート・エンドポイントの構成および維持管理
発信サービス情報
各リモート・サービスの構成、各サービスに使用するリクエスタの指定
ユーザー接続アカウント
ユーザー・アカウントの作成および維持管理
着信サービス情報
リモートからアクセスされるローカルのサービスの構成
ハンドラ構成
ローカル・エンドポイントの構成および維持管理

次の項から、これらの各トピックの詳細について説明します。

 


メイン・メニュー

メイン・メニュー(BEAM)から、すべてのメンテナンス画面にアクセスできます。

 BEAPMNU                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM M1

SELECTION SCREEN


TABLE OPERATION
---------------- -----------

C - CONNECTION 1 - INSERT
R - REQUESTER 2 - UPDATE
S - OUTBOUND SERVICE INFORMATION 3 - INQUIRE
U - USER CONNECTION ACCOUNT 4 - DELETE
I - INBOUND SERVICE INFORMATION 5 - BROWSE
H - HANDLER CONFIGURATION



SELECTION: __ (e.g. R3)



ENTER: PROCESS, PF3: EXIT

使用方法

メイン・メニューを使用してメンテナンス・システムの設定画面にアクセスします。メイン・メニューからサブメニューに移動するには、該当する2文字のコードを入力します。コードの最初の文字は、操作の区分を表します。その次の文字は、その区分で実行する操作を表します。

次の表に操作の区分を表すコードを示します。

表4-2 メイン・メニュー(BEAM)からサブメニューに移動するときのコード
コード
操作の区分
C
接続
R
リクエスタ
S
発信サービス情報
U
ユーザー接続アカウント
I
着信サービス情報
H
ハンドラ構成

次の表に実行可能な操作のコードを示します。

表4-3 メイン・メニュー(BEAM)の操作コード
コード
実行可能な操作
1
[Insert]
3
更新
4
照会
4
[Delete]
5
参照

常に3つの区分ですべての操作が実行可能であるとは限らないため、次の表に有効な組合せを示します。

メンテナンス・システム画面を使用して、接続の表示や変更が可能ですが、接続の挿入(作成)も削除も行うことはできません。接続の作成と削除は、通常の運用中にTMA TCP for CICSによって実行されます。

メンテナンス・システムによって、入力した2文字の選択コードがチェックされ、そのコードが正しければ該当する画面が表示されます。入力したコードが正しくなければ、エラー・メッセージが表示されます。

 


接続の画面

接続インスタンスの維持管理に使用可能な3つの画面には、それぞれ更新、照会および「参照」のラベルが付いています。それぞれの画面を使用して、特定の接続の照会、全接続のリストの参照、または接続の有効化と無効化の切り替えを実行できます。

接続インスタンスとは、リモート・エンドポイントとリクエスタまたはハンドラとの間に確立されるTCP/IP接続です。TMA TCP for CICSの役割上、リモート・エンドポイントは、リモートのOracle Tuxedoドメインで実行されているTMA TCP Gatewayゲートウェイになります。

PFキー

各種の接続画面で次のファンクション・キーを使用できます。

表4-4 ファンクション・キー
ファンクション・キー
用語の定義
Enter
入力した選択コードの処理
PF3
メイン・メニューへの移動
PF5
接続の参照画面への移動
PF7
前のページのレコードを表示
PF8
次のページのレコードを表示

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]または[PF5]を押すと、現在の操作プロセスは中断され、新しい画面が表示されます。

接続の更新画面(C2)

接続ファイルのレコードを更新するには、接続の更新画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「論理マシン名」と「タイプ」のフィールドの保護は解除されています。有効な論理マシン名(ゲートウェイID)とタイプを入力し、[Enter]を押します。指定したレコードのデータが画面に再表示され、「ステータス」フィールドの保護が解除されます。レコードが更新可能な状態になりましたというメッセージが表示されます。この時点で、レコードを変更できます。

BEAPCON                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM C2

UPDATE CONNECTION


LOGICAL MACHINE NAME: ________________

TYPE: _

STATUS:

MAX MSG SIZE:

REQUESTER TASK NUMBER:
NUMBER REQUESTS:
NUMBER SUCCESS REQS:
NUMBER RECONNECTS:
NUMBER OPEN SOCKETS:
NUMBER SESSIONS ACTIVE:


ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
論理マシン名
このフィールドの名前はゲートウェイIDです。最大16文字までの一意の名前を指定します。たとえば、(bankmach1)のような名前を指定します。
リクエスタの場合、このフィールドの名前は、リクエスタがリクエストするサービスに関連付けられたLMIDになります。
ハンドラの場合、このフィールドの名前は、BEAHの後にタスク番号が続く形になります。ハンドラのタスク番号はBEALOGに指定されます。
TYPE
接続のタイプ。受信時接続の場合はIを指定し、送信時接続の場合はOを指定します。
ステータス
接続のステータス。接続を有効にする場合はEを指定します。通常の停止を行って、切断するまでの間に起動済のタスクが終了するまで待機する場合は、Dを指定します。すぐに停止して、起動済のタスクをすべて中断してから切断する場合は、Aを指定します。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(31000)と入力します。
リクエスタのタスク番号
論理マシン名に現在、関連付けられているリクエスタのタスク番号。アクティブなリクエスタがない場合は、一番最後にLMIDに関連付けられていたリクエスタのタスク番号になります。
ハンドラの場合、このフィールドは空白です。タスク番号はLMIDの一部になります。
リクエスト数
この接続の間に実行されたサービス・リクエストの数。
成功したリクエストの数
正常に実行された通信の数。
再接続の数
正常に実行された接続の数。
開いているソケットの数
リクエスタによって現在開かれているソケットの数。
アクティブなセッションの数
この接続で確立されているアクティブなセッションの数。

接続の照会画面(C3)

接続ファイルのレコードを照会するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「論理マシン名」と「タイプ」のフィールドの保護が解除されています。有効な論理マシン名(ゲートウェイID)とタイプを入力し、[Enter]を押します。指定したレコードのデータが画面に再表示され、「論理マシン名」と「タイプ」のフィールドの保護が解除されます。

 BEAPCON                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM C3

INQUIRE CONNECTION


LOGICAL MACHINE NAME: ________________

TYPE: _

STATUS:

MAX MSG SIZE:

REQUESTER TASK NUMBER:
NUMBER REQUESTS:
NUMBER SUCCESS REQS:
NUMBER RECONNECTS:
NUMBER OPEN SOCKETS:
NUMBER SESSIONS ACTIVE:


ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
論理マシン名
この名前はゲートウェイIDです。最大16文字までの一意の名前を指定します。たとえば、(bankmach1)のような名前を指定します。
リクエスタの場合、この名前は、リクエスタがリクエストするサービスに関連付けられたLMIDになります。
ハンドラの場合、この名前は、BEAHの後にタスク番号が続く形になります。ハンドラのタスク番号はBEALOGに指定されます。
TYPE
接続のタイプ。Iは受信時接続を表し、Oは送信時接続を表します。
ステータス
接続のステータス。Eは、接続が有効になっていることを表します。Dは、接続に通常の停止が指定されていることを表し、通常の停止が指定されると、起動済のタスクが完了するまで切断されません。Aは、接続をすぐに停止して、起動済のタスクをすべて中断し切断することを表します。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(31000)と入力します。
リクエスタのタスク番号
論理マシン名に現在、関連付けられているリクエスタのタスク番号。アクティブなリクエスタがない場合は、一番最後にLMIDに関連付けられていたリクエスタのタスク番号になります。
ハンドラの場合、このフィールドは空白です。タスク番号はLMIDの一部になります。
リクエスト数
この接続の間に実行されたサービス・リクエストの数。
成功したリクエストの数
正常に実行された通信の数。
再接続の数
正常に実行された接続の数。
開いているソケットの数
リクエスタによって現在開かれているソケットの数。
アクティブなセッションの数
この接続で確立されているアクティブなセッションの数。

接続の参照画面(C5)

接続ファイルのレコードを参照、処理対象にするレコードを個別に選択するには、この画面を使用します。メイン・メニューからこの画面にアクセスした場合は、ファイルの最初のレコードが画面の先頭に表示されます。接続の更新画面または照会画面からこの画面にアクセスした場合、リストの先頭は、前の画面から引き継いだキーになります。

処理対象のレコードを選択するには、有効な選択コードを選択コード・フィールドに入力します。たとえば、レコードを照会するには3を入力します。複数の選択コードを入力した場合は、最初のコードが使用され、それ以外のコードは無視されます。選択コードの検証と処理が終了すると、その処理に応じた画面が表示され、レコード・キーが「論理マシン名」フィールドに表示されます。

 BEAPCON                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM C5

BROWSE CONNECTION


SEL LOGICAL MACHINE STA MAXMSG NUMBER NUMBER NUMBER SOCK SESS ACT
CDE NAME TUS SIZE REQS SUCREQ RECONS ETS IONS IVE TYPE
--- ---------------- --- ------ ------ ------ ------ ---- ---- --- ----

_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _
_ ________________ _ _____ _____ _____ _____ __ __ _ _

* SELCDE = (2: UPD, 3: INQ)
ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF7: PREV, PF8: NEXT
BEG/END OF FILE

 


リクエスタの画面

リクエスタの役割は、リモートのOracle Tuxedoドメインに送信するためのリクエスト情報を収集することです。リクエスタは、ネットワーク接続の確立、Oracle Tuxedoへのデータの送信、およびOracle Tuxedoからのデータの受信を行います。それぞれのリクエスタは、リモート・エンドポイント(またはTCP/IPアドレスとポートの組合せ)を1つずつ受け持ちます。同じエンドポイントに対して複数のリクエスタを構成できますが、各リクエスタが受け持つエンドポイントの数は1つに限定されます。

次から説明するメンテナンス画面では、リクエスタのインスタンスごとに個別の論理マシン識別子(LMID)を設定します。意味がわかりやすい一意のLMIDをリクエスタに設定することもできます。サービス名ごとにLMIDが1つずつ関連付けられます。この方法により、リクエスタは特定のサービスを処理するリモート・マシンを識別できます。

PFキー

次の表に、各種のリクエスタ画面で使用できるファンクション・キーを示します。

ファンクション・キー
呼出し
Enter
入力した選択コードの処理
PF3
メイン・メニューへの移動
PF5
リクエスタの参照画面への移動
PF7
前のページのレコードを表示
PF8
次のページのレコードを表示

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]または[PF5]を押すと、操作プロセスは中断され、該当する画面が表示されます。

リクエスタの挿入画面(R1)

リクエスタ・ファイルに新しいレコードを挿入して新しいリクエスタを構成するには、この画面を使用します。

画面を表示した最初の時点では、すべてのフィールドの保護が解除されています。必須データを入力し、[Enter]を押します。データの検証と処理が終了すると、画面が再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

 BEAPREQ                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM R1

INSERT REQUESTER

LMID: ________________ MULTIPLEX_CNT: __
DNS: ________________________________________________________________
HOST ADDRESS: _______________
PORT NUMBER: _____
MIN TIME (MILLISEC): _____
SECURITY(Y/N): _ MAX TIME (MILLISEC): _____
ACCOUNT ID: ________ DELTA TIME (MILLISEC): _____
PASSWORD: IDLE TIME (SECONDS): _____
REQ IDLE TIME (SECONDS): _____
MAX QUEUE SIZE: _____ LATENCY TIME (SECONDS): __
MAX MSG SIZE: _____ MAX CONNS: __
RETRY LIMIT: _____

LMID TYPE: _ QUEUE NAME 1: ________
START TRAN-ID: ____ QUEUE NAME 2: ________
     CICS DATA: ___ AUTO ENABLE LMID(E/D): _

ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
LMID
この名前は論理マシン名またはゲートウェイIDです。(bankmach1)のように、16文字の一意の名前を指定します。
DNS
ドメイン・ネーム・サービスが認識するホスト名。
ホスト・アドレス
ドットで区切ったTCP/IPアドレス。たとえば、(199.99.99.99)と入力します。
ポート番号
TCPポート。使用可能なポートについては、TCP/IPの管理者に確認してください。たとえば、(1234)と入力します。
セキュリティ
接続レベルのセキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

注意: セキュリティに関する詳細情報は、「TMA TCPのセキュリティの構成」の項を参照してください。

アカウントID
8桁のID。このIDはOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN2)と入力します。
最大キュー・サイズ
処理対象のリクエストを収容するローカル・キューのサイズを示します。標準の設定は200です。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(4096)と入力します。
再試行の最大回数
接続が失敗した場合、この数値に基づいて、システムが接続の確立を何回試行したら、接続を中止するのかが決まります。たとえば、(5)と入力します。
LMIDタイプ
リモート・システムで実行されているゲートウェイのタイプ(CはCICS、IはIMS,、TはTuxedo)
開始トランザクションID
リモート・システムのタイプがCICSの場合に開始されるトランザクションのID。
CICSデータ
TMA TCP for CICSゲートウェイと連携するIBM TCP/IPリスナーに渡す文字列。デフォルトは" "です。
リクエスト同時処理数
接続ごとの同時リクエストの数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
接続のアイドル状態がどのくらい継続したら、接続を閉じるかの制限時間(秒)。アイドル時間リクエスタのアイドル時間よりも短くなければなりません。標準的な設定は30秒です。
リクエスタのアイドル時間
リクエスタのアイドル状態がどのくらい継続したら、リクエスタを強制終了するのかの制限時間(秒)。標準的な設定は120秒です。
待機時間
システムの実際の待機時間を求めるために加算されるネットワーク時間とシステム処理時間(秒)。
最大接続数
リクエスタが開くことが可能な接続の最大数。IBM TCP/IPの場合、上限は50です。
キュー名1
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
キュー名2
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
LMIDの自動有効化(EまたはD)
このフィールドはLMIDの自動有効化に使用されます。Eを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDが自動的に有効になります。Dを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDの自動有効化が無効になります。

リクエスタの更新画面(R2)

リクエスタ・ファイルのレコードを更新するには、この画面を使用します。フィールドは、リクエスタの挿入画面のものと同じですが、この画面では値を変更できます。

画面を表示した最初の時点では、「LMID」フィールドの保護は解除されています。論理マシン名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示されます。ホスト・アドレスポート番号アカウントID、「パスワード」、メッセージ最大サイズおよび接続再試行の制限のフィールドの保護が解除されます。レコードが更新可能な状態になりましたというメッセージが表示されます。

入力した変更内容の検証と処理が終了すると、画面が再表示され、「LMID」フィールドの保護が解除されます。

 BEAPREQ                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM R2

UPDATE REQUESTER

LMID: ________________ MULTIPLEX_CNT: __
DNS: ________________________________________________________________
HOST ADDRESS: _______________
PORT NUMBER: _____
MIN TIME (MILLISEC): _____
SECURITY(Y/N): _ MAX TIME (MILLISEC): _____
ACCOUNT ID: ________ DELTA TIME (MILLISEC): _____
PASSWORD: IDLE TIME (SECONDS): _____
REQ IDLE TIME (SECONDS): _____
MAX QUEUE SIZE: _____ LATENCY TIME (SECONDS): __
MAX MSG SIZE: _____ MAX CONNS: __
RETRY LIMIT: _____

LMID TYPE: _ QUEUE NAME 1: ________
START TRAN-ID: ____ QUEUE NAME 2: ________
     CICS DATA: ___ AUTO ENABLE LMID(E/D): _

ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
LMID
この名前は論理マシン名またはゲートウェイIDです。(bankmach1)のように、16文字の一意の名前を指定します。
DNS
ドメイン・ネーム・サービスが認識するホスト名。
ホスト・アドレス
ドットで区切ったTCP/IPアドレス。たとえば、(199.99.99.99)と入力します。
ポート番号
TCPポート。使用可能なポートについては、TCP/IPの管理者に確認してください。たとえば、(1234)と入力します。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

注意: セキュリティに関する詳細情報は、「TMA TCPのセキュリティの構成」を参照してください。

アカウントID
接続セキュリティのための8桁のID。このIDはOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
接続のセキュリティを確保するための8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。
最大キュー・サイズ
処理対象のリクエストを収容するローカル・キューのサイズを示します。標準の設定は200です。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(4096)と入力します。
再試行の最大回数
接続が失敗した場合、この数値に基づいて、システムが接続の確立を何回試行したら、接続を中止するのかが決まります。たとえば、(5)と入力します。
LMIDタイプ
リモート・システムで実行されているゲートウェイのタイプ(CはCICS、IはIMS,、TはTuxedo)
開始トランザクションID
リモート・システムのタイプがCICSの場合に開始されるトランザクションのID。
CICSデータ
TMA TCP for CICSゲートウェイと連携するIBM TCP/IPリスナーに渡す文字列。デフォルトは" "です。
リクエスト同時処理数
接続ごとの同時リクエストの数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
接続のアイドル状態がどのくらい継続したら、接続を閉じるかの制限時間(秒)。アイドル時間リクエスタのアイドル時間よりも短くなければなりません。標準的な設定は30秒です。
リクエスタのアイドル時間
リクエスタのアイドル状態がどのくらい継続したら、リクエスタを強制終了するのかの制限時間(秒)。標準的な設定は120秒です。
待機時間
システムの実際の待機時間を求めるために加算されるネットワーク時間とシステム処理時間(秒)。
最大接続数
リクエスタが開くことが可能な接続の最大数。IBM TCP/IPの場合、上限は50です。
キュー名1
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
キュー名2
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
LMIDの自動有効化(EまたはD)
Eを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDが自動的に有効になります。Dを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDの自動有効化が無効になります。

リクエスタの照会画面(R3)

この画面は、リクエスタ・ファイルのレコードを照会するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「論理マシン名」フィールドの保護は解除されています。論理マシン名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、「論理マシン名」フィールドの保護が解除されます。

 BEAPREQ                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM R3

INQUIRE REQUESTER

LMID: ________________ MULTIPLEX_CNT: __
DNS: ________________________________________________________________
HOST ADDRESS: _______________
PORT NUMBER: _____
MIN TIME (MILLISEC): _____
SECURITY(Y/N): _ MAX TIME (MILLISEC): _____
ACCOUNT ID: ________ DELTA TIME (MILLISEC): _____
PASSWORD: IDLE TIME (SECONDS): _____
REQ IDLE TIME (SECONDS): _____
MAX QUEUE SIZE: _____ LATENCY TIME (SECONDS): __
MAX MSG SIZE: _____ MAX CONNS: __
RETRY LIMIT: _____

LMID TYPE: _ QUEUE NAME 1: ________
START TRAN-ID: ____ QUEUE NAME 2: ________
     CICS DATA: ___ AUTO ENABLE LMID(E/D): _

ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
LMID
この名前は論理マシン名またはゲートウェイIDです。(bankmach1)のように、16文字の一意の名前を指定します。
DNS
ドメイン・ネーム・サービスが認識するホスト名。
ホスト・アドレス
ドットで区切ったTCP/IPアドレス。たとえば、(199.99.99.99)と入力します。
ポート番号
TCP/IPポート。使用可能なポートについては、TCP/IPの管理者に確認してください。たとえば、(1234)と入力します。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

注意: セキュリティに関する詳細情報は、「TMA TCPのセキュリティの構成」の項を参照してください。

アカウントID
8桁のID。このIDはOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。
アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。
最大キュー・サイズ
処理対象のリクエストを収容するローカル・キューのサイズを示します。標準の設定は200です。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(4096)と入力します。
再試行の最大回数
接続が失敗した場合、この数値に基づいて、システムが接続の確立を何回試行したら、接続を中止するのかが決まります。たとえば、(5)と入力します。
LMIDタイプ
リモート・システムで実行されているゲートウェイのタイプ(CはCICS、IはIMS,、TはTuxedo)
開始トランザクションID
リモート・システムのタイプがCICSの場合に開始されるトランザクションのID。
CICSデータ
TMA TCP for CICSゲートウェイと連携するIBM TCP/IPリスナーに渡す文字列。デフォルトは" "です。
リクエスト同時処理数
接続ごとの同時リクエストの数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
接続のアイドル状態がどのくらい継続したら、接続を閉じるかの制限時間(秒)。アイドル時間リクエスタのアイドル時間よりも短くなければなりません。標準的な設定は30秒です。
リクエスタのアイドル時間
リクエスタのアイドル状態がどのくらい継続したら、リクエスタを強制終了するのかの制限時間(秒)。標準的な設定は120秒です。
待機時間
システムの実際の待機時間を求めるために加算されるネットワーク時間とシステム処理時間(秒)。
最大接続数
リクエスタが開くことが可能な接続の最大数。IBM TCP/IPの場合、上限は50です。
キュー名1
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
キュー名2
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
LMIDの自動有効化(EまたはD)
Eを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDが自動的に有効になります。Dを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDの自動有効化が無効になります。

リクエスタの削除画面(R4)

リクエスタ・ファイルからレコードを削除するには、この画面を使用します。

警告: リクエスタのレコードを削除すると、重大な問題が発生する可能性があります。この操作を行う前に、慎重に検討してください。このGWIDを参照するサービス・レコードがある場合、リクエストの送信先にするリモート・マシンがどこなのかOracle TMAが判断できなくなるため、そのサービスをクライアントが呼び出しても拒否されます。

画面を表示した最初の時点では、「論理マシン名」フィールドの保護は解除されています。論理マシン名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、「論理マシン名」フィールドの保護が解除されます。削除を確定するには、もう一度[Enter]を押しますというメッセージが表示されます。

 BEAPREQ                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM R4

DELETE REQUESTER

LMID: ________________ MULTIPLEX_CNT: __
DNS: ________________________________________________________________
HOST ADDRESS: _______________
PORT NUMBER: _____
MIN TIME (MILLISEC): _____
SECURITY(Y/N): _ MAX TIME (MILLISEC): _____
ACCOUNT ID: ________ DELTA TIME (MILLISEC): _____
PASSWORD: IDLE TIME (SECONDS): _____
REQ IDLE TIME (SECONDS): _____
MAX QUEUE SIZE: _____ LATENCY TIME (SECONDS): __
MAX MSG SIZE: _____ MAX CONNS: __
RETRY LIMIT: _____

LMID TYPE: _ QUEUE NAME 1: ________
START TRAN-ID: ____ QUEUE NAME 2: ________
     CICS DATA: ___ AUTO ENABLE LMID(E/D): _

ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
LMID
この名前は論理マシン名またはゲートウェイIDです。(bankmach1)のように、16文字の一意の名前を指定します。
DNS
ドメイン・ネーム・サービスが認識するホスト名。
ホスト・アドレス
ドットで区切ったTCP/IPアドレス。たとえば、(199.99.99.99)と入力します。
ポート番号
TCP/IPポート。使用可能なポートについては、TCP/IPの管理者に確認してください。たとえば、(1234)と入力します。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

注意: セキュリティに関する詳細情報は、「TMA TCPのセキュリティの構成」の項を参照してください。

アカウントID
8桁のID。この名前はOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。
最大キュー・サイズ
処理対象のリクエストを収容するローカル・キューのサイズを示します。標準の設定は200です。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。たとえば、(4096)と入力します。
再試行の最大回数
接続が失敗した場合、この数値に基づいて、システムが接続の確立を何回試行したら、接続を中止するのかが決まります。たとえば、(5)と入力します。
LMIDタイプ
リモート・システムで実行されているゲートウェイのタイプ(CはCICS、IはIMS,、TはTuxedo)
開始トランザクションID
リモート・システムのタイプがCICSの場合に開始されるトランザクションのID。
CICSデータ
TMA TCP for CICSゲートウェイと連携するIBM TCP/IPリスナーに渡す文字列。デフォルトは" "です。
リクエスト同時処理数
接続ごとの同時リクエストの数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
接続のアイドル状態がどのくらい継続したら、接続を閉じるかの制限時間(秒)。アイドル時間リクエスタのアイドル時間よりも短くなければなりません。標準的な設定は30秒です。
リクエスタのアイドル時間
リクエスタのアイドル状態がどのくらい継続したら、リクエスタを強制終了するのかの制限時間(秒)。標準的な設定は120秒です。
待機時間
システムの実際の待機時間を求めるために加算されるネットワーク時間とシステム処理時間(秒)。
最大接続数
リクエスタが開くことが可能な接続の最大数。IBM TCP/IPの場合、上限は50です。
キュー名1
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
キュー名2
前処理リクエスタとリクエスタとの間の通信に使用するTS Qの一意の名前。
LMIDの自動有効化(EまたはD)
Eを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDが自動的に有効になります。Dを入力すると、TMA TCP for CICSゲートウェイに対する無効なリクエスタLMIDの自動有効化が無効になります。

リクエスタの参照画面(R5)

リクエスタ・ファイルのレコードのリストを参照するには、この画面を使用します。また、レコードの行の先頭列に有効な選択コードを入力して、処理対象のレコードを選択することもできます。

メイン・メニューからこの画面にアクセスした場合は、ファイルの最初のレコードが画面の先頭に表示されます。挿入、更新、照会または「削除」画面から、この画面にアクセスした場合は、前の画面から引き継いだキーに基づいて、表示されるレコードが判断されます。

レコードを選択するには、そのレコードの横にある選択コード・フィールドに有効な選択コードを入力します。たとえば、レコードを照会する場合は、3を入力します。複数の選択コードを入力した場合は、最初のコードが使用され、その他のコードは無視されます。

選択コード・フィールドの入力データの検証と処理が終了すると、その処理に対応する画面が表示され、レコード・キーが「論理マシン名」フィールドに表示されます。

  BEAPREQ                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM R5

BROWSE REQUESTER


SEL LOGICAL MACHINE HOST PORT MAXM CONN LMID START
CDE NAME ADDRESS NUM SIZE R-LIM TYPE TRNID
--- ---------------- --------------- ----- ----- ----- ---- -----

_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____
_ ________________ _______________ _____ _____ _____ _ ____

* SELCDE = (1: INS, 2: UPD, 3: INQ, 4: DEL)
ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF7: PREV, PF8: NEXT
RECORD NOT FOUND

 


発信サービス情報の画面

サービスとは、なんらかの要素で構成される処理に関連付けられる名前です。このような処理としては、銀行取引、航空便の予約、製品の一括注文などがあります。Oracle Tuxedoでは、このような処理に必要なクライアント・プログラムがサービス・リクエストを行います。サーバーと呼ばれるプロセスは、サービス・リクエストに記述されている処理をクライアントのかわりに実行し、その結果をクライアントに戻します。MVSでは、このプロセスは、ブラック・ボックスに対する呼出しと呼ばれることがあります。

TMA TCP for CICSを使用するCICSアプリケーションでは、サービス名はEXEC CICS LINKコマンドのデータ・エリアに渡され、結果はそのデータ・エリアに戻されます。サービスの画面では、サービス名やリモート・サービス名という用語で表現されています。サービス名(たとえばCIC01XXYYZZなど)は、CICS環境側でサービスとして認識されている名称を指し、リモート・サービス名(たとえばWITHDRAWLなど)は、Oracle Tuxedo側でサービスとして認識されている名称を指します。管理を単純にするために、両方の名前を同じにしてもかまいませんが、ネーミング・ルールに合わなければ、別々の名前を使用することもできます。

PFキー

次の表に、発信サービスの各種画面で使用できるファンクション・キーを示します。

表4-5 ファンクション・キー
ファンクション・キー
呼出し
Enter
入力した選択コードの処理
PF3
メイン・メニューへの移動
PF5
「参照」画面への移動
PF7
前のページのレコードを表示
PF8
次のページのレコードを表示

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]または[PF5]を押すと、操作プロセスは中断され、該当する画面が表示されます。

発信サービス情報の挿入画面(S1)

サービス名ファイルにレコードを挿入するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、すべてのフィールドの保護が解除されています。該当するフィールドに必要なデータを入力し、[Enter]を押します。データの検証と処理が終了すると、画面が再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

 BEAPSVC                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM S1

INSERT OUTBOUND SERVICE INFORMATION



SERVICE NAME: ________________

LOGICAL MACHINE NAME: ________________

REMOTE SERVICE NAME: ________________

SERVICE TIMEOUT(SEC): _____

SECURITY(Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
論理マシン名
この名前は、リクエスタの挿入画面に定義されているシンボル名です。このサービスが処理されるリモート・マシンを表します。
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されている名前。
サービス・タイムアウト
このサービス・リクエストがタイムアウトになるまでの秒数。
セキュリティ
リクエスト・レベルのセキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

発信サービス情報の更新画面(S2)

サービス名ファイルのレコードを更新するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「サービス名」フィールドの保護は解除されています。サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、「論理マシン名」、リモート・サービス名サービス・タイムアウト(秒)およぴ「セキュリティ」フィールドの保護が解除されます。レコードが更新可能な状態になりましたというメッセージが表示されます。

変更内容の検証と処理が終了すると、画面が再表示され、「サービス名」フィールドの保護が解除されます。

 BEAPSVC                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM S2

UPDATE OUTBOUND SERVICE INFORMATION



SERVICE NAME: ________________

LOGICAL MACHINE NAME: ________________

REMOTE SERVICE NAME: ________________

SERVICE TIMEOUT(SEC): _____

SECURITY(Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
論理マシン名
この名前は、発信サービス情報の更新画面に定義されているシンボル名です。このサービスが処理されるリモート・マシンを表します。
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されている名前。
サービス・タイムアウト
このサービス・リクエストがタイムアウトになるまでの秒数。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

発信サービス情報の照会画面(S3)

サービス名ファイルのレコードを照会するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「サービス名」フィールドの保護は解除されています。サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、「サービス名」フィールドの保護が解除されます。

 BEAPSVC                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM S3

INQUIRE OUTBOUND SERVICE INFORMATION



SERVICE NAME: ________________

LOGICAL MACHINE NAME: ________________

REMOTE SERVICE NAME: ________________

SERVICE TIMEOUT(SEC): _____

SECURITY(Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
論理マシン名
この名前は、発信サービス情報の照会画面に定義されているシンボル名です。このサービスが処理されるリモート・マシンを表します。
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されている名前。
サービス・タイムアウト
このサービス・リクエストがタイムアウトになるまでの秒数。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

発信サービス情報の削除画面(S4)

サービス名ファイルのレコードを削除するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、「サービス名」フィールドの保護は解除されています。サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

削除を確定するには、もう一度[Enter]を押しますというメッセージが表示されます。[Enter]を押すと、削除が確定になり、画面が再表示され、「サービス名」フィールドの保護が解除されます。

 BEAPSVC                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM S4

DELETE OUTBOUND SERVICE INFORMATION



SERVICE NAME: ________________

LOGICAL MACHINE NAME: ________________

REMOTE SERVICE NAME: ________________

SERVICE TIMEOUT(SEC): _____

SECURITY(Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
論理マシン名
この名前は、発信サービス情報の削除画面に定義されているシンボル名です。このサービスが処理されるリモート・マシンを表します。
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されている名前。
サービス・タイムアウト
このサービス・リクエストがタイムアウトになるまでの秒数。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

発信サービス情報の参照画面(S5)

サービス名ファイルのレコードを参照するには、この画面を使用します。メイン・メニューからこの画面にアクセスした場合は、ファイルの最初のレコードが画面の先頭に表示されます。挿入、更新、照会または「削除」画面からこの画面にアクセスした場合、リストの先頭は、前の画面から引き継いだレコード・キーになります。

処理対象のレコードを選択するには、有効な選択コードを入力します。たとえば、レコードを照会するには3を入力します。複数の選択コードを入力した場合は、最初のコードが使用され、それ以外のコードは無視されます。選択コードの検証と処理が終了すると、その処理に応じた画面が表示され、レコード・キーが「サービス名」フィールドに表示されます。

 BEAPSVC                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM S5

BROWSE SERVICE NAME


SEL SERVICE LOGICAL MACHINE REMOTE SERVICE SERVICE
CDE NAME NAME NAME TIMEOUT SEC
--- ---------------- ---------------- ---------------- ------- ---

_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _
_ ________________ ________________ ________________ _____ _

* SELCDE = (1 -INS, 2 -UPD, 3 -INQ, 4 -DEL)
ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF7: PREV, PF8: NEXT
RECORD NOT FOUND

 


ユーザー接続アカウントの画面

ハンドラは、リモートのOracle Tuxedoドメインからサービス・リクエストを受け取る役割を担います。ハンドラの構成でセキュリティが有効になっている場合には、ユーザー接続アカウント画面を使用して、ハンドラとの接続を許可されたアカウントを動的に操作できます。

PFキー

次の表に、ユーザー・アカウントの各種画面で使用できるファンクション・キーを示します。

表4-6 ファンクション・キー
ファンクション・キー
呼出し
Enter
入力した選択コードの処理
PF3
メイン・メニューへの移動
PF5
「参照」画面への移動
PF7
前のページのレコードを表示
PF8
次のページのレコードを表示

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]または[PF5]を押すと、操作プロセスは中断され、該当する画面が表示されます。

ユーザー接続アカウントの挿入画面(U1)

ユーザー・ファイルに新規レコードを挿入して新規接続アカウントを追加するには、この画面を使用します。

画面を表示した最初の時点では、すべてのフィールドの保護は解除されています。下の表に記載されている必須データを入力し、[Enter]を押します。データの検証と処理が終了すると、画面が再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

 BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                  BEAM U1

INSERT USER CONNECTION ACCOUNT




ACCOUNT: ________


PASSWORD: ________







ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
アカウント
8桁のID。この名前はOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。

ユーザー接続アカウントの更新画面(U2)

アカウント・ファイルのレコードを更新するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、アカウント・フィールドの保護は解除されています。アカウントIDを入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、「パスワード」フィールドの保護が解除されます。レコードが更新可能な状態になりましたというメッセージが表示されます。

変更内容の検証と処理が終了すると、画面が再表示され、アカウント・フィールドの保護が解除されます。

 BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                  BEAM U2

UPDATE USER CONNECTION ACCOUNT




ACCOUNT: ________


PASSWORD: ________







ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
アカウント
8桁のID。この名前はOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。

ユーザー接続アカウントの照会画面(U3)

アカウント・ファイルのレコードを照会するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、アカウント・フィールドの保護は解除されています。アカウントを入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、アカウント・フィールドの保護が解除されます。

 BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                  BEAM U3

INQUIRE USER CONNECTION ACCOUNT




ACCOUNT: ________


PASSWORD: ________







ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
アカウント
8桁のID。この名前はOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。

ユーザー接続アカウントの削除画面(U4)

アカウント・ファイルのレコードを削除するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、アカウント・フィールドの保護は解除されています。サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

削除を確定するには、もう一度[Enter]を押しますというメッセージが表示されます。[Enter]を押すと、削除が確定になり、画面が再表示され、アカウント・フィールドの保護が解除されます。

 BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                  BEAM U4

DELETE USER CONNECTION ACCOUNT




ACCOUNT: ________


PASSWORD: ________







ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
アカウント
8桁のID。この名前はOracle Tuxedo側の構成で使用されているIDと同じにする必要があるため、Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。「パスワード」フィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(CICS001A)と入力します。
パスワード
8桁のパスワード。このパスワードは、Oracle Tuxedo側の構成で使用されているパスワードと同じにする必要があります。Oracle Tuxedo管理者の協力が必要です。アカウントIDフィールドに入力した場合は、このフィールドの入力が必須です。たとえば、(LETMEIN1)と入力します。

ユーザー接続アカウントの参照画面(U5)

アカウント・ファイルのレコードを参照するには、この画面を使用します。メイン・メニューからこの画面にアクセスした場合は、ファイルの最初のレコードが画面の先頭に表示されます。挿入、更新、照会または「削除」画面からこの画面にアクセスした場合、リストの先頭は、前の画面から引き継いだレコード・キーになります。

処理対象のレコードを選択するには、有効な選択コードを入力します。たとえば、レコードを照会する場合は、3を入力します。複数の選択コードを入力した場合は、最初のコードが使用され、それ以外のコードは無視されます。

BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM U5

BROWSE USER CONNECTION ACCOUNTS


SEL
CDE ACCOUNT
----- ----------

_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________
_ ________


* SELCDE = (1: INS, 2: UPD, 3: INQ, 4: DEL)
ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF7: PREV, PF8: NEXT
BEG/END OF FILE

 


着信サービス情報の画面

サービスとは、なんらかの要素で構成される処理に関連付けられる名前です。このような処理としては、銀行取引、航空便の予約、製品の一括注文などがあります。Oracle Tuxedoでは、このような処理に必要なクライアント・プログラムがサービス・リクエストを行います。サーバーと呼ばれるプロセスは、サービス・リクエストに記述されている処理をクライアントのかわりに実行し、その結果をクライアントに戻します。MVSでは、これは、ブラック・ボックスに対する呼出しと呼ばれることがあります。

サービスの画面では、ローカル・サービス名リモート・サービス名という用語が使用されています。ローカル・サービス名(CIC01XXYYZZなど)は、CICS環境側でサービスとして認識されている名称を指し、リモート・サービス名(WITHDRAWLなど)はOracle Tuxedo側でサービスとして認識されている名称を指します。管理を単純にするために、両方の名前を同じにしてもかまいませんが、別々の名前にすることもできます。着信サービス・ファイルに加えられた変更内容は、ハンドラが再起動したときにのみ反映されます。

PFキー

次の表に、着信サービスの各種画面で使用できるファンクション・キーを示します。

表4-7 ファンクション・キー
ファンクション・キー
呼出し
Enter
入力したデータの処理
PF3
メイン・メニューへの移動
PF5
「参照」画面への移動
PF7
前のページのレコードを表示
PF8
次のページのレコードを表示

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]または[PF5]を押すと、操作プロセスは中断され、該当する画面が表示されます。

着信サービス情報の挿入画面(I1)

サービス名ファイルにレコードを挿入するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、すべてのフィールドの保護は解除されています。次のフィールドに必要なデータを入力し、[Enter]を押します。データの検証と処理が終了すると、画面が再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。

 BEAPISN                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM I1

INSERT INBOUND SERVICE INFORMATION



REMOTE SERVICE NAME: ________________

LOCAL SERVICE NAME: ________________

TRANSACTION NAME: ____

MAX MESSAGE SIZE: _____

SECURITY (Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されているサービス名。
ローカル・サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
トランザクション名
このサービス・リクエストを処理するために開始されるCICSトランザクションの名前。このトランザクションは通常、アプリケーション・ハンドラ・プログラム(デフォルトではBEAA)用のトランザクションです。
応答を返さないサービスのプログラミングの詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (CICS)のプログラミング」の項を参照してください。

注意: TPNOREPLYフラグを設定したtpacallを使用してリクエストを送信するサービスには、そのリクエストに関連付けられた一意のトランザクション名が必要です。アプリケーション・ハンドラ・プログラムやエラー・メッセージの結果用のトランザクション名は使用しないでください。

最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。このサイズは、実際のデータのサイズです。それ以外のメッセージ・サイズは、メッセージの内部的なヘッダーで管理されます。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yは、指定したサービスのセキュリティが有効になっていることを表し、Nは、指定したサービスのセキュリティが無効になっていることを表します。

着信サービス情報の更新画面(I2)

着信サービス名ファイルのレコードを更新するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、リモート・サービス名フィールドの保護は解除されています。リモート・サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、ローカル・サービス名トランザクション名最大メッセージ・サイズおよび「セキュリティ」フィールドの保護が解除されます。レコードが更新可能な状態になりましたというメッセージが表示されます。

変更内容の検証と処理が終了すると、画面が再表示され、リモート・サービス名フィールドの保護が解除されます。

 BEAPISN                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM I2

UPDATE INBOUND SERVICE INFORMATION



REMOTE SERVICE NAME: ________________

LOCAL SERVICE NAME: ________________

TRANSACTION NAME: ____

MAX MESSAGE SIZE: _____

SECURITY (Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されているサービス名。
ローカル・サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
トランザクション名
このサービス・リクエストを処理するために開始されるCICSトランザクションの名前。このトランザクションは通常、アプリケーション・ハンドラ・プログラム(デフォルトではBEAA)用のトランザクションです。
応答を返さないサービスのプログラミングの詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (CICS)のプログラミング」の項を参照してください。

注意: TPNOREPLYフラグを設定したtpacallを使用してリクエストを送信するサービスには、そのリクエストに関連付けられた一意のトランザクション名が必要です。アプリケーション・ハンドラ・プログラムやエラー・メッセージの結果用のトランザクション名は使用しないでください。

最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。これは、実際のデータのサイズです。それ以外のメッセージ・サイズは、メッセージの内部的なヘッダーで管理されます。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yは、指定したサービスのセキュリティが有効になっていることを表し、Nは、指定したサービスのセキュリティが無効になっていることを表します。

着信サービス情報の照会画面(I3)

着信サービス名ファイルのレコードを照会するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、リモート・サービス名フィールドの保護は解除されています。リモート・サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、リモート・サービス名フィールドの保護が解除されます。

 BEAPISN                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM I3

INQUIRE INBOUND SERVICE INFORMATION



REMOTE SERVICE NAME: ________________

LOCAL SERVICE NAME: ________________

TRANSACTION NAME: ____

MAX MESSAGE SIZE: _____

SECURITY (Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されているサービス名。
ローカル・サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
トランザクション名
このサービス・リクエストを処理するために開始されるCICSトランザクションの名前。このトランザクションは通常、アプリケーション・ハンドラ・プログラム(デフォルトではBEAA)用のトランザクションです。
応答を返さないサービスのプログラミングの詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (CICS)のプログラミング」の項を参照してください。

注意: TPNOREPLYフラグを設定したtpacallを使用してリクエストを送信するサービスには、そのリクエストに関連付けられた一意のトランザクション名が必要です。アプリケーション・ハンドラ・プログラムやエラー・メッセージの結果用のトランザクション名は使用しないでください。

最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。これは、実際のデータのサイズです。それ以外のメッセージ・サイズは、メッセージの内部的なヘッダーで管理されます。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

着信サービス情報の削除画面(I4)

着信サービス名ファイルのレコードを削除するには、この画面を使用します。画面を表示した最初の時点では、リモート・サービス名フィールドの保護は解除されています。リモート・サービス名を入力し、[Enter]を押します。リクエストしたレコードのデータが画面に再表示され、すべてのフィールドの保護が解除されます。削除を確定するには、もう一度[Enter]を押しますというメッセージが表示されます。[Enter]を押すと、削除が確定になり、画面が再表示され、リモート・サービス名フィールドの保護が解除されます。

 BEAPISN                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM I4

DELETE INBOUND SERVICE INFORMATION



REMOTE SERVICE NAME: ________________

LOCAL SERVICE NAME: ________________

TRANSACTION NAME: ____

MAX MESSAGE SIZE: _____

SECURITY (Y/N): _






ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF5: BROWSE

フィールド

フィールド名
説明
リモート・サービス名
リモートのOracle Tuxedoドメイン内で認識されているサービス名。
ローカル・サービス名
CICSプログラマに認識されているサービス名。
トランザクション名
このサービス・リクエストを処理するために開始されるCICSとトランザクションの名前。このサービス・リクエストは通常、アプリケーション・ハンドラ・プログラム用のトランザクションです。応答を返さないサービスのプログラミングの詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (CICS)のプログラミング」の項を参照してください。
警告: TPNOREPLYフラグを設定したtpacallを使用してリクエストを送信するサービスには、そのリクエストに関連付けられた一意のトランザクション名が必要です。アプリケーション・ハンドラ・プログラムやエラー・メッセージの結果用のトランザクション名は使用しないでください。
最大メッセージ・サイズ
この接続で送信可能なメッセージの最大サイズ。上限は32000です。これは、実際のデータのサイズです。それ以外のメッセージ・サイズは、メッセージの内部的なヘッダーで管理されます。
セキュリティ
セキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効であることを表し、Nはセキュリティが無効であることを表します。

着信サービスの参照画面(I5)

着信サービス名ファイルのレコードを参照するには、この画面を使用します。メイン・メニューからこの画面にアクセスした場合は、ファイルの最初のレコードが画面の先頭に表示されます。挿入、更新、照会または「削除」画面からこの画面にアクセスした場合、リストの先頭は、前の画面から引き継いだレコード・キーになります。

処理対象のレコードを選択するには、有効な選択コードを入力します。たとえば、レコードを照会するには3を入力します。複数の選択コードを入力した場合は、最初のコードが使用され、それ以外のコードは無視されます。選択コードの検証と処理が終了すると、その処理に応じた画面が表示され、レコード・キーがリモート・サービス名フィールドに表示されます。

 BEAPISN                    BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                    BEAM I5

BROWSE INBOUND SERVICE


SEL REMOTE SERVICE LOCAL SERVICE TRAN MAXM
CDE NAME NAME NAME SIZE SEC
--- ---------------- ---------------- ---- ----- ---

_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _
_ ________________ ________________ ____ _____ _

* SELCDE = (1 -INS, 2 -UPD, 3 -INQ, 4 -DEL)
ENTER: PROCESS, PF3: MENU, PF7: PREV, PF8: NEXT
RECORD NOT FOUND

 


ハンドラ構成の画面

ハンドラは、リモートのOracle Tuxedoドメインからサービス・リクエストを受け取る役割を担います。ハンドラ構成の画面を使用すると、ハンドラ・プログラムによって使用される構成をシステムで動的に操作できます。

注意: ハンドラ構成ファイルに加えた変更を適用するには、ハンドラを再起動する必要があります。

PFキー

次の表に、ユーザー・アカウントの各種画面で使用できるファンクション・キーを示します。

表4-8 ファンクション・キー
ファンクション・キー
呼出し
Enter
入力したデータの処理
PF3
メイン・メニューへの移動

注意: データを入力した後に、[Enter]を押さずに、[PF3]を押すと、操作プロセスは中断され、該当する画面が表示されます。

ハンドラ構成の更新画面(H2)

ユーザー・ファイルの構成レコードを更新するには、この画面を使用します。レコードがない場合は、1件のレコードがユーザー・ファイルに挿入されます。画面を表示した最初の時点では、すべてのフィールドの保護は解除されています。変更内容の検証と処理が終了すると、画面が再表示されます。

 BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM H2

UPDATE HANDLER CONFIGURATION



SECURITY: Y

MULTIPLEX COUNT: 99

MIN TIME (MILLISECS): 20

MAX TIME (MILLISECS): 30

DELTA TIME (MILLISECS): 5

IDLE TIME (SECONDS): 0




ENTER: PROCESS, PF3: MENU
UPDATE COMPLETED

フィールド

フィールド名
説明
セキュリティ
ゲートウェイのセキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効になっていることを表し、Nはセキュリティが無効になっていることを表します。このフィールドをNに設定した場合、接続を確立する前にアカウントおよび「パスワード」フィールドは検証されません。
リクエスト同時処理数
ハンドラごとの着信サービスの同時リクエスト数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
ハンドラのアイドル状態がどのくらい継続したら、ハンドラを強制終了するのかの制限時間(秒)。

ハンドラ構成の照会画面(H3)

ユーザー・ファイルの構成レコードを照会するには、この画面を使用します。リクエストしたレコードのデータが画面に表示されるときに、すべてのフィールドの保護は解除されています。

BEAPUSR                     BEA TMA 10.0 TCP FOR CICS                   BEAM H3

INQUIRE HANDLER CONFIGURATION



SECURITY: Y

MULTIPLEX COUNT: 99

MIN TIME (MILLISECS): 20

MAX TIME (MILLISECS): 30

DELTA TIME (MILLISECS): 5

IDLE TIME (SECONDS): 0




ENTER: PROCESS, PF3: MENU

フィールド

フィールド名
説明
セキュリティ
ゲートウェイのセキュリティのステータス。Yはセキュリティが有効になっていることを表し、Nはセキュリティが無効になっていることを表します。このフィールドをNに設定した場合、接続を確立する前にアカウントおよび「パスワード」フィールドは検証されません。
リクエスト同時処理数
ハンドラごとの着信サービスの同時リクエスト数。
最小時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も短い時間(ミリ秒)。
最大時間
ソケット読取りが処理対象データを待機した時間のうち、最も長い時間(ミリ秒)。
デルタ時間
最小時間から最大時間までの時間の増分(ミリ秒)。
アイドル時間
プログラムのアイドル状態がどのくらい継続したら、プログラムを強制終了するのかの制限時間(秒)。

 


TMA TCP for CICSの動的な構成

動的な構成とは、現在実行されているハンドラやリクエスタを停止せずに、新しい構成情報を反映させることを指します。新しい構成情報は、その情報の入力後に起動されたハンドラやリクエスタにも反映されます。TMA TCP for CICSゲートウェイの構成に対して、次の変更操作を動的に反映させることができます。

着信サービス情報やハンドラ構成のような、それ以外の構成作業は動的に反映させることはできません。これらのケースで構成情報を処理するには、該当するリクエスタやハンドラを停止する必要があります。

発信サービスの変更

発信サービスを動的に構成する手段としては、サービス名ファイルに新規レコードを挿入する方法、サービス名ファイルの既存レコードを変更する方法、およびサービス名ファイルのレコードを削除する方法があります。挿入する場合はS1、更新する場合はS2、削除する場合はS4というように、該当するメンテナンス画面を使用して、必要な作業を実施します。フィールドの定義の詳細は、「発信サービス情報の画面」の項を参照してください。

ユーザー接続アカウントの変更

ハンドラとの接続が可能なユーザー接続アカウントを動的に構成する手段としては、ユーザー・アカウント・ファイルに新規アカウントを挿入する方法、既存のユーザー・アカウントを変更する方法、ユーザー・アカウントを削除する方法があります。挿入する場合はU1、更新する場合はU2、削除する場合はU4というように、該当するメンテナンス画面を使用して必要な作業を実施します。フィールドの定義の詳細は、「ユーザー接続アカウントの画面」の項を参照してください。

注意: ユーザー接続アカウントを変更しても、現在接続されているハンドラには反映されませんが、変更後に接続されるハンドラには反映されます。

接続の変更

接続のステータスを動的に構成できます。接続の更新画面(C2)を使用すれば、特定のLMIDとの接続の有効化、無効化、中断を行うことができます。接続のステータスを動的に構成すると、該当するリクエスタにすぐに反映されます。フィールドの定義の詳細は、「接続の画面」の項を参照してください。

注意: 接続の更新画面のデータは一時的なものであるため、LMIDステータスを無効に設定している場合、CICSリージョンを停止した後に再起動すると、その設定内容は維持されません。ただし、リクエスタのファイルはそのまま維持されます。

リクエスタのLMIDの削除

リクエスタのインスタンスごとに、個別の論理マシン名(LMID)を設定します。意味がわかりやすい一意のLMIDをリクエスタに設定することもできます。サービス名ごとに1つ以上のLMIDが関連付けられます。この方法により、特定のサービスを処理するリモート・マシンがどれかをリクエスタが識別できます。リクエスタの更新画面(R2)を使用して、LMIDを動的に削除できます。このように動的に変更した内容がすぐに反映されるのは、前処理リクエスタのみです。

注意: 現在実行されているリクエスタは、リクエスタ・ファイルの情報を読み取らないため、動的な変更の影響を受けません。

 


ゲートウェイの管理

Oracle Tuxedoには、TMA TCP Gatewayを管理するためのtmadminコマンドとdmadminコマンドが用意されています。これらのコマンドの詳細は、Oracle Tuxedoのドキュメントを参照してください。


  先頭に戻る       前  次