Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B55932-03 |
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この付録では、Application Developerのインストール時に発生する可能性のある一般的な問題の解決策を説明します。この章の内容は、次のとおりです。
インストール時にエラーが発生した場合の対処方法は、次のとおりです。
最新の更新の詳細は、使用プラットフォームに応じて、『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Linux x86』または『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Microsoft Windows(32ビット)』を参照してください。最新バージョンのリリース・ノートは、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・ページにあります。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.html
使用しているリリースに対応するドキュメント・ライブラリの「ライブラリの表示」リンクをクリックします。リリース・ノートはライブラリ内にあります。
システム要件と仕様に関する次のドキュメントで指定されている要件を、コンピュータが満たしていることを確認します。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html
いずれかのインストール画面で間違った情報を入力した場合は、その画面に戻るまで「戻る」をクリックします。
インストーラでファイルをコピーまたはリンクするときにエラーが発生した場合は、次の手順に従ってください。
エラーをメモして、インストール・ログ・ファイルを確認します。
第3章「Application Developerの削除」の手順に従って、失敗したインストールを削除します。
エラーの原因となる問題を修正します。
インストールを再起動します。
この項では、Oracle Application DeveloperインストーラおよびOracle Fusion Middleware構成ウィザードを実行したときに作成されるログ・ファイルについて説明します。ログ・ファイルには、インストールや構成に関する問題のトラブルシューティングに役立つ情報が記載されています。
インストーラは、Oracle_Inventory_Location
/log
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはOracle_Inventory_Location
\logs
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にログ・ファイルを書き込みます。UNIXシステムで、Oracle Inventoryディレクトリの場所が不明な場合、このディレクトリはMW_HOME
/oraInst.loc
ファイル内にあります。Windowsシステムの場合、Oracle Inventoryディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logs
です。
ログ・ディレクトリには、次のインストール・ログ・ファイルが作成されます。
install
date-time-stamp
.log
これはメインのログ・ファイルです。
install
date-time-stamp
.out
このログ・ファイルには、インストール時の出力ストリームやエラー・ストリームが記載されます。
installActions
date-time-stamp
.log
このファイルは、インストーラGUIによって内部情報の追跡に使用されます。
installProfile
date-time-stamp
.log
このログ・ファイルには、インストールおよび構成を完了するまでにかかった時間やメモリーおよびCPUの詳細事項など、全体的な統計が記載されます。
oraInstall
date-time-stamp
.log
このログ・ファイルには、コピー・セッションの出力ストリームが記載されます。
-printtime
パラメータを使用してインストーラを起動すると、同じディレクトリに、timeTaken
date-time-stamp
.log
ファイルとtime
date-time-stamp
.log
ファイルが作成されます。
timeTaken
date-time-stamp
.log
このファイルには、画面間の移動にかかる時間に関する情報が含まれます(GUIインストールにのみ該当)。
time
date-time-stamp
.log
このファイルには、コピー・セッションの時間に関する情報が記載されます。
-printmemory
パラメータを使用してインストーラを起動すると、memory
date-time-stamp
.log
ファイルが作成されます。このファイルには、コピー・セッションのメモリー使用量に関する情報が記載されます。
構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すとおり、-log
オプションで構成ウィザードを起動します。
UNIXオペレーティング・システム:
% ./config.sh -log=log_filename
Windowsオペレーティング・システム:
G:\ config.cmd -log=log_filename
log_filenameとともに絶対パスを指定した場合には、その指定した場所にログ・ファイルが作成されます。パスを付けずにファイル名のみを指定した場合、ログ・ファイルは、MW_HOME
/oracle_common/common/bin
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME
\oracle_common\common\bin
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に作成されます。
Application Developerインストーラが使用するJREの場所は、MW_HOME
/oracle_common/oui/oraparam.ini
ファイル(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME
\oracle_common\oui\oraparam.ini
ファイル(Windowsオペレーティング・システムの場合)に格納されています。このファイルは、OPatchおよびOracle Universal Installer(OUI)が、推奨されるJREの場所を決定するために使用されます。
JREの場所を変更できます(たとえば、JREディレクトリをMiddlewareホームの外に移動します)。変更された場合にOPatchまたはOUIを実行しようとすると、JREの場所が見つからないためにエラー・メッセージが表示されます。エラー・メッセージが表示された場合には、次のいずれかを実行します。
MW_HOME
/oracle_common/oui/oraparam.ini
ファイル(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME
\oracle_common\oui\oraparam.ini
ファイル(Windowsオペレーティング・システムの場合)を編集して、新しいJREの場所を指定します。
-jreLoc
コマンド・ライン・オプションを使用して、新しいJREの場所を指定します。詳細は、第1.2.2項「インストーラの起動」を参照してください。
この付録の手順を試しても発生した問題を解決できない場合は、次の情報源を参照してください。
『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Linux x86』または『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノートfor Microsoft Windows(32ビット)』(使用プラットフォームに応じる)。最新バージョンのリリース・ノートは、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・ページにあります。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.html
使用しているリリースに対応するドキュメント・ライブラリの「ライブラリの表示」リンクをクリックします。リリース・ノートはライブラリ内にあります。
My Oracle Support(以前のOracleMetaLink: https://support.oracle.com
)
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