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Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suite管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.5.0)
B55916-05
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34 サービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントの監視

この章では、SOAコンポジット・アプリケーションに組み込まれているサービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネントの監視方法について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

詳細は、次のドキュメントを参照してください。

34.1 バインディング・コンポーネントのインスタンスとフォルトの監視

SOAコンポジット・アプリケーションに組み込まれているすべてのバインディング・コンポーネントのインスタンスとフォルトを監視できます。

バインディング・コンポーネントのインスタンスとフォルトを監視する手順は、次のとおりです。

  1. 次のいずれかのオプションを使用して、このページにアクセスします。

    SOAインフラストラクチャのメニューから... ナビゲータのSOAフォルダから...
    1. 「ホーム」を選択します。
    2. 「デプロイ済コンポジット」タブを選択します。

    3. 「コンポジット」セクションで、特定のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

    1. 「soa-infra」の下にある、特定のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

  2. 「ダッシュボード」をクリックします(選択されていない場合)。

  3. 「サービスと参照」セクションで、特定のサービスまたは参照を選択します。

  4. JCAアダプタまたはWebサービスのサービスを選択した場合、「ダッシュボード」ページに次の詳細が表示されます。

    • サーバーの起動時以降の受信メッセージとフォルトの合計数のグラフィック表示。

    • 最新の拒否メッセージ。メッセージ名、フォルトの発生時間、およびフォルトのタイプ(ビジネスまたはシステム)が表示されます。

    bc_dashboard.gifの説明が続きます
    図版bc_dashboard.gifの説明

  5. リモートRMI呼出し(直接バインディングと呼ばれる)を介してSOAコンポジット・アプリケーションを起動するサービスを選択した場合、「ダッシュボード」ページにステップ4の説明と類似した詳細が表示されます。直接バインディングを使用すると、JVM全体でトランザクションとセキュリティの伝播をサポートするAPIを介して、SOAコンポジット・アプリケーションを起動できます。

    単語「ダイレクト」がヘッダーに表示され、直接バインディング・コンポーネントであることが示されます。ただし、直接バインディング・コンポーネントでは、「ポリシー」タブと「プロパティ」タブは使用できません。

    bc_direct.gifの説明が続きます
    図版bc_direct.gifの説明

  6. 参照を選択した場合は、「ダッシュボード」ページに、次の詳細が表示されます。

    • サーバーの起動時以降の送信メッセージとフォルトの合計数のグラフィック表示。

    • 最新のフォルト。フォルトの発生時間およびフォルトのタイプ(ビジネスまたはシステム)が表示されます。

    参照バインディング・コンポーネントは、JCAアダプタとWebサービスでのみ使用可能です。

    bc_dashboard3.gifの説明が続きます
    図版bc_dashboard3.gifの説明

34.2 バインディング・コンポーネントの拒否メッセージの監視

SOAコンポジット・アプリケーションに組み込まれているすべてのバインディング・コンポーネントの拒否メッセージを監視できます。

バインディング・コンポーネントの拒否メッセージを監視する手順は、次のとおりです。

  1. 次のいずれかのオプションを使用して、このページにアクセスします。

    SOAインフラストラクチャのメニューから... ナビゲータのSOAフォルダから...
    1. 「ホーム」を選択します。
    2. 「デプロイ済コンポジット」タブを選択します。

    3. 「コンポジット」セクションで、特定のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

    1. 「soa-infra」の下にある、特定のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

  2. 「サービスと参照」セクションで、サービスまたは参照を選択します。

  3. 「フォルト・メッセージと拒否メッセージ」をクリックします。

    「フォルト・メッセージと拒否メッセージ」ページに、フォルト・メッセージと拒否メッセージのリストが、エラー・メッセージ、フォルトの発生時間、関連するコンポジット・インスタンスIDなどの詳細とともに表示されます。フォルトは、選択したバインディング・コンポーネントのタイプに従って、サービス・バインディング・コンポーネントで処理された受信メッセージか、参照バインディング・コンポーネントで処理された送信メッセージのいずれかに関連しています。

    このページからフォルト・リカバリを実行できます。

    bc_rejectedmess.gifの説明が続きます
    図版bc_rejectedmess.gifの説明

  4. 「エラー・メッセージ」列で特定のメッセージをクリックして、完全なフォルト詳細(フォルトID、フォルトの発生時間、フォルトの場所、フォルト・タイプ、エラー・メッセージ・テキストなど)を表示します。リカバリ可能なフォルトには、「ここでリカバリ」オプションが表示されます。「ここでリカバリ」をクリックして、フォルト・リカバリを実行します。

  5. 拒否メッセージを削除する場合は、「拒否メッセージの削除」をクリックします。

  6. 拒否メッセージを削除するための基準を指定するダイアログが表示されます。

    bc_delrejectmess.gifの説明が続きます
    図版bc_delrejectmess.gifの説明

  7. 基準を指定して、「削除」をクリックします。