ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle TopLink開発者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B56246-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

50 XMLディスクリプタの概要

この章では、XMLディスクリプタに固有のオプションについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

複数のタイプのTopLinkディスクリプタに共通のディスクリプタの概念と機能の詳細は、第16章「ディスクリプタの概要」を参照してください。

50.1 XMLディスクリプタの概念

XMLディスクリプタには、XMLスキーマ・ドキュメント(XSD)に定義されている単純および複合型に対してマップするJavaオブジェクトを記述します。

XMLディスクリプタをXMLプロジェクトで使用すると、XSDに定義されているXML要素へのXMLのマッピング(53.1項「XMLマッピングのタイプ」を参照)をメモリー内に構成できます。

詳細は、次を参照してください。

50.1.1 XMLディスクリプタと集約

親(ソース)および子(ターゲット)のオブジェクトについてディスクリプタを使用する場合は、次を実行する必要があります。

  • ソース・オブジェクトが存在する場合は、ターゲット・オブジェクトも存在することを確認してください。

  • ソース・オブジェクトが破棄される場合は、ターゲット・オブジェクトも破棄されることを確認してください。

詳細は、16.2.5項「ディスクリプタと集約」を参照してください。

XMLプロジェクトで、ソースおよびターゲット・オブジェクトにディスクリプタを定義し、この関係を「XMLプロジェクトでのコンポジット・ディスクリプタ」として反映します。

50.1.1.1 XMLプロジェクトでのコンポジット・ディスクリプタ

XMLプロジェクトでは、ディスクリプタは常にコンポジット・ディスクリプタです。

XMLディスクリプタは常にコンポジットであるため、XMLディスクリプタのタイプを考慮せずにXMLディスクリプタで継承を構成できます(16.3項「ディスクリプタと継承」を参照)。