A Oracle Business Intelligenceのインストール画面

次の各項で、Oracle Business Intelligenceのインストール時に使用できるオプションについて説明します。

第A.1項「インストール・タイプの選択」
第A.2項「インストール場所の指定(簡易)」
第A.3項「インストール場所の指定(ソフトウェアのみ)」
第A.4項「BIシステムの作成、スケールアウトまたは拡張」
第A.5項「インストール場所の指定(エンタープライズ)」
第A.6項「BIシステムのスケールアウトの詳細」
第A.7項「コンポーネントの構成」
第A.8項「管理者の詳細」
第A.9項「BIPLATFORMスキーマ」
第A.10項「MDSスキーマ」
第A.11項「ポートの構成」

インストーラ画面の詳細は、通常、インストール時に表示される順に説明されます。

A.1 インストール・タイプの選択

この画面を使用してインストール・タイプを選択します。

インストール・タイプ

インストーラを使用して、いくつかのインストール・シナリオから選択できます。次の表に、この画面での選択肢について説明します。

最適なインストール・タイプの詳細は、第1.4項「インストール・タイプ」を参照してください。

選択肢	結果
簡易インストール	デフォルトの選択肢。すべてのソフトウェア・コンポーネントが1台のコンピュータにダウンロードされ、デフォルト設定で構成されます。インストール完了後、Oracle Business Intelligenceが実行されます。このインストール・オプションは、一般的にシングル・ユーザーのデプロイメント(デモや開発の目的など)で使用します。スケールアウトおよびコンポーネントの追加はできません。また、「簡易インストール」タイプでインストールしたOracle Business Intelligenceのインスタンスではコンフィギュレーション・アシスタントを使用できません。
エンタープライズ・インストール	このインストール・タイプは、Oracle Business Intelligenceをある程度熟知していることを前提にしています。すべてのソフトウェア・コンポーネントが1台のコンピュータにダウンロードされます。デフォルトの構成設定を受け入れるか、またはユーザー固有の設定を使用できます。設定済のOracle WebLogicドメインがあり、これをOracle Business Intelligenceアプリケーションに拡張する場合にこのインストール・タイプを使用します。このインストール・オプションは、デプロイメントを別のコンピュータにスケールアウトする場合のように、複数のユーザーが存在する高度なデプロイメントで使用することが普通です。
ソフトウェアのみのインストール	このインストール・タイプは、ディレクトリを作成し、Oracle Business Intelligenceバイナリ・ファイルをそのディレクトリにコピーします。「ソフトウェアのみのインストール」は、すべてのファイルを構成しません。これは、Oracle Business Intelligenceのデプロイメントをネットワーク間にクローニングまたは拡張する場合、あるいはバイナリを共有ディスク・ドライブにデプロイする場合に便利です。

A.2 インストール場所の指定(簡易)

この画面を使用して、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアをインストールする場所を指定します。

注意:

これは、「簡易インストール」タイプを使用したOracle Business Intelligenceに固有の画面です。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
Oracleミドルウェア・ホーム	インストーラで作成する新しいOracle Middlewareホームのディレクトリへの絶対パスを指定します。ディレクトリの場所がわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索します。

Microsoft Windowsオペレーティング・システムをインストールしている場合:

ディレクトリ・パスが有効で、二重の円記号(\\)が含まれていないことを確認します。
Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしないでください。かわりに、NTFSファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールすることをお薦めします。Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしようとすると、「警告」ボックスが表示され、このインストールを継続するかまたは終了するかの回答を求めるプロンプトが表示されます。「Y」(はい)と回答すると、インストールが継続されます。「N」(いいえ)と回答するとインストーラは停止します。

MiddlewareホームとOracleホームの要件の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造と概念に関する項を参照してください。

A.3 インストール場所の指定(ソフトウェア)

この画面を使用して、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアをインストールする場所を指定します。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
Oracleミドルウェア・ホーム	既存のOracle Middlewareホームのホーム・ディレクトリへの絶対パスを指定します。ディレクトリの場所がわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索します。
Oracleホーム・ディレクトリ	Oracleホーム・ディレクトリは、製品のインストール先となる場所です。すべてのソフトウェア・バイナリがこのディレクトリに配置され、ランタイム・プロセスはこのディレクトリに書き込むことはできません。製品をインストールする、Oracle Middlewareホーム内のディレクトリを指定します。次の点に注意してください。新しいディレクトリを指定すると、Oracle Middlewareホーム内にそのディレクトリが作成されます。既存のディレクトリを指定すると(以前のインストールが不完全で再インストールする場合など)、エラー・メッセージが表示され、インストールを続行できなくなります。

フィールド

説明

Oracleミドルウェア・ホーム

既存のOracle Middlewareホームのホーム・ディレクトリへの絶対パスを指定します。

ディレクトリの場所がわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索します。

Oracleホーム・ディレクトリ

Oracleホーム・ディレクトリは、製品のインストール先となる場所です。すべてのソフトウェア・バイナリがこのディレクトリに配置され、ランタイム・プロセスはこのディレクトリに書き込むことはできません。

製品をインストールする、Oracle Middlewareホーム内のディレクトリを指定します。次の点に注意してください。

新しいディレクトリを指定すると、Oracle Middlewareホーム内にそのディレクトリが作成されます。
既存のディレクトリを指定すると(以前のインストールが不完全で再インストールする場合など)、エラー・メッセージが表示され、インストールを続行できなくなります。

Microsoft Windowsオペレーティング・システムをインストールしている場合:

ディレクトリ・パスが有効で、二重の円記号(\\)が含まれていないことを確認します。
Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしないでください。かわりに、NTFSファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールすることをお薦めします。Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしようとすると、「警告」ボックスが表示され、このインストールを継続するかまたは終了するかの回答を求めるプロンプトが表示されます。「Y」(はい)と回答すると、インストールが継続されます。「N」(いいえ)と回答するとインストーラは停止します。

A.4 BIシステムの作成、スケールアウトまたは拡張

この画面は次のようにも表示されます。

BIシステムの作成またはスケールアウト

この画面を使用して、新しいコンピュータでの既存システムのスケールアウトや既存のOracle WebLogic ServerドメインへのOracle Business Intelligenceの追加(「ドメインの拡張」と呼ばれる)などのために新しいOracle Business Intelligenceシステムの詳細を指定します。

注意:

これは、「エンタープライズ・インストール」タイプを使用したOracle Business Intelligenceに固有の画面です。
BIシステムの拡張オプションは、コンフィギュレーション・アシスタントを使用してOracle Business Intelligenceを構成するときにのみ表示されます。

次の表は、新規BIシステムの作成オプションを選択したときにこの画面に表示されるフィールドの説明です。

フィールド	説明
ユーザー名	システム管理者のユーザー名。
「ユーザー・パスワード」	システム管理者のパスワード。
ドメイン名	インストーラが作成し、新しいOracle Business Intelligenceシステムと関連付けるドメインの名前。既存のドメインの名前ではないことが必要です。

次の表は、BIシステムのスケールアウトオプションまたはBIシステムの拡張オプションを選択したときにこの画面に表示されるフィールドの説明です。

フィールド	説明
ホスト名	管理サーバー・ドメインが存在するコンピュータのホスト名。
ポート	管理サーバー・ドメインが通信に使用するポート番号。
ユーザー名	WebLogic管理サーバーにログインするためのユーザー名。
「ユーザー・パスワード」	WebLogic管理サーバーにログインするためのパスワード。

A.5 インストール場所の指定(エンタープライズ)

この画面を使用して、Oracle Fusion Middlewareソフトウェアをインストールする場所を指定します。

注意:

これは、「エンタープライズ・インストール」タイプを使用したOracle Business Intelligenceに固有の画面です。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
Oracleミドルウェア・ホーム	Oracle Middlewareホームのディレクトリの絶対パス。空のディレクトリまたは存在しないディレクトリを指定します。ディレクトリが存在しない場合は、インストーラによって自動的に作成されます。既存の空でないディレクトリを指定すると、エラー・メッセージが表示され、インストールを続行できなくなります。 Middlewareホームのディレクトリ・パスがわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索し、選択します。
Oracleホーム・ディレクトリ	製品のインストール先とする場所。すべてのソフトウェア・バイナリがこのディレクトリに配置され、ランタイム・プロセスはこのディレクトリに書き込むことはできません。このフィールドの値は読取り専用で、「Oracleミドルウェア・ホーム」フィールドで指定したホスト名に基づいて事前に入力されています。
Weblogicサーバー・ディレクトリ	WebLogic Serverのディレクトリ名。インストーラによって、Oracle Middlewareホーム内にこのディレクトリが自動的に作成されます。このディレクトリのデフォルト名は、"wlserver_"にバージョン番号を付加したものです。たとえば、`wlserver_10.3`です。このフィールドの値は読取り専用で、「Oracleミドルウェア・ホーム」フィールドで指定したホスト名に基づいて事前に入力されています。
ドメイン・ホームの場所	Oracle Business Intelligenceシステムに関連付けられているドメインのホーム・ディレクトリ。指定するディレクトリは、既存のディレクトリではないことが必要です。 Middlewareホームのディレクトリ・パスがわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索し、選択します。
Oracleインスタンスの場所	Oracleインスタンス・ディレクトリを作成する場所への絶対パス。このフィールドで指定した場所を使用してインストーラでOracleインスタンス・ディレクトリが作成されます。ファイルが存在する既存のディレクトリへのパスを入力しないでください。既存のディレクトリへのパスを入力する場合、そのディレクトリが空である必要があります。 Oracleインスタンス・ディレクトリのパスがわからない場合、「参照」をクリックして、システム上のディレクトリを検索し、選択します。コンポーネントの構成ファイルとランタイム・プロセスが、インストーラによってOracleインスタンス・ディレクトリにインストールされます。ランタイム・コンポーネントは、このディレクトリにのみ書き込みます。Oracleインスタンス・ディレクトリ用にシステムで任意の場所を特定できます。これは、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリ内に存在している必要はありません。
Oracleインスタンス名	Oracle Business Intelligenceインスタンスの名前。デフォルトでは、この場所は、「Oracleインスタンスの場所」フィールドの値に基づきます。必要に応じて、別の名前を指定できます。このディレクトリは、一般的にORACLE_INSTANCEと呼ばれます。インスタンス名は、インスタンスを一意に識別するためにOracle Fusion Middlewareで使用されるので重要です。同じコンピュータに複数のOracle Fusion Middlewareインスタンス(Oracle Business IntelligenceインスタンスやOracle WebLogic Serverインスタンスなど)をインストールする場合、これらのインスタンスには互いに異なる名前を付ける必要があります。 Oracleインスタンスのディレクトリとして入力する名前は、次の条件を満たす必要があります。英数字とアンダースコア(_)文字のみを含みます。先頭は英字です(a-zまたはA-Z)。 4から30字です。コンピュータのホスト名またはIPアドレスを含みません。

Microsoft Windowsオペレーティング・システムをインストールしている場合:

ディレクトリ・パスが有効で、二重の円記号(\\)が含まれていないことを確認します。
Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしないでください。かわりに、NTFSファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールすることをお薦めします。Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしようとすると、「警告」ボックスが表示され、このインストールを継続するかまたは終了するかの回答を求めるプロンプトが表示されます。「Y」(はい)と回答すると、インストールが継続されます。「N」(いいえ)と回答するとインストーラは停止します。

A.6 BIシステムのスケールアウトの詳細

この画面を使用して、既存のOracle Business Intelligenceシステムのスケールアウトに関する追加の詳細を指定します。

注意:

これは、Scale Out BI Systemオプションが有効な、「エンタープライズ・インストール」タイプに固有の画面です。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
ミドルウェア・ホーム	既存のMiddlewareホーム・ディレクトリへの絶対パス。指定するディレクトリは、Oracle WebLogic ServerまたはOracle Business Intelligenceのインストール時に作成済である必要があります。このフィールドの値は読取り専用で、BIシステムの作成、スケールアウトまたは拡張画面で指定したホスト名に基づいて事前に入力されています。これは、空または存在しないディレクトリである必要があります。
Oracleホーム	Oracleホーム・ディレクトリは、インストーラが製品をインストールする場所です。すべてのソフトウェア・バイナリがこのディレクトリ配置され、ランタイム・プロセスはこのディレクトリに書き込むことはできません。このフィールドの値は読取り専用で、新規BIシステムの作成、スケールアウトまたは拡張画面で指定したホスト名に基づいて事前に入力されています。これは、空または存在しないディレクトリである必要があります。これが新しいディレクトリの場合、Middlewareホームにそのディレクトリが作成されます。このディレクトリが存在する場合(以前のインストールが不完全で再インストールする場合など)、そのディレクトリはMiddlewareホーム内にある必要があります。
WebLogic Serverホーム	WebLogic Serverホーム・ディレクトリの場所。このフィールドの値は読取り専用で、BIシステムの作成、スケールアウトまたは拡張画面で指定したホスト名に基づいて事前に入力されています。これは、空または存在しないディレクトリである必要があります。これが存在しない場合、インストーラによって、Middlewareホーム内にこのディレクトリが自動的に作成されます。このディレクトリのデフォルト名は、"wlserver_"にバージョン番号を付加したものです。たとえば、`wlserver_10.3`です。
ドメイン・ホーム	Oracle Business Intelligenceシステムに関連付けられているドメインのホーム・ディレクトリ。
アプリケーションのホーム	Oracle Business Intelligenceアプリケーションのホーム・ディレクトリ。
インスタンス・ホーム	Oracleインスタンス・ディレクトリを作成する場所への絶対パス。このフィールドで指定した場所を使用してインストーラでOracleインスタンス・ディレクトリが作成されます。ファイルが存在する既存のディレクトリへのパスを入力しないでください。既存のディレクトリへのパスを入力する場合、そのディレクトリが空である必要があります。インストーラがコンポーネントの構成ファイルとランタイム・プロセスをOracleインスタンス・ディレクトリにインストールします。ランタイム・コンポーネントは、このディレクトリにのみ書き込みます。Oracleインスタンス・ディレクトリ用としてシステム上の任意の場所を特定できます。これは、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリ内に存在する必要はありません。
インスタンス名	Oracle Business Intelligenceインスタンスの名前。デフォルトでは、この場所は、「インスタンス・ホーム」フィールドの値に基づきます。必要に応じて、別の名前を指定できます。このディレクトリは、一般的にORACLE_INSTANCEと呼ばれます。インスタンス名は、インスタンスを一意に識別するためにOracle Fusion Middlewareで使用されるので重要です。同じコンピュータに複数のOracle Fusion Middlewareインスタンス(Oracle Business IntelligenceインスタンスやOracle WebLogic Serverインスタンスなど)をインストールする場合、これらのインスタンスには互いに異なる名前を付ける必要があります。 Oracleインスタンスのディレクトリとして入力する名前は、次の条件を満たす必要があります。英数字とアンダースコア(_)文字のみを含みます。先頭は英字です(a-zまたはA-Z)。 4から30字です。コンピュータのホスト名またはIPアドレスを含みません。

Microsoft Windowsオペレーティング・システムをインストールしている場合:

ディレクトリ・パスが有効で、二重の円記号(\\)が含まれていないことを確認します。
Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしないでください。かわりに、NTFSファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールすることをお薦めします。Oracle Business IntelligenceをFATファイル・システムを使用しているコンピュータにインストールしようとすると、「警告」ボックスが表示され、このインストールを継続するかまたは終了するかの回答を求めるプロンプトが表示されます。「Y」(はい)と回答すると、インストールが継続されます。「N」(いいえ)と回答するとインストーラは停止します。

A.7 コンポーネントの構成

この画面を使用して、リストされたアプリケーションを構成します。デフォルトでは、すべてを構成するように選択されています。インストール後に構成しないアプリケーションがあれば、ここでその選択を解除します。Oracle Business Intelligence Enterprise Editionを選択すると、Oracle Business Intelligence Publisherが自動的にインストールされます。

注意:

これは、新規BIシステムの作成オプションを指定したエンタープライズ・インストールで表示される画面です。

A.8 管理者の詳細

この画面を使用して、Oracle Business Intelligenceシステムの管理者アカウントの詳細を指定します。

注意:

この画面は、「簡易」インストール・タイプを選択した場合にのみ表示されます。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
ユーザー名	システム管理者のユーザー名。
パスワード	システム管理者のパスワード。

A.9 BIPLATFORMスキーマ

この画面を使用して、Oracle Business Intelligenceシステム用のデータベースの詳細を指定します。

注意:

これは、Create New BI Systemオプションが有効な、「簡易インストール」タイプおよび「エンタープライズ・インストール」タイプに固有の画面です。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
データベース・タイプ	使用するOracle Business Intelligenceシステムのデータベース・タイプ。サポートされるデータベース・タイプとして、Oracle Database、Microsoft SQL Server、IBM DB2などがあります。
接続文字列	Oracle Business Intelligenceスキーマへのアクセスに使用する接続文字列。
BIPLATFORMスキーマ・ユーザー名	Oracle Business Intelligenceスキーマのスキーマ名。スキーマ名は、RCUを使用してスキーマが作成されたときに付けられた接頭辞に`_BIPLATFORM`を付加したものです。たとえば、`DEV_BIPLATFORM`です。
BIPLATFORMスキーマ・パスワード	Oracle Business Intelligenceスキーマのパスワード。

A.10 MDSスキーマ

この画面を使用して、MDSスキーマをホストするデータベースの詳細を指定します。

注意:

これは、新規BIシステムの作成オプションを指定した簡易インストールおよびエンタープライズ・インストールで表示される画面です。

次の表で、この画面のフィールドについて説明します。

フィールド	説明
データベース・タイプ	使用しているMDSスキーマをホストするデータベース・タイプ。サポートされるデータベース・タイプとして、Oracle Database、Microsoft SQL Server、IBM DB2などがあります。
接続文字列	使用しているMDSスキーマへのアクセスに使用する接続文字列。
MDSスキーマ・ユーザー名	MDSスキーマのスキーマ名。
MDSスキーマ・パスワード	MDSスキーマのパスワード。

A.11 ポートの構成

この画面を使用して、Oracle Business Intelligenceシステムのポートを構成します。

注意:

これは、「エンタープライズ・インストール」タイプを使用したOracle Business Intelligenceに固有の画面です。

次の表で、この画面のオプションについて説明します。

フィールド	説明
自動でポートを構成	Oracle Business Intelligence 11g インストーラでポートを構成する場合、このオプションを選択します。
構成ファイルを使用してポートを指定	既存の構成ファイルを使用してポートを構成するには、このオプションを選択します。必要に応じて「参照」をクリックし、構成ファイルの場所にアクセスしてファイルを指定します。「ファイルの表示」または「ファイルの編集」をクリックすると、ファイルを表示または編集できます。