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Oracle® Fusion Middlewareリリース・ノート
11g リリース1(11.1.1) for Linux x86
B55924-04
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33 Oracle Reports

この章では、Oracle Reportsに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

33.1 一般的な問題および回避方法

この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

33.1.1 Reportsアプリケーションへのユーザーおよびロールのマッピング

Oracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1.3.0)インストールでは、ロールおよびユーザーがReportsアプリケーションにデフォルトで追加されません。JPSセキュリティを使用してレポートを実行するには、ロールおよびユーザーをReportsアプリケーションに追加する必要があります。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middlewareセキュリティ・ガイド』のアプリケーション・ロールの管理に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイドのユーザーおよびセキュリティ・ポリシーの管理に関する項

33.1.2 SUSE Linux 11オペレーティング・システムのOpenmotifライブラリ

Oracle Bug#9405158

Oracle Reports 11gリリース1をインストールする前に、openmotif22-libs-2.2.4-138.17ライブラリがマシンにインストールされていることを確認します。このライブラリがインストールされていない場合、Oracle Reportsのインストールは失敗します。

このライブラリは次の場所からダウンロードできます。

http://ftp.novell.com/partners/oracle/sles-11/openmotif_FUSION_SLES11.tgz

33.2 ドキュメントの訂正箇所

この項では、OTNで公開されているOracle Reportsのドキュメントのエラーをリストします。次のトピックが含まれています。

33.2.1 マトリックス・レポートをENHANCEDSPREADSHEET形式で実行する場合のページごとの水平パネルの制限

マトリックス・レポートでは、ページごとの水平パネルが1より大きい値に設定されている場合、ENHANCEDSPREADSHEET出力形式でレポートを実行すると、次のエラーが発生します。

REP-1223: ページ・サイズは無効です。

マトリックス・レポートのページごとの水平パネルを1より大きい値に設定できるのは、ENHANCEDSPREADSHEET以外のすべてのDESFORMATです。

33.2.2 Oracle Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成ユーザーズ・ガイドの修正事項

Oracle Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成ユーザーズ・ガイドのJSPパラメータ・フォームおよびターゲット・レポートのデプロイに関する項を次のように修正します。

  • この項の1段落目に次のような文章があります。

    「ただし、テスト目的で、Oracle Developer Suiteに同梱されているOracle WebLogic Serverインスタンスを使用できます。」

    この文章は無視してください。Oracle Developer Suiteは11gには含まれていません。

  • 手順1および2には、デプロイメント・ディレクトリとして次のように記述されています。

    $BEA_HOME\servers\WLS_REPORTS\stage\reports\reports\web.war
    

    このパスは間違っています。次に正しいパスを示します。

    $DOMAIN_HOME\servers\WLS_REPORTS\tmp\_WL_user\reports_11.1.1.2.0\dir_name\war
    

    dir_nameは、各デプロイメント・インスタンスに対してランダムに生成されるディレクトリ名です。