管理情報ベース (MIB) は、オブジェクトとその識別子 (または変数) を含む仮想データベースであり、ここに管理対象デバイスの特性が定義されます。これらの特性は、そのデバイスに対応した機能要素です。SNMP ソフトウェアを使用すれば、これをモニターできます。
この章では、MIB のオブジェクトおよび変数とその説明をアルファベット順に一覧表示します。基本的な変数および追加の変数には、StorageTek モジュール構成ライブラリの全機能および SNMP のサポートに対応した完全な変数セットが用意されています。
次の図は、StorageTek モジュール構成ライブラリの MIB 構造を示しています。オブジェクト名は次のとおりです。
STREAMLINE–TAPE–LIBRARY–MIB:streamlineTapeLibrary == 1.3.6.1.4.1.1211.1.15
表 1-1 に示したタイプ定義は、その他の変数の基になるテンプレートとして機能します。
表 1-1 タイプ定義
タイプ定義 | 説明 |
---|---|
SlLibraryId |
複合体内のライブラリ識別子 (最大 n 個) |
SlLibraryIdMax |
複合体内の最大ライブラリ識別子 |
SlComplexId |
ライブラリ複合体の識別子 |
SlSnmpPort |
許可される SNMP ポート |
SlSnmpTrapPort |
許可される SNMP トラップポート |
SlCmdClear |
許可される SNMP トラップポート (1 = アクションなし、2 = クリア) |
SlDeviceStatus |
デバイスのステータス (正常 = 0、エラー = 1、警告 = 2、情報 = 3、トレース = 4) |
SlLibraryCondition |
ライブラリの状況 (通常 = 0、低下 = 1、機能不能 = 2) |
SlMediaEventType |
メディアエラーのタイプ (ロード = 1、アンロード = 2、エラー = 3、ロードの再試行 = 4、ドライブのエラー = 5、メディアの寿命 = 6、ドライブの寿命 = 7、復号化エラー = 8、不明 = 9) |
SlHaState |
RE コントローラの状態 (一重 = 0、二重 = 1、RE なし = 2) |
SlHaId |
RE コントローラの識別子 (アクティブ = 0、スタンバイ = 1、RE なし = 2) |
SlHaSlot |
RE コントローラのスロット (サイド A = 0、サイド B = 1、RE なし = 3) |
SlDriveFibreLoopId |
ドライブのファイバループ ID |
SlDriveFibreSpeed |
ドライブのファイバ速度 (不明 = 1、1 ギガビット = 2、2 ギガビット = 3、4 ギガビット = 4) |
SlDriveFibreAddressing |
ドライブのファイバアドレス指定 (ハード = 1、ソフト = 2) |
SlDriveStatus |
ドライブのステータス (不明 = 0、初期化中 = 1、空 = 2、カートリッジあり = 3、ロード中 = 4、ロード済み = 5、クリーニング中 = 6、巻き戻し中 = 7、アンロード中 = 8、動作不能 = 9、ロード不可 = 10、アンロード不可 = 11) |
SlPartitionType |
パーティションのタイプ (HLI = 1、SCSI = 2、その他 = 3) |
SlCellHostTypeTC |
セルホストのタイプ (無効/不明のセル = 0、ストレージスロット = 1、テープドライブ = 2、CAP またはメールスロット = 3、プレイグラウンド/システムセル = 4、一時的/予約済みのセル =5、PTP = 6、ハード/ロボットセル = 7) |
SlSeverityTC |
トラップで可能な重要度レベル (正常 = 0、ハートビート/検証 = 1、テレメトリ/メトリックス = 2、構成 = 3、トレース/デバッグ = 4、情報/通常動作 = 5、警告/動作低下 = 6、エラー/動作不能 = 7、クリティカル/システム障害 = 8、致命的/システム使用不可 = 9、その他 = 10) |
SlDiagEntityTC |
障害を診断したエンティティー (障害マネージャー/専用のオンボード障害検出ソフトウェア = 1、障害マネージャー以外のライブラリアプリケーション = 2、オペレーティングシステム = 3、プリミティブ/ドライバまたはその他の低レベルファームウェア = 4、その他 = 5) |
SlFaultTypeTC |
保守の重要性に基づいた障害タイプ (ハートビート/アイムアライブまたはテストイベント = 0、自動回復済み = 1、疑わしい/一時的または要因 = 2、ルーチン/既知 = 3、エスカレート済み/精査が必要 = 4、クリティカル/システム全体の動作に影響 = 5、アラート/お客様への影響が目前 = 6、大惨事/お客様に影響 = 7、緊急/即時の保守が必要 = 8) |
SlCountTC |
カウントされた項目量 |
SlFruStatusTC |
FRU のステータス (その他 = 1、疑わしい = 2、障害発生 = 3、修復済み = 4、交換済み = 5、障害なし = 6) |
表 1-2 は、エージェントの変数を示したリストです。
表 1-2 slAgent の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slAgentBootDate |
エージェントが初期化された日時 |
slAgentCommunity |
エージェントのデフォルトコミュニティー |
slAgentLibStatusAtStartup |
エージェント起動時のライブラリの状況 (通常、低下、動作不能) |
エージェントが待機している UDP ポート番号 |
|
埋め込みエージェントのファームウェアバージョン |
|
エージェントがトラップを送信する UDP ポート番号 |
|
slAgentURL |
Web ベースの管理用 URL |
表 1-5 は、カートリッジアクセスポートの変数を示したリストです。
表 1-5 slCap の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slCapCount |
CAP テーブル内の CAP の量 |
slCapTable |
カートリッジアクセスポート (CAP) のテーブル |
slCapEntry |
カートリッジアクセスポート (CAP) |
slCapIndex |
CAP テーブルへの整数インデックス |
slCapPhysicalAddressStr |
CAP の物理アドレスに対応する文字列 (SL500 では、代わりに論理 SCSI 要素 ID が返されます) |
slCapAccessibility |
CAP のアクセシビリティー (オープンの許可/禁止など) |
slCapAccessStateEnum |
CAP のアクセス状態 (列挙として表示) |
slCapState |
CAP の物理的な状態 |
slCapStatusEnum |
CAP の動作ステータス (列挙として表示) |
slCapName |
CAP の名前 |
slCapRotations |
CAP の回転数 |
slCapRotationRetries |
CAP で実行された回転の再試行回数 |
slCapRotationFails |
CAP で実行された回転の失敗回数 |
slCapIPLs |
CAP で実行された IPL の数 |
slCapSerialNumber |
CAP のシリアル番号 |
slCapCodeVer |
CAP のコードバージョン |
slCapVersion |
CAP のバージョン |
slCapFirmwareVer |
CAP のファームウェアバージョン |
表 1-6 は、セルの変数を示したリストです。
表 1-6 slCell の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slCellCount |
セルテーブル内のストレージ要素の量 |
slCellStorageFreeCells |
ライブラリで使用可能な (空の) ストレージセルの量 |
slCellStorageRestrictedFreeCells |
ライブラリ内の制限されている使用可能な (空の) ストレージセルの量 |
slCellTable |
ライブラリ内のストレージ要素のテーブル |
slCellEntry |
ストレージ要素 |
slCellIndex |
ストレージセルテーブルへの整数インデックス |
slCellElementID |
ストレージセルの要素 ID または変換済みの論理 HLI アドレス |
slCellHostAccessible |
ホストのアクセス可能ステータスの表示 |
slCellContentStatus |
セルのステータス (不明、空、読み取り可能、読み取り不可、CAP マガジンなし、ドライブなし、ドライブ使用不可) |
slCellContentLabel |
セル内のカートリッジのラベル (空の場合は長さゼロの文字列、読み取り不可の場合は「??????」) |
slCellContentType |
セル内のカートリッジのタイプ (空の場合は長さゼロの文字列) (列挙されたドメインに基づくテキスト文字列と VOLSER ラベルから導出されたタイプ値) |
slCellGetRetryCount |
このセルから実行された Get の再試行回数 |
slCellPutRetryCount |
このセルに実行された Put の再試行回数 |
slCellHostType |
セルのタイプ (0 = 無効/不明のセル、1 = ストレージスロット、2 = テープドライブ、3 = CAP (Customer Access Port) またはメールスロット、4 = プレイグラウンド/システムセル、5 = 一時的/予約済みまたは回復セル、6 = パススルーポート、7 = ロボットセル) |
slCellPhysicalAddressStr |
ストレージセルの物理アドレス文字列 |
slCellLogicalAddressStr |
ストレージセルの論理アドレス文字列 |
ストレージセルのパーティション ID |
|
ストレージセルのパーティションタイプ |
|
slCellCapacityEnabled |
ストレージセルが有効 (1) と無効 (0) のどちらであるか |
slCellCapacityAllowed |
使用が認可されたセルの数。 |
slCellCapacityUsed |
使用中のセルの数。 |
表 1-7 は、クリーニングの変数を示したリストです。
表 1-7 slLibClean の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibCleanEnabled |
自動クリーニング機能の構成 (一部のライブラリではサポートされません) |
slLibCleanCartTable |
ライブラリ内のクリーニングカートリッジのテーブル |
slLibCleanCartEntry |
クリーニングカートリッジ |
slCleanCartIndex |
クリーニングカートリッジテーブルへの整数インデックス |
slCleanCartLabel |
クリーニングカートリッジのラベル |
slCleanCartType |
クリーニングカートリッジのタイプ (SDLT、9840、LTO など) |
slCleanCartLocationElementID |
クリーニングカートリッジの場所: 要素 ID |
slCleanCartHostAccessible |
ホストのアクセス可能ステータスの表示 |
slCleanCartUsageCount |
テープドライブをクリーニングするためにカートリッジが使用された回数 |
slLibCleanNumCarts |
ライブラリ内のクリーニングカートリッジの数 |
slLibCleanNumCartTypes |
サポートされている一意のカートリッジタイプの数 |
slLibCleanWarnEntry |
クリーニング回数の警告しきい値に対応するテーブルエントリ |
slLibCleanWarnIndex |
クリーニングの警告しきい値テーブルへのインデックス |
slLibCleanWarnCartType |
クリーニングカートリッジのタイプ (SDLT、9840、LTO、T10000 など) |
slLibCleanWarnCount |
構成されている警告回数しきい値 |
slLibCleanWarnTable |
クリーニング回数の警告しきい値のテーブル |
表 1-8 は、コントローラの変数を示したリストです。
表 1-8 slController の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slControllerCount |
コントローラテーブル内のコントローラの数 |
slControllerTable |
コントローラのテーブル |
slControllerEntry |
コントローラのエントリ (HBC、HBCR、RLC、HBT など) |
slControllerIndex |
コントローラカードのインデックス |
slControllerPhysicalAddressStr |
コントローラの物理アドレスに対応する文字列 |
slControllerSerialNum |
コントローラカードのシリアル番号 |
slControllerTopLevelCondition |
コントローラの最上位レベルの状況 (通常、低下、動作不能) |
slControllerFaultLED |
コントローラの障害 LED の状態 |
slControllerSafetoRemoveLED |
コントローラを安全に取り外せることを示す LED の状態 |
slControllerStatusEnum |
コントローラの動作ステータス (列挙形式) |
コントローラのコードバージョン |
|
コントローラのバージョン |
|
コントローラのファームウェアバージョン |
|
コントローラの高可用性ステータス (アクティブ = 0、スタンバイ = 1) |
|
RE コントローラの識別子 (アクティブ = 0、スタンバイ = 1) |
|
RE コントローラのスロット (サイド A = 0、サイド B = 1) |
|
代替 RE コントローラの IP アドレス |
|
コントローラの現場交換可能ユニット (FRU) ベースのシリアル番号 |
このセクションでは、ドライブおよびメディアの変数について説明します。
表 1-9 は、ドライブの変数を示したリストです。
表 1-9 slDrive の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slDriveCount |
ドライブテーブル内のドライブの量 |
SlDriveFibreLoopId |
ドライブのファイバループ ID |
SlDriveFiberSpeed |
ドライブのファイバ速度 |
SlDriveFibreAddressing |
ドライブのファイバアドレス指定 |
slDriveTable |
ドライブのテーブル |
slDriveEntry |
テープドライブ |
slDriveIndex |
ドライブテーブルへの整数インデックス |
slDriveHashedPhysAddr |
ドライブの物理アドレス (SL500 では、下位互換性を保つために論理 SCSI 要素 ID) |
slDriveType |
ドライブの製造元およびメーカーから導出されたドライブのタイプ (STK10000 など) |
slDriveVendor |
ドライブのベンダー (STK、HP、IBM など) |
slDriveSerialNum |
ドライブの電子シリアル番号 |
slDriveInterfaceType |
ドライブの物理的なデータ転送タイプ |
slDriveID |
ドライブの SCSI ID またはファイバポートの割り当て |
slDriveState |
ドライブの状態 (空、ロード済み、クリーニングが必要など) |
slDriveLED |
ドライブトレー LED の状態 (0 = オフ、1 = オン) |
slDriveStatusEnum |
ドライブの動作ステータス (列挙形式) |
ドライブのコードバージョン (ソフトウェアまたはファームウェア) |
|
ドライブのハードウェアバージョン |
|
slDriveGetRetries |
ドライブに実行されたマウントの再試行回数 |
slDrivePutRetries |
ドライブに実行されたマウント解除の再試行回数 |
slDriveCommandClean |
ドライブのクリーニングを開始または中止するための信号 |
slDriveCellStatusEnum |
ドライブセルのステータス (列挙として表示) |
slDriveCellStatusText |
ドライブセルのステータス |
slDriveCellContentLabel |
ドライブ内のカートリッジのラベル (長さゼロの文字列 = 空、?????? = 読み取り不可) |
slDriveCellContentType |
ドライブ内のカートリッジのタイプ (長さゼロの文字列 = 空) |
slDriveIdleSeconds |
ドライブがアイドル状態 (アンマウント済み) になった秒数 |
slDriveNumMounts |
ドライブへのマウントの量 |
slDriveFibreNodeName |
ドライブのファイバノード名 (ノード WWN) |
ドライブ内のアクティブポートの量 |
|
ポート A の WWN (World Wide Name) |
|
ポート A のアドレス指定モード |
|
ポート A が有効 (2) または無効 (1) |
|
ポート A のループ ID |
|
ポート A のポート速度 |
|
ポート B の WWN (World Wide Name) |
|
ポート B のアドレス指定モード |
|
ポート B が有効 (2) または無効 (1) |
|
ポート B のループ ID |
|
ポート B のポート速度 |
|
slDriveWWNEnabled |
ドライブの WWN (World Wide Name) オプションが有効 (コマンド行インタフェースの使用でのみ設定可能) |
slDrivePhysicalAddressStr |
ドライブの物理アドレス文字列 |
slDriveTraySerialNumber |
ドライブトレーのシリアル番号 |
表 1-10 は、ドライブのメディア検証の変数を示したリストです。
表 1-10 slMVDrive の変数
変数 |
説明 |
---|---|
slMVDrivePhysicalAddressStr |
メディア検証プールに割り当てられたドライブの物理アドレス |
slMVDriveType |
メディア検証プールに割り当てられたドライブのメーカーまたは製造元 |
slMVDriveSerialNum |
メディア検証プールに割り当てられたドライブの電子シリアル番号 |
slMVDriveState |
メディア検証プールに割り当てられたドライブの状態 (空、ロード済み、クリーニングが必要など) |
slMVDriveCodeVer |
メディア検証プールに割り当てられたドライブのファームウェアまたはソフトウェア |
slMVDriveCellStatusStr |
メディア検証プールに割り当てられたドライブのセルのステータス |
slMVDriveCellContentLabel |
メディア検証プールに割り当てられたドライブ内のカートリッジのラベル (空の場合は 0、読み取り不可の場合は ??????) |
slMVReservationId |
0 はメディア検証プールに割り当てられたドライブが使用可能であることを示します。 |
slMVTapeVolserLabelStr |
メディア検証プールに割り当てられたドライブの物理アドレス |
slMVTypeEnum |
カートリッジに適用された検証のタイプ (0 = 検証なし、1 = 基本的な検証、2 = テープの始めから完全な検証、3 = 完全な検証 resume、4 = 完全な検証 divbot、5 = 完全な検証 divresume、6 = 標準的な検証、7 = MIR の再構築、8 = 停止) |
slMVOriginatorStr |
メディア検証のテストイニシエータ |
slMVStatusStr |
メディア検証テストのステータス |
slMVCompletionStatusStr |
メディア検証が完了した割合または検証が停止された割合 |
slMVErrorCodeStr |
メディア検証のエラーコード |
slMVDriveCount |
メディア検証プールに現在割り当てられているドライブの量 |
表 1-11 は、メディアイベントの変数を示したリストです。
表 1-11 slMedia イベントの変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibMediaEventCount |
テーブル内のメディア統計情報の量 |
slLibMediaEventTable |
メディア統計情報のテーブル |
slLibMediaEventEntry |
メディアエラーに関する統計情報 |
slLibMediaEventIndex |
メディアエラーの統計情報テーブルへのインデックス |
slLibMediaEventVolid |
光学式バーコードのボリューム ID |
slLibMediaEventMediaDomain |
VOLSER ラベルから検出された光学式バーコードのドメインフィールド |
slLibMediaEventMediaType |
VOLSER ラベルから検出された光学式バーコードのタイプ (1 = ロード、2 = アンロード、3 = エラー、4 = ロードの再試行、5 = ドライブのエラー、6 = メディアの寿命、7 = ドライブの寿命、8 = 復号化エラー、9 = 不明) |
slLibMediaEventDriveSerialNum |
ドライブの電子シリアル番号 |
slLibMediaEventDriveType |
テープドライブのタイプ |
slLibMediaEventDateTime |
次の形式で示したログエントリの日時。 MM:DD:YYYY HH:MM:SS |
slLibMediaEventEnum |
メディアエラーのタイプ (列挙として報告) |
slLibMediaEventOccurrenceCount |
メディア統計情報の発生数 |
表 1-12 は、エレベータの変数を示したリストです。
表 1-12 slElevator の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slElevatorCount |
エレベータテーブル内のエレベータの量 |
slElevatorTable |
エレベータのテーブル |
slElevatorEntry |
エレベータ |
slElevatorIndex |
エレベータのインデックス |
slElevatorPhysicalAddressStr |
エレベータの物理アドレス文字列 |
slElevatorPositionOn |
エレベータの物理的な位置 (実装されていませんが、SL 以外のライブラリとの下位互換性を保つために定義されています) |
slElevatorHandCartStatus |
エレベータハンドの状態 (カートリッジ = 1、カートリッジなし = 0) |
slElevatorSerialNum |
エレベータのシリアル番号 |
slElevatorState |
エレベータの状態 (アイドル、移動中、動作不能など) |
slElevatorFaultLED |
エレベータの障害 LED の状態 |
slElevatorStatusEnum |
エレベータの動作ステータス (列挙形式) |
エレベータのコードバージョン |
|
エレベータのバージョン |
|
エレベータのファームウェアバージョン |
|
slElevatorGetRetries |
エレベータに実行されたマウントの再試行回数 |
slElevatorPutRetries |
エレベータに実行されたマウント解除の再試行回数 |
slElevatorGetFails |
エレベータで発生したマウントの失敗回数 |
slElevatorPutFails |
エレベータで発生したマウント解除の失敗回数 |
slElevatorGetTotals |
エレベータの全マウント操作の合計数 |
slElevatorPutTotals |
エレベータの全マウント解除操作の合計数 |
表 1-14 は、ホストインタフェースの変数を示したリストです。
表 1-14 slHostInterface の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slHostInterfaceCount |
インタフェースカードの数 |
slHostInterfaceTable |
ホストインタフェースのテーブル |
slHostInterfaceEntry |
ホストインタフェースのエントリ (ファイバや SCSI など) |
slHostInterfaceIndex |
ホストインタフェースカードのテーブルへの整数インデックス |
slHostInterfaceFibreCount |
このホストインタフェースカード内のアクティブファイバの量 |
slHostInterfaceAWWN |
ファイバ A の WWN (World Wide Name) |
ポート A1 のアドレス指定モード |
|
ポート A1 で有効なポート |
|
ポート A1 のループ ID |
|
ポート A1 のポート速度 |
|
ポート A2 のアドレス指定モード |
|
ポート A2 で有効なポート |
|
ポート A2 のループ ID |
|
ポート A2 のポート速度 |
|
slHostInterfaceBWWN |
ファイバ B の WWN (World Wide Name) |
ポート B1 のアドレス指定モード |
|
ポート B1 で有効なポート |
|
ポート B1 のループ ID |
|
ポート B1 のポート速度 |
|
ポート B2 のアドレス指定モード |
|
ポート B2 で有効なポート |
|
ポート B2 のループ ID |
|
ポート B2 のポート速度 |
|
slHostInterfaceElementID |
コントローラの要素 ID/アドレス |
slHostInterfaceSerialNum |
コントローラカードのシリアル番号 |
slHostInterfaceStatus |
コントローラの状態 (正常、エラー、警告) |
slHostInterfaceFaultLED |
コントローラの障害 LED の状態 |
slHostInterfaceSafeToRemoveLED |
コントローラを安全に取り外せることを示す LED の状態 |
slHostInterfaceStatusEnum |
コントローラの動作ステータス (列挙形式) |
コントローラのコードバージョン |
|
コントローラのハードウェアバージョン |
|
コントローラのファームウェアバージョン |
このセクションでは、ライブラリ関連の変数について説明します。
表 1-15 は、ライブラリの状況の変数を示したリストです。
表 1-16 は、ライブラリ構成の変数を示したリストです。
表 1-16 slLibLSMConfig の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibLSMConfigCount |
インストールされている LSM の量 |
slLibLSMConfigTable |
LSM 構成のテーブル |
slLibLSMConfigEntry |
LSM 構成のエントリ |
slLibLSMConfigIndex |
LSM 構成のインデックス |
slLibLSMConfigNumPanels |
物理パネルの量 |
slLibLSMConfigNumHandCells |
物理ハンドの量 |
slLibLSMConfigMinHandAddr |
物理ハンドの最小要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigMaxHandAddr |
物理ハンドの最大要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigNumSystemCells |
システムセルおよび予約済みセルの量 |
slLibLSMConfigNumRestrictedCells |
お客様が制限されているセルの量 |
slLibLSMConfigMinSystemAddr |
システムセルの最小要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigMaxSystemAddr |
システムセルの最大要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigNumCaps |
カートリッジアクセスポート (CAP) の量 |
slLibLSMConfigNumCapColumns |
CAP 内の列の量 |
slLibLSMConfigNumCapCells |
CAP セルの量 |
slLibLSMConfigMinCapAddr |
CAP セルの最小要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigMaxCapAddr |
CAP セルの最大要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigNumDriveColumns |
ドライブ列の量 |
slLibLSMConfigNumDrives |
テープドライブの量 |
slLibLSMConfigMinDriveAddr |
テープドライブの最小要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigMaxDriveAddr |
テープドライブの最大要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigNumStorageCells |
ストレージセルの量 |
slLibLSMConfigMinStorageAddr |
ストレージセルの最小要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigMaxStorageAddr |
ストレージセルの最大要素 ID またはアドレス |
slLibLSMConfigNumPtps |
パススルーポート (PTP) の量 |
slLibLSMConfigNumPtpColumns |
PTP 内の列の量 |
slLibLSMConfigNumPtpCells |
PTP セルの量 |
PTP セルの最小要素 ID またはアドレス |
|
PTP セルの最大要素 ID またはアドレス |
表 1-18 は、ライブラリ識別情報の変数を示したリストです。
表 1-18 識別情報の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibStkBaseModel |
StorageTek ライブラリのモデル名 (ベンダー固有のモデルデータを参照) |
slLibSerialNumber |
ライブラリフレームのシリアル番号 |
slLibWWNNumber |
ライブラリの WWN (World Wide Number) (64 桁の 16 進数) |
slLibraryTopLevelCondition |
ライブラリ全体の状況 (通常、低下、動作不能など) |
SlLibLibraryId |
ライブラリ複合体内のライブラリ識別子 (最大 n 個) |
SlLibLibraryIdMax |
ライブラリ複合体内の最大ライブラリ識別子 |
SlLibComplexId |
ライブラリ複合体の識別子 |
ライブラリでサポートされている MIB のバージョン |
表 1-19 は、ライブラリの場所の変数を示したリストです。
表 1-20 は、ネットワークの変数を示したリストです。
表 1-20 slLibNetwork の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slNetworkCount |
Ethernet ポートの合計数 |
slNetworkTable |
ネットワークインタフェースのテーブル |
slNetworkEntry |
ネットワークインタフェースのエントリ |
slNetworkIndex |
テーブルへのインデックス |
slLibNetworkInterfaceName |
ライブラリソフトウェアで使用されるインタフェース名 |
slLibNetworkIpAddr |
ライブラリの IP アドレス |
slLibNetworkGateway |
ライブラリネットワークのインターネットゲートウェイ |
slLibNetworkEthAddr |
ライブラリの物理 Ethernet アドレス (48 ビット) |
slLibNetworkName |
ライブラリネットワークのホスト名 |
slLibNetworkNetmask |
ライブラリネットワークのインターネットアドレスネットマスク |
slLibNetworkDhcpEnabled |
DHCP IP アドレス/名前のクライアント検索サービスのステータス (SL500 のみ) |
slLibNetworkDomainName |
ライブラリネットワークのネットワークドメイン名 |
slLibNetworkPrimaryDNS |
ライブラリネットワークのプライマリ DNS サーバー |
slLibNetworkSecondaryDNS |
ライブラリネットワークのセカンダリ DNS サーバー |
slLibNetworkRXPackets |
受信したパケットの量 |
slLibNetworkTXPackets |
送信したパケットの量 |
slLibNetworkErrors |
このインタフェースで発生したエラーの量 |
slLibNetworkDropped |
このインタフェースで破棄されたパケットの量 |
slLibNetworkOverruns |
このインタフェースで発生したオーバーランパケットの量 |
slLibNetworkFrame |
このインタフェースで発生したフレームパケットの量 |
slLibNetworkCollisions |
このインタフェースで発生した競合の量 |
表 1-21 は、ライブラリ状態の変数を示したリストです。
表 1-21 slLibLSMState の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibLSMCount |
LSM の数。 |
slLibLSMStateTable |
LSM 状態のテーブル。 |
slLibLSMStateEntry |
LSM 状態のエントリ。 |
slLibLSMStateIndex |
LSM 状態のインデックス。 |
slLibLSMStatus |
文字列として報告された LSM の動作状態 (オフライン、オンライン、オフライン保留中など)。これはハードウェアベースの状態であり、ロボットの状態から導出されます。 |
slLibLSMStatusEnum |
列挙として報告された LSM の動作状態 (オンライン = 0、オフライン = 1、オフライン保留中 = 2)。 |
表 1-22 は、ライブラリ統計情報の変数を示したリストです。
表 1-22 slLibStats の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slLibStatsNumBoots |
ライブラリ初期化の回数 |
slLibStatsNumDoorOpens |
保守ドアが開いているときの発生回数 |
slLibStatsNumGetRetries |
Get 再試行の合計回数 |
slLibStatsNumGetFails |
Get 失敗の合計回数 |
slLibStatsNumPutRetries |
Put 再試行の合計回数 |
slLibStatsNumPutFails |
Put 失敗の合計回数 |
slLibStatsNumLabelRetries |
ラベルの読み取り再試行の合計回数 |
slLibStatsNumLabelFails |
ラベルの読み取り失敗の合計回数 |
slLibStatsNumTargetRetries |
ターゲットの読み取り再試行の合計回数 |
slLibStatsNumTargetFails |
ターゲットの読み取り失敗の合計回数 |
slLibStatsNumMoves |
カートリッジ移動の合計回数 |
slLibStatsNumMounts |
マウントの合計回数 |
slLibStatsNumTargetReads |
ターゲットの読み取りの合計回数 |
slLibStatsNumEmptyReads |
空のセルの読み取りの合計回数 |
slLibStatsNumLabelReads |
ラベルの読み取りの合計回数 |
slLibStatsGetTotals |
各ロボットの全 Get 操作の合計回数 |
slLibStatsPutTotals |
各ロボットの全 Put 操作の合計回数 |
slLibStatsCumMachUptime |
マシンの累積起動時間 (秒) |
slLibStatsUpTimeSinceLastBoot |
秒数 |
表 1-23 は、ライブラリ温度変数を示したリストです。
表 1-23 slTemp の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slTempSensorCount |
ライブラリ内の温度センサーの量 |
slTempSensorTable |
ライブラリの温度センサーのテーブル |
slTempSensorEntry |
温度センサー |
slTempSensorIndex |
温度センサーテーブルへの整数インデックス |
slTempSensorName |
温度センサーの名前 |
slTempSensorCurrentTemp |
現在/現時点の温度測定値 |
slTempSensorHighTemp |
最後にマシンがブートした以降のストレージ領域のピーク温度 |
slTempSensorWarnThreshold |
自動的に警告が表示される際の温度しきい値 |
slTempSensorFailThreshold |
自動的にライブラリが停止する際の温度しきい値 |
表 1-25 は、PTP の変数を示したリストです。
表 1-25 slPtp の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slPtpCount |
ライブラリ内のパススルーポートの量 |
slPtpTable |
パススルーポートのテーブル |
slPtpEntry |
パススルーポート |
slPtpIndex |
PTP テーブルへの整数インデックス |
slPtpPhysicalAddressStr |
PTP デバイスアドレス |
slPtpSerialNumber |
PTP のシリアル番号 |
slPtpState |
PTP の状態 (オンライン、オフライン) |
slPtpFaultLED |
PTP の障害 LED の状態 |
slPtpStatusEnum |
PTP の動作状態 (列挙として報告) |
PTP のコードバージョン |
|
PTP のハードウェアバージョン |
|
PTP のファームウェアバージョン |
|
slPtpMoveRetries |
PTP で実行された移動の再試行回数 |
slPtpMoveFails |
パススルーポートで実行された移動の失敗回数 |
slPtpMoveTotals |
パススルーポートで実行された移動の合計回数 |
次のセクションでは、ライブラリ電源の変数について説明します。
表 1-26 は、ライブラリの電源装置の変数を示したリストです。
表 1-26 slPowerSupply の変数
変数 |
説明 |
slPowerSupplyCount |
ライブラリに取り付けられている電源装置の量 |
slPowerSupplyTable |
ライブラリの電源装置のテーブル |
slPowerSupplyEntry |
電源装置 |
slPowerSupplyIndex |
電源装置テーブルへの整数インデックス |
slPowerSupplyName |
電源装置の名前 |
slPowerSupplyInstalled |
装置が取り付けられているか (2)、取り付けられていない (1) かを示します。 |
slPowerSupplyOperational |
装置が正常であるかどうか (2) を示します (電源装置が取り付けられていない場合は意味がありません) |
表 1-28 は、ライブラリのロボットの変数を示したリストです。
表 1-28 slRobot の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slRobotCount |
ロボットメカニズムの量 |
slRobotTable |
ロボットのテーブル |
slRobotEntry |
ロボット |
slRobotIndex |
ロボットのインデックス |
slRobotPhysicalAddressStr |
ロボットの物理アドレス文字列 (SL500 では、下位互換性を保つために論理シーケンス SCSI 要素 ID が許可されています) |
slRobotPosition |
ロボットの物理的な位置 (ロボットテーブルとの下位互換性を保つために引き続き定義されています) |
slRobotHandCartStatus |
カートリッジに関するロボットハンドの状態 (カートリッジ = 1、カートリッジなし = 0) |
slRobotSerialNum |
ロボットのカードシリアル番号 |
slRobotState |
ロボットの状態 (空、ロード済み、移動中など) |
slRobotFaultLED |
ロボットの障害 LED の状態 (オフ = 0、オン = 1) |
slRobotStatusEnum |
ロボットの動作ステータス (列挙形式) |
ロボットのコードバージョン |
|
ロボットのハードウェアバージョン |
|
ロボットのファームウェアバージョン |
|
slRobotGetRetries |
ロボットで実行されたマウントの再試行回数 |
slRobotPutRetries |
ロボットで実行されたマウント解除の再試行回数 |
slRobotGetFails |
ロボットで発生した Get の失敗回数 |
slRobotPutFails |
ロボットで発生した Put の失敗回数 |
slRobotGetTotals |
ロボットで発生した全 Get 操作の合計回数 |
slRobotPutTotals |
ロボットで発生した全 Put 操作の合計回数 |
表 1-29 は、ライブラリの安全ドアの変数を示したリストです。
表 1-31 は、テープの変数を示したリストです。
表 1-31 slTape の変数
変数 | 説明 |
---|---|
slTapeCount |
インベントリテーブル内のカートリッジの量 |
slTapeTable |
ライブラリ内のデータカートリッジ (テープ) のテーブル |
slTapeEntry |
カートリッジ |
slTapeIndex |
インベントリテーブルへの整数インデックス |
slTapeLabel |
カートリッジラベル |
slTapeType |
カートリッジのタイプ (列挙されたドメインに基づくテキスト文字列と VOLSER ラベルから導出されたタイプ値) |
slTapeLocationElementID |
テープカートリッジの要素 ID または変換済みの論理 HLI アドレス |
slTapeHostAccessible |
ホストのアクセス可能ステータスの表示 |
slTapePhysicalAddressStr |
カートリッジの物理アドレス文字列 |
slTapeLogicalAddressStr |
カートリッジの論理アドレス |
カートリッジのパーティション ID |
|
カートリッジのパーティションタイプ |
表 1-32 は、ライブラリのトラップの変数を示したリストです。
表 1-32 slTrap の変数
変数 |
説明 |
slTrapLibrarySerialNumber |
ライブラリフレームのシリアル番号 |
デバイスの FRU ID (一般に、コンポーネントモデル + シリアル番号) |
|
slTrapDeviceTime |
UTC 標準形式で示したデバイスの日時 |
slTrapDeviceAddress |
ログエントリに関連付けられたコンポーネントのデバイスアドレス。 |
slTrapDeviceUserName |
アクティビティーを生成したアクセスレベルを識別するデバイス上のユーザー名 |
slTrapDeviceInterfaceName |
アクティビティーを要求する際に使用されたデバイス上のインタフェースを表す名前 |
slTrapDeviceActivity |
実行されるデバイスアクティビティーを表す短いテキスト名 |
slTrapDeviceRequestId |
このトラップを使用したアクティビティーに関連付けられたデバイス要求 ID |
slTrapDeviceSeverity |
デバイスログの重要度 |
slTrapDeviceResultCode |
デバイスの結果コード |
slTrapDeviceFreeFormText |
自由形式のテキスト領域 (通常は、ログエントリが生成されるサブシステムから) |
表 1-33 は、自動保守要求の変数を示したリストです。
表 1-33 slTrapAsr の変数
変数 |
説明 |
このトラップに続く FRU コールアウトの数 (最大 5 個) |
|
slTrapAsrSuspectTable |
診断対象の疑わしい障害のテーブル |
slTrapAsrSuspectEntry |
疑わしいテーブルのエントリ |
疑わしい FRU のシーケンス番号 |
|
slTrapAsrSuspectFaultCertainty |
コンポーネントが問題の原因である可能性の割合 (この情報がシステムでサポートされていない場合、オブジェクトの値は 0 です) |
slTrapAsrSuspectDevice Address |
疑わしい FRU の場所 (5 組または 4 組の物理アドレス) |
疑わしい FRU の名前 |
|
シャーシのシリアル番号を含むテキスト文字列 (slTrapProductName と組み合わせると、システムの識別が明確になります) |
|
この FRU/CRU の製造元名 |
|
この FRU/CRU を注文する際に使用される交換パーツ番号 |
|
この FRU/CRU のシリアル (資格) 番号 |
|
この FRU/CRU のリビジョンレベル |
|
FRU/CRU のステータス |
表 1-34 は、ライブラリ構成の変数を示したリストです。
表 1-34 slTrapConfig の変数
変数 |
説明 |
slTrapConfigLibrarySerialNumber |
ライブラリフレームのシリアル番号 |
デバイスの FRUI ID (高可用性で必須) |
|
slTrapConfigDeviceTime |
UTC 標準形式で示したデバイスの日時 |
slTrapConfigDeviceAddress |
ログエントリに関連付けられたコンポーネントのデバイスアドレス。 |
slTrapConfigDeviceUserName |
アクティビティーを生成したアクセスレベルを識別するデバイス上のユーザー名 |
slTrapConfigDeviceInterfaceName |
アクティビティーを要求する際に使用されたデバイス上のインタフェースを表す名前 |
slTrapConfigDeviceActivity |
実行されるデバイスアクティビティーを表す短いテキスト名 |
slTrapConfigDeviceRequestId |
このトラップを使用したアクティビティーに関連付けられたデバイス要求 ID |
slTrapConfigDeviceSeverity |
デバイスログの重要度 |
slTrapConfigDeviceResultCode |
デバイスの結果コード |
slTrapConfigPropertyName |
構成されているデバイスプロパティー名 |
slTrapConfigNewPropertyValue |
変更された新しい値 (正常に行われた場合にのみ報告されます) |
slTrapConfigNewPropertyEffective |
新しいプロパティー値が有効になるときの状況 |
表 1-35 は、保守イベントの変数を示したリストです。
表 1-35 slTrapSvc の変数
変数 |
説明 |
slTrapSvcEventTime |
保守イベントが発生した時点のタイムスタンプ |
slTrapSvcLibProductManufacturer |
ライブラリの製造元 |
slTrapSvcLibProductName |
ライブラリの製品名 |
slTrapSvcLibProductSn |
ライブラリの製品シリアル (資格) 番号 |
slTrapSvcLibStatus |
イベント発生時のシステム全体の状況 (通常、低下、動作不能) |
slTrapSvcLibEntity |
この障害イベントを生成したソフトウェアコンポーネント (診断エンティティー) |
slTrapSvcEventId |
この保守イベントを生成したベースとなるローカルライブラリのイベント ID |
slTrapSvcFaultEventUUID |
この障害に割り当てられたユニバーサル固有識別子 (この情報がシステムでサポートされていない場合、値は NULL です) |
slTrapSvcFaultEventType |
保守の重要性に基づいた障害イベントのタイプ |
slTrapSvcFaultEventCount |
最後のブート以降に発生した同等の障害イベントの量 |
slTrapSvcFaultEventDescription |
障害イベントについて説明したテキスト |
slTrapSvcDeviceEventSeverity |
デバイスまたはシステム障害の重要度 |
slTrapSvcDeviceEventActivity |
最後にデバイスで実行するよう命令されたアクティビティーを表す短いテキスト名 |
FRU/CRU の状態を示したデバイスの動作コード |
|
slTrapSvcDeviceEventResultCode |
最後に実行されたコマンドに基づいたデバイスの結果コード |
slTrapSvcServiceData |
この特定の保守イベントについて説明したテキスト文字列 |
slTrapSvcLocalization |
現在の保守イベントを表すローカライズ文字列 |
表 1-37 は、テストの変数を示したリストです。
表 1-37 テストの変数
変数 |
説明 |
slTrapCount |
最後のブート以降に生成されたトラップの量 |
slTrapLibBootDate |
エージェントが初期化された日時 |
slTrapLibDateString |
YYYY:MM:DDTHH:MM:SS の形式で示したライブラリの日時 |
slTrapLibSerialNumber |
ライブラリフレームのシリアル番号 |
slTrapLibTopLevelCondition |
ライブラリ全体の状況 (通常、低下、動作不能) |
slTrapHaState |
RE コントローラの状態 (一重 = 0、二重/切り替え可能 = 1) |
slTrapHaId |
RE コントローラの識別子 (アクティブ = 0、スタンバイ = 1) |
slTrapHaSlot |
RE コントローラのスロット (サイド A = 0、サイド B = 1) |
slTrapHaAlternateIp |
代替 RE コントローラの IP アドレス |
表 1-38 は、ターンテーブル要素の変数を示したリストです。
表 1-38 slTurntable の変数
変数 |
説明 |
slTurntableCount |
ターンテーブルテーブル内のターンテーブルの数 |
slTurntableTable |
ターンテーブルのテーブル |
slTurntableEntry |
ターンテーブル |
slTurntableIndex |
ターンテーブルのインデックス |
slTurntablePhysicalAddressStr |
ターンテーブルの物理アドレス文字列 |
slTurntablePosition |
ターンテーブルの物理的な LSM 位置 (0 = 左、1 = 右) |
slTurntableHandCartStatus |
ターンテーブルハンドの状態 (カートリッジ = 1、カートリッジなし = 0) |
slTurntableSerialNum |
ターンテーブルのシリアル番号 |
slTurntableState |
ターンテーブルの状態 (アイドル、移動中、動作不能など) |
slTurntableFaultLED |
障害 LED の状態 |
slTurntableStatusEnum |
ターンテーブルの動作ステータス (列挙形式) |
ターンテーブルのコードバージョン |
|
ターンテーブルのハードウェアバージョン |
|
ターンテーブルのファームウェアバージョン |
|
slTurntablesRotation |
ターンテーブルの回転数 |
slTurntablesRotationRetries |
ターンテーブルで実行された回転の再試行回数 |
slTurntablesRotationFails |
ターンテーブルで実行された回転の失敗回数 |
slTurntablesIPLs |
ターンテーブルで実行された IPL の数 |