この章では、Oracle Fusion Middleware Adaptersのライセンスについて説明します。
表3-1に、統合アダプタのタイプを示します。
表3-1 Oracle Fusion Middleware Adapters
アプリケーション・アダプタ脚注1 | メインフレームとTPモニター | チェンジ・データ・キャプチャ(CDC)アダプタ | B2Bアダプタ脚注2 | テクノロジ・アダプタ |
---|---|---|---|---|
SAP |
CICS |
VSAM Batch |
RosettaNet |
File |
PeopleSoft |
IMS DB |
Adabas |
EDI |
FTP |
Siebel |
IMS TM |
DB2/390 |
Healthcare |
JMS |
J. D. Edwards |
Tuxedo |
Microsoft SQL Server 2000 |
Advanced Queueing |
|
Oracle Applications(E-Business Suite用) |
VSAM |
Microsoft SQL Server 2005 |
ebXML |
Database |
BeanConnect |
IMS/DB |
MQ Series |
||
VSAM CICS |
Socket |
脚注1 SAP、Peoplesoft、SiebelおよびJ. D. Edwardsは"アプリケーション・アダプタ"製品で個別にライセンスされますが、EBusiness Suiteアダプタは"Oracle Application Adapters"としてライセンスされます。
脚注2 B2B for ebXMLアダプタは、スタンドアロンで、またはB2B for RosettaNet、B2B for EDI、あるいはHealthcare Adapterのコンポーネントとして(追加料金なしで)利用できます。
テクノロジ・アダプタは、SOA Suite for Oracle Middlewareのライセンスが依存しているOracle Internet Application ServerおよびWebLogic Suiteのライセンスに含まれています。テクノロジ・アダプタは、SOA Suite for Non Oracle Middlewareにも含まれます。その他のアダプタはすべて、単独でライセンスされます。
単独でライセンスされる追加アダプタEnterprise Link for Business Activity Monitoringは、Oracle BAMに埋め込まれた抽出、変換およびロード(ETL)ツールを活用するお客様のためにOracle BAM 10g製品の拡張機能として提供されます。Enterprise Linkは、Oracle BAMにソース・データを提供する5つの主要な方法の1つにすぎず、すべてのお客様の実装に必要ではありません。Enterprise Linkを必要としないお客様は、BPEL PM SensorsまたはOracle BAMのアクティブ・データ・キャッシュ用WebサービスAPIのみを介してOracle BAMに接続するお客様です。Enterprise Linkは、JMSキューを介して、または問合せベースのETL更新を介してOracle BAMに接続するすべてのお客様に必要です。これには、既存の統合環境でのJMSメッセージのリスニングや、BAMに対する大規模データ・セットの転送、またはスケジュール・ベースでのBAMアクティブ・データ・キャッシュからのデータ・アーカイブを必要とするお客様が含まれます。Enterprise Linkは、10gバージョンのOracle BAMに限定された拡張機能です。