Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインテグレーターズ・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B63033-01 |
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論理的な要素は、通常、ビジネス・モデルやマッピング・レイヤーで公開されている要素です。つまり、管理ツールの中央ペインに表示される要素です。
この章は、次の項で構成されています。
論理列要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理列オブジェクトに対応しています。
論理列タグには次の属性があります。
表13-1 論理列タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isDerived |
trueに設定されている場合、論理列がユーザー定義の式をベースとしていることを示します(たとえば、他の論理列、定数値、または変数)。 |
IsWriteable |
trueに設定されている場合、この列のライトバックが有効であることを示します。この機能は通常、ADFビジネス・コンポーネントのデータ・ソースで使用されます。このオプションは管理ツールでは「書き込み可能」と呼ばれます。 |
論理列タグには次の子要素があります。
表13-2 論理列の子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Expr |
論理列を導出する式を保持しています。この要素は、 |
CustomSortOrder |
この論理列のソート順が他の論理列をベースとしている場合、この要素はその論理列を参照します。 ソート順のベースとなっている論理列は、 |
DescriptorID |
多言語列がルックアップ関数をベースとしている場合、翻訳されていないルックアップ・キー列を、翻訳された列の記述子ID列として指定することが一般的です。この要素は記述子ID列を参照します。 記述子ID論理列は、 |
Levels |
ディメンション列の場合、この列が割り当てられたレベルを示します。レベル・ベースのメジャーの場合、この列が明示的に固定されたレベルを示します。 レベルは、 |
構文
<LogicalColumn … isDerived="" isWriteable=""> <Description /> <Expr>...</Expr> <CustomSortOrder> <RefLogicalColumn …/> </CustomSortOrder> <DescriptorID> <RefLogicalColumn …/> </DescriptorID> <Levels> <RefLogicalLevel …/> </Levels> </LogicalColumn>
例
<LogicalColumn name="C1 Cust Name" parentName=""Sample Sales"."D1 Customer"" parentId="2035:22" parentUid="742" id="2006:24" uid="782" isWriteable="false"> <Description> <![CDATA[ Help : Customer Name stores the first name followed by the last name. ]]> </Description> <Levels> <RefLogicalLevel uid="1636" id="2025:552" qualifiedName="" Sample Sales"."H1 Customer"."Detail Customer"" /> </Levels> </LogicalColumn>
ビジネス・モデル要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのビジネス・モデル・オブジェクトに対応しています。
ビジネス・モデル・タグには次の属性があります。
表13-3 サブジェクト・エリア・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isClassicStar |
trueに設定されている場合、ビジネス・モデルがスター・スキーマに従っていることを示します。スター・スキーマでは、論理ディメンション表と論理ファクト表の間に1対多関係があります。 |
isAvailable |
trueに設定されている場合、対応するサブジェクト・エリアが問合せに利用可能であることを示します。 |
ビジネス・モデル・タグには次の子要素があります。
表13-4 サブジェクト・エリアの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Tables |
このビジネス・モデルに属する論理表を参照します。 各論理表は、 |
DisplayFolders |
このビジネス・モデルに属する表示フォルダを参照します。 各表示フォルダは、 |
構文
<BusinessModel … isClassicStar="" isAvailable=""> <Description /> <Tables> <RefLogicalTable …/> <RefLogicalTable …/> </Tables> </BusinessModel>
例
<BusinessModel name="Paint" id="2000:17" uid="18" isClassicStar="false" isAvailable="true"> <Description /> <Tables> <RefLogicalTable id="2035:21" qualifiedName=""Paint". "Sales Facts"" /> <RefLogicalTable id="2035:68" qualifiedName=""Paint". "Markets"" /> <RefLogicalTable id="2035:77" qualifiedName=""Paint". "Periods"" /> <RefLogicalTable id="2035:89" qualifiedName=""Paint". "Products"" /> </Tables> </BusinessModel>
論理複合結合要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理結合オブジェクトに対応しています。
論理複合結合タグには次の属性があります。
表13-5 論理複合結合タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
type |
結合のタイプです。有効な値は、「Inner」、「LeftOuter」、「RightOuter」、「FullOuter」および「FullOuterStitch」です。 |
論理複合結合タグには次の子要素があります。
表13-6 論理複合結合の子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Roles |
ロールは、論理表や論理レベルがどのように結合に寄与するのかを定義します。 各ロールは、
各 ロール子要素の詳細な階層を確認するには、論理複合結合要素のシンタックスを参照してください。 |
DrivingTable |
キーに対して駆動表が指定された場合、この要素はその論理表を参照します。 駆動表は、 |
構文
<LogicalComplexJoin … type="" <Description /> <Roles> <Role multiplicity="" isAggregate=""> <RefLogicalTable …/> <RefLogicalLevel …/> </Role> </Roles> <DrivingTable> <RefLogicalTable …/> </DrivingTable> </LogicalComplexJoin>
例
<LogicalComplexJoin name="Relationship_2004:19781201298630" id="2004:1990" uid="3667" type="Inner"> <Description /> <Roles> <Role multiplicity="ZERO TO MANY" isAggregate="false"> <RefLogicalTable id="2035:1851" qualifiedName=""GLOBAL". "Units Cube""/> </Role> <Role multiplicity="ZERO TO ONE" isAggregate="false"> <RefLogicalTable id="2035:1547" qualifiedName=""GLOBAL". "Time""/> </Role> </Roles> </LogicalComplexJoin>
論理レベル要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのディメンションが保持する論理レベル・オブジェクトに対応しています。
論理レベル・タグには次の属性があります。
表13-7 論理レベル・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isUniqueSourceKey |
trueに設定されている場合、このレベルが論理列またはディメンション表の論理キーを構成する列に関連付けられていることを示します(つまり、このレベルがディメンションの最低レベルであるということです)。 |
isGTA |
trueに設定されている場合、このレベルが合計レベルであることを示します。これは、ディメンションの合計を表す特別なレベルです。各ディメンションは、1つの合計レベルのみを持てます。合計レベルはディメンション属性を含まず、レベル・キーを持ちません。 注意: GTAは合計別名の略です。 |
isFDUC |
trueに設定されている場合、論理レベルが親にロールアップすることを示します。このオプションは、管理ツールで「上位レベルの集計へのロールアップをサポート」と呼ばれています。 注意: FDUCはFullDrillUpCoverageの略です。 |
levelConst |
スター・スキーマ定数です。 |
memberCount |
この論理レベルに存在する要素の数です。 |
論理レベル・タグには次の子要素があります。
表13-8 論理レベルの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
ChildLevels |
この論理レベルに定義された子レベルを参照します。 各子レベルは、 |
PreferredDrillDown |
ディメンション・レベル階層によって定義されている通常のドリル・パス外のドリル・パスが定義された場合、この要素はユーザーがドリルするべきレベルを参照します。 優先ドリル・レベルは、 |
ParentKey |
このレベルの親キーを参照します(親子階層を持つディメンションのみ)。 親キーは、 |
構文
<LogicalLevel … isUniqueSourceKey="" isGTA="" isFDUC="" levelConst="" memberCount=""> <Description /> <ChildLevels> <RefLogicalLevel …/> <RefLogicalLevel …/> </Columns> <PreferredDrillDown> <RefLogicalLevel …/> </PreferredDrillDown> <ParentKey> <RefLogicalLevel …/> </ParentKey> </LogicalLevel>
例
<LogicalLevel name="Year" parentName=""Sample Sales"."H0 Time"" parentId="2019:15" parentUid="1631" id="2025:538" uid="1638" isGTA="false" isFDUC="true" memberCount="3" levelConst="'Year'"> <Description /> <ChildLevels> <RefLogicalLevel uid="1639" id="2025:539" qualifiedName=""Sample Sales"."H0 Time"."Half"" /> </ChildLevels> </LogicalLevel>
ディメンション要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのディメンション・オブジェクトに対応しています。
ディメンション・タグには次の属性があります。
表13-9 ディメンション・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isTimeDim |
trueに設定されている場合、このディメンションが時間ディメンションであることを示します。 |
isRagged |
trueに設定されている場合、このディメンション階層が非バランス型であることを示します。非バランス型の階層とは、異なる深さのレベルを含む階層のことです。 |
isSkipped |
trueに設定されている場合、このディメンション階層が レベル・スキップ階層であることを示します。レベル・スキップ階層とは、特定の親レベルの値を持たないメンバーが存在する階層のことです。 |
isValueBased |
trueに設定されている場合、このオブジェクトが親子階層を持つディメンションであることを示します。親子階層とは、タイプがすべて同じメンバーの階層のことです。親子階層では、メンバー間の関係は、ディメンション・メンバー間の親子関係です。 |
ディメンション・タグには次の子要素があります。
表13-10 ディメンションの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
RootLevels |
このディメンションのルート・レベルを参照します。ルート・レベルとは、上位のレベルを持たない階層のレベルのことです。管理ツールでは、ルート・レベルはディメンション・アイコンの直下に表示されます。 各レベルは、 |
DefaultRootLevel |
このディメンションのデフォルト・ルート・レベルを参照します。ディメンションに複数のルート・レベルがある場合、デフォルト・ルート・レベルがドリルダウンで使用されます。 デフォルト・ルート・レベルは、 |
構文
<Dimension … isTimeDim="" isRagged="" isSkipped="" isValueBased=""> <Description /> <RootLevels> <RefLogicalLevel …/> <RefLogicalLevel …/> </RootLevels> <DefaultRootLevel> <RefLogicalLevel …/> </DefaultRootLevel> </Dimension>
例
<Dimension name="H6 Dim Fact Attributes" parentName=""Sample Sales"" parentId="2000:14" parentUid="519" id="2019:21" uid="63137" isValueBased="false" isRagged="false" isSkipped="false"> <Description /> <RootLevels> <RefLogicalLevel uid="63145" id="2025:569" qualifiedName="" Sample Sales"."H6 Dim Fact Attributes"."Total"" /> </RootLevels> <DefaultRootLevel> <RefLogicalLevel uid="63145" id="2025:569" qualifiedName="" Sample Sales"."H6 Dim Fact Attributes"."Total"" /> </DefaultRootLevel> </Dimension>
論理表要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表オブジェクトに対応しています。
論理表タグには次の属性があります。
表13-11 論理表タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isBridgeTable |
以前のリリースでは、論理表がブリッジ表であるのかどうかを示すために、この属性が使用されていました。この属性は、以前のリリースとの下位互換性のためだけに存在します。 |
isLookupTable |
trueに設定されている場合、この論理表がルックアップ表であることを示します。 ルックアップ表は、通常、複数言語の翻訳を保持するフィールドを格納するために使用します。多言語データを必要とする問合せは、ベース表とルックアップ表を結合し、ベース表の各列に対する翻訳を取得します。 |
x |
ビジネス・モデル図で表示される表のx 座標です。 |
y |
ビジネス・モデル図で表示される表のy 座標です。 |
論理表タグには次の子要素があります。
表13-12 論理表の子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
LevelColumn |
この論理表に対応するレベルで使用されている列を参照します。 |
Columns |
この論理表に属する論理列を参照します。 各論理列は、 |
TableSources |
この論理表の論理表ソースを参照します。 各論理表ソースは、 |
構文
<LogicalTable … isBridgeTable="" isLookupTable="" x="" y=""> <Description /> <LevelColumn> <RefLogicalColumn …/> </LevelColumn> <Columns> <RefLogicalColumn …/> <RefLogicalColumn …/> </Columns> <TableSources> <RefLogicalTableSource …/> <RefLogicalTableSource …/> </TableSources> </LogicalTable>
例
<LogicalTable name="D1 Customer" parentName=""Sample Sales"" parentId="2000:14" parentUid="519" id="2035:22" uid="742" x="353" y="139"> <Description> <![CDATA[ This logical table maps to the physical Customer Dimension table with various attributes like Customer Name, Status, Type and so on. ]]> </Description> <Columns> <RefLogicalColumn uid="776" id="2006:23" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C0 Cust Key"" /> <RefLogicalColumn uid="782" id="2006:24" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C1 Cust Name"" /> <RefLogicalColumn uid="788" id="2006:25" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C2 Cust Status"" /> <RefLogicalColumn uid="790" id="2006:26" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C3 Cust Type"" /> <RefLogicalColumn uid="784" id="2006:27" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C4 Customer Segment ID"" /> <RefLogicalColumn uid="63678" id="2006:28" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C5 Segment"" /> <RefLogicalColumn uid="786" id="2006:29" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C6 Cust Industry"" /> <RefLogicalColumn uid="774" id="2006:30" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C7 Credit Rate"" /> <RefLogicalColumn uid="778" id="2006:31" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C8 First Contact Date"" /> <RefLogicalColumn uid="780" id="2006:32" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer"."C9 Last Order Date"" /> </Columns> <TableSources> <RefLogicalTableSource uid="1168" id="2037:1661" qualifiedName=""Sample Sales"."D1 Customer".""01 Customer"" /> </TableSources> </LogicalTable>
論理外部キー要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理外部キー・オブジェクトに対応しています。
論理外部キー・タグには次の属性があります。
表13-13 論理外部キー・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
type |
結合のタイプです。有効な値は、「 |
論理外部キー・タグには次の子要素があります。
表13-14 論理外部キーの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Columns |
外部キーが参照する表の論理列を参照します。 各論理列は、 |
CounterPartKey |
この外部キーの外部キー列を参照します。 各論理列は、 |
DrivingTable |
この論理外部キーの駆動表が指定されている場合、この要素はその論理表を参照します。 駆動表は、 |
構文
<LogicalForeignKey … type="" <Description /> <Columns> <RefLogicalColumn …/> <RefLogicalColumn …/> </Columns> <CounterPartKey> <RefLogicalKey …./> </CounterPartKey> <DrivingTable> <RefLogicalTable …/> </DrivingTable> </LogicalForeignKey>
例
<LogicalForeignKey name="Sales Facts_FKey" parentName=""Paint"."Sales Facts"" parentId="2035:21" id="2033:202" uid="158" type="Inner"> <Description /> <Columns> <RefLogicalColumn id="2006:22" qualifiedName=""Paint"."Sales Facts"."MktKey"" /> </Columns> <CounterPartKey> <RefLogicalKey id="2008:199" qualifiedName=""Paint". "Markets"."Market_Key"" /> </CounterPartKey> </LogicalForeignKey>
論理キー要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理キー・オブジェクトに対応しています。
論理キー・タグには次の属性があります。
表13-15 論理キー・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isPrimary |
trueに設定されている場合、このキーが表の論理主キーであることを示します。 |
isForDrillDown |
trueに設定されている場合、ユーザーがドリルダウンのためにクリックすると、このキーがキーとして表示されることを示します。 |
isChronKey |
trueに設定されている場合、このキーが時間ディメンションの時系列キーであることを示します。 |
論理キー・タグには次の子要素があります。
構文
<LogicalKey … isPrimary="" isForDrillDown="" isChronKey=""> <Description /> <Columns> <RefLogicalColumn …/> </Columns> </LogicalKey>
例
<LogicalKey name="RegKey" parentName=""Paint"."MarketDim"."Region"" parentId="2025:121" id="2008:183" uid="139" isPrimary="true" isForDrillDown="true"> <Description /> <Columns> <RefLogicalColumn id="2006:75" qualifiedName=""Paint". "Markets"."Region"" /> </Columns> </LogicalKey>
論理表ソース要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表ソース・オブジェクトに対応しています。第13.9.1項の「列マッピング」で説明されている列マッピング要素についても参照してください。
論理表ソース・タグには次の属性があります。
表13-17 論理表ソースの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isDistinct |
この属性は、論理表ソースの値が一意である場合に使用されます。このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「個別値の選択」です。 |
isDimOnly |
trueに設定されている場合、ディメンション専用の問合せでは、このソースが優先論理表ソースであることを示します。ディメンション専用問合せは、最低でも1つのファクト列が含まれる通常の問合せとは異なり、ファクト表と結合せずにディメンション表から結果を取得します。 このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「一般」タブにある「ディメンション参照」です。 |
isSysGen |
trueに設定されている場合、この論理表ソースが「集計の永続性」ウィザードのような内部ユーティリティによって生成されたことを示します。 |
canCombine |
trueに設定されている場合、この論理表ソースを他の論理表ソースと結合し、結果の完全セットを提供できることを示します。このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「このソースは、このレベルの他のソースと組み合せる必要があります」です。 |
isActive |
trueに設定されている場合、この論理表ソースがアクティブであることを示します。この属性は、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「一般」タブにある「無効」オプションに対応しています。 |
priorityGroup |
この論理表ソースの優先度グループ数を示します。論理表ソースの優先度グループ数は、要求された列セットを満たす2つ以上の論理表ソースがある問合せで、どの論理表ソースを使用するべきかを示すために割り当てられます。 |
論理表ソース・タグには次の子要素があります。
表13-18 論理表ソースの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Link |
論理表ソースがマッピングされている物理表のセットを参照します。これらのリンクは、既存の物理結合への参照です。この要素は、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「一般」タブにある「これらの表へのマップ」セクションに対応しています。 各リンクの子要素は、2つのサブ要素である
リンク子要素の完全な階層を確認するには、論理表ソース要素のシンタックスを参照してください。 |
WhereClause |
このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「この\\\"WHERE句\\\"フィルタを使用して、返される行を制限します(\\\"WHERE\\\"を除く)(&U):」です。 |
GroupBy |
集計を論理レベルでグループするのか、列でグループするのかを定義する式を保持します。式は、 このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「集計の内容、グループ化」 です。 |
FragmentContent |
ソースをどのように断片化するかを定義した式を保持します。式は、 この子要素は、 |
ClosureTable |
親子表があれば、それを参照します。 親子表は、 |
構文
<LogicalTableSource … isDistinct="" isDimOlny="" isSysGen="" canCombine="" isActive="" priorityGroup=""> <Description /> <Link> <StartNode> <RefPhysicalTable …/> </StartNode> <Joins> <Join type="" cardinality=""> <RefPhysicalTable …/> <RefPhysicalTable …/> <RefPhysicalForeignKey …/> </Join> </Joins> </Link> <WhereClause> <Expr>...</Expr> </WhereClause> <GroupBy> <Expr /> </GroupBy> <FragmentContent> <Expr /> </FragmentContent> <ClosureTable> <RefTable …/> </ClosureTable> </LogicalTableSource>
例
<LogicalTableSource name="WEEK, UPC, CITY" parentName=""Paint"."Sales Facts"" parentId="2035:21" id="2037:368" uid="324" isActive="true"> <Description /> <Link> <StartNode> <RefPhysicalTable id="3001:550" qualifiedName=""Paint"..." Fact"" /> </StartNode> <Joins> <Join type="Inner" cardinality="MANY TO ONE"> <RefPhysicalTable id="3001:550" qualifiedName=""Paint"... "Fact"" /> <RefPhysicalTable id="3001:560" qualifiedName=""Paint""... "Market"" /> <RefPhysicalForeignKey id="3006:621" qualifiedName=""Paint"... "Fact"."fact_FKey#1"" /> </Join> <Join type="Inner" cardinality="MANY TO ONE"> <RefPhysicalTable id="3001:550" qualifiedName=""Paint"... "Fact"" /> <RefPhysicalTable id="3001:587" qualifiedName=""Paint"... "Period"" /> <RefPhysicalForeignKey id="3006:625" qualifiedName=""Paint"... "Fact"."fact_FKey#2"" /> </Join> <Join type="Inner" cardinality="MANY TO ONE"> <RefPhysicalTable id="3001:550" qualifiedName=""Paint"... "Fact"" /> <RefPhysicalTable id="3001:601" qualifiedName=""Paint"... "Product"" /> <RefPhysicalForeignKey id="3006:626" qualifiedName=""Paint"... "Fact"."fact_FKey#3"" /> </Join> </Joins> </Link> <Link> <StartNode> <RefPhysicalTable id="3001:601" qualifiedName=""Paint"... "Product"" /> </StartNode> <Joins> <Join type="Inner" cardinality="ONE TO MANY"> <RefPhysicalTable id="3001:601" qualifiedName=""Paint"... "Product"" /> <RefPhysicalTable id="3001:550" qualifiedName=""Paint"... "Fact"" /> <RefPhysicalForeignKey id="3006:626" qualifiedName=""Paint"... "Fact"."fact_FKey#3"" /> </Join> </Joins> </Link> <WhereClause> <Expr> <![CDATA[ "Paint"."".""."Market"."LevelX" = 'MARKET' AND "Paint". "".""."Product"."LevelX" = 'UPC' AND "Paint"."".""."Period"."LevelX" = 'WEEK']]> </Expr> </WhereClause> <GroupBy> <Expr /> </GroupBy> <FragmentContent> <Expr /> </FragmentContent> </LogicalTableSource>
列マッピング要素は、メタデータ・リポジトリ・オブジェクトのいずれとも対応していません。これは、論理表ソース要素との連動でのみ使用されています。列マッピング詳細の読取りと更新が容易となるように、列マッピング要素は論理表ソース要素の一部としてではなく、それぞれ単独の要素としてXMLスキーマ(.xsdファイル)に表示されます。
列マッピングには次の子要素があります。
表13-19 列マッピングの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
RefLogicalTableSource |
この列マッピングが属する論理表ソースを参照します。各列マッピングは、1つの論理表ソースのみを指定する必要があります。 |
LogicalColumn |
この列マッピングの論理列を識別する式を保持します。この式は、 |
Expr |
この列マッピングの物理列を識別する式を保持します。この |
列マッピング・タグには属性はありません。
構文
<ColumnMapping> <RefLogicalTableSource …/> <LogicalColumn> <Expr>...</Expr> </LogicalColumn> <Expr>...</Expr> </ColumnMapping>
例
<ColumnMapping> <RefLogicalTableSource id="2037:368" qualifiedName=""Paint"."Sales Facts"." WEEK, UPC, CITY"" /> <LogicalColumn> <Expr> <![CDATA[ "Paint"."Sales Facts"."ProdKey" ]]> </Expr> </LogicalColumn> <Expr> <![CDATA[ "Paint"."".""."Fact"."ProdKey" ]]> </Expr> </ColumnMapping>
論理ソース・フォルダ要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理ソース・フォルダ・オブジェクトに対応しています。論理ソース・フォルダは、論理表ソースを保持しています。
論理ソース・フォルダの要素には、デフォルトの属性および要素以外の属性および子要素はありません。
構文
<LogicalSourceFolder …> <Description /> </LogicalSourceFolder>
例
<LogicalSourceFolder name="Sources" parentName=""Paint"."Sales Facts"" parentId="2035:21" id="2046:100" uid="101"> <Description /> </LogicalSourceFolder>
メジャー定義要素は、メジャー列のメジャー定義を格納します。メジャー列は、通常はファクト表にあり、各レコードごとに変化し、なんらかの方法で合計および集計できます。
メジャー定義タグには次の属性があります。
表13-20 メジャー定義タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isCommutative |
trueに設定されている場合、パフォーマンスの向上につながるサーバーによる順序の入れ替えを、集計ルールが許可することを示します。たとえば、次の集計関数は可換性があります。 A (B (x)) = B (A (x)) |
メジャー定義タグには子要素はありません。
構文
<MeasureDefn … isCommutative=""> <Description /> </MeasureDefn>
例
<MeasureDefn name="Measure" parentName=""Paint"."Sales Facts"."Dollars"" parentId="2006:26" id="2048:105" uid="106" isCommutative="false"> <Description /> </MeasureDefn>
集計ルール要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの集計ルール・オブジェクトに対応しています。
集計ルール・タグには次の属性があります。
表13-21 集計ルール・タグの属性
属性名 | 説明 |
---|---|
isDefault |
trueに設定されている場合、これが集計計算のデフォルト・ルールであることを示します。このオプションは、2つ以上の集計ルールがある場合にのみ適用されます。 |
集計ルール・タグには次の子要素があります。
表13-22 集計ルールの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Expr |
この集計ルールのベースとなっている式を保持します。 |
BasedOnDimension |
この集計ルールが特定のディメンション固有である場合、この集計ルールが適用されるディメンションを参照します。 ディメンションは、 |
構文
<AggrRule … isDefault="" BasedOnDimension> <Description /> <Expr> <![CDATA[…]]> </Expr> </AggrRule>
例
<AggrRule name="AggRule_2050:1121162340028" parentName=""Paint"."Sales Facts"."Units". "Measure"" parentId="2048:104" id="2050:112" uid="113" isDefault="true"> <Description /> <Expr> <![CDATA[ SUM("Paint"."Sales Facts"."Units")]]> </Expr> </AggrRule>
集計ルールのオーバーライド要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーにおける論理表ソースの集計式に対応しています。
「個別のカウント」をデフォルトの集計ルールに選択した場合、特定の論理表ソースに対する集計オーバーライドの式を指定できます。このオプションは、論理列にマッピングされている2つ以上の論理表ソースの各ソースに対して、異なる集計ルールを適用する場合に便利です。
集計ルールのオーバーライドのタグには次の子要素があります。
表13-23 集計ルールのオーバーライドの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
RefLogicalTableSource |
この集計ルールのオーバーライドが適用される論理表ソースを参照します。 |
Expr |
この集計ルールのベースとなっている式を保持します。 |
集計ルールのオーバーライドのタグには属性はありません。
構文
<OverrideAggrRule …> <Description /> <RefALogicalTableSource …/> <Expr>...</Expr> </OverrideAggrRule>
例
<OverrideAggrRule name="OvAggRule_2054:19221204534743" parentName=""SnowflakeSales"."SalesFacts". "# Orders"."Measure"" parentId="2048:1752" id="2054:1922" uid="2147535332"> <Description /> <RefLogicalTableSource id="2037:7318" qualifiedName= ""SnowflakeSales"."SalesFacts"."Order Header"" /> <Expr> <![CDATA[ COUNT("SnowflakeSales"."SalesFacts"."# Orders")]]> </Expr> </OverrideAggrRule>
論理表示フォルダ要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表示フォルダ・オブジェクトに対応しています。
論理表示フォルダ・タグには次の子要素があります。
表13-24 論理表示フォルダの子要素
要素名 | 説明 |
---|---|
Dimensions |
この論理表示フォルダに属するディメンションを参照します。 各ディメンションは、 |
Tables |
この論理表示フォルダに属する論理表を参照します。 各表は、 |
論理表示フォルダの要素には属性はありません。
構文
<LogicalDisplayFolder …> <Description /> <Dimensions> <RefDimension …/> <RefDimension …/> </Dimensions> <Tables> <RefLogicalTable …/> <RefLogicalTable…/> </Tables> </LogicalDisplayFolder>
例
<LogicalDisplayFolder name="Fact Tables" parentName=""SS- Time Series"" parentId="2000:197" id="2052:3034" uid="2147609068" iconIndex="69"> <Description /> <Dimensions> <RefDimension id="2019:242" qualifiedName=""SS- Time Series". "Customer""/> </Dimensions> <Tables> <RefLogicalTable id="2035:1289" qualifiedName=""SS- Time Series". "SalesFacts""/> <RefLogicalTable id="2035:1511" qualifiedName=""SS- Time Series". "SalesPlan""/> </Tables> </LogicalDisplayFolder>