この項では、Oracle CEP Visualizerを使用して実行可能な通常のOracle CEPサーバー・ログ管理タスクを説明します。次のトピックが含まれます。
詳細は、9.11項「ログの管理」を参照してください。
この項では次の内容について説明します。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのロギング・システムを構成できます。デフォルトでは、このロギング構成がすべてのコンポーネントに適用されます。
コンポーネント固有のロギング・オプションを構成するには、19.1.2項「コンポーネント・ロガーを構成する方法」を参照してください。
Oracle CEPサーバーのロギング・サービスを構成するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「ロギング・サービス」タブをクリックします。
図19-1で示すように「ロギング・サービス」タブが表示されます。
「編集」をクリックします。
表19-1で説明されているように、ダイアログを編集します。
表19-1 「ロギング・サービス」のオプション
属性 | 説明 |
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Oracle CEPサーバーの |
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Oracle CEPサーバーがメッセージをロギングする際に使用するデフォルトのログ重大度を指定します。 |
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古いログ・ファイルを無期限に保持するかどうかを指定します。
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Oracle CEPサーバーが既存のログ・ファイルを閉じて新しいログ・ファイルを開くタイミングを指定します。
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ベース・ログ・ファイルの名前。 デフォルト: |
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Oracle CEPサーバーが起動されるたびに、Oracle CEPサーバーが既存のログ・ファイルを閉じて新しいログ・ファイルを作成するかどうかを指定します。
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「ログ・ファイルの重大度」 |
ログ・ファイルのデフォルトの重大度を指定します。Oracle CEPサーバー(およびデフォルトではすべてのコンポーネント)は、この重大度でメッセージをロギングします。
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「保存」ボタンをクリックして変更内容をコミットします。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択したコンポーネントのロギング・プロパティを構成できます。表19-2は、デフォルトで「注意」
ログ・レベルでロギングするように構成されたコンポーネントのリストです。
この項では、次のことを行う方法について説明します。
すべてのコンポーネントに適用するロギング・プロパティを構成するには、19.1.1項「Oracle CEPサーバー・ロギング・サービスを構成する方法」を参照してください。
コンポーネント・ロガーを追加するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図19-2で示すように「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
「追加」をクリックします。
「名前」フィールドにコンポーネントの名前を入力します。
次のいずれかを選択できます。
コンポーネント名: 表19-2のリストとまったく同一のコンポーネント名定数。
表19-2 ロギング・コンポーネント名の定数
コンポーネント名 | 説明 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のアダプタ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のキャッシュ・システムとキャッシュ・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のチャネルからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のOracle CQLプロセッサからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のEPLプロセッサからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーのイベントディスパッチ用インフラストラクチャであるイベント駆動環境からのログ・メッセージに適用されます。 |
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<May 26, 2009 5:53:49 PM PDT> <Info> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event>
<May 26, 2009 6:02:34 PM PDT> <Debug> <EventTrace> <BEA-000000> <Application [helloworld], Stage [helloworldOutputChannel] received insert event [HelloWorldEvent: HelloWorld - the current time is: 6:02:34 PM]> |
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Oracle CEPサーバーおよびアプリケーションのライフサイクル操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーのJMX関連の一般管理API操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーの監視サービスからのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーのイベント記録/再生操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
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Springコンテナ操作からのログ・メッセージに適用されます。 |
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Oracle CEPサーバーで実行中のストリーム・インスタンスからのログ・メッセージに適用されます。 |
アプリケーション名: 任意のOracle CEPサーバー・アプリケーションまたはユーザー定義アプリケーションのモジュール名。例: sample.HelloWorld
。
パッケージ名: Oracle CEPサーバーまたはユーザー提供の任意のJavaパッケージの名前。例: com.bea.wlevs.ede
。
Oracle CEPサーバー・パッケージの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Complex Event Processing Java APIリファレンス』を参照してください。
クラス名: 任意のOracle CEPサーバー・クラスまたはユーザー定義クラスの完全修飾名。例: com.bea.wlevs.cep.core.EPRuntimeImpl
。
Oracle CEPサーバー・クラスの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Complex Event Processing Java APIリファレンス』を参照してください。
「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
「緊急」
「アラート」
「クリティカル」
「エラー」
「警告」
「注意」
「情報」
「デバッグ」
「トレース」
「保存」をクリックします。
コンポーネントと重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネントのロギング・レベルを変更するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
右ペインで「ロギング」タブをクリックします。
「コンポーネント・ログ設定」タブをクリックします。
図19-3で示すように「コンポーネント・ログ設定」タブが表示されます。
表内のコンポーネント・エントリを選択します。
「編集」をクリックします。
「レベル」ドロップダウン・メニューから重大度レベルを選択します。
「緊急」
「アラート」
「クリティカル」
「エラー」
「警告」
「注意」
「情報」
「デバッグ」
「トレース」
「保存」をクリックします。
新しい重大度レベルが表内に表示されます。
コンポーネント・ロガーを削除するには:
この項では次の内容について説明します。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのログに対して問合せを実行できます。ログ問合せ機能を使用すると、選択されたログ・ファイル内の情報を表示できます。
ログを問い合せるには、次の手順を実行します。
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
「サービス」をクリックした後、ログの問合せをクリックします。
図19-6で示すようにログの問合せ画面が表示されます。
ログの問合せ画面で次のオプションを選択します。
LogFile
: 問合せを行うログ・ファイルをドロップダウンから選択します。
「重大度」
:LogFileドロップダウンで選択されたログ・ファイルの重大度を選択します。
最大数
: 選択されたログ・ファイルで表示する最大ログ行数を入力します。
開始時間
: 問合せの実行を開始する時刻を選択します。
終了時間
: 問合せを停止する時刻を選択します。
「問合せの開始」をクリックします。
選択したOracle CEPサーバーの選択したログ・ファイルの問合せ条件に一致するすべてのログ・メッセージは、図19-7で示すように「ログ」ペインに表示されます。
「ログ」ペインに表示可能な件数を超えるメッセージが返された場合には、「前へ」ボタンと「次へ」ボタンが有効になります。「前へ」ボタンと「次へ」ボタンをクリックして各ページのメッセージを参照します。
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのコンソール出力を表示できます。
コンソール出力を表示するには:
左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
「サービス」をクリックした後、「コンソール出力」をクリックします。
図19-8で示すように「コンソール出力」画面が表示されます。
「コンソール出力」ウィンドウ内のテキストをクリアするには、「テキストのクリア」ボタンをクリックします。
コンソール・メッセージの出力を一時停止するには、「休止」ボタンをクリックします。
コンソール・メッセージの出力を再開するには、「再開」ボタンをクリックします。