この章では、Oracle Identity Navigatorに関連する問題について説明します。次のトピックが含まれています。
この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。次のトピックが含まれています。
ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「ページのリセット」をクリックすると、エラー・メッセージが表示されます。このエラーからリカバリするには、Oracle Identity Navigatorを再ロードします。
「管理」画面の「製品登録」セクションで右ペインのすべてのフィールドにデータを入力した後、「テスト」、「保存」または「取消」ボタンに移動するために[Tab]を何回も押す必要があります。回避方法として、[Shift]を押しながら[Tab]を押すと、反対方向に移動できます。
[Tab]キーを単独で使用しても「製品登録」セクションの左ペインをナビゲートできません。[Tab]キーを使用して最初のカテゴリにフォーカスを移動した後、右向きまたは左向きの矢印キーをクリックして、ツリーの展開と縮小を行います。上向きまたは下向きの矢印キーを使用してノードをナビゲートします。
製品の検出を使用してコンソールを検出する場合は、「ホスト」および「ポート」を入力して「次へ」をクリックします。次に、製品の追加ペインで各製品の「表示名」を入力します。表示名を変更する場合は、名前全体を削除してから再入力する必要があります。もしくは、[F2]キーを押して挿入モードに切り替えると、左向きおよび右向きの矢印キーを使用して表示名の文字を移動できます。
矢印キーを単独で使用しても、製品の追加ペインのカテゴリ・リスト全体をナビゲートできません。編集可能な表の内部で[F2]キーを使用してフィールドにフォーカスし、上向きおよび下向きの矢印を使用してフィールド内を選択します。
ダッシュボードのレイアウトを変更するために「カスタマイズ」をクリックした後、コントラストが不鮮明なために特定のラベル(+ コンテンツの追加など)が一部のユーザーには読みづらい可能性があります。
ダッシュボードをパーソナライズするために「カスタマイズ」を選択して「Oracle Composerのヘルプ」の「?」アイコンをクリックすると、ヘルプ・ページに「トピックが見つかりません」
と表示されます。
ダッシュボードのパーソナライズに関する詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドのOracle Identity Navigatorのパーソナライズに関する項を参照してください。
IE7でダッシュボードのグローバル・ナビゲーション・リンクの「カスタマイズ」をクリックして編集モードに切り替えた場合は、ツールバーが表示されないためページを編集できません。回避方法として、異なるブラウザを使用します。Internet Explorer 8を使用する場合は、互換性モードを使用しないでください。
Internet Explorer 7で製品の検出を使用すると、製品の検出ウィザードでボタンが断続的に非表示になります。この問題を修正するには、ブラウザをリフレッシュします。
キーボードによるナビゲーションを使用してBI Publisherを構成する場合、表示される「コンポーネント・パス」ダイアログ・ボックスでは、[Tab]キーと矢印キーを併用してツリー構造をナビゲートします。
アプリケーション構成ロールを割り当てられた最後のユーザーが共通管理ロール検索結果リストに表示されない可能性があります。このようになる可能性があるのは、共通管理ロールを割り当てた直後にアクセス権限ページでこのロールの検索を実行する場合です。
この問題を回避するには、「ロール名」ペインで別のロール・タイプをクリックしてから、「アプリケーション構成」ロールをクリックします。アプリケーション構成ロールを割り当てられた最後のユーザーがアクセス権限リストに表示されます。
この問題は、Oracle Identity ManagerとOracle Identity Navigatorの両方を使用するよう構成されている環境に影響する可能性があります。ブートストラップ管理者資格証明を使用してOracle Identity Navigatorにログインした後、アクセス権限ページにユーザーが表示されない可能性があります。または、ログイン試行が失敗します。この問題が発生するのは、jps-config.xml内のアイデンティティ・ストア・エントリがデフォルト値の<serviceInstanceRef ref="idstore.ldap"/>
から<serviceInstanceRef ref="idstore.oim"/>
に変更されている場合です。
このエントリを検証するには、次のように、<Extended_Domain_Home>/config/fmwconfig/jps-config.xml内の値を確認します。
ファイル内で、名前がdefaultのjpscontextsセクションを探します。セクションは次のようになります。
<jpsContext name="default"> <serviceInstanceRef ref="credstore"/> <serviceInstanceRef ref="keystore"/> <serviceInstanceRef ref="policystore.xml"/> <serviceInstanceRef ref="audit"/> <serviceInstanceRef ref="idstore.oim"/> </jpsContext>
エントリを変更するには、『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド』の第20章、構成後のステップに関する項で説明されているステップ1から11までを実行します。
このプロシージャを実行するためにOracle Authorization Policy Managerを使用環境にインストールする必要はありません。
ブラウザ・ウィンドウで表示する際に検出ウィザードの第2ページに完全なURLが表示されない可能性があります。
この問題を回避するには、左側のペインを縮小して完全なURLを表示します。
この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。次のトピックが含まれています。
「ダッシュボード」画面からレポートを追加する際に形式の種類としてHTMLを選択した場合、レポートを表示すると、レポート内にOracleアイコンのかわりに「イメージ」と表示されます。
「管理」画面でJAWSなどのスクリーン・リーダーをアクセシビリティ・モードで使用した場合、[Insert]、[Ctrl]および[C]を同時に押すJAWSのキー操作を使用してコンボ・ボックスのリストを表示すると、画面にコンボ・ボックスが次のようにリストされます。
*Required Category(Required)コンボ・ボックス
*Required Type(Required)コンボ・ボックス
このネーミング規則では、CategoryのCやTypeのTなどのキーボード・ショートカットは機能しません。フィールドのナビゲートおよび2つのコンボ・ボックス間のナビゲートには、上向きおよび下向きの矢印キーを使用してください。
コンソールの検索に製品の検出を使用する際に、ホストを名前で指定した場合でも、検出および入力されたアドレスにホスト名とドメイン名ではなくIPアドレスが含まれる場合があります。
コンソールがSSOで保護されている場合は、IPアドレスをSSOに認識されるhost
.domain
アドレスに置き換えてください。たとえば、http://130.35.10.10:7005/odsm
ではなく、http://myhost.mycompany.com:7005/odsm
のようなアドレスを使用してください。IPアドレスをホストおよびドメインに置き換えていない場合、シングル・サインオンは実行されません。つまり、ユーザーがOracle Identity Navigatorからコンソールにアクセスしようとすると、ログイン名およびパスワードを要求されます。
一部のブラウザでは、リダイレクトまたは接続エラーが発生します。
この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。
Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Navigatorの管理者ガイドの第2章のトラブルシューティングに関する項、および第3章の注意の項に、次のような記述があります。
IPv4とIPv6のデュアルスタック環境では、ブラウザから一部のURLにアクセスできません。詳細は、ネットワーク管理者に問い合せてください。
実際には、正しく構成されたデュアルスタック環境では、すべてのURLにアクセスできます。IPv4/IPv6の翻訳に関する問題は、http://www.ietf.org/
にある『Framework for IPv4/IPv6 Translation draft-ietf-behave-v6v4-framework-09』を参照してください。