次の項では、「ActiveCacheの使い方」の内容と構成について説明します。
このマニュアルは以下の読者を対象にしています。
WebLogic ServerアプリケーションからCoherenceデータ・キャッシュへのアクセス用に簡易化されたアプローチを使用する機能など、ActiveCache機能を使用して開発と構成を行うアプリケーション開発者。
管理コンソール、ノード・マネージャ、およびWebLogic Scripting Tool (WLST)などのWebLogic管理ツールを使用して、Coherenceキャッシュ・サーバーとCoherenceクラスタを作成、構成、制御、および監視する管理者。
第1章「概要とロードマップ」では、このガイドの構成について説明します。
第2章「ActiveCacheについて」では、ActiveCache機能の概要を説明します。
第3章「アプリケーションからデータ・キャッシュへのアクセス」では、ActiveCacheをWebLogic Server上で実行されるアプリケーションと共に使用する方法を説明します。
第4章「関係データのアクセスと取得」では、ActiveCacheをTopLink Gridのオブジェクト関係マッピング機能と共に使用して関係データをキャッシュする方法を説明します。
追加情報は、次のCoherenceおよびWebLogic Serverのドキュメントを参照してください。
Coherence
WebLogic Server
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverクラスタの使い方』
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの管理コンソール・オンライン・ヘルプ
このリリースのWebLogic Serverでは、Javaベースのノード・マネージャと共にWebLogic Server管理サーバーを使用し、管理コンソールまたはWLSTを介して、スタンドアロンCoherenceキャッシュ・サーバーを制御(起動、停止、および再起動)、構成、および監視できます。
WebLogic Serverの他の新機能の一覧については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。