Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理 11g リリース1(10.3.5) B60991-03 |
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次の項では、WebLogic Serverのインスタンスを起動および停止するために頻繁に使われる単純な方法を説明します。
WebLogic Serverインスタンスの起動と停止の総合的な情報については、第2章「サーバーの起動と停止」を参照してください。
次の表では、WL_HOME
はWebLogic Serverの最上位のインストール・ディレクトリを表します。たとえば、c:\Oracle\Middleware\wlserver_10.3\
などです。
表A-1 サーバー・インスタンスの起動
起動対象 | 手順 |
---|---|
MedRecサーバー |
呼出し:
サーバーは、medrecドメインで管理サーバーとして起動します。 Windowsでは、「スタート」メニューからMedical Recordsサーバーを起動できます(WebLogic Server>サンプル>Medical Recordsサーバーの起動)。デフォルトでは、medrecドメインのユーザー名は |
MedRecサーバー(Springバージョン) |
呼出し:
サーバーは、medrec-springドメインで管理サーバーとして起動します。 Windowsでは、「スタート」メニューからMedical Recordsサーバー(Springバージョン)を起動できます((WebLogic Server>サンプル>Medical Recordsサーバー(Springバージョン)の起動)。デフォルトでは、medrecドメインのユーザー名は |
サンプル・サーバー |
呼出し:
サーバーは、wl_serverドメインで管理サーバーとして起動します。 Windowsでは、「スタート」メニューからサンプル・サーバーを起動できる(WebLogic Server>サンプル>サンプル・サーバーの起動)。デフォルトでは、wl_serverドメインのユーザー名は |
作成した管理サーバー |
呼出し:
サーバーがユーザー名とパスワードの入力を要求する場合は、サーバーを起動する許可を持つWebLogic Serverユーザーの名前を入力します。詳細は、サーバーの起動と停止を行うユーザー資格証明の指定を参照してください。 注意: 開発環境では、管理サーバーを起動し、アプリケーションを直接その管理サーバーにデプロイすれば通常は十分です。本番環境では、通常はアプリケーションを実行する管理対象サーバーを作成します。 Windowsでは、構成ウィザードによって、作成した管理サーバーを起動するためのショートカットが「スタート」メニューに作成されます(ユーザーのプロジェクト> |
管理対象サーバー |
管理対象サーバーを起動する他の方法については、第2章「サーバーの起動と停止」を参照してください。 |
管理対象サーバーのクラスタ |
ノード・マネージャを使用してクラスタリングされた管理対象サーバーを起動する場合は、Oracle WebLogic Server管理コンソール・ヘルプの「クラスタ内の管理対象サーバーの起動」を参照してください。 |
管理コンソールを使用してWebLogic Serverインスタンスを停止することをお薦めします。
Oracle WebLogic Server管理コンソール・ヘルプの「サーバー・インスタンスの停止」および「正常な停止の制御」を参照してください。
クラスタ内の管理対象サーバーの正常な停止については、Oracle WebLogic Server管理コンソール・ヘルプの「クラスタ内のサーバーの停止」を参照してください。
または、WebLogic Serverの停止スクリプトを呼び出してサーバーを停止することもできます。停止スクリプトによるサーバーの停止を参照してください。
Windowsでは、「スタート」メニューからMedical Recordsサーバー、Medical Recordsサーバー(Springバージョン)、サンプル・サーバー、および構成ウィザードを使用して作成した管理サーバーを停止できます。