この章では、EISディスクリプタに固有のディスクリプタのオプションを作成する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
複数のタイプのディスクリプタの作成方法の詳細は、第118章「ディスクリプタの作成」を参照してください。
ディスクリプタの作成後は、各種オプション(第119章「ディスクリプタの構成」を参照)の構成作業、および作成したディスクリプタを使用してのマッピングの定義作業が必要です。
TopLinkでサポートされているマッピングのタイプに関する詳細は、第17章「マッピングの概要」および第120章「マッピングの作成」を参照してください。
TopLinkでサポートされているディスクリプタのタイプに関する詳細は、16.1項「ディスクリプタ・タイプ」を参照してください。
詳細は、次を参照してください。
Oracle JDeveloper TopLinkエディタ、TopLink Workbench(75.2.1項「TopLink Workbenchを使用したEISディスクリプタの作成方法」を参照)またはJava(75.2.2項「Javaを使用したEISディスクリプタの作成方法」を参照)を使用してEISディスクリプタを作成できます。EISディスクリプタを作成および管理するには、Oracle JDeveloperまたはTopLink Workbenchを使用することをお薦めします。
TopLink Workbenchを使用すると、EISプロジェクトで次のタイプのEISディスクリプタを作成できます。
EISディスクリプタの動作を変更するには、そのディスクリプタをルートEISディスクリプタとして構成します(76.6項「EISディスクリプタのタイプ(ルートまたはコンポジット)の構成」を参照)。EISディスクリプタをルートとして設定する場合は、EISディスクリプタの参照クラスが親クラスであること、つまり、その参照クラスが他のクラスからコンポジット・オブジェクト・マッピングまたはコンポジット・コレクション・マッピングを使用して参照されることがないことを、TopLinkランタイムに通知します。EISルート・ディスクリプタを使用すると、サポートされているすべてのマッピングを構成できます。EISルート・ディスクリプタにEISインタラクションを構成することもできます(109.8項「EISインタラクションの使用」を参照)。ただし、コンポジット・オブジェクト・マッピングまたはコンポジット・コレクション・マッピングを使用してEISルート・ディスクリプタを構成する場合は、定義する参照ディスクリプタはEISコンポジット・ディスクリプタである必要があります。これ以外のEISルート・ディスクリプタにすることはできません。
デフォルトでは、EISプロジェクトにクラスを追加するときに(117.3項「プロジェクト・クラスパスの構成」を参照)、TopLink Workbenchによってそのクラス用のEISディスクリプタが作成され、コンポジット・ディスクリプタとして設定されます。EISディスクリプタをコンポジットとして設定する場合は、EISディスクリプタの参照クラスがコンポジット・オブジェクト・マッピングまたはコンポジット・コレクション・マッピングによって参照されることを、TopLinkランタイムに通知します。EISコンポジット・ディスクリプタを使用すると、サポートされているすべてのマッピングを構成できます。ただし、EISコンポジット・ディスクリプタにEISインタラクションを構成することはできません。EISインタラクションを構成できるのは、EISルート・ディスクリプタのみです(75.2.1.1項「EISルート・ディスクリプタ」を参照)。
例75-1は、Javaコードによるリレーショナル・ディスクリプタの作成方法を示します。
例75-1 JavaでのEISディスクリプタの作成
EISDescriptor descriptor = new EISDescriptor(); descriptor.setJavaClass(YourClass.class);
EISディスクリプタをコンポジット・ディスクリプタとして設定するには、ClassDescriptor
メソッドdescriptorIsAggregate
を使用します。