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Oracle VM Server for SPARC 2.1 管理ガイド Oracle VM Server for SPARC (日本語) |
パート I Oracle VM Server for SPARC 2.1 ソフトウェア
1. Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの概要
パート II オプションの Oracle VM Server for SPARC ソフトウェア
13. Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール
14. Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant
15. Oracle VM Server for SPARC 管理情報ベース (Management Information Base、MIB) ソフトウェアの使用
16. Logical Domains Manager の検出
デフォルトでは、システムの制御ドメインとその他のドメイン間のネットワークは無効になっています。これを有効にするために、仮想スイッチデバイスをネットワークデバイスとして構成するようにしてください。仮想スイッチは、基本となる物理デバイス (この例では nxge0) に代わり主インタフェースとして構成するか、ドメインの追加のネットワークインタフェースとして構成することができます。
注 - この手順によってドメインへのネットワーク接続が一時的に中断される可能性があるため、次の手順は制御ドメインのコンソールから実行してください。
primary# ifconfig -a
この例では、構成する仮想スイッチは vsw0 です。
primary# ifconfig vsw0 plumb
primary# /usr/sbin/dladm show-link | grep vsw vsw0 type: non-vlan mtu: 1500 device: vsw0
この例での物理ネットワークデバイスは、nxge0 です。
primary# ifconfig nxge0 down unplumb
次のいずれかの手順を実行します。
primary# ifconfig vsw0 IP-of-nxge0 netmask netmask-of-nxge0 broadcast + up
primary# ifconfig vsw0 dhcp start
primary# mv /etc/hostname.nxge0 /etc/hostname.vsw0 primary# mv /etc/dhcp.nxge0 /etc/dhcp.vsw0
注 - 必要に応じて、物理ネットワークデバイスと同様に仮想スイッチも構成できます。この場合、手順 2 で記載されているように仮想スイッチを作成します。手順 4 はスキップして物理デバイスの削除をしません。そのあと、仮想スイッチは、静的 IP アドレスまたは動的 IP アドレスを使用して構成する必要があります。動的 IP アドレスは DHCP サーバーから取得できます。この場合の詳細および例は、「NAT およびルーティング用の仮想スイッチおよびサービスドメインの構成」 を参照してください。